エヴァンゲリオンシリーズの使徒まとめ

使徒とは、庵野秀明監督率いるGAINAX制作のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』及び同作の再構築版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場する敵である。大きな災厄セカンドインパクトから15年。14歳の少年少女が人造人間エヴァンゲリオンに乗り、謎に包まれた敵、使徒と戦う物語が主軸となっている。使徒は戦い方やデザインが従来のロボット物の敵と一線を画しており、『エヴァ』の人気を支えた一要素でもある。

松城で起動実験を控えた参号機に寄生したカビのような使徒。参号機に異変が起きた際、分析パターンがオレンジだった為に使徒の仕業ではなく参号機の暴走と思われオペレーションルームによる回路切断、エントリープラグの強制射出などが試みられたが、そうした信号を一切受け付けなかった。体内にパイロット以外の高エネルギー反応が感知されたことで使徒として、パイロットを乗せたままの破壊措置が取られる。
触れた物に侵食する性質を持ち、零号機の左腕を侵食。乗っ取られることを避けるべく、零号機は止むを得ず左腕を切断された。バルディエルは次いで弐号機を攻撃。中破に持ち込む。初号機を投げ上げ、首を絞め上げるなど機動性や戦闘力は高い。
シンジは内部に人が乗っているからと攻撃を拒んだ。ゲンドウの命令により開発中だったダミーシステムに切り替えられて形勢が逆転。バルディエルは初号機による猛攻で沈黙。参号機のエントリープラグは握り潰された。このプラグ破壊に関しては「使徒」と認識したもの(参号機の一部)を徹底的に殲滅するなど諸説ある。
参号機に関する悲劇の原因は単に使徒に乗っ取られただけではなく、各機体による単独戦など作戦の内容がベストとはいえないものだったことや、シンジへの命令の内容が使徒殲滅に重きを置いたものだったことが挙げられている。パイロットの救出を重視した殲滅の指令ならシンジも戦ったのではないかとの指摘がある。

名前の由来は霰の天使バラキエルの別称。バラキエルは、人間の女性と関係を持つと宣言した堕天使。人間に占星術を教えた天使との伝承もある。

第14使徒ゼルエル(ZERUEL)

見た目にはずんぐりした形状で、人型に近い。両腕に当たる部分は折りたたまれており、戦闘時に開く。弐号機の両腕と頭部を切り飛ばすほど、高い切れ味を誇る。腕の切れ味だけでなく、人間でいう目に当たる部分から放つ光線も驚異的な破壊力を誇り、18もある特殊防御壁を一瞬で貫通。巨大な使徒としては初めてネルフ本部内へ侵入した。こうした攻撃面のみならず、コアをガードする為のシャッターを持ち、A.T.フィールドを中和されながらも弐号機の攻撃を受け付けないなど、防御においてもそれまでの使徒よりも高い能力を見せた。
参号機の事件で一度初号機を降りたシンジが戻り、乗り込んだ初号機と戦う。初号機のバッテリー切れでシンジは不利に陥り、ゼルエルの攻撃で初号機のコアが露出する。シンジの叫びに呼応するように初号機が覚醒。ゼルエルは腕を引きちぎられた上、蹴り飛ばされ反撃の隙も与える間もなく食い殺された。この使徒の捕食により、初号機は使徒の持つS2機関(生命の実)を取り込み活動限界がなくなった。

名前の由来は力の天使・ゼルエル。またの名をゼルクと言い、「神の腕」を意味する。

第15使徒アラエル(ARAEL)

衛星軌道上でじっと動かずにいた使徒。鳥のようにも見えるが詳細は不明。バルディエル、ゼルエルに連敗し、これ以上負けられないとしたアスカが弐号機で戦おうとするが、弐号機が攻撃を放った直後にアラエルが光を発する。光には物理的な危害を加える作用はないが、アスカの精神を覗き、トラウマを暴き立てた。
心理攻撃による精神汚染という新たな手段でアスカを戦闘不能に追い込むが、戦闘ではなく心を知ろうとしていただけとの考察もある。この時、フラッシュバックのように書き殴ったような文字が現れるが、ドイツ語で「首を吊る」「継母」「初潮」「恨み」「失う」「気が狂う」などの意味を持った単語である。カタカナで「オカアサン」「ヤメテ」「イヤ!」などの単語も見受けられる。
アスカが心の奥底にしまい込んでいた「母の自殺を見てしまった、父が母の主治医と不倫していた(主治医が現在の「母」、つまり継母である)」とのトラウマや、大人になりたくないという気持ちを表面化させ、アスカからすべての執着を捨てさせ廃人同様にするきっかけとなった。
零号機がリリスの胸に刺さっていたロンギヌスの槍を引き抜いて投げつけ、それによりアラエルは殲滅された。

名前の由来は鳥の天使・アラエル。ちなみにキリスト教では鳥は神の使いとされる。

第16使徒アルミサエル(ALMISAEL)

初めはらせん状を成し、円型に回っていたが、突如直線体となる。零号機の機体を貫通し、侵食。内部にいたパイロットのレイと接触を図る。この時精神世界でレイの姿を取り、「私と一つにならない?」「心が痛いでしょう?それは悲しみに満ち満ちているあなたの心よ」と声をかけた。
初号機が現れた時、シンジと一緒になりたいというレイの想いに反応して向かっていくが、零号機に抑え込まれる。この時レイには脱出命令(零号機を捨てる)が出たが、レイはそれに従わず、シンジを守る為に零号機と使徒もろとも自爆した。

名前の由来は子宮の天使・アルミサエル。妊婦、並びに胎児を悪魔から守るのが役目。難産の時には出産の手助けをする。

第17使徒タブリス(TABRIS)/渚カヲル(声:石田彰)

出典: billion-dogs.com

フィフスチルドレンとしてゼーレから直に送られてきた少年。搭乗機は弐号機で、初の訓練で高いシンクロ率を叩き出す。シンジに接触し、クラスメイト達の疎開やトウジの入院で心に傷を負っていたシンジの癒しとなる。物越し柔らかで、詩的な言い回しが多い。
その正体は使徒であり、アダムの魂を人間の肉体に宿らせたものだった(肉体はセカンド・インパクトの際アダムにダイブした人物のクローン)。浮遊能力やA.T.フィールドを展開させる能力を持ち、無人状態の弐号機を操りセントラルドグマへと向かう。アダムへと還ることで人類が滅びてしまうことにいくらかの疑問や躊躇いがあったらしい。アダムと思っていたものがリリスだったことでゼーレの真の目的や、自分が倒される為にネルフに送り込まれたことを悟る。
弐号機を倒しやってきた初号機を通し、シンジに「未来を与えられる生命体は一つしかない」「君たち(人類)は消えるべきじゃない」と言い残し、抵抗をせず倒された。旧作劇場版ではシンジの心に暗い影を落としたが、真の姿を取り戻したリリスの中から現れた。
人類を「リリン」と呼ぶ。
美少年的なルックス、謎めいた言動などで、女性ファンの根強い人気を得ている。

名前の由来は自由の天使・タブリス。

第18使徒リリン(LILIN)/人類

出典: vraikaiser.com

旧作の劇場版で語られた事実。他の使徒との違いは、アダムではなくリリスから生まれた存在であること。単体ではなく群れを成すこと。そして生命の実ではなく、知恵の実を持つこと。使徒のようにバリアの形はとらないが、人類も皆A.T.フィールドを持つ。第17使徒タブリスはそれを「心の壁」と称した。
知恵の実の力はエヴァンゲリオンを作り上げる程の科学力にまで進化したが、エヴァを完全に制御できていない。また使徒の解明もゼーレに阻まれて成されていなかった。
なまじ心があるが為に同じ人類同士での無益な争いや他人との接触で傷を負う、負わせることを恐れる者も発生。ゼーレは人類の進化が行き詰ったとして人類補完計画を推し進めるのであった。

名前の由来はリリスが産んだ娘(一説にはサタンの子)にして、悪魔リリン。伝承でのリリンは人類の祖先とも称される。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』登場使徒

殲滅されると死体が残らず、形象崩壊し、虹がかかる。また、必ずコアを持つとの説明が劇中でなされた。デコイ(擬態)のコアを持ち、本物のコアを破壊しない限りは活動を続ける使徒もいる。『序』において、「生命の実を食べた存在」「知恵の実を持つ我々(人類)を滅ぼしに来た」との台詞がある。
A.T.フィールドの描写が、八角形の大きなバリア状から無数の八角形の薄い盾のようなものに変更された使徒もいる。
個体に天使の名は付けられていないが、ファンの間では旧版に登場した使徒と同じ名前で呼ぶこともある。

第1の使徒/アダムス

出典: www.hearts.jp

『破』の回想シーンで抽象的に描かれるアダムス。

『破』において、抽象的な回想シーンで登場。ネルフ側のエヴァMark.06内部に「アダムスの生き残り」と呼ばれる使徒が封じられていた。
渚カヲルは自らを第1の使徒と称したが、「アダムスの生き残り」が覚醒したことで第13の使徒に堕とされる。

第2の使徒/リリス

出典: anicobin.ldblog.jp

磔にされたリリス。

旧作のリリスがアダムの身替わりのようになっていたのに対し、新劇場版では当初からリリスとして認識されていた。ネルフ職員が全員リリスの存在を知っており、使徒とリリスの接触・それにより引き起こされるサードインパクトを避ける為、使徒がネルフに侵入した場合には基地ごと爆破される措置が取られている。仮面はゼーレマークからサキエル顔に変更。胸には調査の後として無数の傷がある。

えどまち
えどまち
@edono78

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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

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惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。

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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

北上ミドリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。

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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。

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洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。

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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。

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