日本代表アギーレ監督 八百長疑惑の経緯

ワールドカップブラジル大会の後、男子サッカー日本代表チームはハビエル・アギレを新たな監督として迎え入れた。メキシコ代表チームを率いた経験値や実績から期待がかかっていたが、「八百長疑惑」という気がかりもあった。ここではハビエル・アギレにかけられた疑惑の経緯をまとめた。

大仁会長はアギーレ監督はサラゴサを率いていた11年5月21日のレバンテ―サラゴサ戦で八百長に関与した疑いがあり、昨年12月にスペイン検察当局から告発され、アジア杯中の1月14日にバレンシア予審裁判所に受理されたと現地メディアが一斉に報じていた。日本協会は前日2日夜に受理を確認した。スチュアート・ゲリング、ファン・イリバレン、リカルド・ロペスのコーチ3人も契約を解除する方針。

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■25日から八百長疑惑聴取か 地元紙、アギーレ監督も

スペイン紙アスは2日付(電子版)で、サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督らが告発されたと報じられた八百長疑惑について、25日からバレンシアの裁判所による事情聴取が始まると伝えた。監督が出頭しなければならない期日については触れていない。

疑惑の対象になった2011年のレバンテ―サラゴサはバレンシアで行われた。

同紙は有罪なら、最長4年の禁錮刑や最長6年間の出場停止、不正に得た利益の3倍に相当する罰金などが科されると伝えている。

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■アギーレ監督 大仁会長にアジア杯敗退報告 指揮官の結果責任不問

日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が都内のJFAハウスを訪問し、準々決勝で敗退したアジア杯について日本協会の大仁会長に報告を行った。関係者によると、原専務理事、霜田技術委員長も同席して、約30分間、会談。今後の強化方針などについても意見交換したという。5大会ぶりに4強進出を逃したが、日本協会は試合内容を評価して、指揮官の結果責任を問わない方針を固めている。

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一方で、八百長に関与した疑いでスペイン検察当局に告発されており、受理されれば解任は決定的な状況。既に現地紙では「告発受理」と報道されているが、日本協会によると、在スペイン弁護士との連絡で、28日時点でも告発が受理されていないことを確認しているという。アギーレ監督は休暇のため、29日に欧州に出発する。

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■アギーレ監督の采配、選手には好評「手腕に疑いの余地は全くない」

八百長疑惑の渦中にあり、同国検察当局からの告発がバレンシア裁判所に受理されれば解任が避けられない状況の日本代表のアギーレ監督だが、1次リーグでは交代選手がことごとく得点に絡むなどアジア杯で見せた戦術、采配などは各選手から好評だった。

長谷部は「監督としての手腕に疑いの余地は全くない。戦術、気持ちの持っていき方、勝負にこだわるところなどうまさを感じました」。また4試合に先発した乾も「いい監督だと思いました。選手にかける言葉、戦術は凄い」と話した。

日本協会によれば、在スペインの弁護士からの連絡では27日時点でも告発が受理されていないことを確認したという。来週に予定する技術委員会には原専務理事も出席することが決定。またアギーレ監督は近日中にも離日する予定となった。

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■新疑惑 マネーロンダリングで裏金関与か

八百長問題を抱える日本代表ハビエル・アギーレ監督(56)に新たな疑惑が浮上した。スペイン1部リーグのサラゴサ監督だった2011年5月、同クラブのマネーロンダリング(資金洗浄)に関与している可能性があることが27日、分かった。

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イグレシアス会長が、同監督や複数選手の口座にボーナス名目で総額96万5000 ユーロ (約1億1100万円)を入金し、その後、帳簿に残らない形で再びサラゴサに戻し、資金洗浄に使われた可能性がある。事実なら悪質な犯罪行為に該当し、八百長問題以上の波紋を呼びそうだ。

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■「アギーレ解任」内定済み 後任に急浮上する大物ブラジル人

「アジア杯連覇で八百長疑惑の騒音を封じたかったが、まさかの準々決勝敗退に大きなショックを受けた。ところが、八百長疑惑に関してスペインの検察当局の告発が、なかなか受理されたと発表されず、日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)が準々決勝の後、その翌日の24日と<攻撃面で良くなっている。手腕を高く評価している。続投です>とコメント。アジア杯の惨敗で解任の方向に話が進むだろう……と心配していたアギーレは、上機嫌で日本に帰ってきた」(マスコミ関係者)

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「日本は4試合とも相手より良いサッカーをやった。死んだと思われてはいけない。しっかり生きて、しっかり戦う。(今季の)Jリーグを視察し若手を発掘し、代表チームをリフレッシュさせたい」と言い切った。しかし、前出の関係者が「大仁会長の『続投』というのは、あくまで告発が受理されるまで――という意味合いです。アギーレ本人には知らされていないが、スペイン・バレンシアの裁判所が受理した時点で解任の通告がなされる」とこう続ける。

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「スペイン検察当局から昨年12月15日、アギーレ監督が告発されたことを受け、2日後の17日にサッカー界に大きな影響力を持っている大物OBがサッカー協会のオフィスを訪れ、大仁会長に対して“強烈な申し入れ”を行った。サッカー協会最高顧問という肩書でニラミを利かせている川淵三郎・元会長(78)です。<数年後に無実になったとしても、灰色である限りは八百長という言葉が付きまとい、日本代表のスポンサー企業も、イメージダウンを心配している。裁判所に受理された時点でクビにすべし>と大仁会長に進言。人柄は良いが、決断力に欠けるといわれている大仁会長は、即座に分かりましたと答えたと聞きました」

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そもそも大仁会長というのは、川淵元会長の「忠実なイエスマン」(関係者)として知られ、06年にサッカー協会の副会長に就任したのも、12年に第13代会長に上り詰めたのも、すべては「川淵最高顧問の意向が働いたから」(前出の関係者)。その川淵元会長に「クビにすべし」と言われ、大仁会長は反論できない。

「実は、昨年末から水面下で次期監督選びが進んでおり、W杯優勝経験を持つ大物指揮官に白羽の矢を立てたようです」

こう話すのは、南米サッカー事情に詳しい某マスコミ関係者である。

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「02年日韓W杯で母国を優勝に導き、ポルトガル代表監督として04年ユーロ準優勝、06年ドイツW杯4位の実績を持っているブラジル人指揮官フェリペ・スコラリ(66)です。昨夏の母国開催のブラジルW杯では、エースFWネイマールの骨折リタイアや、準決勝ドイツ戦の大敗もあって評価を下げたが、W杯での実績は他の追随を許さない。97年には短期間ながらもJリーグ磐田で指揮を執った経験もあり、日本サッカーへの理解度も高い。適任者でしょう」

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日本サッカーは02年日韓W杯、10年南アW杯でベスト16に入った。これからベスト8、ベスト4を目指そうというのにW杯ベスト16止まりの結果しか残していないアギーレでは「そもそも心もとなかった」(サッカー関係者)という意見もサッカー協会に根強かった。かくしてアギーレは、告発状が受理されると解任され、ブラジル人大物指導者・フェリペ体制に移行する可能性が出てきた。

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■アギーレ監督 告発受理を完全否定「正式なものは届いていない」

日本代表の本隊とともに日本へ戻ったアギーレ監督はアジア杯期間中、かたくなに拒否していた八百長疑惑に関する質問について約1カ月ぶりに口を開いた。

その内容は、14日にスペイン各紙が一斉に報じた疑惑に関与した41人全員の告発が受理されたという事実を真っ向から否定するものだった。

「私も、メディアで読んだだけです。正式に受理されたという連絡は入っていない。弁護士にも正式なものは何も届いていません」

同じく告発されたレバンテ側の選手の代理人には既に受理を伝える文書が届いているものの、現時点でアギーレ監督の元にはないという。既に日本協会の大仁会長は告発の受理が確認されれば解任を示唆している。告発の「受理」が進退問題の大きなポイントとなるが、あくまで受理の事実がないことを主張した。

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アギーレ監督は2月には休暇を兼ね一時、スペインに戻る予定だ。その間に裁判所から出頭を要請される可能性もあるが「弁護士に正式に連絡があれば、(対策を)話し合うが、今はメディアに出てるだけ。特に動くことはない」と話した。

「受理」を否定する指揮官は6月に始まるW杯予選にも意欲を見せた。アジア杯での経験を踏まえ「W杯予選で当たる可能性のあるチーム、審判、運営を見ることができて良かった。3月(31日、味スタ)にはウズベキスタン戦もある。より多くの情報を得ることができる」と語った。本心なのか、虚勢なのか、いずれにせよ八百長疑惑など“どこ吹く風”だ。

アジア杯で連覇を逃すどころか、5大会ぶりに4強進出を逃した。それでも指揮官は「サッカーが分かっている方は、4試合とも日本が上回っていたことが分かっていると思う」と強気。「日本はまだ死んでいない。しっかり生きている」。告発が受理されれば、解任される崖っ縁の状態に変わりはないが、アギーレ監督は日本代表の現状を自身の立場に重ねるように言い放った。

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■帰国のアギーレ監督「日本は生きている」

アジア杯準々決勝で敗退した日本代表が25日、成田空港着の航空機で帰国した。

開催地オーストラリアから直接所属クラブの活動のため欧州に戻ったFW本田圭佑(28)らを除く、チーム本隊と一部海外組、ハビエル・アギーレ監督らがスーツ姿で戻ってきた。

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同監督は成田市内で会見し「結果に対しては悲しさを感じている」と第一声を発したが、大会を通じた日本の戦いぶりには自信を示し「日本がこれで死んだと思われてはいけません。日本はしっかり生きており、しっかり戦います」と言い切った。

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