昭和仮面ライダーのインパクト大な幹部怪人・ボスまとめ【キングダーク、他】

タイガーロイド

演者：中屋敷哲也

バダンの幹部怪人で、三影英介が変身する。トラをモチーフとしており、全身に重火器を装備している。

ZXに変身する村雨良がまだバダンにいた頃は仲の良い間柄だったが、村雨が記憶を取り戻し、仮面ライダーになって以降は完全に敵対している。

サザングロス

演者：潮健児

地獄大使のいとこにしてバダンの大幹部・暗闇大使が変身する怪人。暗闇大使の姿は、地獄大使と瓜二つ。

バダンの総指揮を任されており、部下思いな一面もある。

地獄大使とは仲が悪く、その理由は暗闇大使が影として生きてきたからである。

本名はガモンで、いとこのダモンと共にショッカーに改造された。だが愛する女性ミノンを使い捨てにしたショッカーに嫌気が差して離反。
その後、南米の奥地でナチス残党と出会い、バダンを組織したという裏設定がある。

なおテレビスペシャル版ではサザエをモチーフとした怪人サザングロスに変身していない。

剣聖ビルゲニア

演者：吉田淳

ゴルゴムの王の条件たる三万年前の日食に誕生したが、このとき創世王が全盛期だったため、キングストーンの力を与えられなかった。

創世王に封印されていたが、復活し、以後は世紀王になるため、BLACKを付けねらう。

BLACKと互角に渡り合える戦闘力、ライダーパンチやライダーキックに耐える耐久力、妖術や変身能力、催眠術や飛行術、剣で斬った相手を操る力等を持っている。

自ら開発したヘルシューターで、マシン戦を繰り広げたこともあった。

BLACKのライバルの一人と言える。

三大怪人（三神官）

ゴルゴムの活動を決める大役を担っている。左から大怪人ビシュム（好井ひとみ）、大怪人ダロム（飯塚昭三）、大怪人バラオム（高橋利道）。

当初は大神官の名を関していたが、シャドームーンを復活させるために命の石の力を使い、元の姿、つまり怪人態に戻った。

一応退化ではあるが、戦闘力という面に関して言えば、怪人態のほうが上。

リーダーは真ん中のダロムで三葉虫がモチーフ。バラオムはサーベルタイガー。ビシュムは翼竜。

創世王

ゴルゴムの支配者。巨大な心臓の姿をしており、すでに寿命が尽きかけている。次の創世王を決めるため、BLACKとシャドームーンを世紀王に改造させた。

声：渡部猛

破壊光線を生み出したり、バリヤーを張ったり、シャドームーンに力を与えたりなど、多彩な能力を持つ。

地球を破壊するほどの力を持っているが、BLACKが呼んだサタンサーベルによって阻止され、ゴルゴム神殿と共に爆発した。

海兵隊長ボスガン

声：飯塚昭三

ナイトの称号を与えられた四大隊長の一人。貴族出身ゆえにプライドが高く、他者を見下す傾向にあり、格下と同列に扱われたり、無礼な態度を取られると怒る。

怪魔界随一の剣の使い手で、BLACK RXと何度も交戦している。しかし剣の腕前はBLACK RXのほうが上で、最期の一騎打ちでは敗北を認めることなく、仁王立ちのまま絶命した。まさに誇り高き戦士である。とはいえ卑劣な手段を取ることもある。

牙隊長ゲドリアン

声：新井一典

四大隊長の一人。怪魔界の辺境地、ゲドラー域出身のため、生粋のクライシス人ではない。そのため地位に対する執着が高く、ときに他の隊長の足を引っ張ることもある。

電撃棒と破壊光線、身軽な動きを武器に敵と戦う。幹部勢の中で一番処罰の回数が多い。

四大隊長初の死亡者でもある。

諜報参謀マリバロン

演者：高畑敦子。

貴族出身のクライシス人で、四大隊長の一人。妖魔術や変装術、呪術など、数百種類を超える妖魔力を身につけている。

諜報参謀として数多くの作戦を立てており、他の四大隊長やジャーク将軍に策を授けることも遭った。

反面私情に左右されるところがあり、肝心な場面での失敗も多い。

機甲隊長ガテゾーン

声：高橋利道 ※左がガテゾーン

ロボット戦士で、四大隊長の一人。ロボットゆえの多彩な能力を持っており、頭部を分離させたり、破壊光線を出したりといったことができる、

愛用のバイク、ストームダガーに乗って、配下の怪人と一緒に戦うことが多い。

一匹狼かつクールな性格で、BLACK RXを倒すためなら命令を無視することもある。

ネオストームダガーという強化バイクも登場した。

最強怪人グランザイラス

クライシス皇帝が派遣した最強怪人。破壊光線や火炎弾、電磁ハンマー、火球への変身など、最強の名に相応しい力を誇る。

体内には街一つを吹っ飛ばす破壊力を持つ爆弾が眠っている。

BLACK RXだけでなく、1号からZXまでの10人ライダーを同時に相手取っても負けない戦闘力を誇る。
BLACK RXの必殺技、リボルクラッシュを劇中でただ一人阻止するなど、四大隊長どころか、ジャークミドラやクライシス皇帝をも上回る実力の持ち主である。

石ノ森章太郎氏がデザインした怪魔獣人と怪魔ロボットの合体怪人「ガイナトリゲラン」が元となっている。

ジャーク将軍

声： 加藤精三（第1 - 44話） 柴田秀勝第45、46話）

クライシス皇帝から将軍に任命された地球攻略の最高司令官。
失敗や命令違反には厳しい罰を与えるが、一方で部下思いな面もあり、将軍の座を狙ったボスガンに対して寛大な対処をしている。

クライシス皇帝から派遣されたダスマター大佐から部下を庇うことも多々ある。

三人の隊長が倒された後、クライシス皇帝から力を与えられ、最強怪人ジャークミドラに変身。性格は凶暴になり、卑劣な手も使う。

ダスマダー大佐

演者：松井哲也

ジャーク将軍および四大隊長の作戦がうまくいかないことから、クライシス皇帝の命で派遣された査察官。階級は大佐だが、皇帝陛下の代理人という立場上、ジャーク将軍よりも権限は上。

剣術の腕前はRXと渡り合うほどで、不死の体を持っている。その正体はクライシス皇帝そのもの。

クライシス皇帝

声：納谷悟朗

クライシス帝国の支配者。怪魔界では全能の神とも呼ばれている。

目や口から破壊光線や念力光線、光弾などを放つ。触手を伸ばして、相手を捕まえることもできる。

なお納谷悟朗氏は歴代の首領も演じている。

シャドームーン

信彦役：堀内孝人 シャドームーンの声：てらそままさき

BLACKやRXの宿敵として登場した最強のライバル。南光太郎の親友、秋月信彦がゴルゴムの手で改造された悪の改造人間。つまりBLACKと対を成す存在である。

BLACKとは違うもう一人の世紀王で、キングストーンの片割れ「月の石」を持っている。

戦闘力はきわめて高いが、実戦経験は低いため、BLACKに劣る。とはいえRX時代においては、シャドームーンもパワーアップしており、援護なしでも互角以上の戦いを繰り広げている。

悪役の中でも特に人気が高く、平成映画にも幹部クラスとして数多く出演している。

ドラス

声：湯沢真伍

望月博士によって生み出されたネオ生命体。仮面ライダーZOの跡に誕生した生命体で、その戦闘力はZOを上回る。

冷酷さや凶暴さに反して、精神年齢は幼く、望月博士をパパ、ZOをお兄ちゃんと呼んでいる。

企画段階では「シャドームーン」に次ぐ悪の仮面ライダーと想定されていたため、バッタをモチーフとした怪人になっている。そのため怪人の中でも特に人気が高い。

感情を超越した生命体であるが、実際は愛に飢えた悲しき怪人であった。

コブラ男ガライ

声（人間態）：神威杏次

フォッグの第1王子にして、3幹部のリーダー。ガライソードやガライクロー、ガライウィップ、フォッグの牙など多彩な武器を持つ。

「仮面ライダー」の地獄大使がデザインのモチーフになっている。

ほかにハチ女ズー（万里洋子）やトカゲ男アギト（栗原敏）といった幹部がいる。

ハチ女ズー・コブラ男ガライ・トカゲ男アギト

一番上が八チ女ズー、真ん中がコブラ男ガライ、一番下がトカゲ男アギト。

機械獣母艦フォッグ・マザー

声：佳山真梨穂

フォッグの支配者。体の中に怪人の卵があり、羽化させることを目的に地球にやってきた。マザーの名を関するとおり、仲間である怪人に対しては愛情を持っている。
一方で他の生物に対しては無慈悲な行いを平気で行う。本体は蛇に似た姿をしている。

昭和平成通して、唯一の女性首領でもある。