トロンにコブン(ロックマンDASHスピンオフ)のネタバレ解説・考察まとめ

『トロンにコブン』とは、カプコンから1999年に発売されたPlayStation向けのアクションゲーム。ロックマンDASHシリーズのスピンオフ作品である。
今回の主役はロックマンDASHシリーズの人気敵、空賊ボーン一家。ヒロイン論争で稟議を揉んだ長女、トロン・ボーンと、その手下であるコブンを主人公にしている。
借金の代償として捕まってしまったティーゼル・ボーンとボン・ボーンを助けるため、ゼニー(お金)を稼いで借金を返済することが本作の大きな目的である。

『トロンにコブン』(ロックマンDASHスピンオフ)の概要

『トロンにコブン』とは、カプコンから1999年7月22日に発売されたPlayStation向けのアクションゲーム。ロックマンDASHシリーズのスピンオフ作品である。
本来ならロック・ヴォルナットを操作するシリーズだが、今回の主役はロックマンDASHシリーズの人気敵、空賊ボーン一家。ヒロイン論争で稟議を揉んだ長女、トロン・ボーンと、その手下であるコブンを主人公にしている。
借金の代償として捕まってしまったティーゼル・ボーンとボン・ボーンを助けるため、ゼニー(お金)を稼いで借金を返済することが本作の大きな目的である。

『トロンにコブン』(ロックマンDASHスピンオフ)のあらすじ・ストーリー

捕らえられたティーゼル・ボーン

大陸のほとんどが海へと沈んだ未来の地球。かつての文明が忘れられたその場所で、人々は再び独自の文化を形成し、生活を営んでいた。
過去の遺産を掘り起こし、それを糧として生きる者は「ディグアウター」と、飛行船を駆り悪事を生業とするものたちは「空賊」と呼ばれていた。

時系列は、『ロックマンDASH』よりも前の話。空賊ボーン一家の拠点・ゲゼルシャフト号を建造した直後のことである。
ストーリーは、長男、ティーゼル・ボーンがナッカイの遺跡に向かうところから始まる。伝説の秘宝のありかを記した宝の地図をもとにやってきたのだ。
操作するのは乗り込み式のロボット・グスタフ。後に改良機が『ロックマンDASH2』にも登場している。
しかし遺跡の探索は、やってきたあるオトコによって邪魔されてしまい、ティーゼルは捕えられてしまう。

百万ゼニーの借金の返済

そして、残されたトロンは、ゲゼルシャフトを作る際にかかった百万ゼニーの借金を返済しなくてはいけなくなった。

お金を借りた先は、金貸しのロース一家。後の『ロックマンDASH2』にも登場する、部下のグライドと因縁も生まれる。
そして、その百万ゼニーを返済するために、トロンはさまざまな空賊稼業を開始することになるのだった。

『トロンにコブン』(ロックマンDASHスピンオフ)のゲームシステム

アクションステージ

まずはアクションステージ。
本家『ロックマンDASH』とほとんど同じ操作感覚で、フィールドを暴れまわることが出来る。
銀行強盗・遺跡探索・家畜盗難など悪逆の限りを尽くそう。

基本的にはこの操作が『トロンにコブン』。終盤のステージも、この操作で行う。

パズルゲーム

コンテナを盗むという目的のパズルゲームもある。
これがなかなか難しく、序盤こそコンテナを回収するだけだが、後半はさまざまなギミックを駆使しなくてはならない。
3×3×2の総計18ステージがあり、なかなか噛みごたえのあるパズルである。

アドベンチャーゲーム

グスタフでは入れない小さな洞窟に探索に入り、お宝を狙うステージ。
コブンに指示をだすことで、さまざまな罠や謎解きを行います。
ステージ最後にはボスも存在するので、アクション要素もある。

以上三つが、『トロンにコブン』の基本的な要素である。
他にも、コブンを鍛える特訓要素や、お金を稼ぐためにギャンブルに出かけるなど要素は盛り沢山。
ただのスピンオフに留まらない、傑作ゲームになっている。

水野忠邦
水野忠邦
@toriiyouzou

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