ロックマン7 宿命の対決！（Rockman 7）のネタバレ解説・考察まとめ

ライト博士が創り出した少女型の家庭用ロボット。普段はライト博士の研究所でロックと分担して家事を行っている。

ゲーム中では、オープニングステージで戦闘に乗り出すロックマンに声援を送る。そのほか、特殊武器を手に入れた場面でライト博士、ライトットとランダムで登場するが、彼女のコメントは常に家庭的、もしくは天然ボケ発言に終始している。

ブルース（DRN.000）

ライト博士が初めて作り出した人間型のロボット。しかし動力炉に欠陥があったことから苦悩し、ライト博士の元を離れる。その後Dr.ワイリーのもとに辿り着き、改良を施される（『ロックマンギガミックス』では、小惑星から回収された「超エネルギー結晶」の実験体として選ばれたことになっている）。
『3』で初登場した際は敵か味方かがはっきりしなかったが、『4』以降は陰からロックマンを助ける役目がほぼ定着している。口笛と共に現れるのが特徴。

ゲーム中では、クラウドマンステージとターボマンステージの隠し部屋にそれぞれ待ち構えて攻略のヒントをくれる。そしてこの2ステージの隠し部屋を経由して、シェードマンステージの隠し部屋に行くと、ブルースとの1対1の対決となる。バスター連射の他、強力なチャージショット「ブルースストライク」を使って攻めてくるが、ロックマンのチャージショットが有効。
ここで勝利すると、正面の敵の攻撃を防ぐ「ブルースシールド」を入手できる。

フォルテ（SWN.001）

今作が初登場である戦闘型ロボット。オープニングステージでロックマンに勝負を挑んできた後、「Dr.ワイリーの手から世界を守るために戦っている」と名乗る（池原しげと『ロックマン7』ではジャンクマンステージでロックマンを助けるほか、アイテムの情報も提供している）。
その後シェードマンステージで傷ついた姿を曝し、ライト研究所に運び込まれる。しかし、実際はワイリーが創り出したロボットであり、ロックマンに近づいたのは、スーパーロックマンのデータを得るためであった。「SWN」は「スペシャル・ワイリー・ナンバーズ」の略。

ワイリーステージ1で中ボスとして登場し、チャージショット「フォルテブラスト」を使って攻めてくる。
更にワイリーステージ2でも登場。ここでは変形したゴスペルと合体し、「スーパーフォルテ」にパワーアップする。フォルテブラストのほか、スーパーロケットバスターと突進攻撃「フォルテアタック」を使って攻めてくる。
どちらの戦闘でも、スーパーロックマンのスーパーロケットバスターが有効。

エンディングではワイリーを救出するものの、その後は、「自分自身でロックマンを倒す」という願望を邪魔する場合にはたとえ創造主のワイリーに対しても反抗し、『パワーバトル』などではプレイヤーキャラクターとしてワイリーと戦う。

ラッシュ

ライト博士がロックマンのために創った犬型のサポートロボット。『3』が初登場。

最初から利用できる、エネルギーを消費することでジャンプ台として使える「ラッシュコイル」機能の他、フリーズマンステージでアイテムを入手することで、地面に隠されたアイテムを掘り出す「サーチラッシュ」機能が、ジャンクマンステージでアイテムを入手することで、空中や水中を自在に移動できる「ラッシュジェット」機能がそれぞれ使える。

さらにラッシュプレートを4枚集めることで、スーパーロックマンのアダプターとして変形できる。

ゴスペル

フォルテのサポートメカである狼型ロボット。今作が初登場。
ラッシュよりも戦闘能力が高いほか、スーパーロックマンのデータをスキャンしたことにより、フォルテと合体してスーパーフォルテにパワーアップする。

ビート

ロックマンの協力者である、コサック博士が創った鳥型のサポートロボット。『5』が初登場。

『5』『6』では敵に体当たりをして倒すことが役割だったが、今作ではロックマンが穴に落ちた際に、短時間引き上げてくれる。

当初は使えず、スラッシュマンステージの森林エリアで、バーニングホイールで木々を燃やすことで到達できる隠し部屋から解放してやることが使用条件となる。

ライトット

ライト博士の助手ロボットで、今作が初登場。

ゲーム中では、ステージセレクト画面から行ける移動研究所「ビッグエディー」の中で、集めたネジと引き換えに様々なアイテムをくれる。

スプリングマンステージの隠し部屋にある「スーパーネジ」を届けると完成体となり、これまでの半分のネジでアイテムを作れるようになるほか、ライフエネルギーと武器エネルギーがすべて回復する「S缶」など、より効果の高いアイテムをゲットできるようになる。

そのほか、特殊武器を獲得した場面でライト博士、ロールとランダムに登場するが、彼の場合はほぼ大ボケのコメントが返ってくる。

8大ボス（セブンスナンバーズ）

フリーズマン（DWN.049）

「氷の戦闘機械」の異名をもつ戦闘ロボット。「DWN」は「ドクター・ワイリー・ナンバーズ」の略。
自分の周りの空気を低温と高温に分解し、高温の空気を自身のエネルギーにして、低温の空気を両掌に集めて「フリーズクラッカー」として撃ち出すことができる。フリーズクラッカーは地面を凍らせたり、天井から落ちてくるツララを形成したりすることも可能である。
身体が氷で造られているために衝撃に弱く、「ジャンクシールド」の攻撃で大ダメージを受ける。

冷酷非情な性格という設定だが、有賀ヒトシ『ロックマンギガミックス』では「『ロックマン』に登場したアイスマンを尊敬している」という面が強調され、無口で照れ屋な性格となっている。

特殊武器「フリーズクラッカー」は、冷気を固めて撃ち出す技で、壁に当てると分裂させることができる。また、ジャンクマンステージの溶鉱炉を凍結させたり、クラウドマンステージで雪を降らせたりできる。