ロックマン11 運命の歯車!!（Rockman 11）のネタバレ解説・考察まとめ

『ロックマン11』の概要

『ロックマン11 運命の歯車!!』とは、ロックマン生誕30周年を記念に作られた通称本家シリーズの十一作目。前作の『ロックマン10』から実に八年ぶりの作品である。
原点回帰路線でファミコンドットだった『9』・『10』と打って代わり今作のグラフィックは正統進化し、フルCG化している。

本作では『9』・『10』で廃止させていたロックマンのチャージショット・スライディングが復活した。
ステージ構成は、本編が8つの選択ステージと4つのワイリーステージの計12ステージから構成されている。他にもタイムアタックや各種お題に挑戦できるCHALLENGESが用意されている。
インターネット繋げることでプレイヤー同士のランキングが公開されるほか、リプレイ動画のアップロードも可能となる。

対応機種はNintendo Switch、PlayStation4、XboxOne、PC（steam）などインターネットからDL販売も含まれている。
公式サイトにて体験版の配信もされている。ブロックマンステージのみプレイ可能。

2018年東京ゲームショウにて、日本ゲーム大賞からフューチャー部門を受賞した。

『ロックマン11』のあらすじ・ストーリー

ある日、ワイリー博士は夢を見ていた。自分とライト博士が若かりし研究生だった頃のことである。
ライト博士がロボットに必要な心の研究を推進する一方で、ワイリー博士はロボットに圧倒的なスピードやパワーを与える『ダブルギアシステム』の技術開発を推進していた。
2人の主張は平行線を走っていたが、学会はライト博士の研究を推すことになる。こうして若かりしワイリー博士は自分を認めてくれない世間に嫌気をさして、ライト博士と袂を別った。

そんな昔日を蒸し返されて気分が悪くなり、ワイリー博士は寝直そうとしたが、ふと思いつく。
『ダブルギアシステム』を現在の技術として使ってみれば、今度こそ自分の野望が叶えるのではないかと。

その日のライト研究所では、年の一度のロボットの定期健診が行われていた。
ブロックマンの健診が終わり、残りの七人のロボットの検診に移ろうとしたその時、ワイリー博士が襲撃してきた。
ロックが駆け付けたが、ワイリー博士は自分の専用マシンに組み込んだダブルギアシステムを使ってあっという間にブロックマン達八人のロボットを捕まえて行ってしまった。

ロックもすぐに追いかけようとするが、ライト博士が制止する。
ライト博士も、先の一幕からワイリー博士が今回の件では『ダブルギアシステム』を使っていることに気が付いたからだ。

『ダブルギアシステム』に対抗する為には、同じ『ダブルギアシステム』を用いらなければならないだろうとライト博士は考えた。
ライト博士は、ワイリー博士が大学を出る前に捨ててしまった『ダブルギアシステム』の試作機をロックに組み込むことで、今回のワイリー達と同等の力を与えるつもりだ。
ロボットの能力を飛躍的に上昇させる代わりに、大きな負担を与えるシステムにライト博士は躊躇するが、ロックは組み込んでくれと志願する。

こうしてロックマンが起動。
新しい力、『ダブルギアシステム』を駆使して、ワイリー博士の世界征服の野望を阻止する為に出撃する。

『ロックマン11』の登場人物・キャラクター

DRN.001 ロックマン（Rockman）

CV:福原綾香/ ベンジャミン・ディスキン
主人公。
本来は家庭用お手伝いロボットの「ロック」であるが、自ら戦闘用になることをライト博士に頼んで「ロックマン」になった。
今回はワイリー博士が作った『ダブルギアシステム』を組み込んで世界征服の野望を阻止しに行く。

トーマス・ライト（Thomas Right）

CV:飛田展男 / ダグ・ストーン
ロボット工学の権威。ロック、ロール、ライトットの生みの親。
ワイリーとの深い因縁である技術『ダブルギアシステム』をロックマンに組み込む。

DRN.002 ロール（Roll）