amazarashi(アマザラシ)の徹底解説まとめ
amazarashiとは青森県で結成された日本のロックバンド。
時代をリアルに切り取る歌詞とメロディアスな楽曲、耳に心地よいミドルトーンの声。
アニメやゲーム業界とのタイアップを精力的にこなし、なおかつメンバーの顔写真が検索してもヒットしない謎に包まれたバンドである。
紗幕をステージ前面に張り、そこにタイポグラフィーと映像を投影するという独自のライブ演出が展開される。
amazarashiのプロフィール
バンド名は「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」から名付けられた。
2017年1月7日に放送を開始したテレビ東京系ドラマ「銀と金」の主題歌に、新曲の「ヒーロー」が決定。
2017年2月22に3枚目のシングル『命にふさわしい』が発売。こちらはゲーム「NieR:Automata」のディレクター、ヨコオタロウとのコラボ作品となっている。
結成
2007年1月に、前身バンドである「STAR ISSUE」を結成。5月26日、青森県で行われたアマチュアバンドのライブイベント『グルコン Vol.17 青森 〜Joker Style Summit〜』でローランド賞を受賞した。
以降、バンド名をあまざらしに変更。
ボーカルでありメインコンポーザーでもある秋田自身の意向から、メンバーのヴィジュアルを公表しないで活動している。
そのかわり詞の世界観を表したCDジャケットデザインを作成したり、CDへの詩集の封入、インターネットで24時間限定の新曲公開などのプロモーションを行なっている。
2009年2月18日、ミニアルバム『光、再考』でインディーズデビュー。
2010年2月10日には、表記をあまざらしからamazarashiに変更。
メジャーデビュー
2008年、現在の所属事務所であるレインボーエンタテインメントのA&R(アーティストの発掘や育成の担当)が、ラジオ局で楽曲を聴いたことがきっかけとなり、事務所と契約。
2010年4月、ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズへの移籍を発表。6月9日にミニアルバム『爆弾の作り方』を発売してメジャーデビューした。
オリジナルメンバー
amazarashiのメインのメンバー二人。
秋田ひろむ(あきた ひろむ)
ボーカル・ギター担当。青森県出身。
音楽を始めたきっかけは、小学校6年生の時に姉が聴いていたTM NETWORKに憧れて。
その勢いでキーボードを購入し、THE BLUE HEARTSのコピーバンドを始めたことがバンド活動の始まり。
影響を受けたアーティストに元THE BLUE HEARTS(現ザ・クロマニヨンズ)の真島昌利、歌手であり画家である友川カズキ、作家の寺山修司と太宰治をそれぞれ挙げている。
豊川真奈美(とよかわ まなみ)
キーボード担当。
「CHAMELEON LIFE(カメレオンライフ)」のギター担当だった秋田が「アキタ ヒロム」として新しく音楽活動を始めた際にサポートとして共に活動することになる。
2014年1月6日、体調不良を理由に、当面の活動を休止することを発表。
2014年の9月に復帰・活動再開した。
サポートメンバー
ライブでは主に、ギター、ベース、ドラムを加えた5人編成で構成される。以下はサポートメンバーとして公表されている者を記載する。
出羽良彰(でわ よしあき)
ギター・プログラミング・楽器演奏・サウンドプロデュース担当。
バンドマスターおよびギターサポートライブ演奏。
2006年ユニット「樹海」でメジャデビューしているギタリストである。
中村武文(なかむら たけふみ)
ベース担当。
amazarashiの秋田ひろむが以前在籍していたバンド「CHAMELEON LIFE(カメレオンライフ)」のメンバー。
橋谷田真(はしやだ まこと)
ドラム担当。
スキマスイッチ、川嶋あい、john-hoon、organs cafe'等、様々なアーティストのツアーやレコーディング、TV番組などで活躍。また、音楽理論やDTMの知識も豊富で、作編曲家としての一面をもつ。
山本健太(やまもと けんた)
キーボード担当。豊川の活動休止に伴う代打での参加となった。
高校卒業後に上京、バンド「オトナモード」を結成。
6年間の活動の後、2010年に脱退。現在はキーボーディスト/アレンジャーとして様々なアーティストと共演している。
オリジナルアルバム
『千年幸福論』
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