東京喰種トーキョーグールの赫子・通り名・レートまとめ
『東京喰種トーキョーグール』に登場する喰種(グール)は肉食の亜人種だ。喰種はそれぞれ赫子(かぐね)と呼ばれる独特の捕食器官を持つ。赫子は現れる場所によって羽赫、甲赫、鱗赫、尾赫と名称が異なり、優劣関係が存在している。ここでは作中に登場する喰種や、彼らが持つ赫子の種類・形状について解説する。
平均的な二等捜査官が撃退できるレベル。
D
平均的な三等捜査官が戦えるレベル。
赫子(かぐね)
体外へ放出された「Rc細胞」で、血液のように流れており歯よりも頑丈。液状の筋肉とも呼ばれる。放出された「Rc細胞」は硬貨と軟化を繰り返しながら、自在にうねる。
ほとんどの喰種の赫子は一種類だが、極めて稀に複数種を持つ個体も存在する。捜査官からは「二種持ち」とも呼ばれており、一般的な喰種よりも強力である場合が多い。
赫子によって受けた傷は、治癒能力が高い喰種でも治りが遅くなる。特に相性の悪い赫子から受けた傷は致命傷になりやすい。赫子同士の相性は上から羽赫、甲赫、鱗赫、尾赫の順に並べて、赫包の位置がひとつ上の種に対して優勢であり、ひとつ下の種に対しては不利という形になっている。
赫子痕も種類によって形状が異なる。CCGはこれを利用して、拳銃におけるライフリングのように喰種を特定することが可能。
羽赫(うかく)
羽のようにうねるガス状の赫子で、肩辺りに出現する。他の赫子と比べて形成サイクルの回転が速く、流動的なため浮遊して見えることが多い。
軽量で、赫子による高速攻撃が得意。近距離・長距離どちらの攻撃も得意だが、持久力に欠ける。不定形な形状から赫子痕が残りにくく、捜査対象としての追跡が難しい。
形状変化のバリエーションが豊富で、ブレード状に固形化し、羽赫の弱点とされる近接戦闘や長期戦に展開したり、電撃に変換したり、高密度に圧縮し4000℃超の熱射に変えることができる。
威力に劣る羽赫は甲赫の防御を貫けず、持久戦に持ち込まれると圧倒的に不利になる。
甲赫(こうかく)
肩甲骨周辺から現れる金属質の赫子。高密度に凝縮したRc細胞を持続的かつ長期的に展開させることで随一の硬度を誇るが、重量のせいで他の赫子よりも機動性で劣り、扱いづらい。ただし、他の赫子と比べて定着期が長く、燃費は良い。盾や剣など武器を模した形状で発現することが多く、近接戦において斬撃や刺突で攻撃する。
重くて動きの遅い甲赫では、装甲を貫く威力をもつ鱗赫の的になる。
鱗赫(りんかく)
腰部周辺から触手のような形状を持って現れる赫子。鱗のような独特の表面が生み出す一撃の威力はずば抜けて高く、Rc細胞が最も結合しやすいため、この赫子を持つ喰種は再生能力に特化する。同時に結合性の高さは結合力の弱さに繋がり、他の赫子に比べると脆く防御には不向き。主に打撃や刺突で攻撃する。
赫子が脆い鱗赫は尾赫の攻守バランスに容易く崩されてしまう。
尾赫(びかく)
尾骶骨周辺から爬虫類の尾のような形状を持って現れる赫子。中距離戦で最も威力を発揮する。総合能力が高く攻守共に水準以上でスピードもあり、特に弱点はない万能型の赫子だが、それゆえに攻撃において決め手に欠けることが欠点。
器用貧乏の尾赫は羽赫のリーチとスピードに追い付けない。
複数の赫子を持つ喰種
喰種が持つ赫子は1種類だが、稀に複数の赫子を発現させる喰種がいる。本作では喫茶「アンティーク」に保護されていた笛口雛実(ふえぐちひなみ)や、オークション用に人間を調達していたナッツクラッカーなどが該当する。また、死堪(しこらえ)という喰種は4種すべての赫子を使用できる。
赫子の系統不明の喰種
戦闘描写があるものの赫子に関する情報がない喰種や、戦闘シーンや赫子の描写がない喰種も登場する。
また、喰種・ナキを兄貴分と慕うガギとグゲは、先天的に赫子が発現しない特異体質である。
通り名
喰種は素性が知られないよう人間社会に溶け込んで生活していることから、喰種捜査官たちに名前や顔が割れることはあまりない。
そのため、喰種捜査官たちは通り名で喰種の個体を認識している。通り名は喰種が着用するマスクや赫子の特徴、また捕食行動に関連して付けられている模様。
羽赫
霧嶋董香(きりしまとうか)/ラビット
出典: mudasure.com
CV:雨宮天
誕生日は7月1日のかに座。血液型はO型。登場時は清巳高等学校普通科の2年生。
身長156cm、体重45kg、足のサイズは22.5cm。捜査官と戦う際は、ゆるい表情をした白うさぎのマスクを着用する。
好きなものは学校生活とウサギで、嫌いなものは喰種捜査官、鈍間な奴、古文。
本作ヒロインで人と同じように高校に通い、友達もいる。愛称は「トーカ」。その実態は喰種捜査官に「ラビット」という呼称で呼ばれ、危険視されている喰種の1人。一見、乱暴でドライな性格にも見えるが、仲間思いで優しい一面もある。
羽赫らしいスピードを生かした戦法をとる。遠距離だけでなく接近戦も好む傾向にあり。弟の霧嶋絢都(きりしまあやと)とは違い、赫子は一か所からのみ出現。
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目次 - Contents
- 『東京喰種トーキョーグール』の概要
- 喰種(グール)
- 赫者(かくじゃ)
- 隻眼の喰種(せきがんのぐーる)
- 半人間(はんにんげん)
- 人工喰種(じんこうぐーる)/半喰種(はんぐーる)
- 喰種のレート
- SSS
- SS
- S
- A
- B
- C
- D
- 赫子(かぐね)
- 羽赫(うかく)
- 甲赫(こうかく)
- 鱗赫(りんかく)
- 尾赫(びかく)
- 複数の赫子を持つ喰種
- 赫子の系統不明の喰種
- 通り名
- 羽赫
- 霧嶋董香(きりしまとうか)/ラビット
- 霧嶋絢都(きりしまあやと)/ラビット
- 芳村功善(よしむらくぜん)/梟(ふくろう)
- 四方蓮示(よもかたれんじ)
- 入見カヤ(いりみかや)/黒狗(くろいぬ)
- 万丈数壱(ばんじょうかずいち)
- 亜門鋼太朗(あもんこうたろう)/フロッピー
- 滝澤政道(たきざわせいどう)/オウル
- エト/高槻泉(たかつきせん)/隻眼の梟(せきがんのふくろう)
- 井寺承正(いでらしょうせい)
- 甲赫
- 月山習(つきやましゅう)/グルメ
- 月山観母(つきやまみるも)/クロックムッシュ
- ナキ
- 霧嶋新(きりしまあらた)/骸拾い(むくろひろい)
- 笛口リョーコ(ふえぐちりょうこ)
- 鱗赫
- 金木研(かねきけん)/ムカデ/佐々木琲世(ささきはいせ)
- 神代利世(かみしろりぜ)/大喰い(おおぐい)
- 大守八雲(おおもりやくも)/ジェイソン
- 笛口アサヒ(ふえぐちあさひ)
- 安久黒奈(やすひさくろな)/クロ
- 安久奈白(やすひさなしろ)/シロ
- 冴木空男(さえきからお)/トルソー
- カナエ=フォン・ロゼヴァルト
- ホオグロ
- 尾赫
- 西尾錦(にしおにしき)/オロチ
- 神代叉栄(かみしろまたさか)/鯱(しゃち)
- 瓶兄弟(びんきょうだい)/しっぽブラザーズ/尾赫兄弟(びかくきょうだい)
- オニヤマダ
- 草刈ミザ(くさかりみざ)/三枚刃(さんまいば)
- 巴ユミツ(ともえゆみつ)/墓取り(はかとり)/小瓶(こびん)
- タタラ
- ノロ/ノロイ
- 帆糸ロマ(ほいとろま)/ジプシー/うろんの母
- 甲赫+尾赫
- ナッツクラッカー
- 甲赫+鱗赫
- 笛口雛実(ふえぐちひなみ)
- 羽赫+甲赫+鱗赫+尾赫
- 凜央(りお)/死堪(しこらえ)
- 系統不明
- 古間円児(こまえんじ)/魔猿(まえん)
- ウタ/ノーフェイス
- イトリ
- 村松キエ(むらまつきえ)/アップルヘッド
- ドナート・ポルポラ/神父(しんぷ)/クラウン
- ビッグマダム
- 松前(まつまえ)
- イチミ
- ジロ
- サンテ
- ニコ
- マダムA/阿倍麻衣子(あべまいこ)
- 霧嶋ヒカリ(きりしまひかり)
- ニシキの姉
- 三波麗花(みなみうるか)/ランタン
- スケアクロウ
- ガギ
- グゲ
- 和修常吉(わしゅうつねよし)
- 和修吉時(わしゅうよしとき)
- 和修政(わしゅうまつり)
- 旧多二福(ふるたにむら)/宗太(そうた)