「仮面ライダーV3スナック」の全カードをまとめてみた！マニアも驚く貴重品も！

70 V3の動きをテレビにとれ

おびき寄せられたライダーV3。空を飛んで、デストロンの改造人間テレビ・バエがやってきた！いよいよこれから戦いが始まる。だが、テレビ・バエには、実は隠された使命があった。それは、V3の動きを目のテレビでとり、デストロンの本部に送ることなのだ！本部ではそれをコンピューターにかけ、V3の能力を調べる。もしこれが成功すれば、仮面ライダーV3の命はない！！

71 来い！ テレビ・バエめ

仮面ライダーV3とテレビ・バエの対決！V3は未だに自分の能力を知らない。果たして、勝てるのだろうか。太陽の光があるところでは、テレビ・バエの催眠光線も、力が半分になる。しかし、やつには殺人電波という最後の武器もあるんだ！これを受けると、目をやられる。油断するな、ライダーV3。そして、二度と立ち上がれないよう、正義のパンチを叩き込め！！

72 ライダーキック！

バシッ！ライダーV3のキックがあごに命中する。よろめくテレビ・バエ。「おまえなんかに負けてたまるか」V3のキックは、先輩の本郷ライダーより強いのだ。今度はパンチ！あっ、負けそうになったテレビ・バエが、得意の殺人電波を出そうと構えた。その目に向かってまたもやV3のキックが炸裂する！「とお！！」バギッと音を立てて、吹っ飛ぶデストロンの怪人。

73 テレビ・バエの使命

テレビ・バエの使命は、病院やホテルを襲い、得意の催眠光線で人間の頭を狂わして、デストロンの奴隷にすることだ。東京にデストロンの基地を作るため、病院などを乗っ取る。そして、そこに来る人間に催眠光線を浴びせる。この光線を受ければ、誰でもデストロンの思うままになり、「忠誠を誓います」と言ってしまう。こうして多くの人間を支配しようと言うのだ。

74 ハリケーンは誰が作ったか

ハリケーンを作ったのは、ライダー1号と2号だ。1号が設計して、2号が部品を集め、二人で作りあげた。新しい悪魔の組織デストロンと戦うためには、今までのサイクロンでは弱いのだ。それで、自分たちのためにこしらえたのだが、V3が生まれたために、二人はハリケーンをV3にあげた。それにしても、1号と2号は本当に勇敢で立派な、正義の戦士だったな。

75 V3が倒された！

今や、V3には気力しか残っていない。テレビ・バエの殺人電波に目をやられ、イカ・ファイアのキックにダブるタイフーンを攻撃された。よろよろと立ち上がるV3に、またも襲いかかる二人のデストロン怪人！「くそっ！」悔しそうに歯を食いしばるライダーV3。頑張れ！最後の力を振り絞れ！正義の戦士の強さを見せてやれ！ああっ、イカ・ファイアの火焔放射器が火を噴いた。

76 V3必殺命令

デストロンの首領から、V3必殺命令がイカ・ファイアに下された。それは、「どんな計略を使ってもいい。人間を何人殺してもいい。とにかくV3を殺せ！」という恐ろしい命令だ。生まれたばかりの仮面ライダーV3に、速くも悪魔の使者が送られたのだ。イカ・ファイアには、どんな人の声でも自由に出せる特殊能力がある。騙されるな、ライダーV3。

77 どうしたのだ、ライダーV3！

恐怖の怪人イカ・ファイア。V3のキックを受けても、全然平気なのだ！そんなことがあるだろうか。V3はさらに攻撃する。パンチだ。飛び上がってライダー・シュート。だめだ！イカ・ファイアには通じない！！「どうした、ライダーV3！もうかかってこないのか」恐ろしいことに、V3のエネルギーは砂に吸い取られてしまっているのだ！！この怪人はなんとすごいやつなのだろう。

78 ダブルタイフーンがやられた！

イカ・ファイアの攻撃が始まった。「おまえの弱点を教えてやる！」言うが速いか、真っ赤な腕がV3めがけてうち下ろされた。あっ、ダブルタイフーンの右がやられた！今度は左！！ガクッと体を折り曲げる仮面ライダーV3。1号と2号から贈られた技と力は、とうとう完全にだめになってしまった！ダブルタイフーンがきかない！！ああ、V3がやられてしまう。

79 追いつめられるV3

イカ・ファイアによって、砂にエネルギーを吸い取られ、ダブルタイフーンをやられたV3は、もう戦う力がなかった。しかし、デストロンの怪人は、さらに火焔放射器で攻め立てながら、ジリジリとV3を海に追いつめていく。危険だ！イカ・ファイアは海の戦いが最も得意なのだ。どうすることも出来ない。前に進めば焼き殺される。空にはテレビ・バエが待っている。後ろは海だ！

80 イカ・ファイアの恐ろしい武器

襲いかかってくる、デストロンの改造人間イカ・ファイア。こいつの武器は、腕のところから火を噴く、火焔放射器だ。この火は10m以上もむこうまで届く。鉄の柱なんか、いっぺんでドロドロに溶かしてしまう恐ろしいやつだ。体の中に詰まっている無限エネルギーで、何時間でも火を噴く。特にV3を焼き殺すために作った、強力な武器なのだ。

81 エネルギーを取り戻せ

V3のエネルギーは、イカ・ファイアの口から吐き出された砂のために、奪われてしまった。火焔放射器の真っ赤な火が、だんだん迫ってくる。危ない！「ライダー・ジャンプ！」飛び上がったV3は、ものすごいスピードで降りてくる。風の力でダブルタイフーンが回る。偉いぞ、V3！これでエネルギーが戻ったのだ。「受けてみよ、ライダー・キック！」ドガッ！！吹っ飛ぶイカ・ファイア。

82 ライダー・ホッパー！

V3の一撃を食らったイカ・ファイアは、かなわないと思ったか、そこら中に火をつけて逃げた。「逃がすものか。ライダー・ホッパー！」V3が叫ぶ。そして、腰のホッパーを高くさし上げ、スイッチを入れた。ジェット噴射で500m上空まで上がっていく。触覚アンテナからV3の目に、逃げていくイカ・ファイアの姿が映る。「追跡だ。ハリケーン！」

83 イカ・ファイアを逃がすな

強敵イカファイアとの戦いに敗れた風見志郎は、デストロンの火の死刑台に乗せられた。危うし志郎。「これがV3の最期だ」あざ笑うイカファイア。その時「イカファイア、私は生きている」V3の声だ。かなわぬと知ったイカファイアは、戦闘員に守られて姿を消した。ライダーV3、イカファイアを逃がすな。ホッパーを投げろ！今度こそイカファイアを倒すのだ。

84 志郎ってどんな人？

とてもワンパクなんだ。子供の頃、木の上から落ちてけがをしたこともあるんだよ。けんかもしたけど、自分より弱い子や、年下の子はいじめなかった。優しいんだね。それから、デストロンと戦っていないときなど、よくハーモニカを吹いている。「赤とんぼ」という曲が好きで、藤兵衛も一緒に歌ったりするんだ。暴れん坊だけど、心はとてもきれいで優しいんだよ。

85 ハリケーンのジャンプ！

V3がハンドルを引っ張る。前の車輪が浮き上がる。さあ、ハリケーンのジャンプだ！ライダー1号、2号が乗っていたサイクロンに比べると、その能力はすごい。サイクロンが50mしか高く飛べなかったのに、ハリケーンは300mもいくんだ。エネルギーが原子力で、タイフーンが前についているからだ。ハリケーンというのは台風の名前からとったんだよ。

86 V3の追跡

ホッパーがデストロンの怪人たちのいる場所を教えてくれた。そこには少年ライダー隊員もいる。やられる前に助け出さなければ……。V3はハリケーンに飛び乗った。ズダダダダー、バウーン！山の坂道を、時速300キロの速さで走る。間に合うか、ライダーV3。タイフーンの回るスピードがものすごい！怪人たちが逃げ始めたぞ。空を飛べ！ハリケーン！！

87 戦闘員の力と技

デストロンの戦闘員には、特別の能力はない。ただ、普通の人の3倍くらい強いと言うだけだ。オートバイの運転も、対してうまいわけではない。しかし、グループを組み、一緒に行動すると、すごい力を出し、いろいろな技を使う。それに、怪人からエネルギーを入れられると、新しい能力も出てくるのだ。少年ライダー隊の諸君は、決して油断してはいけない。

88 追いかけてくる戦闘員

オートバイに乗って、デストロンの戦闘員たちが追いかけてくる。志郎に比べたら、こいつらはオートバイに乗るのが、まるっきり下手だ。追いかけているのに志郎にだんだん離されていく。だって風見志郎は、オートレーサーで、世界で一番上手いんだからね。第一、ハリケーンに普通のオートバイがかなうはずはない。

89 ハリケーンをぶっ飛ばせ

急げ、V3！ハリケーンをぶっ飛ばすのだ！エネルギーを全開にしろ！後ろから追いかけてくる戦闘員にかまっちゃおれない。少年仮面ライダー隊に大変なことが起こったのだ。隊長の藤兵衛がやられた。テレビ・バエに催眠光線をかけられたのだ。そして、志郎のガールフレンド純子さんを、ナイフで刺し殺そうとしている。行け！走れ！V3。目指すは湖だ。

90 食らえ！ライダー・キック！

倒しても倒しても、向かってくるデストロンの戦闘員。しかし、仮面ライダーV3には優れた技と力がある。ライダー1号や2号よりも強力なキックが出来る装置が、膝のところに付いているのだ。一瞬の隙をついて、V3が飛び上がった。得意のライダー・キックが炸裂する。「ウワーッ！」と叫んでぶっ倒れる戦闘員の一人。続いてもう一人。「食らえ！ライダー・キック！」

91 戦闘員のロープ戦術

策略とも知らず、V3は、林の中に誘い出された。いきなり、後ろから攻撃してきた戦闘員。ロープを使って、ターザンのように次々襲いかかってくる。デストロンの戦闘員が考えたロープ戦術だ。倒されたV3は、立ち上がることも出来ない。頭を上げたとたん、今度は横から来た！再び地面に叩きつけられるV3。どうした、V3。早くロープ戦術から抜け出すのだ。

92 戦闘員のアクロバット攻撃

あっ、V3を間に挟んで、戦闘員たちがかたまった。いよいよ、これからアクロバット攻撃に移るのだ！肩の上に乗ったやつが、空に向かってジャンプした。まるでサーカスのようだ。思わず上を見上げるV3。その瞬間、今度は前と後ろから、戦闘員が一斉に飛びかかってきた。恐ろしい連続技だ。だが、V3は動きが早い。こんな奴らには負けないのだ。

93 必殺技の練習

今日も仮面ライダーV3は練習を続けている。V3には、まだまだ隠された超能力があるのだ。練習には、いつも藤兵衛がそばにいる。V3から新しい能力を引き出し、必殺技をあみ出すためだ。デストロンは、考えられないような恐ろしい怪人を、次々に繰り出している。V3は1日も早く、必殺技を完成しなくてはならない。練習は苦しいが、頑張れライダーV3！