瓜江久生(東京喰種トーキョーグール:re)の徹底解説・考察まとめ

瓜江久生(うりえくき)とは、石田スイの人気漫画『東京喰種トーキョーグール:re』の登場人物。分析能力・戦闘能力も高く、勤勉で優秀な捜査官。しかし己の力を過信しており、身近で年の近い優秀な人物に敵対心を向け、他人を見下す嫌な人物であった。しかし、強敵との戦いや仲間の死を乗り越えて成長していく。第2部の裏主人公的な人物であり、彼がどのように変化していくのかに注目である。

瓜江久生の概要

瓜江久生(うりえくき)とは、石田スイの人気漫画『東京喰種トーキョーグール:re』の登場人物。
無口で不愛想、真面目で礼儀正しいが、その実は猜疑心の塊のような男である。また、非常に毒舌で、彼の胸の内は常にフキダシのセリフ内に( )で表わされている。
分析能力・戦闘能力も高く、勤勉で優秀な捜査官。しかし己の力を過信しており、身近で年の近い優秀な人物に敵対心を向ける。
「オークション編」でクインクス班の六月透(むつきとおる)が実は女性だと知り、惹かれるようになる。また班員たちへも仲間意識が芽生え、仲間のことを考える責任感の強い捜査官へと変貌を遂げる。

物語後半では、それまでクインクス班のメンターだった佐々木琲世(ささきはいせ)の後を引き継ぎ、メンター兼班長として仲間を率い、喰種と戦う。

瓜江久生のプロフィール・人物像

出典: i.ytimg.com

CV:石川界人

所属:真戸班所属クインクス班元班長 → 和修S2班所属クインクス班班長/指導者
階級:二等捜査官 → 一等捜査官
身長:173.5cm → 175cm
体重:60kg → 72kg
誕生日:2月12日
年齢:19歳 → 20歳
Rc値:902
血液型:O型
Rc Type:甲赫
クインケ:ツナギ〈Plain〉(尾赫/Rate C)、銀喰(尾赫/Rate SS)
Honors:特待アカデミー生、木犀賞

CCGアカデミージュニアスクールの首席であり、クインクス班班長を務める青年。
左目の下にある2つのホクロが特徴。趣味は油絵。
「隻眼の梟」との戦闘で殉職した父の影響で、S3班への昇進を目指している野心家である。

喰種の赫子から作られた武器・クインケを体内に内蔵した「クインクス」と呼ばれる捜査官。戦う際には片目だけが赫眼化し、喰種のように赫子を使って戦う。瓜江の赫眼は左。
無口かつ不愛想で礼儀正しいが、その実は猜疑心の塊のような人物である。また、非常に毒舌で、目的の為ならば仲間すら騙して利用する狡猾さを持つ。分析能力・戦闘能力も高く、勤勉で優秀な捜査官。しかし己の力を過信しており、身近で年の近い優秀な人物に敵対心を向ける。特に父の悲報を告げに来た特等捜査官・黒岩巌(くろいわいわお)に、「(なぜ父が死んだのにコイツは生きて戻ってきた)」と憎悪を抱く。さらにその息子で瓜江の同期・黒岩武臣(くろいわたけおみ)にも密かに嫉妬と敵愾心を抱き、強烈な対抗意識を向けている。

「オークション編」でクインクス班の六月が実は女性だと知り、惹かれるようになる。また班員たちへも仲間意識が芽生え、仲間のことを考える責任感の強い捜査官へと変貌を遂げる。
物語後半では、それまでクインクス班のメンターだった佐々木琲世(ささきはいせ)の後を引き継ぎ、メンター兼班長として仲間を率い、喰種と戦う。

瓜江久生の能力・武器

高い戦闘能力

優れた戦闘センスの持ち主。鍛え上げた肉体、体術とクインケ操術で喰種と戦う。

クインケ

ツナギ〈Plain〉

「ツナギ」を持つ瓜江(右)。

登場時はレートCの尾赫のクインケ「ツナギ〈Plain〉」を使用している。

銀喰

「ロゼ編」で討伐した喰種・ノロの赫包から作られた尾赫のクインケ。レートはSS。
名前はクインクス班の仲間・不知吟士(しらずぎんし)の死を忘れないため、自戒の意味を込めている模様。

赫子:甲赫

出典: mangakansou.com

赫子のタイプは甲赫。剣先が爪のような形状をした赫子を腕に装備している。目のような独特な模様が特徴。
高い攻撃力を持つが、典型的な前衛型の為に遠距離技に対応できず、耐久性も他の甲赫と比べると脆い。後半では本人の喰種化が進行するにつれて赫子を自在に変化させられるように。
終盤で旧多ニ福(ふるたにむら)との戦いでさらに赫子も攻撃力・防御力ともに大きく成長。右手に赫子の大剣、左手に赫子の大盾を作り出して戦うというスタイルをとるようになる。

瓜江久生の来歴・活躍

オロチとの遭遇

女性ばかりを狙う喰種「トルソー」を捜索していた瓜江久生(うりえくき)たち、クインクス班。しかし瓜江は自分だけが功績を上げればよいと考えており、度々暴走する。
そんな中、瓜江はクインクス班の六月透(むつきとおる)、不知吟士(しらずぎんし)と共にトルソーを追い詰めた。しかしその場へSレート以上の力を持つ喰種「オロチ」が現れたことで、形勢逆転。瓜江はクインケを使って攻めようとするも、全く歯が立たない。「甲赫にも関わらず耐久力のない瓜江は所詮紛い物」と、オロチに言われ、不知のミサイル赫子もオロチの赫子で一蹴され、瓜江や不知は殺されそうになる。そこへクインクス班のメンター・佐々木琲世(ささきはいせ)が現れた。ハイセが持つ「喰種の力」を解放して戦い、オロチを退けることができたクインクスたち。しかし瓜江の身勝手な行動によって班員が危険な目に遭ったと、ハイセは瓜江を班長職から解任すると宣言。ハイセの決定に不満を抱く瓜江は班長への返り咲きを目論むが、新たにクインクス班のリーダーとなった不知が奮闘し、瓜江以外のメンバーは少しずつまとまり始める。

その後瓜江は、赫子を強化するための「フレーム解放手術」を無断で行う。

オークション掃討作戦での暴走

クインクス班はエース捜査官・鈴屋什造(すずやじゅうぞう)が率いる鈴屋班と合同で、「ナッツクラッカー」と呼ばれる喰種の捜査にあたる。捜査を続けるうちに、ナッツクラッカーがSSレートの喰種ビッグマダムが関与する人間オークションへ出品する女性を探していることを突き止める。
六月がナッツクラッカーとの接触に成功し、次回のオークションの情報を入手。この情報をもとにCCGは大規模な喰種掃討作戦を決行することになった。六月と鈴屋が女装して会場に「出品物」として潜入。喰種集団「アオギリの樹」がボディーガードとして会場にいる中で、鈴屋は奇襲を決行。たった1人で次々と喰種を討伐していく。
一方、鈴屋と引き離され恐怖で固まっていた六月と合流した瓜江は、功績を上げることに目がくらみ、本部に避難させるはずの六月を騙して、ビッグマダムとアオギリの樹との戦闘を開始する。
途中まで善戦していたのだが、赫子に支配されて暴走を起こした瓜江はビッグマダムに敗北する。その後、自分を心配して近付いてきた六月にまで攻撃してしまうが、抱擁されたことで落ち着きを取り戻した。その際、六月の血の匂いから六月が女性だと知る。

ビッグマダムは鈴屋班に討伐され、大規模な討伐作戦は幕を閉じた。その後は望み通り木犀賞と一等捜査官の昇進を果たした瓜江だったが、同期の捜査官・黒磐武臣(くろいわたけおみ)の評価の方が局内で勝っていたことから、劣等感を更に刺激されてしまう。
また、六月が女性だと知り、次第に惹かれていく。

仲間の死

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