イレギュラーハンターX（ロックマンXリメイク）のネタバレ解説・考察まとめ

『イレギュラーハンターX』（ロックマンXリメイク）の概要

『イレギュラーハンターX』とは、2005年12月15日にカプコンから発売されたPlayStation Portable専用のアクションゲームである。本作はロックマンXシリーズ第1作である『ロックマンX』のリメイク作品であり、グラフィックは全て3DCGとなっている。また、カプセルなどの配置やボスの攻撃パターンなどもある程度変更されており、ボスキャラクターとの戦闘直前での会話やアニメーションが追加されている。
ロックマンシリーズの派生作品であるロックマンXシリーズの作品であるが、国内版のタイトルには「ロックマン」の名称は書かれていない。

2007年1月25日には廉価版であるカプコレ版が、2009年9月17日には『ロックマンロックマン』とセットとなった『イレギュラーハンターX / ロックマンロックマン バリューパック』が発売された。2009年12月16日にはPlayStation Storeで配信されている。

『イレギュラーハンターX』（ロックマンXリメイク）のあらすじ・ストーリー

イレギュラーの発生とイレギュラーハンター

西暦21XX年。人間と、人間に近い思考回路を持つロボット「レプリロイド」が共存する世界が舞台である。このような世界で、人間が犯罪を犯すのと同じく、レプリロイドやメカニロイドも故障し、犯罪を犯すものが現れていた。これらは「イレギュラー」と呼ばれ、それらを速やかに破壊、抹消する組織として特殊機関が「イレギュラーハンター」が生まれた。
ケイン博士によって数十年ぶりに封印を解かれたロボット、エックスは、「イレギュラーハンター」にB級ハンターとして所属する。エックスは、組織の先輩であり親友でもある特Aクラスのハンター・ゼロと共に、日夜イレギュラーの排除に務めていた。

シグマの反乱

ある時、エックスの上官であり最強のイレギュラーハンターであるシグマが、突如として人類に対する大規模な反乱を起こした。シグマの目的は、レプリロイドたちに進化を促すこと。そして、以前から興味を抱いていたエックスの秘められた力を見出すことだった。
シグマの圧倒的なカリスマと力により、イレギュラーハンターの隊員の中にはシグマ側に寝返る者もあらわれる。そしてエックスとゼロは、シグマの計画を止めるために動き始めるのだった。

『イレギュラーハンターX』（ロックマンXリメイク）のゲームシステム

Xモード

ゲーム本編となるモード。ストーリー自体はオリジナル版と同様。
エックスはカプセルに入ることで新たなパーツを取得し、パワーアップする。初期はアーマーが一つで、その他のアーマーパーツについてはオリジナル版と同様にフィールド上に隠されたカプセルに入っている。パーツを集めると新しい機能が使用できるようになるため、全て集めるのがおすすめである。特にフットパーツがないとエックスはダッシュができない。ゲームを有利に進めるためにも、フットパーツは一番最初に装備すべきだろう。

VAVAモード

VAVAモードでは、ヴァヴァの視点（平行世界もしくはIFの物語という位置づけ）でストーリーが展開される。ゲーム本編となるXモードをクリアすることで選択可能となる。
VAVAモードでは、エックスとゼロが最終ボスとして登場する。

『イレギュラーハンターX』（ロックマンXリメイク）の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

エックス（X）

CV：櫻井孝宏

本作の主人公。Dr.ライトが最後に製作し、全てのレプリロイドの基礎となったロボットである。Dr.ライトが封印した後で、ケイン博士によって発見された。
イレギュラーハンターとしてのランクはB級だが、戦いの中で成長していく無限の可能性を秘めている。
VAVAモードではゼロと共に最終ボスとして登場する。

ゼロ（ZERO）

CV：置鮎龍太郎

エックスの先輩であり親友。本作では時系列の関係から、ゼロバスターが主要武器となっている。
エックスの秘められた力に気付いており、シグマの反乱の際にはエックスと共に戦うが、最後にはヴァヴァを道連れにするために自爆。
VAVAモードではエックスと共に最終ボスとして登場する。

ナビゲーター（Navigator）

CV：小林由美子

名前は明かされていない。他の女性ナビゲーターの上位版である。