仮面ライダー555の怪人オルフェノクまとめ

オルフェノクとは、『仮面ライダー555』に登場する人類の進化形態であり、同時に人類を脅かす敵対勢力である。一度死を迎えた人間が、体内の進化因子により知性と怪力を備えた異形として覚醒した姿を指す。灰色を基調とした姿は死を象徴し、動植物の特性を持つ。事故等で覚醒する「オリジナル」と、他者に襲われ覚醒する「使徒再生」の2パターンがある。木場勇治のように人間との共存を望む者もいるが、種としては短命であり、急激な進化に耐えきれず最後は灰化して滅びる運命にある。名称は「オルフェ」と「エノク」を合わせた造語。

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『仮面ライダー555』の概要

『仮面ライダー555』(かめんライダーファイズ)とは、2003年1月26日から2004年1月18日までテレビ朝日系列で放送された、東映制作の特撮テレビドラマ作品である。平成仮面ライダーシリーズの第4作であり、シリーズで初めて地上デジタル放送に対応した作品でもある。キャッチコピーは「疾走する本能」。
本作の大きな特色は、怪人「オルフェノク」へと変わってしまった者たちの苦悩や人間ドラマに本格的にスポットを当てた点にある。単なる善悪二元論では割り切れない、人間と怪人の共存という重くシリアスなテーマを掲げ、登場人物たちの思惑が交錯する複雑な群像劇が展開された。劇中では誤解や謀略による感情のすれ違いから生じる衝突が描かれ、「誰を信じ、誰を信じないか」という難解な問いが視聴者に投げかけられた。

また、変身ベルトを「ドライバー」と呼称し、外付けの携帯型デバイスとして設定したことも革新的であった。特定の資格者や適合性のあるオルフェノクであれば誰でも変身が可能という設定から、劇中では3本のベルトを巡る激しい争奪戦が物語の主軸となっている。脚本の井上敏樹が「主人公はベルト」と評するように、変身者が次々と入れ替わる展開や、敵対勢力がライダーに変身する描写も本作の象徴的な要素である。体の灰化といった死の描写や、実験による人間の消滅など、従来のシリーズよりもホラー色が強く、子供番組として「死」を正面から表現した意欲作として知られている。

オルフェノクとは

オルフェノクとは『仮面ライダー555』における人類の進化形態であり、同時に人類を脅かす敵対勢力である。一度死を迎えた人間が、その体内に秘められた進化の因子によって、知性と強力な力を備えた異形の生命体として再覚醒した姿を指す。名称はギリシア神話の「オルフェ」と旧約聖書の「エノク」を掛け合わせた造語である。

覚醒のパターンには、事故や病気で死亡した際に自然発生する「オリジナル」と、既存のオルフェノクが人間に死を介して進化を促す「使徒再生」の2種類が存在する。オリジナルは希少であり、他の個体よりも高い能力を持つ傾向にある。外見は人間と変わらないが、自らの意志で動植物や戦士を彷彿とさせる灰色の異形へと変化し、超常的な能力を発揮する。体色が灰色なのは「死」や「滅亡」を象徴しており、変身中も人間の言葉を発する際には影が人間の姿として映し出されるという特徴がある。

その存在は、巨大企業スマートブレイン社によって管理・援助されることが多いが、種としての組織は必ずしも一律ではない。多くの者は強大な力に溺れ、人間社会の裏側で人間を襲い同種を増やそうとするが、一部には「人間として生きること」や「人間との共存」を望む者も存在する。しかし、そのような共存派は組織から「裏切り者」と見なされ、抹殺の対象となる。

進化の代償として、その肉体は常に急激な崩壊のリスクを抱えている。オルフェノクは急激な進化に耐えきれず、個体差はあるものの、いずれは肉体が灰化して死に至るという「滅びの運命」を免れない。最期を迎える際は青白い炎を噴き出し、あるいはライダーの攻撃を受けて青い爆発と共に灰へと還る。この短命という宿命から逃れ、永遠の命を得るためには、人間としての部分を完全に捨て去り「オルフェノクの王」の力に頼る必要があるとされる。『仮面ライダー555』では、シリーズ中では珍しく、怪人となってしまったオルフェノクたちの苦悩も描かれている。

オルフェノクの王

アークオルフェノク

アークオルフェノク

バッタの特質を備えたオルフェノク。
鈴木照夫が少年から青年に短期間で成長し、覚醒したオルフェノクの王であり、他のオルフェノクを不死の体に変貌させる能力を身につけている。ただし、代わりにその者の人間としての部分を消滅させる。
首に巻いたマフラーで空中を自在に滑空し、手の先から強烈な光弾を連続発射。また、凄まじい握力で敵を握り潰す。

ホースオルフェノク(主要キャラ)一派

ホースオルフェノク

出典: pbs.twimg.com

ホースオルフェノク 格闘態

馬の特質を備えたオルフェノク。モチーフは馬+ユニコーン+ケンタウロス。
木場勇治が変化するオルフェノクで、使徒再生の能力をもつ魔剣と強固な盾をもつ。また、厚いコンクリートの壁をも透視し、敵を発見できる。

ホースオルフェノク 疾走態

下半身が馬の形状に変化した姿で、30mのジャンプ力と最高時速350kmの走力を誇る。前足で敵を蹴り飛ばす戦法が得意。

出典: pbs.twimg.com

ホースオルフェノク 激情態

怒りの感情が頂点に達した際に変化する最強形態で、格闘態の数倍の戦闘力を発揮。また、全身が強固な装甲で覆われている。

出典: pbs.twimg.com

ホースオルフェノク 激情疾走態

木場勇治

出典: p.twpl.jp

木場勇治

ホースオルフェノクに変化する。

クレインオルフェノク

出典: pbs.twimg.com

クレインオルフェノク 格闘態

鶴の特質を備えたオルフェノク。
長田結花が変化するオルフェノクで、空中を時速480kmで飛行し、速い動きによる残像効果で敵を幻惑する。

出典: blogs.c.yimg.jp

クレインオルフェノク 飛翔態

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