amazarashi(アマザラシ)の徹底解説まとめ
amazarashiとは青森県で結成された日本のロックバンド。 時代をリアルに切り取る歌詞とメロディアスな楽曲、耳に心地よいミドルトーンの声。 アニメやゲーム業界とのタイアップを精力的にこなし、なおかつメンバーの顔写真が検索してもヒットしない謎に包まれたバンドである。 紗幕をステージ前面に張り、そこにタイポグラフィーと映像を投影するという独自のライブ演出が展開される。
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amazarashiとは青森県で結成された日本のロックバンド。
時代をリアルに切り取る歌詞とメロディアスな楽曲、耳に心地よいミドルトーンの声。
アニメやゲーム業界とのタイアップを精力的にこなし、なおかつメンバーの顔写真が検索してもヒットしない謎に包まれたバンドである。
紗幕をステージ前面に張り、そこにタイポグラフィーと映像を投影するという独自のライブ演出が展開される。
amazarashiとは青森県で結成された日本のロックバンド。 時代をリアルに切り取る歌詞とメロディアスな楽曲、耳に心地よいミドルトーンの声。 アニメやゲーム業界とのタイアップを精力的にこなし、なおかつメンバーの顔写真が検索してもヒットしない謎に包まれたバンドである。 紗幕をステージ前面に張り、そこにタイポグラフィーと映像を投影するという独自のライブ演出が展開される。
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「東京喰種トーキョーグール」とは、石田スイ氏による日本の漫画作品。2014年には「東京喰種トーキョーグール」、2015年には「東京喰種トーキョーグール√A」としてTVアニメも公開されている。この物語は、人間だった主人公「カネキ」が人を喰らう存在「半喰種」となり、葛藤や恐怖に溺れていくダーク・ファンタジーである。
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『NieR:Automata Ver1.1a』(ニーア オートマタ Ver1.1a)とは、PlayStation 4で発売されたアクションRPG『NieR:Automata』を原作とする2023年のアニメ作品。世界的に高い人気を誇るゲームのアニメ化ということで、放送前から注目を集めた。 人類がエイリアンに占領された地球の奪還を目指して数千年。人類側の戦闘用アンドロイド2Bは、同じくアンドロイドの9Sと共に様々な任務を遂行する。やがて2人は、自分たちの戦いの裏に隠された真実に直面していく。
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『青の帰り道』とは藤井道人が監督、おかもとまりが原案を務め、2018年に公開された青春群像映画。 歌手を夢見て上京するカナ。東京の大学へ進学しカナと暮らすキリ。浪人生活を送るタツオ。地元でアルバイトをするリョウ。できちゃった婚をするマリコとコウタ。東京で大学デビューを果たすユウキ。群馬県前橋市で高校卒業した仲良し7人グループの、2008年から2018年の10年間が描かれており、実際に起こった政権交代、東日本大震災などの、日本社会の大きな出来事と共に進んでいくリアルなストーリーが魅力。
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クインケとは、石田スイ原作の『東京喰種トーキョーグール』に登場する武器である。生身の人間である喰種捜査官たちが驚異的な身体能力を持つ喰種と対抗するために編み出したもの。喰種には体内に赫包という部位があり、その赫包から赫子という武器を出現して戦うが、クインケはその「赫包」を素材としている。元になった赫包により、クインケの形状や使用方法などは変化する。ここでは使用した赫包ごとに、クインケの特徴や使用者を紹介していく。
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『東京喰種トーキョーグール』に登場する喰種(グール)は肉食の亜人種だ。喰種はそれぞれ赫子(かぐね)と呼ばれる独特の捕食器官を持つ。赫子は現れる場所によって羽赫、甲赫、鱗赫、尾赫と名称が異なり、優劣関係が存在している。ここでは作中に登場する喰種や、彼らが持つ赫子の種類・形状について解説する。
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『東京喰種トーキョーグール』に登場するCCG(喰種対策局)とは、喰種対策法を背景に活動する国の行政機関である。所属する捜査官は喰種の追跡・駆逐を目的としており、クインケという対喰種用生体兵器を持つ。ここではCCGの捜査官や職員など関係を一覧にした。
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2024年4月から放送を開始する春アニメを50音順に紹介する。2024年4月春アニメは、注目の新作アニメや人気シリーズの続編などが多数ラインナップされている。アニメのタイトルや放送情報、キャスト声優やスタッフなどの情報をわかりやすくまとめた。
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宇井郡(ういこおり)とは、石田スイの漫画『東京喰種トーキョーグール』シリーズに登場する喰種捜査官である。一人称は「私」で、おかっぱの黒髪と女性らしい美しい顔立ちが特徴的だが、性別は男性。強力な喰種・隻眼の梟の攻撃をかわし、特等捜査官・有馬貴将が到着するまで敵の攻撃を凌ぎ続けた。その後、功績が認められ若くして特等捜査官へ昇進した優秀な人物である。パートナーの伊丙入を失って一時期闇落ちしたものの、ラストでは「有馬班のホープ」と呼ばれていた頃を彷彿とさせる姿を見せた。
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全世界で累計発行部数4700万部を突破している超人気作『東京喰種トーキョーグール』シリーズ。サスペンスやホラー要素があるため、こういった描写が苦手な方にとってはとっつきづらい作品ですが、好きな方にとってはたまらない内容になっています。この記事では、シリーズに関する裏話やトリビア・小ネタ、様々なウワサや謎考察についてまとめました。ネタバレ注意です!
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この記事では「誰が一番強いのか」というテーマのもと、『東京喰種トーキョーグール』の登場人物・キャラクターを紹介していく。本作では喰種(グール)と呼ばれる肉食の亜人種を駆逐するための捜査官が存在する。彼らはクインケという対喰種用生体兵器を用いることで、グールに対抗できるだけの強さを得ている。
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クインケとは『東京喰種トーキョーグール』に登場する、対喰種用生体兵器だ。クインケ開発により喰種の殲滅率が大幅に向上したが、非人道的な製法から公表はされていない。 ここでは喰種対策局(CCG)が有するクインケをまとめた。
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鈴屋什造(すずやじゅうぞう)とは、石田スイの人気漫画『東京喰種トーキョーグール』に登場するキャラクター。アカデミー出身でないにもかかわらず、“特例”でCCG入りした異端児かつ問題児。幼少期に人を捕食する生物・喰種に誘拐されて育てられたため、心のない人物になってしまう。しかし、喰種対策局(CCG)の捜査官・篠原幸紀に出会い大きな成長を遂げる。高い戦闘能力を持ち、高レートの喰種を次々と討伐していく。
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霧島菫香(きりしまとうか)とは、石田スイのマンガ『東京喰種トーキョーグール』に登場するキャラクターで、今作のヒロイン。人間を捕食する喰種の少女で、喫茶店「あんていく」でアルバイトをしている。喰種捜査官からは「ラビット」と呼ばれることが多い。初めは半喰種になった主人公・金木研に冷たい態度をとっていたが、次第に彼を仲間として認めていく。第2部ではカネキと結ばれ、彼との子供を身籠る。
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「amazarashi」は青森で結成されたロックバンドです。彼らの楽曲は多数のアニメやゲームでも起用されており、「楽曲は聴いたことがある!」という方もいると思います。
人生やアイデンティティをテーマにした楽曲が多いamazarashiですが、今回は何度も聞きたいと思える魅力的なポイントを2つに分けてお伝えします。
1.酸いも甘いもありのままの人生を力強いボーカルで歌い上げる表現力
1つめの魅力は、独自の世界観をしっかりと共感や印象として心に残す秋田ひろむさんのボーカルです。
amazarashiの楽曲は誰もが経験するであろう人生の虚無感や挫折、自分への嫌悪感やアイデンティティ、人との別れや出会いを表現している楽曲が多いです。
その中で秋田ひろむさんが感じてきた事やメッセージを独特の言葉回しや表現方法で、時には優しく、時には力強く歌い上げる楽曲の数々は、聴く人の今や経験に共感としてすっと心に残っていくはずです。
2.きっと心に残るメッセージ性
2つ目の魅力は、悩みや気持ちにひとつの答えを導いてくれるメッセージ性です。
失恋、失敗、挫折。上手くいく時もあれば失敗ばかりの時もある。失意の底にある時というのは誰しもが辛いものです。そんな時にamazarashiの楽曲は、聴く人に前に進む勇気や答え、自己肯定感を教えてくれます。作詞作曲をする秋田ひろむさんが色んな経験をしてきたからこそ響くものが、amazarashiの楽曲にこめられています。
以上が、amazarashiの魅力的なポイントになります。
気になった方はぜひ1度だけでも彼らの世界観に触れてみてください。
amazarashi(アマザラシ)は日本のロックバンドであり、社会的なテーマや哲学的な内容を扱っている。
バンド名は「『日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝(あまざら)しだが“それでも”というところを歌いたい』から名付けた」と、公式に発信している。
ボーカル・ギター担当の秋田ひろむと、キーボード担当の豊川真奈美。
この2名によってamazarashiは構成されている。
彼らの楽曲は、その深い歌詞とメロディーで知られており、特に若い世代から支持を受けている。
彼らの認知を飛躍的に高めた『東京喰種』の「季節は次々死んでいく」をはじめ、『乱歩奇譚 Game of Laplace』の「スピードと摩擦」や『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』の「命にふさわしい」、『僕のヒーローアカデミア』の「空に歌えば」に『青の帰り道』の「たられば」など、代表的なタイアップだけ挙げてみても、その人気の高さをうかがうことができる。
amazarashiは顔出しNGのバンドで、その理由を「「顔出しは恥ずかしいから」「歌詞の世界観を強調させたいから」と、公式のインタビューで語っている。
ライブでも照明を当てず、本人達はそこにいるのに、顔は分からないという演出を成功させた稀有なアーティストなのだ。
まずは、タイアップ曲をYouTubeで調べてみることをおすすめしたい。
「アノミー」は今までの価値観の崩壊するような感覚を覚える、amazarashiの曲である。
作詞者である秋田ひろむによる、主に、先に生まれた者から言われてきた事や、「この世界」の無言の中に存在する圧力へのアンサーソングとなっている。
その旋律は儚さを感じるような、それでいて、激しさを加速させるミドルテンポのロック。それは矛盾せず、成立している。聞く者の「心」そのものに、「リリック」と「旋律」が同時に迫り、繰り返し聞いてしまう。
「...救ってよ」のリリックにはっとした。そう、その言葉を聞きたかった。そう、思っていた。
amazarasiもまた、いや、秋田ひろむはそれ以上に感じ、引き裂かれながら、吐き出す以外に無かった。そう感じるのだ。
amazarashiの痛みは、私の痛み。
amazarashiの叫びは、私の叫び。
「アノミー」のリリックにある「アダムにとって知恵の樹の実とは イブの連れ子かパチンコ玉か」という箇所で、信じたかったものに裏切られた思いが込められている。
「神に近づこう、幸せになろう」というアダムの願いは打ち砕かれた。
神から与えられた伴侶には連れ子。自分の子供では無い。
この世界の享楽の象徴程度しか価値のないもの。
そうした絶望とあきらめ、虚無感。
それをamazarashi、秋田ひろむが代わりに歌い上げてくれただけ。
旋律にしてくれて、うれしい。心の底から感謝を告げたくなる曲だ。
邦ロック好きなら、amazarashiという名を1度は聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
2010年にメジャーデビューして以来、アニメ主題歌のタイアップも数多く行っており、アニメ好きの人の中でも知っている人はいるでしょう。
amazarashiの曲は、歌詞を感じながら聴きたい曲です。彼らについて少しでも詳しい人なら、彼らの書く歌詞は暗かったり、重かったりと人を選ぶ言葉ばかりだと考えることでしょう。確かにその通りですが、amazarashiをよく聴いてみれば、彼らの曲は苦しみや絶望を歌えど、最後にはその先の希望を求めるような着地で深いメッセージが感じられるものばかりだということがわかります。「頑張れ!」や「止まない雨はない」のような、前向きなメッセージばかりが終始続く曲には共感できなくて好きじゃない、今が苦しい自分に寄り添って励ましてくれる歌詞の曲が聴きたい、そんな人にオススメのミュージシャンです。
またamazarashiの曲は苦しい現実、絶望を歌うだけでなく、優しい曲もあります。それらは愛や故郷を連想させるものが多く、家族や恋人、友人などのことを思い出す、ノスタルジーを感じるような曲です。amazarashiには、神曲がたくさんあるので、是非聴いてみてください。
amazarashiというロックバンドをご存じでしょうか。
テレビ出演も少なく、顔出しも一切行っていないにも関わらず、多くのファンの心を掴んで離さないバンドです。
2007年に結成され、2010年の「爆弾の作り方」でメジャーデビューを果たした彼等。
Vo.秋田ひろむの特徴的なミックスボイスと、字余りながら儚い歌詞が聴く人の心に刺さります。
「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが”それでも”というところを歌いたい」という想いから命名されたバンド名のとおり、現代社会に疲れた人や心に暗い影を落としてしまった人に寄り添うような音楽だからこそ多くのファンに指示されているバンドなのです。
アニメのタイアップ楽曲に多く取り上げられたことで、音楽好き以外の層からも注目されることになりました。
「季節は次々死んでいく」ではアニメ『東京喰種』のEDに起用され、「空に歌えば」ではアニメ『僕のヒーローアカデミア』のオープニングに起用されました。
amazarashiの描く楽曲は、心の奥底に根付いた暗い部分を否定せずに、"それでも"と後押しする楽曲が多く、現在のアニメーションで描かれる「光と闇」の二面性に上手くマッチしてるといえます。
以降もアニメのタイアップが多く、多くの若者の支持を集めています。
芸能界でもファンが多いバンドとしても有名で、Vo.秋田ひろむは中島美嘉へ「僕が死のうと思ったのは」、菅田将暉へ「ロングホープ・フィリア」を楽曲提供しています。
この楽曲提供から輪が広まることとなり、楽曲「未来になれなかったあの夜に」のミュージックビデオでは、横浜流星、杉野遥亮、泉澤祐希、柄本時生などの豪華キャストが出演する運びとなりました。
また、コロナウイルスによって全国ツアーの延期や収録環境に制限があった令和二年には、コロナ過で秋田ひろむやメンバーが感じた想いを載せた「令和二年、雨天決行」がリリースされました。
本E.P.に収録されている「令和二年」はコロナ過で苦しんだ人たちへの鎮魂歌となっており、リアルな苦しみを背負った世界へのアンサーソングとなっています。
MVは真駒内滝野霊園で撮影され、安藤忠雄が設計した「頭大仏」にプロジェクションマッピングを投影するという奇抜ながら美しい祈りが込められました。
暗い中に希望があって、光の端っこに深い闇がある…そういう誰しもが抱えている本音の部分に寄り添ってくれるバンドです。
このように、amazarashiというバンドは、ジャンルや時代を超えて支持されるロックバンドなのです。
『amazarashi』というバンドをご存知だろうか?
2007年「STAR ISSUE」として活動していたアマチュアバンドが、青森県で行われたアマチュアバンドのライブイベント『グルコン Vol.17 青森 ~Joker Style Summit~』でローランド賞を受賞。
後に『amazarashi』へと改名し、活動をスタート。
青森県在住の秋田ひろむを中心に結成されたバンドで、ネットを中心に活動を行っていた。
その独特の世界観や物語性のある歌詞が、所属事務所であるレインボーエンタテインメントのA&Rに評価を受け、デビューに至った。
2010年にアルバム『爆弾の作り方』でメジャーデビュー。
アートワークディレクターとしてYKBXこと横部正樹が作品デザインを手掛けた、てるてる坊主のマスコットキャラクターをメインビジュアルとしている。
秋田は「生きていく中で降り掛かる悲しみ苦しみを雨に例えて、雨曝しと名付けました。そこから自分を肯定していくような歌を作りたいという願いを込めて。そこからイメージしてのてるてる坊主です」と語っている。
また「amazarashiの攻撃的な歌は、世界への復讐のつもりだったんですけど、それが何故か受け入れられたりして、良く分からないです。でも、抱え込んでいた自分の汚い部分を吐き出すのは大事だったと思います。」と語っている通り、歌詞には強烈なメッセージ性があり、全ての人に受け入れられる音楽では無いが、だからこそ魅了されるものがある。
(引用:「世界への復讐のつもりだった amazarashiインタビュー - インタビュー : CINRA.NET」より)
秋田自身が人付き合いが得意でないことや詞の世界観により注目してもらう為、顔出しを行なっていない。
その為、ライブも独特な構成となっている。ステージにはスクリーンが張られ、そこに映像を流し、その後ろで演奏を行うというスタイルだ。
2018年11月16日に初の武道館ライブ「朗読演奏実験空間”新言語秩序”」が行われた。
実験空間と銘打つ通り、今までに無い演出が組み込まれた。
秋田が執筆した小説『新言語秩序』の物語を軸に、スマートフォンアプリや、ミュージックビデオ、CD、ポップアップショップなどが連動し、大規模なクロスメディア展開が行われた。
ライブのために書き下ろされた小説『新言語秩序』は、ただのフィクションではなく、現実の問題意識から生まれた物語。
SNSをはじめとしたあらゆる場所で過剰な言葉狩りが横行するディストピアで、言葉を検閲する側の「新言語秩序」と、反体制側の「言葉ゾンビ」が争うというものだった。
この物語の世界を現実化し、「新言語秩序」への抵抗運動として、武道館のライブは行われた。
ライブ参加者は物語のなかのレジスタンスの一員となり、スマホのアプリやそれに連動したフリフラ(ソニーエンジニアリングが開発した無線制御型のペンライト)などを用い検閲解除行為を行うことで、抵抗運動へと参加した事となる。
ライブ終了後には、抵抗運動への参加インセンティブとして、オフィシャルライブフォトと検閲解除後の“独白”が即日公開された。
ライブに参加できなかった人にも、「アプリ内で検閲解除行為をした=抵抗運動に参加した」ということで、同様のコンテンツが公開された。
(一部抜粋:「amazarashiが問う、芸術と社会の在り方。SIX本山敬一が伝える」より)
『amazarashi』の持つ独特の世界観。そして、それを構成するもの。今後もその世界は我々の元へと侵食を続けていくだろう。
amazarashiは日本のロックバンドです。
メンバーはボーカルを担当している秋田ひろむさんとキーボードを担当している豊川真奈美さんの二人だけです。
ほかのバンドメンバーは主にライブ構成の時に活躍します。
amazarasiは顔出しをしていないバンドなので、詳しいプロフィールも非公開です。
amazarashiはMVがほかのアーティストとはかけ離れた構成をしています。
歌がメインではありますが、歌詞を読みながら聞きたい楽曲がとても多く、MVの世界観と歌詞がうまい具合にマッチしているものが多いです。
歌詞と世界観が独特ですので、気に入る人はとことん気に入るはずです。
独特のMV技術は日本国内でも評価されており、文化庁のメディア芸術祭で優秀賞を飾るなど、その技術は国が認めるものとなっています。
アニメソングが多いですが、近年ではドラマの主題歌やCMソングも多数手がけています。
初期の曲は暗い系や感情の掃出しが多いですが、近年手がけている楽曲は応援ソングがとても多いです。
落ち込んでいるときに聞くと元気がもらえたりする曲もとても多く、一度聞くと耳から離れない曲調も有名です。
MVを見ながら歌詞も一緒に見るとより楽しめます。
「未来になれなかった全ての夜に」では有名俳優4人によるMVとなっており、見ごたえがあります。
ボーカルの秋田ひろむさんの実体験が元となっているそうです。
ほかのアーティストにも楽曲提供を行っており、菅田将輝さんや中島美嘉さんなどに提供しており、後に自身でも歌っています。
菅田将輝さんにはアニメ「僕のヒーローアカデミア」のED「ロングホープ・フィリア」
中島美嘉さんには「僕が死のうと思ったのは」などを提供しています。
ライブなどでも顔出しはせず、バックスクリーンに歌詞を大々的に出したり、ライブのコンセプトによって全く違うものになります。
ほぼライブの音源とCDの音源は一緒なので、聞いていても違和感はありません。
amazarashでおすすめの楽曲をいくつかご紹介します。
「空を歌えば」
こちらはアニメ「僕のヒーローアカデミア」のOP曲です。
MVのCパートでライブ音源が入っており、一気にライブの世界観に切り替わります。
MVもとても綺麗で、思わず見惚れてしまいます。
「フィロソフィー」
こちらはダイドーの缶コーヒーCMに採用された楽曲です。
応援ソングとのことで、今を必死に生きる人々へ送った曲です。
疾走感あふれる曲となっており、自分を認められるのは自分しかいない、という強いメッセージ性を感じます。
これら以外にもたくさんの楽曲があります。
MVはYouTubeなどで公開されていますので、気になった人はぜひ一度聞いてみてください。
今回ご紹介するアーティストはamazarashi(アマザラシ)です。
日本のロックバンドで、ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ所属です。
青森県で結成され、バンド名は「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」から名付けられました。
このバンドのおススメポイントは3つあります。
①日常を風刺したような歌詞
amazarashiの曲の世界観は、いわゆるJポップの歌詞や世界観とは少し違います。常に日常を風刺したような、生活感が溢れる作品が多いです。
生きていく上で考えること、成長の過程でのジレンマ等、作品のテーマは少し重く感じる人も多いかもしれません。
曲を聴く時、BGMの方を重視する人と、歌詞を重視する人とで解れると思いますが、amazarashiは歌詞を重視する人に合っていると思います。
②一味違うライブ体験!
アーティストのファンであれば、ライブに行くのは必然だと思いますが、amazarahsiのライブは普通のライブとは一味違います。
立ち上がってジャンプしたり、マイクレスポンスで叫ぶといったことは基本的にありません。
座って鑑賞することが多く、ライブ自体はスクリーン越しに鑑賞します。
スクリーンに映し出される、歌詞や映像を観ながら体験するライブは、是非一度味わって頂きたいです。
本人が犯罪者なのだろうか?常に顔を見せない謎のミュージシャンで、歌う内容はとことん暗い歌ばかりというイメージ。声のキーは高く、心の底まで突き刺さるようです。ギターの弾き語り調でもあり、ピアノの弾き語り調でもあるような、繊細だけれども力強い。間違いなく言えることは、ROCKです。1小節にどれだけ詰め込むのだろうと思うほどの言葉を詰め込んでおり、実際にカラオケで歌ってみると、ラップみたいに早口でせわしく歌わないと間に合わないくらい、言葉が多い。暗く塞ぎ込んでいる時に言葉が頭の中をグルグルとものすごいスピードでうごめく感じが良く表現されている感じです。言葉1つ1つは、日常会話の単語というよりは小説等に使用されるような文学的な単語が多い。例えば”つまびらか”とか。
私自身、離婚等で人生で一番暗い時に彼の音楽に会って、どろどろに暗くなって聞けて、その時の自分にピタッとフィットした感じで、四六時中amazarashiを聴いて、毎夜朝まで歌っていました。一世代前の人は、落ち込んだ時は中島みゆきの暗い曲を聴いてとことんまで自分を落とすという気持ちの切り替えとして聞かれている人がおられるようですが、amazarashiは現代版のそれのような気がします。唯一無二の彼の新譜を今でも心待ちにしている毎日です。
私はミュージシャンのamazarashiをオススメします!!
色んな事で悩んだりストレスを抱え込んでしまうこの生きにくい世の中に、少し背中を押してくれるそんな音楽を聞きたいあなたに是非聴いて欲しい。
曲全体的には、否定的だったり、この世界はクソッタレだみたいなネガティブになりそうな音楽だけど、そんな苦しい世界だからこそ、頑張ろうぜ!!、人生サイコー、恋愛サイコーみたいな上辺だけの言葉なんて全く無くて、辛い時にそっと隣で支えてくれて、落ち着いたら後ろからそっと背中を押してくれるような曲が多いです。
世の中綺麗事だらけじゃなくて、ちゃんと悪い部分、辛い現実を受け止めなくちゃなって思います!!
歌詞を見てみると、聞いた事ない言葉が多くてでも、その言葉がかっこよくて、例えば永久ってこれ普通えいきゅうって読むと思うけど、amazarashiはこれをとこしえって読んだり…沢山の言葉を学べて深い!!
曲の流れも小説のようにストーリーがあったり、歌い方も、まるで小説を読んでるような歌い方があったり面白い!!
友達とみんなでワイワイしてる時に聞く曲は少ないけど、1人で浸りたいときは是非amazarashiワールドにどっぷりつかって欲しいです。
私が、26年間、生きてきたなかで、最もオススメしたいアーティストは「amazarashi 」です。
最近、東京喰種や僕のヒーローアカデミアなどのアニメの主題歌を発表したり、
缶コーヒーのCMソングに起用されたりしていて、10代や20代からの人気が高いアーティストです。
ボーカル・ギター担当の秋田ひろむさんと、キーボード・コーラス担当の豊川真奈美さんの二人組ロックバンドです。
2007年から、STAR ISSUE という名前で活動して、2010年には amazarashi という表記になりました。
「日常、降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」
というバンド名の由来があり、暗い曲の方が多いのですが、
楽曲の一つ一つが、とても胸に響き、人生に希望を見いだせるような内容になっています。
特にオススメしたい曲は「光、再考」です。
冒頭から
「もし生まれ変わったらなんて言いたくない」という歌詞に衝撃を受けました。
秋田さんは、「もし生まれ変わったら」という問いに対して、
「そんなこと言いたくない」と返しています。
私自身も人生で様々な挫折を経験していますが、
どんなに辛くても、神様に祈ることさえできない世の中でも、
この曲を聴いて、強く逞しく生きていこうと思いました。
最後の
「もし生まれ変わったらなんて
二度と言わないで
今君は日陰の中にいるだけ
ただそれだけ」
という歌詞は、初めて聞いたときに、涙がこぼれ落ちました。
全体を通して、暗い雰囲気がある曲ですが、
人生は辛いことばかりではなくて、「希望」を求めて生きてほしい
という秋田さんのメッセージが込められています。
他にも、amazarashiの素晴らしい楽曲は、たくさんあります。
この口コミを読んで頂けた方が、amazarashiの曲に持ってくださったら光栄です。
amazarashiは青森県で結成されたロックバンドです。最近徐々に注目を集めてきたアーティストで、名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?時には優しく、時には厳しく、時には陰鬱に、時には手を差し伸べる詩的な歌詞は老若男女に刺さり、ライブには幅広い年齢層の方が見受けられます。
そんなamazarashiの楽曲の中でも、特にオススメできる人気の楽曲を2つご紹介します。
・もう一度
アルバム「夕日信仰ヒガシズム」に収録された楽曲です。YouTubeの公式チャンネルにMVが公開されているので、そちらでも視聴できます。amazarashiの楽曲は詩的な歌詞で内容が比喩的になっていることが多いのですが、こちらはストレートに「もう一度頑張れ!」と訴えかける歌詞になっています。初めてamazarashiを聴く方にオススメの一曲です。
・未来になれなかったあの夜に
シングルとアルバム「ボイコット」に収録された楽曲です。こちらもYouTubeの公式チャンネルでMVが公開されています。こちらは夢を追っている人、夢を諦めた人。どちらが聴いても感動する一曲です。人生の岐路に立たされ毎晩悩んだ結果、選択した未来。その未来になれなかったあちら側に「ざまあみろ!」と言えるように。そんな意味が込められています。こちらはMVで聴いてみることをオススメします。
自分の才能のなさに嘆く人、過去にとらわれて進めない人、他人がうらやましくてしかたない人、自分を傷つけた奴らが憎くて仕方のない人、なんとなく死にたいけど死ぬ勇気もないことに自己嫌悪する人。そんな様々な苦悩を抱えて毎日を過ごしている人にぜひ”amazarashi”を聞いてほしい。
amazarashiは決してきれいな言葉で世界を隠したりしない。まっすぐな言葉で世界の暗闇だけでなく私たちの深い暗闇まで歌い上げる。まるで自分の過去、悩み、汚い考え、安直な甘えを見透かしているような歌詞に初めて彼らの歌を聞いたとき恐怖した。しかし、それと同時に安堵した。自分と同じような考えの人が他にもいるのだと。私たちの自分でも言葉に表せない苦悩を彼らはまっすぐな詩で代弁してくれる。私たちの名前のない感情に名前、そして意味を与えてくれる。しかし、現実だけを歌い私たちの心を代弁するだけではない。ほんの少し光の見える希望の歌で彼らは救ってくれる。失敗しかしてこなかったけど失敗ばかりの結果自分は今ここに立っているんだと、死にたい理由を探すけどそれは生き抜くための理由探しなのだと。生まれたことに意味なんてない。あったとすればそれは歴史の積み重ねと少しのつじつま合わせなんだと。
もしあの日の私と同じように、過去や現在やどうしようもない未来に押しつぶされている人がいれば聞いてほしい。
きっと、あなたの望む言葉を”amazarashi”が叫んでくれているはずです。
amazarashiの曲を聞いて、衝撃を受けたことがある人は私だけではないはずだ。
あたりきたりな言葉で語られる歌詞より、少しひねくれた目線で語る曲というものが私はとても好きである。
その点amazarashiは格別だ。巧みな語彙力で皮肉に語るその言葉は実に説得力があり、不思議と聞いてしまう。例えば、「ムカデ」という曲は突然「給水塔に光る夏の太陽…」と始まる。どゆこと?(笑)だと思うだろうが私にもよく分からん。が、よく分からんからこそなぜか惹き付けられる。このamazarashi独特の言葉のセンスは聴く者を魅力するのである。
amazarashiの歌詞は、言葉が溺れるという表現がとても似合うと思う。卓越した言葉の塊が、まるで私に襲いかかるように迫ってくる。もうそりゃ人を殺そうとするのかってくらいの勢いで。ひたすら毒を吐く。amazarashiは社会にうまくとけ込めない人達に向けて歌っている歌が多い。amazarashiというバンドが生まれたのも、ボーカルである秋田ひろむが東京で挫折し、青森で1人で曲を作ってたことから起因している。そんな挫折を知った人が作る曲はよくあるJ-POPとは一味も二味も違う。負け組の香りが漂うのだ。しかしそれでも歌い、魂をぶつける。ひねくれた歌詞で。
そんなアーティスト、好きになっちゃうに決まってるじゃないか。
amazarashiというバンドを聞いたことのある人は少なくないと思います。このバンドは暗めの曲が多く、歌詞の内容がきつめのものが多いです。例えば、「心さえなかったなら」や、「くそくらえ」のようなものです。歌詞から書いているという話を聞いたことがあるので、人の心を打てるような音楽が多いのではないかと考えられます。
よく私の心の支えになっているamazarashiですが、どんなところがいいのかというと、先程も挙げた歌詞です。例を挙げるなら、「空っぽの空に潰される」という曲がとても良いです。虚しい時はどうすればいいの、という歌詞があるのですがどうでしょうか。いろいろ考えさせられませんか。虚しい時どうしていますか。
この曲では、愛したものや人はあっけないとか、そっけないという場面もあるのですが、まさにその通りだと思いました。振られた直後や、何か他に裏切られたときに聞くとしみわたります。
また、死にたいと言えば気持ちいいかという歌詞には驚愕しました。確かにそういうときがあるなと感じたためです。そしてそんな人がいるなと思ったためでもあります。死にたいなんて言っても何にもならないし言われた側も困ります。
このように、歌詞の良い曲が多いので気になったら何でも聞いてみることをお勧めします。
amazarashiさんは、世界の悲壮や悲しみの叫びを歌ったような曲が多いです。
しかしながら、それは誰しもが立ったことのあるような苦境であったり、辛いときの状況の曲です。
最初から最後まで悲しい曲ではなく、最後の方には曲の中で光が見えてきてそれを目指して歩みだすような印象を受け取れるような感じになるのです。
語りかけるような悲しい歌が、それぞれに意味があるような意味があるような雰囲気になるのです。
なので、落ち込んだ時などに聞いた際には、最初はもっと気分が落ち込んでしまうこともあるかもしれません
しかし、落ち切った先にはもう下はなく、上に上がっていくだけようなメッセージをこめてある曲が多いのが印象的です。
こういった書き方をしてしまうと同じような曲調しかないのかという風に感じるかもしれません。
そんなことはないのです。最初からアクセル全開で心に届けてくれるような、または心の奥をそのまま突き通すような勢いのある曲もあるのです。
人は這いあがることのできる生物なのかもしれないと感じさせてくれるようなアーティストです。
最初に聞いたときは病んでるように聞こえるかもしれません。でも歌詞をなぞっていくとこう感じたときの自分もいたなと振り返ることもあるかもしれない
そんなアーティストだと自分は思うので、聞いたことない方はよかったら聞いてみてください!
雨に濡れて、びしょぬれで動けなくなった時に、そっと寄り添ってくれる、そんなミュージシャンです。
世の中に対する不満や、人生の悩みを胸の内にため込んでいる人は少なくないと思います。
誰にも言えないそんな悩みを、まるで代弁してくれているかのようです。
この世に生まれて、いったい何意味があるんだろう、なんの価値があるんだろう、なにを成せばいいんだろう。
そんな心情を吐露したような歌詞が、胸にジワリとしみ込んできます。
かと思えば、戦争や、殺人や、虐待や、この世界の不条理だったり、悲劇を痛烈に風刺した歌詞がナイフのように胸に刺さります。
彼の音楽はまるで一つの文学のようで、駄々をこねる子供の泣き言のようで、高尚な哲学のようで、破壊的な暴動のようで、雨の日の虚しさのようで、陽だまりのような優しさでもあります。
どんな些細な事でも、少しでも人生に悩んだことがある人なら、彼の音楽に何も感じないということはあり得ません。
そして、どこを探しても同じような音楽を見つけることはきっとできないと思います。
音楽どころか、文学を探しても、何を探しても、amazarashiほどのものを見つけることはできないと思います。
amazarashiという唯一のジャンルであり、唯一の世界です。
私がおすすめしたいアーティストはamazarashi、そしてその中心メンバーとして作詞・作曲を手掛ける秋田ひろむさんです。「雨ざらし」のローマ字表記ではありますが、「自分たちは悲しみの雨に打たれている、それでも」という意味が込められているそうです。
秋田さんは顔出しをせず、MVなどでは帽子を目深に被ることが多いです。ライブ映像でも秋田さんの周りにはスクリーンが張られ、そこに映像や文字が映し出されるという演出がなされています。このため、amazarashiはほとんどテレビに出演することもありません。
しかし、プロモーション活動を全く行わないわけではなく、公式Youtubeチャンネルには多くの公式MVが投稿されています。アニメ「東京喰種(トーキョーグール)」のエンディングテーマとなった「季節は次々死んでいく」では歌詞の形に切った生肉を登場キャラクターに似た女性が食べ続けるという演出、「乱歩奇譚」のオープニングテーマ「スピードと摩擦」では歌詞の文字が羅列されたトイレの個室で制服を着たダンサーが荒れ狂うように踊るという、圧倒的な世界観が広がっています。
特におすすめなのは「リビングデッド(検閲済み)」と「リビングデッド(検閲解除済み)」という二種類の公式MV。同名の曲に施された仕掛けを紐解いて、是非作品世界に浸ってみてください。
私が「1度聴いてみて欲しい!」と強くおすすめするミュージシャンは『amazarashi』です!
誰もが人生で必ず経験するであろう「挫折」や「苦悩」を経て「それでも…」と自分の中で燻っている「諦めきれない」という気持ちに火を着けてくれる楽曲や、リスナーの「これまで」を肯定してくれるような優しい楽曲が多いです。
あまりにも等身大で綴られた言葉には、「これは自分の歌なのか?」と感じる人も少なくないと思います。
「こんな僕だからこそ あなたが好きになってくれたって言うなら…」(未来づくり/千年幸福論 より)という歌詞が持つ、過去を許容する言葉の力はすごいです…。
歌詞カードをじっくりと読んで欲しいミュージシャンです。
ライブでも、ステージと客席の間にスクリーンを挟んで、歌詞を投影しながらライブする程言葉を大事にされています。
また、作詞作曲を担当されているボーカルの秋田ひろむさんが書く歌詞は、宮沢賢治や寺山修司といった作家にも影響を受けており、「歌」というよりは「詩」に近いかもしれません。
アルバムの特典にもご自身で書き下ろされた小説が付いており、楽曲と合わせて読むことでより作品の世界観を楽しめる仕様になっています。
是非一度聴いてみてください!
Amazarashiを知っているだろうか?
「陰気な感じ」「厨二病っぽい」といったイメージを持たれることもあるこの音楽グループだが、聴けば聴くほど虜にさせる不思議な魅力を持っている。
作詞作曲を担当するボーカル、秋田ひろむの紡ぐ大半の曲には人生における暗澹たる思いが多数描写されている。しかし彼の一つ一つの曲には必ず最後に「救いの手」が用意されるのである。
曲の冒頭から中盤にかけて、自身の毒を思いつく限り吐き出す。しかし最後には必ず自分自身に対する鼓舞が現れるのである。
たとえばワンルーム叙事詩にはこうある。「雨にも負けて 風にも負けて 雪にも夏の暑さにも負けてそれでも人生ってやつには負けるわけには行かない」。
ファンはamazarashiと共に人生における苦痛を吐露すと共に、最後には希望が垣間見得る歌詞に勇気を貰い、明日を歩む糧とすることが出来る。
商業主義に満ちた音楽界においてメロディと歌詞両方で人の心を動かすことが出来るアーティストは貴重である。またコロナ禍のような鬱屈した感情に世界が支配されている時代にこそ多くの人に聴かれるべきアーティストだといえる。半信半疑でも良いので是非1曲でも聴いていただきたい。
私はもともとJPOPに興味がなく、小中学生の頃に流行っていたアーティストやアイドルや恋愛ソングにも見向きもしませんでした。流行りの歌に共感できない自分はなんなんだろう、自分が好きになるアーティストは存在するのだろうかと思っていました。当時アニメが好きだったのでアニソンシンガーは好きでしたが、それでもその人の歌全てが好きかと言われたらそんなことはなく、アーティストそのものにハマることがありませんでした。そんな時、東京喰種のEDテーマで「季節は次々死んでいく」を歌っていたのがamazarashiでした。
アニメの世界観と合っていたのもそうですが、初めてその歌と歌詞に共感しました。流行る曲を歌っているのではなく、そのアーティストにしか出来ない歌を歌っているところがとても好きです。ボーカルの秋田ひろむさんの人生から曲が作られているので、人生に迷っている人や自分の存在価値に悩んでいる人には響くアーティストだと思います。歌詞も世界観もボーカルの声も曲も全てに惹かれるようになりました。MVもメッセージ性が強く奥が深いです。恋愛や仕事以外で自分に対して悩んでいる人は多いと思います。自分にしかわからない苦しさ悲しさを抱えている人にぜひ聞いてほしいです。
ロックバンド「amazarashi」は、作詞・作曲、ボーカルを務める秋田ひろむを中心とする青森県出身のロックバンドである。
俳優の菅田将暉や歌手の中島美嘉への楽曲提供を行った経歴がある。amazarashiの曲の特徴としては、日常の中で体験する息苦しさや生きづらさ、挫折などのマイナスな気持ちをストレートに歌詞として表されていることである。例えば、「フィロソフィー」という曲では、「都市の距離感解せなくて電車は隅の方で立ってた」や「心のぞかれたくないから主義主張もなりを潜めた」といった生きづらさを感じている人の気持ちが歌詞として表れている。他にも、「ジュブナイル」という曲では、「侮辱されて、唇かんで」や「撫でる青痣、みみずばれの頬」などの人物の描写が歌詞の中でリアルに表現されている。
ここまでは、暗い歌詞でイメージが良くないように感じられるだろう。amazarashiの曲の魅力としては、曲の終盤に聞き手に希望を与えてくれる歌詞やボーカルの秋田ひろむの感情的な歌い方が挙げられる。例えば、「僕が死のうと思ったのは」という曲では、「死ぬことばかり考えてしまうのはきっと生きることに真面目すぎるから」や「あなたのような人が生きてる。世界に少し期待するよ」などの歌詞がある。励ますだけではなく、聞き手に寄り添ってくれるような曲が多く存在し、困難に立ち向かっていくモチベーションを与えてくれるような曲となっている。これらの点から、ロックバンド「amazarashi」に少しでも興味を持った場合は、ぜひ曲を聴いていただきたい。
amazarashiは秋田ひろむがギターボーカルを務めるバンド。昔はフォークソングに近い曲も多かったが、最近はロック調の曲も増えている。このバンドの特徴は発信者の影響を受けさせないよう秋田ひろむが顔を出していない事もあり、内省的な歌詞である。
1stアルバムの曲、「光、再考」では神様がボロアパートで首を吊ったという歌詞がある。訴えている内容はとても暗く、陰鬱としていて、最初は聴き手を選ぶかもしれない。中島美嘉に楽曲を提供した「僕が死のうと思ったのは」では繰り返し主人公が死にたい理由を悲痛な声で叫び続ける。秋田ひろむの声は流行りのアーティストから比べるとかなり声を張り上げており、それがより悲壮感を漂わせる。
ただ暗いだけのバンドではなく、「光、再考」では君は今は闇の中にいるだけであり、また光が射すと歌い、「僕が死のうと思ったのは」では今までの訴えは全ては貴方に出会っていなかったからだと言う。逆説的な主人公は僕は今は死のうと思っておらず、希望を見出している事が分かる。昨今、オルタナティブロックが流行り、歌詞の陰鬱さを売りにしているバンドは多いが、歌詞に起承転結やわずかな希望を見出してくれる歌詞は少ない。秋田ひろむにはそれができている。陰鬱さからのカタルシス、これがamazarashiの魅力だ。
東京グールやどろろの主題歌にも抜擢されている。アニメが好きな層にも陰鬱とした気持ちを抱えている人は多いだろう。主題歌を通じて知ってくれる人が増える事を願っている。
雨曝しだけど、「それでも」。
絶望と希望を歌い、深く、重く、残酷で、でも、「俺もその気持ちわかるよ」と世界の隅っこで生きていると思い込んでいる人の気持ちを代弁してくれるようなバンド、amazarashi。
2007年にギターボーカル秋田ひろむとキーボードの2名で構成された、青森発のロックバンドです。
演者がうっすら見える程度のカーテンのような幕を張り、そこに映像を映してライブをしたり、「千年幸福論」「地方都市のメメント・モリ」など、中二の病を発症した人が好むようなタイトルを付けちゃうような人たちです。
世界はこんなにも輝いている、毎日幸せだ、なんて巷に溢れる曲と違って、苦しい、辛い、もう生きていきたくない。そんな、言葉に出せない感情を、代わりに言葉にしてくれます。
メンタルが弱ってるときはボロボロ泣くし、曲によっては下手すると病むけれど、カッコつけてない、等身大を表現してくれているからこそ、自分の今を客観的に自覚できるような気もしています。
そして、「こうすればいいよー」なんて誰にでも当てはまりそうな、誰にも当てはまらなそうな、「一般的な答え」は提示せず、「だから、お前はどうする?」と、問いかけてくれます。
俺もお前と一緒に悩むからさ、だから、この世の中を、どうにか生き抜いていこうぜ。
そんなメッセージが、各曲から溢れるamazarashi。
メンタルが安定しているときに、用法用量をご確認の上、処方ください(笑)。
はじめましての方は、是非とも「空っぽの空に潰される」を聞いてみてください。
虚しいときはどうすればいいの?
自分一人では気付かなかった自分の中のもやもやと、向き合うことが出来ると思います。