日本代表アギーレ監督 八百長疑惑の経緯

ワールドカップブラジル大会の後、男子サッカー日本代表チームはハビエル・アギレを新たな監督として迎え入れた。メキシコ代表チームを率いた経験値や実績から期待がかかっていたが、「八百長疑惑」という気がかりもあった。ここではハビエル・アギレにかけられた疑惑の経緯をまとめた。

サッカー日本代表のアギーレ監督(56)が八百長に関与した疑いでスペイン検察当局に告発された問題で、今度は損害賠償を請求される可能性が出てきた。同国1部リーグのデポルティボ・ラコルーニャが当時2部に降格したのは不当として、民事で提訴する方針であると24日、スペインのスポーツ紙アスが報じた。

アギーレ監督がサラゴサ(現2部)を率いていた2011年5月の最終節でレバンテを下して1部残留を決めた試合に八百長の疑惑があり、40人以上が告発された。デポルティボはこの試合の影響を受ける形で2部に降格したとし、バレンシア裁判所が告発を受理すれば、法人としてのサラゴサやアギーレ監督らを相手取り、経済的損失などの補填を求めるという。

出典: www.zakzak.co.jp

当時、デポルティボは最終節を迎えて残留圏内ぎりぎりの17位だった。アギーレ監督のサラゴサは圏外の18位だったが、レバンテ戦での勝利で立場は一転。デポルティボが18位となって2部に降格した。

1部と2部では放送権料や観客動員などの収入に大きな差が生まれるとされ、クラブ経営にも影響が出るとされる。デポルティボのフェルナンデス会長は「チームの損失が補填されるために全力を尽くす」との声明を発表した。巨額の請求額になる可能性もある。

デポルティボはその後、昇格と降格を繰り返し、今季は1部リーグ17位につけている。

八百長で告発されたうえに損害賠償も請求されるとなると、疑惑の代表監督の立場はますます苦しくなるだろう。

出典: www.zakzak.co.jp

■大仁会長 八百長告発問題で異例対応 代表合宿で選手に説明へ

ついに協会トップが動く。アギーレ監督が八百長に関与した疑いでスペイン検察当局から告発された問題は深刻化の一途をたどっている。そんな中、来年1月のアジア杯(オーストラリア)に向けた国内合宿は29日に始動する。事態を重く見た日本協会の大仁会長は「29日に行こうかな、と。今までのことでご心配を掛けているし、選手に説明したい」と明言した。

大仁会長によれば、前日(24日)までにスペインに送り込んでいた日本協会の法務委員2人も帰国した。詳細は明かさなかったが、より正確な情報の報告を受け、その内容を選手に伝える方針だ。選手に対しては、霜田技術委員長からも現状の報告がある予定。協会トップが代表合宿に出向くこと自体が異例だが、少しでも選手の動揺を排除したい考えだ。

出典: www.sponichi.co.jp

その一方で、告発問題は予断を許さない状況が続く。バレンシア裁判所関係者によれば、アギーレ監督らが告発された件は近日中にも受理される見通し。合宿前に釈明会見を行うとされる指揮官も沈黙のままだ。告発が受理されれば強い権限を持つ予審判事の下、捜査は本格化する。アジア杯の指揮への影響は必至で辞任勧告、解任への動きは免れない状況だ。

仕事納めのこの日、日本協会に最高顧問の川淵キャプテン、法務委員長の三好弁護士も姿を見せた。大仁会長は「U―16、19代表も(アジア選手権で)敗れ、W杯も1次リーグ敗退。厳しい年になった」と14年を総括したが、八百長疑惑という前代未聞の難題が残されたままだ。説明の場は、宿泊先ホテルか、ピッチ上になるかは調整中だ。告発後、対応の遅れが目立つ日本協会トップが自ら買って出た直接対話の場。選手の動揺を鎮めることができるだろうか。

出典: www.sponichi.co.jp

■26、27日有力も…アギーレ監督“釈明会見”は未定

日本サッカー協会は26、27日が有力視されるアギーレ監督の“釈明会見”の開催日について「まだ決まってません」と話すにとどめた。

現在、弁護士と話す内容を協議しているという。アギーレ監督が関与したとされる八百長疑惑に関するスペイン検察当局からの告発がバレンシア裁判所に受理されれば、捜査は本格化する。その場合、日本協会は臨時技術委員会を開催する方針で、一気に辞任勧告、解任などに動く可能性もあり、事態は深刻化している。

出典: www.sponichi.co.jp

■八百長告発受理ならアギーレ監督今後は「白紙」 原専務理事が強調

日本代表のアギーレ監督がスペインリーグの八百長に関与したとして同国検察当局に告発された件で、日本協会の原専務理事は22日、告発がバレンシア裁判所に受理された場合、その後については「白紙」とすることを強調した。

「仮に受理されたとして、捜査がどういうふうになるか調べてますが、確定してこうです、というのは分からない」。裁判所関係者によれば、11年5月のレバンテ―サラゴサ戦の八百長疑惑に関する告発は近日中にも受理される見通し。その場合、来年1月のアジア杯(オーストラリア)で指揮することへの影響は避けられず、辞任勧告、解任など進退問題が前倒しされる可能性は残る。

出典: www.sponichi.co.jp

また原専務理事は「(告発が)11枚のレターだけで、普通に考えれば少ない。予審判事の考えることですが、いつ受理されるかの情報は入っていない」とした。15日の告発後も指揮官と連絡は取っており、29日に始まる国内合宿前に予定する“釈明会見”については「あえてクリスマスにやるというのもね」と話し、会見は26日か27日の実施が有力となった。告発が受理され、捜査が本格化した場合も行う方針は変わらない。

出典: www.sponichi.co.jp

■アギーレ監督、今週生釈明!22日にも告発受理

スペインリーグ監督時代の八百長疑惑で検察当局に告発されている日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が、今週中に釈明会見を行うことが内定した。日本サッカー協会の原博実専務理事(56)が21日、指揮官の代理人と日程調整を行っていることを明言。15日の告発後初めて、不透明な入金の流れなどについて自らの口で説明を行う。

29日から始まる代表合宿を前に、ついにアギーレ監督が自らの疑惑に関する質問に答える。原専務理事は「このままキャンプに入ると、その(八百長疑惑の)話題ばかりになってしまう。どこかで1回やった方がいい。彼の代理人の考え方もあるので、すりあわせをしている」と明言。日程的には25日のクリスマス前後になることが濃厚だ。

出典: news.livedoor.com

会見で予想される質問は〈1〉潔白を証明できる根拠〈2〉告発を受けた現在の気持ち〈3〉アジア杯期間中の事情聴取になった場合どうするか〈4〉96万5000ユーロ(約1億4000万円)が入金されたとされる金の動き〈5〉状況次第では辞任する覚悟はあるか―など。テレビ局関係者が「生中継の可能性もあります」と話すなど異様な雰囲気が見込まれる。400人超が集まった5月のブラジルW杯代表メンバー発表を超える可能性もある。

八百長疑惑が報道された9月以降、指揮官は試合視察時などに何度か取材に応じたが、コメントは「全く心配していない」「(訴状など)何か出るなら私も知りたい」「サポーターには心配しないでくれと言いたい」など抽象的なものばかり。特に15日の告発以降は公の場に姿を見せていない。

出典: news.livedoor.com

この日、都内のJFAハウスで行われた評議員会の冒頭では大仁邦弥会長が「監督の件でお騒がせして申し訳ありません」と謝罪。早ければ22日にも告発が受理されて本格的な捜査が始まる見込みで、会見で指揮官の口からどんな言葉が飛び出すか注目される。

出典: news.livedoor.com

■スポンサーが「NO」 アギーレ監督は明日にでもクビになる

「スポーツマスコミも日に日に、無策! 当事者意識ゼロ! とサッカー協会への批判を強めていますが、自ら三顧の礼で招いたアギーレを灰色のまま解任するという選択肢は彼らにはない。事態を動かすとしたら、スポンサーです。サッカー日本代表にはキリン、アディダスを筆頭に主要企業11社が莫大なサポート資金を出している。今年の5月にはキリングループが8年総額200億円で日本代表公式パートナー契約を更新。次いで11月にはアディダスがこちらも8年間で総額250億円という破格条件で契約を延長した。その他、アウディやみずほ、JALやコナミなどの主要スポンサーとの契約で年間50億円といわれるカネが協会に入っている。これなしには協会は立ち行きません」(サッカー記者)

出典: www.nikkan-gendai.com

■アギーレ監督22日にも告発受理 ア杯へ影響必至、出頭時期変更交渉も

日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)がスペインリーグの八百長に関与した疑いで、同国検察庁から告発された問題で、22、23日にもバレンシア裁判所で受理される見通しであることが20日、分かった。バレンシア裁判所関係者が明らかにした。来年1月のアジア杯(オーストラリア)への影響は避けられず、捜査が本格化すれば辞任勧告、解任へと日本協会は動きだす方向となっている。

アギーレ監督も関与したとされる11年のサラゴサ―レバンテ戦の八百長疑惑に関して、週明けにもスペイン検察当局からの告発が「受理」される見通しとなった。バレンシア裁判所関係者は19日、「受理するか、否かを判断するのは今後1~2日で判断する」と明かした。土、日は裁判所が稼働しないため22、23日がXデーとなる。受理されれば、疑惑の指揮官への捜査はいよいよ本格化する。

出典: www.sponichi.co.jp

バレンシア裁判所では19日、予審判事を女性でキャリア20年のイサベル・ロドリゲス氏に確定した。受理されることはほぼ確実で、同裁判所の関係者によれば「通常、受理されれば、その日から捜査が始まる」と言う。指揮官が同裁判所に出頭を要請される可能性は高く、その時期は2月が有力との見解も示した。

日本協会も告発の受理はある程度、想定している。聴取、捜査が本格化しても、それが長期化するとの情報も得ている。出頭要請を、アジア杯に影響のない時期に変更できるか、交渉の準備までしている。だが、仮に出頭が2月で物理的にはアジア杯の指揮が可能でも、聴取に向けた準備など、指揮官が職務に集中できるとは思えない。選手の士気にも影響する。

18日の理事会では指揮官のアジア杯の続投を確認したものの、週明けに告発が受理されれば事態は一気に動きだすことになる。法務委員長の三好弁護士は「状況は変わっていくと思うので対応していきたい」と繰り返していた。当面は代行監督を立て捜査の本格化を理由に辞任を勧告するか、違約金を支払ってでも解任するか。進退問題をアジア杯前に前倒しする可能性は十分にある。

出典: www.sponichi.co.jp

原専務理事は今、集中すべきは「アジア杯の連覇」とする一方で、「その後はどうのこうの言えない」とも明言していた。アジア杯以降の続投は“白紙”としており、水面下では既に来年3月27日のチュニジア戦、6月に始まるW杯予選に向け、後任人事にも着手している。間近に迫ったXデー。もう結論を先送りにはできない。日本協会にとって一刻も早い“審判”が求められる状況となった。

出典: www.sponichi.co.jp

■アギーレ監督窮地 リーガ会長「あの試合は仕組まれたものと確信」

八百長疑惑の渦中にいるアギーレ監督が、ますます窮地に追い込まれた。LFPのテバス会長は、地元ラジオ局に対し「最重要課題は八百長対策。あの試合が仕組まれたものと確信している」と語った。LFP会長は日本ならば、Jリーグ・チェアマンにあたる最高責任者。アギーレ監督については言及していないものの、リーグ機構トップが疑惑の一戦を“クロ”と言い切った発言の意味は重い。

テバス会長は昨年4月に会長に就任。元弁護士で特に八百長撲滅を推進し、「この問題に徹底的に戦い、根絶したい」と表明している。対策の一環としてベルギーの専門会社と契約、ブックメーカーなどの賭け率をチェック。機構内にも2人、八百長対策選任を置く。昨年10月、ロンドンでの国際会議では八百長への関与が発覚した場合、永久追放処分の考えを打ち出している強硬派だ。

出典: www.sponichi.co.jp

日本協会関係者によれば、原専務理事、霜田技術委員長らはスペインから問題の一戦、11年5月21日のレバンテ―サラゴサ戦の映像を取り寄せ、くまなくチェックしているという。前日18日、日本協会法務委員長の三好弁護士は「現状は監督を代えるだけの証拠を発見できていない」と語った。しかしテバス会長の発言は確信に満ちており予断を許さない状況だ。

日本協会の原専務理事は指揮官の去就について前日の会見で来年1月のアジア杯後は白紙であることを示唆した。アジア杯前、大会中でも告発が受理されれば一気に辞任勧告、解任に動く。アギーレ体制に見切りを付けた日本協会では、既に水面下で後任人事にも着手している。

日本協会と公式サプライヤー契約を22年まで延長したアディダスでは、ザッケローニ前監督とはアドバイザー契約したものの、アギーレ監督との契約に関しては静観の構えという。潔白を主張するメキシコ人指揮官だが、逆風ばかりが吹いている。

出典: www.sponichi.co.jp

■アギーレ監督 アジア杯後は白紙…協会、水面下で後任探し着手

himeyura0924
himeyura0924
@himeyura0924

目次 - Contents