日本代表アギーレ監督 八百長疑惑の経緯

ワールドカップブラジル大会の後、男子サッカー日本代表チームはハビエル・アギレを新たな監督として迎え入れた。メキシコ代表チームを率いた経験値や実績から期待がかかっていたが、「八百長疑惑」という気がかりもあった。ここではハビエル・アギレにかけられた疑惑の経緯をまとめた。

■アギーレ八百長疑惑余波 逃げ出すスポンサー続出?

アギーレ監督の衝撃的な「八百長疑惑で起訴」報道は、日本代表に甚大な“被害”をもたらすかもしれない。大手広告代理店関係者が指摘する。

「代表のスポンサーは日本が誇る大企業ばかりで、当然コンプライアンスも極めて厳格。八百長への関与が立証されれば何らかの措置を取るだろうし、たとえ疑惑の段階でも長引くようならいろいろなところに支障が出てくるでしょうね」

日本代表の運営や活動に関わる費用は日本サッカー協会が捻出しているが、大きな資金源となっているのがスポンサー収入だ。たとえば先月5日に更新が発表されたオフィシャル・サプライヤーのアディダス・ジャパン社との契約は、8年総額240億円(推定)とも言われる超破格のもの。代表にとって、いかにスポンサー企業が重要な存在であるのかが分かる。

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そうした企業にとって、今回の八百長問題は決して看過できるものではない。八百長行為はスポーツマンシップに反するだけではなく、ほとんどのケースでマフィアなどの犯罪組織が関わっている。そのため、もしチームを率いるアギーレ監督の有罪が確定すれば日本代表のイメージダウンどころではなく、一気にスポンサー離れが起きる危険性があるのだ。

「新たなスポンサー開拓や、ちょうど契約更新の時期にある企業との交渉にも影響が出る可能性は否定できない」とは同関係者。2011年に大相撲で八百長問題が勃発した際には、懸賞金を出すスポンサーの撤退や力士が出演するテレビCMの放映自粛が相次ぎ、世間の風当たりも強かった。有罪の場合はもちろんだが、アギーレ監督が起訴されて裁判にかけられるだけでもイメージ悪化は避けられず、このままでは協会の屋台骨である代表関連事業の収益に大打撃を与えかねない。

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■アギーレJ結成4カ月で消滅危機…「八百長」起訴なら辞任勧告も

スペインリーグの八百長疑惑の渦中にある日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)がスペインの検察当局から起訴、告発されるなどの法的な動きがあった場合には「辞任勧告」を受ける可能性が高まった。日本サッカー協会では現在、情報収集に全力を注いでいる状況だが、最悪の場合はアギーレジャパンが結成からわずか4カ月で消滅する可能性が出てきた。

アギーレ監督が電撃退任の危機を迎えた。スペインではアギーレ監督もかかわる八百長疑惑に関する報道が過熱。日本協会でも情報収集に全力を注いでいる。この日、取材に応じた原専務理事は「今は全く(状況が)読めない。ただ法的な動きがあれば事情を聴く。協会としても伝えるものは伝え、対応したい」と話した。最悪の場合、辞任勧告は免れそうにない。

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現在、欧州を視察中のアギーレ監督は4日に再来日の予定。スペイン紙マルカでは「12月の1日か2日にも起訴」と報じられたが、日本とスペインでは司法制度そのものが異なり、現段階ではレバンテ―サラゴサ戦に関わった選手、監督、クラブ幹部のほぼ全員の名が疑惑の対象として挙がっているという。情報集めに奔走する霜田技術委員長は、来日したその日にもアギーレ監督に事情説明を求める方針だ。

原専務理事は「“無実だし、関係はしていない”という彼の言葉を信じて動くしかない」と話した。今はアギーレ監督の言葉を、無実を信じ、来年1月に迫ったアジア杯(オーストラリア)に向けて粛々と準備を進める方針だ。だが、仮に起訴、告発など法的な動きがあれば判決を待たず、アギーレ監督が辞任を迫られる可能性は否定できない。

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問題は11年5月のレバンテ―サラゴサ戦。アギーレ監督率いる当時のサラゴサ(現2部)が2―1で勝ち、1部残留を決めた一戦で八百長疑惑が浮上。アギーレ監督は試合前日に当時のイグレシアス会長から9万ユーロ(当時約1000万円)のボーナスを受け取ったとされ、その金銭がレバンテ側に渡ったとの報道もある。10月初旬には、地元検察庁による関係者への聴取が始まった。

日本を拠点としていたアギーレ監督が事情聴取を受けることはなかったが、起訴、告発など法的な動きが生じた場合、裁判に出廷義務が出てくる。長距離移動しながら日本代表の監督として職務を続けることは極めて困難。八百長関与が認められた場合はFIFAから指導者ライセンスを剥奪される可能性もある。指揮官の母国メキシコ各紙でも「最低でも職務停止処分が科される」と報道されるなど厳しい処分が予想される。

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■八百長疑惑のアギーレ監督に説明求める 4日にも日本協会

日本サッカー協会は2日、日本代表のアギーレ監督がスペイン1部リーグの八百長疑惑に関連したと報じられた問題で、同監督が欧州視察から再来日する4日に状況説明を求めることを明らかにした。

同協会の原博実専務理事は「(4日までに)法的な動きがあれば、その時点で協会としてじっくり事情を聴くことになる」と説明。また、来年1月のアジア・カップでの指揮については「『無実』という彼の言葉を信じて動くしかない」と話すにとどめた。

出典: www.sankei.com

■アギーレ監督八百長関与なら「任命責任」問う声必至

スペインリーグの八百長疑惑の渦中にある日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が11年5月のレバンテ―サラゴサ戦での八百長への関与が認められた場合、日本協会関係者からは「任命責任」を問う声が噴出していることが判明した。

今後、裁判に発展して有罪となれば日本代表監督としての職務続行は不可能。協会関係者によれば、同監督の招へいに尽力した日本協会の原専務理事、霜田技術委員長も責任を問われる可能性が高いという。現在、欧州滞在中のアギーレ監督は「大丈夫」と八百長への関与を完全否定しているが、結成からわずか4カ月でアギーレジャパンは崩壊の危機を迎えている。

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■八百長関与認定ならアギーレ監督最長6年職務停止 メキシコ紙報道

日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)が、1~6年の職務停止処分になる可能性があると11月29日付メキシコ紙バンガルディアなどが報じた。八百長行為への関与が認められた場合、最長4年の懲役刑が科されるが、最低でも職務停止処分になるとの法律家の見解を紹介。「有罪判決ならアギーレは日本代表監督のポストを降りることになるだろう」と伝えている。

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同28日付スペイン紙マルカによると、2011年5月のスペインリーグ最終節・レバンテ-サラゴサで不正があったとして、スペイン検察庁が関係者30人以上を1日にも起訴する方針だという。同紙は、その中に当時サラゴサを率いていたアギーレ監督が含まれているとしている。現在、欧州に滞在中のアギーレ監督は日本協会側に「大丈夫」と伝えているようだが、来年1月のアジア杯などへの影響も懸念される。

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■八百長疑惑アギーレ 協会から「早く見切りつけるべき」の声

28日付のスペイン・マルカ紙が、「八百長疑惑がかけられている日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)が来週にも起訴される」と報道。スペイン検察庁の反汚職局が、12月1日にもバレンシア裁判所に告訴する方針を固めたという。

問題となっているのは11年5月のスペインリーグのレバンテ戦。負ければ2部降格の危機だったこの試合で、アギーレ率いるサラゴサが勝利したものの、これに八百長の疑惑が持ちあがった。今年9月に現地の反組織犯罪対策検事局が「疑惑がある」と発表していた。

出典: www.nikkan-gendai.com

スポーツライターの平野史氏がこう言った。

「今回のサラゴサ八百長疑惑が9月に表沙汰になると、日本サッカー協会内部から『疑わしきは“罰する”でスパッと見切りをつけるべきでは』という声が私自身の耳にも入ってきた。まったくもって正しい判断です。起訴後、実際に有罪になるにしても半年、1年と時間がかかる。それまでアギーレ監督にチームづくりを任せ、たとえば1年後に有罪となって資格停止処分になりました、慌てて日本代表監督を解任しました──では時間の無駄となってしまう。幸か不幸か、アギーレ監督は新戦力を積極的に登用したり、ブラジルW杯組を呼び戻してみたり、試行錯誤状態にある。起訴された段階で早々にお引き取りを願い、当面は日本人指導者でチームづくりを進め、日本サッカーにとってベストの外国人指導者をじっくり吟味しながら探すべきです」
アギーレはそもそも能力が疑問視されている。むしろ、これがいい機会かもしれない。

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■アギーレ監督八百長疑惑 霜田技委長は静観の構え

スペインリーグの八百長疑惑で日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)が起訴される見通しとスペイン紙マルカが28日付で報じた件で、日本協会の霜田技術委員長は静観の構えを示した。

C大阪―鹿島戦を視察した際に報道陣に対応。12月1日か2日にも起訴されると報じられたが「きのうも電話で本人と話したけど“大丈夫だ”と。状況は今までと変わっていません」と語った。「どういう対処をするかを含めて情報を収集している段階」と言い、欧州視察中のアギーレ監督は予定通り12月4日に再来日するという。

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■アギーレ監督、八百長問題で来月初旬にも起訴?スペイン紙報道

スペインリーグの八百長疑惑の渦中にある日本代表のアギーレ監督が週明けにも起訴される見通しと28日付のスペイン紙マルカが伝えた。11年5月のレバンテ―サラゴサ戦での八百長問題で同紙は地元検察が関係者35人への事情聴取をほぼ終えており、12月1日か2日にも起訴に踏み切ると報道。起訴される関係者は両クラブの会長、選手計28人のほか当時サラゴサを率いていたアギーレ監督も含まれるという。

アギーレ監督はこれまで事情聴取で召喚されることはなかったが、裁判に発展した場合はスペインの裁判所に出廷の義務が生じる見込み。判決で有罪となれば懲役が科される可能性もあり、当然、日本代表監督としても進退問題は避けられない。来年1月、連覇を目指すアジア杯(オーストラリア)へも大きな影響を及ぼすことになる。

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現在、指揮官は欧州視察中で12月初旬に再来日の予定。10月に八百長疑惑について質問された際は「全く心配していない。状況を見守りたい」と否定。日本協会の原専務理事も一貫して「全くそういうことはないと言っている。それ以上は何もない」と話している。

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■アジア杯V指令の裏にアギーレへの不信感

日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は来年1月のアジアカップ(オーストラリア)に臨むアギーレジャパンに優勝を厳命した。

同会長は「今回のアジア杯の目標は? それは優勝でしょう。代表チームには当然そこを目指してやってもらう」と断言。日本は1998年フランスW杯に初出場して以降、W杯出場のアジア枠4・5を意識し、アジア杯の目標を「ベスト4以上」としていた。大仁会長は「優勝目標は初めて? 前回(2011年カタール大会)も優勝しているんですから、今回も優勝を狙ってもらう」と初めて“V指令”を下した。

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