東京喰種トーキョーグールの赫子・通り名・レートまとめ

『東京喰種トーキョーグール』に登場する喰種(グール)は肉食の亜人種だ。喰種はそれぞれ赫子(かぐね)と呼ばれる独特の捕食器官を持つ。赫子は現れる場所によって羽赫、甲赫、鱗赫、尾赫と名称が異なり、優劣関係が存在している。ここでは作中に登場する喰種や、彼らが持つ赫子の種類・形状について解説する。

霧嶋絢都(きりしまあやと)/ラビット

出典: twitter.com

アヤトの赫子。

CV:梶裕貴
レート:SS

7月4日生まれのかに座で、血液型はO型。身長は159cm、体重49kg、足のサイズは25cm。捜査官と戦う際は、黒のマスクを着用する。
好きなものは喧嘩と熱帯魚とウサギ。嫌いなものは喰種捜査官と弱い奴。

トーカの弟で、愛称は「アヤト」。姉以上の激情家で、そのセンスを喰種・タタラに買われて「アオギリの樹」に所属するように。
姉とよく似た美形。孤児になる原因になった事件の経験から人間を嫌い、力を遵奉するようになる。極めて粗暴かつ陰険な性格をした激情家だが、拉致したカネキこと金木研(かねきけん)に忠告を与えたり、戦闘でさりげなく姉を庇うなど、本来の優しさを垣間見せる。
遠距離攻撃を中心に攻め立て、羽根状の赫子を盾にしながら飛びかかり、そのまま赫子を開いて敵を切り裂くなど多様な攻撃方法を持つ。最も得意なのは近接戦とのこと。
基本戦術はトーカと同じだが、羽は2箇所から出現させる。
第2部ではSSレートに格上げとなっており、CCGから「ラビット」と呼ばれるようになる。

芳村功善(よしむらくぜん)/梟(ふくろう)

芳村の赫子。

CV:菅生隆之、楠大典
レート:SSS

喫茶「あんていく」の店長を務める初老の男性で、羽赫の赫者。温厚で優しい人物だが、感情に流されずに判断を下せる大局観を兼ね備えている。半喰種化して思い悩むカネキを人間と喰種の「二つの世界に居場所を持てる唯一人の存在」と励まし、自分たちをもっと知ってもらうためにあんていくの仲間として迎え入れる。カネキとリゼが遭遇した事故の真相を本人に隠すなどの窺い知れない一面を持つ。

かつては孤独感に苛みながらもある組織の掃除屋として、人間や同族すらも屠ってきた強力な喰種であった。しかし正体を知りながらも自らと愛を育んだ人間の女性・憂那(うきな)との出会いと死を経て、人間と喰種の共存について考え始めている。「あんていく」という店の名は、憂那と出会った喫茶店から取っている。
捜査官と戦う際は、左目の部分に引っかき傷のような3本線が入ったマスクを着用する。「隻眼の梟」を我が子であることを確信しており、CCGから庇うために自らが「隻眼の梟」に成り代わっていた。
SSS級とされる隻眼の梟に成り済ましていたが、芳村自身の戦闘力も同等。攻撃方法は近・中距離用ブレードと遠距離攻撃の2パターンあり、ショットガンやブレード、ランス状と多彩に羽赫を展開する。自分の能力をコントロールしている数少ない赫者である。

四方蓮示(よもかたれんじ)

ヨモの赫子。

CV:中村悠一
レート:SS

喰種・芳村功善(よしむらくぜん)の右腕的存在として、食料調達から敵情視察まで幅広くこなし、喫茶「あんていく」にも定期的に姿を見せている。愛称は「ヨモ」。寡黙で無愛想だが、カネキやトーカに稽古を付けることもあり、周囲からの信頼も厚い。捜査官と戦う際は、鳥のくちばしのような形状のマスクを着用する。
ウタ、イトリとは昔なじみで、時折つるんでいる。
有馬戦にて赫子が初現出した。 攻撃方法は遠距離攻撃。かなりの威力があるらしく、攻撃を防いだ捜査官・有馬貴将(ありまきしょう)に対してヨモの仲間が驚愕している場面があった。

入見カヤ(いりみかや)/黒狗(くろいぬ)

カヤの赫子。

CV:大浦冬華
レート:SS

「あんていく」の女性従業員。優れた探索能力を備えており、遠隔地の建物内の様子も足音や律動、内部の反響などを聞き分けて様子を窺い知る力を持つ。かつては「ブラックドーベル」という喰種集団の首領で、「黒狗」と呼ばれていた。捜査官と戦う際は、黒い犬のようなマスクを着用する。単体での戦闘力、喰種集団の首領としての統率力が極めて高い。

CCG戦では圧倒的な運動性能で攻撃をことごとく回避し翻弄するも、逃げ遅れた老婆をかばい攻撃を受けて敗北したが、その後現れたカネキに救出される。

万丈数壱(ばんじょうかずいち)

右肩辺りから出ているのが、バンジョーの赫子。

CV:伊藤健太郎

10月11日生まれのてんびん座で、血液型はAB型。
身長は187cm、体重92kg、足のサイズは28.5cm。部下の喰種たちを大切にし、強さに憧れる男である。苦手なものは命のやりとりや、字の読み書き、虫。

リゼを慕っていた元11区のリーダーで、愛称は「バンジョー」。赫子を出すことができないが、面倒見がよく、イチミ・ジロ・イチミンテの3人をはじめ、部下からの信頼は厚い。「アオギリ」の構成員であったが、11区アジト壊滅後はカネキと行動を共にすることに。
嘉納捜索時に狂乱した喰種・エトに重傷を負わされた時に赫子が発現した。赫子は攻撃には使用出来ないものの、自身や他者の肉体回復に特化しており、アヤトやアキラの治療も行った。

亜門鋼太朗(あもんこうたろう)/フロッピー

右が半喰種となった亜門。

CV:小西克幸

人間側の主人公的立場の人物。初登場時は一等捜査官だったが、アオギリの騒乱後からは上等捜査官に昇進した。
真戸のパートナーであり、彼に全幅の信頼と尊敬を抱いている。しかし、ラビットとの交戦で真戸は殉職。彼の死に強い責任を感じている。
愚直と言える程正義感が強く、喰種被害者やその遺族を思い、悲しみや怒りを露わにすることも多い。それゆえ「この世界は間違っており、歪めているのは喰種」という考えを持っている。「梟討伐作戦」では、半赫者となったカネキである「ムカデ」との死闘の末に相討ちに。
直後にアオギリの襲撃を受ける。 アオギリの幹部・タタラに攻撃を仕掛けたが、他の捜査官共々捕獲され、カネキを半喰種にした嘉納(かのう)教授実験隊となり、半喰種化する。

赫眼は右目。隻腕でカネキとの闘いで失った片腕を赫子で補う。
芳村の赫包を移植されており、赫子を発生させる閾値に到達したものの、突如Rc値が一万を超える異常増殖を起こしてしまう。その後「フロッピー(失敗作)」の烙印を押され、廃棄された。

その後、逃亡しアオギリの樹と敵対。「ロゼ編」ではアオギリの樹の襲撃を受けたクインクス班の才子を救出した。
流島上陸作戦では滝澤達に脱出を促し、自ら囮となって瀕死の状態から赫者となった。激しい戦闘の中で意識を取り戻し、才子に人殺しにはさせないよう自ら圧し潰された。その後、CCGのラボで分析対象として囚われていたが、研究員の手により解き放たれる。カネキやトーカと対面を果たし、戦うことではなく「ゆるす」ことを選ぶ。その後、かつてのパートナーだったアキラの好意を受け入れ、彼女を支えながら共に逃亡する。

滝澤政道(たきざわせいどう)/オウル

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