昭和仮面ライダーのインパクト大な幹部怪人・ボスまとめ【キングダーク、他】

十面鬼ゴルゴス

声：沢りつお

ゲドンの首領。アマゾンの「ギギの腕輪」に対応する「ガガの腕輪」を所有している。

下半身を改造しており、九人の悪人の頭部を埋め込んでいる。溶解液やミサイル、呪術や三十万度を超える火炎、飛行など多彩な能力を持っている。

元々は古代インカ帝国の末裔、長老バゴールの助手として働いていた科学者。

ゼロ大帝

演者：中田博久

ガランダー帝国の表向きの支配者。「青い雷」と呼ばれる槍を持っており、高電圧ビームを出して獣人や戦闘員を始末する冷酷な性格。

自らをパルチア王朝の末裔と名乗っている。デザインモチーフはインカ帝国を滅ぼしたスペイン人および中世の騎士。

支配者（真のゼロ大帝）

演者：中田博久 声：阪脩

ガランダー帝国とゲドンを裏で操っていた真の支配者。ゼロ大帝と瓜二つの容姿をしており、正体は真のゼロ大帝である。上記のゼロ大帝は影武者。

タイタン

演者：浜田晃

ブラックサタン日本支部の初代幹部。人間態時の名はは謎の紳士「Mr.タイタン」。

任務の成功を最優先としており、部下を犠牲にすることもいとわない。反面、任務達成のためなら、部下の怪人を助けることもある。時には自らストロンガーと戦い、部下の作戦決行を支援する。
そうした姿勢からブラックサタン大首領の信頼も厚い。

「一つ目タイタン」のときはマグマをエネルギー源としており、火炎系の技を多く使う。ストロンガーの技を寄せ付けない強さを持ち、一時は絶体絶命にまで追い込んだ。

その後「百目タイタン」として復活。火炎技と返し技を持っており、戦闘力はストロンガーと同等、もしくはそれ以上。

デッドライオン

声：辻村真人

ブラックサタンの最高幹部で、ただ一人大首領との謁見を許されている。ブラックサタンの秘密が眠るペンダントを持っている。

部下の奇械人アルマジロンと共にストロンガーと戦ったが、途中で姿を消し、ブラックサタン壊滅後は一切登場していない。

最高幹部の地位にありながら、24話から26話にしか登場せず、倒されるシーンが描かれなかったのは話の都合によるものだと言われている。

ジェネラルシャドウ

声：柴田秀勝

ブラックサタンの2代目幹部。モチーフは奇術師と魔術師。「一つ目タイタン」の後任として雇われた。正々堂々とした戦闘を好んでいる。

最高幹部のデッドライオン登場後にブラックサタンに反旗を翻し、「魔の国」から歴代の悪の組織大幹部と同等クラスの力を持つ魔人を呼び寄せた。

デルザー軍団の暫定的なリーダーになるが、後にマシーン大元帥に座を奪われた。

武器はシャドウ剣とトランプ。歴代最強クラスの軍団の中でも屈指の実力者で、チャージアップストロンガーと一騎打ちで互角以上に渡り合い、後一歩まで追い詰めた。ゆえに昭和第1期最強幹部と称されることもある。

ドクターケイト

声：曽我町子

デルザー軍団の改造魔人。モチーフはケイトウとマンドレイク。アルラウネの子孫で、東ドイツ毒殺部隊の長。

毒に特化した能力を持っており、多種多様な毒ガスを操る。ストロンガーの電キックを無効化する体質を持っているが、植物であるがゆえに火が弱点。

電波人間タックルを敵視しており、毒を使って瀕死状態に追い込んだ。最期はタックルの自爆技「ウルトラサイクロン」の前に敗れ去る。

マシーン大元帥

声：市川治

後期におけるデルザー軍団の統率者。デルザー最強の魔人と言われている。その実力はジェネラル・シャドウすら戦慄させるほど。

ミイラの血を引いており、相手の水分を奪う赤い液体、ピラミッド・レッドバリヤーという技を使う。改造人間すら屠る機関銃を持っている。

改造魔人として寛大な性格をしており、作戦の邪魔をしたジェネラル・シャドウを許し、ストロンガーとの一騎打ちも許可した。

1号とV3のライダーキックにすら耐える強靭な肉体を誇る。「デルザーは不滅」というセリフが有名。

磁石団長

声：沢りつお

マシーン大元帥の腹心の部下で、吸引マグネットやマグネットパワーなど、磁石や磁力を武器に戦う。再生能力もある。

粗暴で気が短い性格をしているが、その実、作戦遂行率は高い。ヨロイ騎士と共にV3とライダーマンを捕まえることに成功している。

ストロンガーとは三度対戦しているが、いずれも逃走、もしくは捕まっている。

ヨロイ騎士

声:池水通洋

マシーン大元帥の腹心の部下で、デルザー軍団の改造魔人。長剣と短剣の二刀流の使い手。剣を交差させることで、熱光線を放つ。再生能力も持っている。

磁石団長と共にストロンガー、V3、ライダーマンの捕獲に成功。マシーン大元帥ですら知らなかった1号と2号の存在を知っており、自ら前線に立つなど、騎士然とした性格。沈着冷静な面もある。

ジェネラル・シャドウがストロンガーにやられた後、敵討ちを誓うなど高く評価していた。

2号ライダー以外の6人ライダーと交戦している。

なお古代バイキングの血を引く魔人ではないかと言われている。

岩石大首領

声：納谷悟朗

ショッカーからデルザー軍団を裏で操っていた真の支配者。1号からストロンガーの7人ライダー共通の敵である。

数十メートル以上の岩石巨人で、破壊光線や火炎弾、奇械人やデルザー改造魔人の復活といった能力を持っている。

一見すごそうに思えるが、7人ライダーに体の中に侵入され、巨大な脳が正体であると露見した後はあっさりと自爆した。とはいえ7人ライダーを1体で相手取れるほどの強さはある。

平成ライダーのクロスオーバー作品にもたびたび出演し、強大な力を持つ存在として描かれている。

ゼネラルモンスター

演者：堀田真三

ネオショッカー日本支部の初代大幹部。火炎放射を放てるステッキと短剣、左絵に装備している鉤爪を武器としている。

いろいろな作戦を立てているが、スカイライダーにことごとく邪魔されている。

ドイツ国防軍の元将校で、ゾル大佐や死神博士、ドクトルGと面識がある。かつてはゾル大佐の部下で、隻眼なのは自衛隊の攻撃で負傷したからという裏設定がある。

ヤモリジン

ゼネラルモンスターの正体怪人で、ヤモリをモチーフとしている。

ヤモリ爆弾やヤモリ鞭を武器とし、ヤモリ分身という技を使う。スカイライダーのライダーキックを受け、人間の姿に戻り、魔神提督の放った光線により死亡。

初期案ではゴリラジンという怪人になる予定だった。

魔神提督

演者：中庸助

ネオショッカー日本支部の2代目幹部。ドクターXに改造され、アリコマンド養成所の所長を経て、大幹部に出世した。

日本支部ではなく、海外支部の怪人を操り、様々な作戦を行っている。中には意味不明な作戦もある。

残忍な独裁者の一面を持つ一方で、ユーモラスな性格も併せ持っている。

武器は魔神剣で、人間状態で怪人と同等、あるいはそれ以上の戦闘力を持つ。改造手術を受けているため、知己の光の力でどんな傷も再生し、時限爆弾機能付きの心臓さえ無事なら、大首領の手で何度でも復活できる。

なお怪人態になったことはない。

ネオショッカー大首領

声：納谷悟朗

ネオショッカーの支配者で、「暗黒星雲の帝王」という異名を持つ。
当初は姿を見せず、声だけで指示を与えていた。幹部がことごとくやられる中、53話でようやく姿を見せた。

その正体はB26暗黒星雲からやってきた宇宙怪獣。火を操り、地震を任意で起こすことが出来る。

栄光の7人ライダーを圧倒する力を持つが、スカイライダーに弱点である右足の裏をボウガンで貫かれ倒されてしまう。

死神バッファロー

人間態の演者：三木敏彦

ドグマの極東司令官・メガール将軍が変身した怪人。テラーマクロに忠誠を誓っており、最高司令官の役割も担う。

人間時は長剣を武器にしており、愛馬のバラガに乗り騎馬戦で戦う。

怪人態のときは鉄球が武器で、30トンの威力を誇るショルダータックルという技を持っている。

その正体は惑星開発用改造人間の被験者、奥沢正人。改造手術の失敗により、怪人の姿となり、絶望していたところをテラーマクロに拾われた。

カイザーグロウ

人間態の演者：汐路章

ドグマの支配者・帝王テラーマクロが変身した怪人。B26暗黒星雲からやってきた宇宙生命体。

人間時は老人の姿をしており「鈴の音」の音と共に姿を現す。憲法の達人で、人間態のときも強い。

ドグマの守護神「カイザーグロウの像」の血を浴びることで不死身の体を手に入れ、怪人に変身し、一度はスーパー1を退けた。

左から鬼火司令、幽霊博士、妖怪王女、魔女参謀

ジンドグマの4大幹部。

鬼火司令（河原崎洋夫）は怒りっぽいタイプの武人で、雑な作戦が多い。怪人態は髑髏の頭と消火器の体を持つオニビビンバ。

幽霊博士（鈴木和夫）は幼稚な部分を持つ老科学者で、仲間重いな一面がある。怪人態は機械と幽霊を組み合わせたゴールドゴースト。

妖怪王女（吉沢由起 ）は自尊心が高くイタズラ好き。人間がパニックに陥る姿を見るのも好き。真の姿はサタンドールで、見た目は人形の服を着た人間。

魔女参謀（藤堂陽子）は冷酷な性格でありながら、幹部勢におやつとしてかき氷を出すなどコミカルな面がある。怪人態は蝶をモチーフとしたマジョリンガ。

サタンスネーク

人間態の演者：加地健太郎 ※一番左下の蛇がサタンスネーク

ジンドグマの支配者・悪魔元帥の真の姿。B26暗黒星雲からやってきた宇宙生命体。

悪魔元帥は機械を信じており、自らの体を機械化している。稲妻電光剣という武器を持つ。

サタンスネークの変身したときは、スネークビームという業を使う。多頭蛇をモチーフとした怪人で、支配者ではあるがスーパー1に攻撃をかわされ、自らの武器で倒されるというあっけない最期を迎えた。