● 207分 ●
【解説・あらすじ】
自伝を基に、アラブ民族を率いてトルコと死闘を繰り広げた英国将校T・E・ロレンスの苦悩と挫折を壮大なスケールで描いたオスカー作品賞受賞のスペクタクル歴史劇。
「映画とは?」と問われれば「アラビアのロレンス」を観たまえ、と言おう。映画のスペクタクルのすべてがここにある。
出典: info.movies.yahoo.co.jp
四時間近い大作だし、余韻も大きい。映画史に残る大傑作だ。
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● 240分 ●
【解説・あらすじ】
ユダヤの豪族の息子、ベン・ハーの数奇な運命を通してローマの圧政とキリストの最期を6年半の製作期間と54億円の巨費を投じて描いた一大スペクタクル。些細な出来事から旧友メッサラの裏切りにあい、奴隷船送りとなったベン・ハーはそこで命を救ったローマの将軍の養子となる。束の間の安住の後再び故郷へ戻った彼は、別れた家族が獄中死したと聞かされ戦車競技に出場する事を決意する。そこではメッサラとの宿命の対決が待っていた。
アカデミー賞史上最多の11部門を受賞。現代技術をもっても決して超えられない鬼気とした迫力に満ちている。
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現代では当たり前に多用されるCG。それが本作では全くありません。にも関わらず、この迫力は半端ない。
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● 202分 ●
【解説・あらすじ】
ベトナム戦争が真っただ中のサイゴン。アメリカ陸軍情報部のウィラード大尉にある密命が下される。それは、カンボジアに特殊任務で赴いたままジャングル奥地に自らの王国を築き、カリスマ的な存在と化した危険人物カーツ大佐を暗殺せよ、というもの。任務を全うすべく、ウィラード大尉は4人の部下とともに哨戒艇に乗り込み川をさかのぼる。道中、極限状態に晒され続けた彼らは幾多の異常な世界を体験していく。やがて彼らはついに、ジャングルの奥深く、カーツ大佐が潜伏する“王国”へと辿り着くのだったが……。
何度観ても、コッポラのベトナム戦争、戦場シーンの怪奇さに鳥肌が立つ。リアルなのではなく怪奇、異様なのである。
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この作品に描かれる「狂気」はその質、レベルが違う。
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● 316分 ●
【解説・あらすじ】
大農場主と小作人という立場の違いを超えた二人の男の友情と確執を通して、20世紀前半のイタリア現代史を見据えた、ベルトルッチ渾身の大長編。1900年の夏の同じ日に生まれたアルフレードとオルモ。それぞれ大地主と小作人頭の息子という立場の違いはあったが、二人は仲よく育っていった。やがて成長したオルモは搾取される農村社会を救うべく立ち上がり、地主となったアルフレードと対立することになる……。
全体のスケールの大きさとエネルギーには賞賛以外の言葉がありません。
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ベルナルド・ベルトルッチが全才能、財産、エネルギーを注ぎ込んだ、この作品は“映画的醍醐味と、イタリア&ヨーロッパ文化の集大成がぎっしり詰まった名作”であることは確かであります。
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● 231分 ●
【解説・あらすじ】
南北戦争勃発寸前のアメリカ。南部の大富豪の娘にして、絶世の美女スカーレット・オハラは、名家の御曹司アシュレー(レスリー・ハワード)に思いを寄せていた。しかし、彼が別の女性と結婚するといううわさを聞いてしまい、嫉妬からとんでもない行動を取ってしまう。
ここに描かれているのは紛れもない「人生」そのもの。自分と違う「複数」の人間の人生を「深く」体験できる。
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スカーレットは、どうしようもない欠点だらけの女性ですが、それによって彼女の長所も見えてきます。何があっても彼女のように強く生きて行きたい。
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