日本代表アギーレ監督 八百長疑惑の経緯

ワールドカップブラジル大会の後、男子サッカー日本代表チームはハビエル・アギレを新たな監督として迎え入れた。メキシコ代表チームを率いた経験値や実績から期待がかかっていたが、「八百長疑惑」という気がかりもあった。ここではハビエル・アギレにかけられた疑惑の経緯をまとめた。

スペインの検察当局が11年5月のレバンテ―サラゴサ戦で八百長が行われた疑いがあるとして調査に乗り出すことになった。25日付のスペイン紙マルカなどが報じたもので選手20人やクラブ幹部を10月3日に事情聴取するという。

当時のサラゴサは現日本代表のアギーレ監督が率い、最終節でレバンテを破って2部降格を回避。両クラブは調査に協力する意向を表明した。同監督が調査対象にあたるかは不明で日本協会の大仁会長は26日に「何も聞いていない」と話した。八百長関与が認められれば個人は禁錮刑、クラブは公式戦出場停止となる可能性がある。

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■アギーレ監督 10月代表戦でハーフナー呼ぶ!香川の招集も明言

日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)が25日、10月10日のジャマイカ戦(新潟)と14日のブラジル戦(シンガポール)の国際親善試合にFWハーフナー・マイク(コルドバ)とMF香川真司(ドルトムント)を選ぶと明言した。都内で取材に応じ、「次はハーフナーを呼ぶ。香川も呼ぶ。前回(9月)と比較して6、7人は入れ替わるリストになると思う」と語った。

指揮官の初陣だった9月の親善試合2戦ではW杯代表の香川と長身FWハーフナーは選出しなかった。ハーフナーは昨年10月の欧州遠征以来の招集。日本代表は10月1日に発表される。

日本代表は10、11月に計4試合の国際親善試合を戦った後、来年1月にオーストラリアで開催されるアジア杯に臨む。指揮官は「優勝することが目標。前回王者なので誇りを持って、それを守らないといけない」と2連覇への決意を示していた。

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■アギーレ10月代表戦 「召集当確」と「呼んではいけない」選手

来月10日にジャマイカ代表(新潟)と、14日にブラジル代表(シンガポール)と対戦するアギーレ・ジャパン。23日はアギーレ監督やコーチ陣がJリーグの試合会場に足を運び、代表招集候補選手をチェックした。

「候補リスト」に載っているともっぱらな川崎のFW大久保嘉人(32)は、23日の大宮戦ではハットトリック達成。絶大な存在感を示した。同じく川崎FWの小林悠(27)は、前半20分にケガで交代したものの、スピーディーな突破力とDF裏を突くタイミングの良さが武器。前監督ザッケローニも高評価していた選手だけに、呼ばれてもおかしくない。

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W杯中断後の公式戦が11勝2分け1敗と好調キープのG大阪からはFW宇佐美貴史(22)。23日、敵地での清水戦でが前半21分に先制ゴールを決めた。

「シュート、パスの攻撃的センス、ゴールへの嗅覚の鋭さに関してはJで傑出しており、欧州組のFW香川真司(25=ドルトムント)、柿谷曜一朗(24=バーゼル)と比べても遜色ない。代表の得点力アップのためには、必ず選ばれないといけない選手ですね」(スポーツ紙記者)

左利きの選手が大好きなアギーレ監督。FC東京の左SB太田宏介(26)は、エネルギッシュに左サイドを上下動しながら、左足から高精度のピンポイントクロスを放り込んでいく。そのFC東京のチームメートMF米本拓司(23)は、持ち場のインサイドハーフから、相手ボールを奪取する能力が高く、2人とも「対戦した相手Jリーガーたちが『絶対に代表入りすべき』と口を揃える選手」(前出の記者)で、当確と言っていいだろう。

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もっとも、「技術やスタミナは二重丸ですが、候補の中には絶対に呼んではいけない選手もいます」と、サッカー誌ライターが言う。

「得点王ランク首位の大久保は、自分の欲しいタイミングでボールが出てこないと不機嫌になってチームの雰囲気をドンヨリさせる。ブラジルW杯中にザックジャパンのムードが悪化したのも、大久保のキャラクターが一因です。浦和MF柏木陽介(26)は左利きで、2列目からチャンスメークと守備の両面で存在感を示し、新潟戦の2─0勝利の原動力となりましたが、試合の展開によって好不調の波が大きく、試合中なのに『汗まみれの相手選手の腕が絡まって気持ち悪い』とボヤいて足を止めたり、チームメートを困惑させることもしばしばです」

アギーレ監督には、目の前のプレー以外にも、さまざま情報を収集しながら選手を選んで欲しい。

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■アギーレ監督、見極めた“代表失格”「次の招集リストで分かる」

キリンチャレンジ杯(9日、日本2-2ベネズエラ、日産スタジアム)豪快に笑い飛ばしたようで、その目は冷え切っていた。初陣のウルグアイ戦に続き、就任後2試合目も凡ミスから2点を献上。「またゴールをプレゼントしましたね」との厳しい質問に、アギーレ監督は「エ~ッヘヘ」とわざとらしく声を張り上げた。

「ミスの一番の責任者は私です。親善試合のミスを喜びたい。(来年1月の)アジア杯では起らないことを願う」

失点につながるミスを犯したDF水本、GK川島の名を挙げることは避けたが、額面通りのコメントではない。9月から6試合続く親善試合はアジア杯に向けた選手選考を兼ねる。10月のジャマイカ戦、ブラジル戦に向けて「次の招集リストをごらんになれば誰が良くて、良くなかったか分かると思う」と、今回の2試合で“代表失格”の烙印(らくいん)を押した選手がいることをほのめかした。

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試合中は落ち込むチームに拍手を送り、鼓舞し続けた。後半13分にPKを献上した水本がベンチに近寄ると、ほおをたたいて闘魂注入。同26分に川島が簡単なシュートをファンブルした場面では、首を振ってベンチに座り込んだが1分後に飛び出して指示を出した。その一方で、ウルグアイ戦でミスから失点を許したDF坂井、DF酒井宏には一度もアップを命じることはなかった。

前半は相手のプレスが激しいと見るや、後半はロングボール主体の攻撃に切り替えた。途中起用したFW武藤がカウンターからゴールを決めるなど采配的中。「これからまだまだ仕事しないといけない」。アギーレ流のチーム作りは始まったばかりだ。

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■水本にビンタ!アギーレ監督 ミス連発に日本語で「集中!集中!」

親善試合 日本2―2ベネズエラ (9月9日 日産スタジアム)

もはや黙っていられなかった。アギーレ監督は通訳に確認してから日本語で叫んだ。「集中!集中!」。前半は細貝、柴崎が相手の激しいプレスに屈し、自陣深いエリアでパスミス。後半は水本がPKを献上し、GK川島が痛恨のファンブルで2失点を喫した。0―2と惨敗したウルグアイ戦に続き、またもミスの連続で初勝利を逃した。

今後の課題は火を見るよりも明らかだ。「2試合で4失点は多すぎる。ミスは全て決められている。まず、より守備を堅くする。ボールを持った時はより早く動く。オプションを与えないといけない」。だが動きを強制、規制するつもりはない。「指導したこと以外にも自由にプレーしろ、と伝えている。私はアイデアを与えるだけ。それを発展させるのは選手自身だ」と言った。

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ベネズエラ戦では非情な采配も見せた。FWの大迫、柿谷を前半のみで交代。給水する水本の頬を叩き、気合を入れ直させた。ミスで敗れたウルグアイ戦後、全員に見せた映像に強烈なメッセージを込めた。本田がFKを蹴ろうとした瞬間、ウルグアイの壁が審判の目を盗み、本田に近づくシーンだ。この日の采配にも勝利への異常な執念を感じさせた。

アギーレ監督は11月までを来年1月のアジア杯に向けた選考と位置づけている。この2試合でも18人を起用した。「次のリストを見れば誰が良くて良くなかったか分かる」と早くも“合否”の線引きは始まった。「ミスの責任者は私だ。親善試合のミスはむしろ喜んでいる。アジア杯では出ないようにしたい」。就任から2戦勝ちなしは02年のジーコ監督以来の屈辱。だが、アギーレ監督の視線には目指すべき道が見えている。

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■アギーレ監督 縦パスに“勝つ路”を!短命ご免、初勝利必ず

9日にベネズエラと就任2戦目の親善試合を迎えるハビエル・アギーレ監督(55)がFIFA公式サイトで日本の弱点を指摘した。戦術練習ではDFラインから前線への「縦パス」を強く意識付け。過去、就任から2連敗した代表監督は3人いるが、いずれも“短命”に終わっており、南米の強豪相手に初勝利を目指す。

アギーレ監督が初勝利を目指すとともに、日本サッカーの「意識改革」に着手した。8日付でFIFA公式サイトに掲載されたインタビューでは日本の弱点を列挙。今後のチームづくりに反映させる考えだ。視察したJ1リーグ3試合について「フレンドリーマッチのようだった。ズル賢さに欠ける。選手はすぐに倒れ、よく水を飲む。メキシコ、スペインでは死ぬか、生きるかのプレーを見せるのに。そういうものは代表レベルにも影響してくるものだ」とバッサリ。今後は激しさ、勝利への欲求を強く求めていく方針だ。

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ウルグアイ戦後は早速、選手に映像を見せた。味方のクロスに対し4人がゴール前に詰めていた点は褒め、相手クロスに対し数的有利にもかかわらず、シュートを打たれた点は修正を求めた。だが最大の教材はウルグアイの“壁”。本田のFKの場面で相手の壁は審判の目を盗み、徐々に近づいていた。それこそが南米のズル賢さ、勝利への執念であり日本に欠けているものと指摘した。

ベネズエラ戦では何より勝利を目指す。「この試合は勝ちたい。勝つことでチームの形をつくりたい」。理想はポゼッションサッカーだが、ここ2日間はDFラインから前線への「縦パス」を意識付けした。「ウルグアイ戦も相手よりボールを持っていたと思う。ただ相手の力が上回った場合はカウンターも使う」。あくまで結果を優先する。

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■アギーレ監督 Jリーグに“注文”「ずる賢さ足りない」

サッカー日本代表のアギーレ新監督のインタビューが8日、国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトに掲載され、日本への好印象を語る一方、視察したJリーグについては「いくつかの試合は親善試合のようだった。ずる賢さが足りない」と率直に語った。

抜け目のなさや、ずる賢さを意味するスペイン語の「ピカルディア」という単語を何度も使い、勝つための時間稼ぎの重要性などを指摘した。「正しいとか悪いと言っているのではなく、常に生死を懸けて戦っているようなメキシコやスペインとは違う」と持論を展開した。

就任早々に9月の国際親善試合に臨む23人のメンバーを選んだことに触れ「欧州に19選手もいるが、もっとJリーグのことを知らないといけない。今回は時間が足りなかったが、正しい方向に進んでいる」と語った。

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■アギーレ監督激怒!長友&本田にも容赦なし「もう忘れたのか」

アギーレの公開カミナリだ!日本代表は7日、横浜市の日産スタジアムで9日のベネズエラ戦に向けた合宿を再開した。ハビエル・アギーレ監督(55)は就任後初めて一般サポーターにも戦術練習を公開。紅白戦ではショートCKからボールを最終ラインまで戻したプレーに対し、帽子を叩きつけて激怒。熱き闘将ぶりを披露した。

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これがアギーレ流の“ムチ”だ。ピッチ外では冗談ばかりの陽気なメキシカンも、練習中は「バババ(行け)」「べべべ(見ろ)」。絶えずスペイン語で大声の指示が飛ぶ。直接、カミナリを落とされた長友も「あれは監督のコミュニケーションの一つ。(監督が)怒ってるとは思ってない。心配しないでください」と理解を示した。メリハリが利いていた。

この日は初めて戦術練習を公開。287人の一般ファンが見守る中、ウルグアイ戦で2失点を喫した守備の整備に力を注いだ。最終ラインには「相手がペナルティーエリアに入って来るまではエリアに入るな。持ちこたえろ」と通告。アギーレ監督の鬼の一面を見せられたDF陣は神妙な面持ちで指示に聞き入った。初勝利を目指すベネズエラ戦に向け、徐々にアギーレイズムが注入されてきた。

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まるで瞬間湯沸かし器だった。アギーレ監督が突然、かぶっていた白い帽子を地面に叩きつけ、声を荒らげた。「もう忘れたのかっ!この前の試合のことを!」。紅白戦の途中だ。本田がショートCKで目の前にいた柴崎にパス。直後、柴崎は最終ラインまでボールを下げてしまった。その瞬間、一般ファンも見守る前で闘将から激しいカミナリが落とされた。

「中に入れて外に出す。その次は中だろ」。簡単に後ろに下げてしまった消極さが闘将に火をつけた。ウルグアイ戦の前半41分にもショートCKから同じようにボールを下げてしまい好機を逸していた。長友が反論しようとすると指揮官の怒りは沸点に達し、CKのやり直しを命じた。今度はゴールを脅かすと「言った通りだろ」と言わんばかりに本田の背中を思い切り叩いてみせた。

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■アギーレ監督ポジティブ呼び掛け「自分たちのページめくれ」

前を向けっ!黒星発進となったウルグアイ戦から一夜、アギーレ監督の修正策は超ポジティブだった。厳しい叱咤(しった)やミスの反省を促すような言葉はない。練習前恒例の円陣では全ての選手に「次の試合が待っている。自分たちのページをめくって次に進まないといけない」と呼び掛けた。もはや前夜の敗戦は過去のこと。心身のリフレッシュを求めた。

就任から28日。経験のない若い選手も多く、戦術や規律の浸透を求めるのは早計だ。決定機にシュートを外した皆川に対しても「やれることはやってくれた」とねぎらった。練習中に森重、田中とも個別に話したが、内容は前向きなことばかり。「監督はまだチームというより、個を見ていると言っていた」と長友。今は個々の特徴を見極める段階を強調している。

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