おもしろい!カッコイイ!感動する!
鬼に家族を殺された主人公が、鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を鬼狩りをしながら探すという物語です。主人公の竈門炭治郎はとにかく優しい少年で、炭治郎が怒る時と言えば、大切な仲間などが侮辱されたり傷つけられた時で必ず他人の為の怒りで、その時の炭治郎がカッコイイ。また、かまぼこ隊なる竈竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、竈門禰豆子の4人組の掛け合いもまた見どころで面白いです。ギャグも多めに入っており、五峠先生のゆるい絵もギャグにぴったりハマっていて、読みながらニヤニヤしてしまうくらい面白いです。五峠先生は効果音も独特で、そこもまた見どころかと思います。炭治郎達が入隊する鬼殺隊には9人の『柱』がおり、個性強めで、この柱達も読者の中で推しが分かれるほど人気が高いです。それぞれ、『呼吸』といって技のタイプが違うのですが、その技が鮮やかに繰り出される戦闘シーンもまたカッコよく、読み入ってしまいます。鬼殺隊や鬼になってしまった人達の過去は、読みながら泣けてくるほど感動します。特に私がオススメしたいところは、童磨という鬼と戦った時の伊之助の過去と、猗窩座という鬼の過去です。鬼殺隊だけでなく、敵役でもある鬼の過去も大切に描かれているので、読者には鬼のファンも多いようです。DVDレンタルなどもあったので、アニメもオススメします。