日本代表アギーレ監督 八百長疑惑の経緯

ワールドカップブラジル大会の後、男子サッカー日本代表チームはハビエル・アギレを新たな監督として迎え入れた。メキシコ代表チームを率いた経験値や実績から期待がかかっていたが、「八百長疑惑」という気がかりもあった。ここではハビエル・アギレにかけられた疑惑の経緯をまとめた。

八百長問題で、スペイン検察当局の告発がバレンシア裁判所で受理されれば、進退問題は一気に動きだす。予断を許さない“グレー状態”のままだが、12月27日の釈明会見で「この問題によって監督の仕事に影響することはない。100%保証します」と話していたように練習後には本田をはじめ、個別にアドバイスを送ったり、手倉森コーチと談笑するなど精力的。3日にオーストラリア入りして、4日と5日には早くも練習試合を予定している。アジア杯優勝へ向けて急ピッチで臨戦態勢を整えていく。

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■アギーレジャパン「2トップ」試し斬り 岡崎ら手応え

アジアカップ連覇へ向けて“新オプション”を発動だ。

31日、千葉県内で行われているサッカー日本代表合宿は3日目を迎え、ハビエル・アギーレ監督(56)の指示のもと戦術確認に時間を割いた。

フォーメーション練習では、2チームに分かれて4―4―2のシステムを採用。主力組の2トップにはFW岡崎慎司(28=マインツ)とFW豊田陽平(29=鳥栖)が入り、頻繁に言葉をかけ合いながら動き出しのタイミングなどを合わせた。

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アギーレジャパンではこれまで4―3―3を基本とし、指揮官は3―4―3の導入にも意欲を見せているが、2トップの布陣は新たな試み。アルベルト・ザッケローニ前監督(61)時代にも見られなかったシステムだが「岡ちゃんはすごく動いてチャンスメークをするし、裏への抜け出しもうまい。それを生かせるように、自分が(岡崎の)良さを引き出したい」と豊田は意欲的。岡崎も「間違いなく武器になる。いろんなプランを試して、連動していくことが重要だと思う」と強力な選択肢になる手応えを口にした。

アジアの戦いでは相手が守備を固めて引いてくることが予想され、攻撃のバリエーション増加は効果的。タイプの異なる新コンビが、日本の攻撃力をアップさせてくれそうだ。

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■熱弁10分!アギーレ監督 世代別代表指導者に育成哲学注入

前日選手に身の潔白を主張した日本代表のアギーレ監督が、今度は世代別の代表監督らが集結した合同会議で、約10分間、育成哲学を熱弁した。霜田技術委員長によれば、千葉県内で合宿するA代表の練習前にU―21、18、15代表の監督、コーチらが集結し強化策を約2時間、議論。アギーレ監督も歴代の日本代表の監督として初参加した。

スペイン、メキシコという育成強国で指導経験を持つ指揮官は「育成でいいチームは数多く見てきた。だが、トップチームに選手が出なければいくら優勝しても失敗だ」と断言。大会に勝つことは大前提だが、3~4年後、いかに五輪代表、A代表に人材を送り込めるかが重要と説いた。また今後はA代表で実践する練習メソッドも、積極的に育成世代に還元することを約束した。

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日本ではU―16、19代表がW杯出場を逃すなど育成世代が低迷。年に3、4回は合同会議を実施し、全世代が日本のストロングポイントを共通認識していく意向だ。八百長疑惑の渦中にあるアギーレ監督だが、会議後は世代別指導者が見守る中、帽子に短パン姿で熱血指導。全世代を統括する、まさに“総監督”としての覚悟をみせていた。

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■選手にかん口令 記者の質問には“協会の人に聞いてくれ”と

日本協会が八百長疑惑の問題で選手に“かん口令”を敷いた。宿舎でのミーティングで選手に対し「記者に聞かれたら“協会の人に聞いてくれ”と言え」と言い渡したという。

「気にしていない」などと取材に応じる選手もいたが、アギーレ監督や大仁会長の発言内容など詳細に関しては口を閉ざした。ある選手は「そのことは協会の方が“全部任せてくれ”とのことだったので…」と言葉を濁していた。

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■アジア杯へ合宿スタート、アギーレ監督が八百長疑惑で選手に直接説明

日本代表は29日、来年1月にオーストラリアで開催されるアジア杯に向け、千葉県内で合宿をスタートさせた。

1月3日にオーストラリアで合流するDF吉田麻也(サウサンプトン)を除く22選手とトレーニングパートナー2人が集合。練習前の宿舎では、八百長疑惑で告発されたハビエル・アギーレ監督をめぐる経緯と現状について日本サッカー協会の大仁邦彌会長が選手に説明。アギーレ監督も自ら選手に対して潔白を主張した。

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異例のスタートとなった代表合宿だが、練習後、報道陣の取材に応じたアギーレ監督は「この前の会見で話したことを直接選手に言うことができた。選手は落ち着いて聞いていた。何か質問があればと問いかけたが、特に質問はなかった」と説明。そして「このミーティングが終わったら、サッカーだけに集中していこう」と、選手に呼びかけたことを明かした。

疑惑を抱えたまま臨む大会。この日の練習場に海外メディアの姿が見られたように、今後もさまざまな国のメディアから八百長疑惑に関して質問を受ける可能性もある。「どうなるかは行ってみないと分からないが、私に隠すことは何もない」。アギーレ監督は「アジア杯で優勝することが目標。メディアの方々の仕事も尊重するが、私は優勝に向かって、そこに集中したい」と力説した。

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■日本の過熱報道に苛立つアギーレ監督「大騒動とは思ってなかった」

2011年5月21日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節のレバンテ対サラゴサ戦をめぐる八百長疑惑でスペイン検察当局から告発された日本代表のハビエル・アギーレ監督が27日、都内で記者会見を行った。

自身の潔白を主張し、アジア杯以降も日本代表監督としての仕事をまっとうする意向を示したアギーレ監督。選手として、指導者として歩んできた39年のキャリアを振り返り、「私が仕事を辞任したことは一度もない」と力説した

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「私はメキシコのクラブ、メキシコ代表、スペインのクラブ、そしてアメリカのクラブで仕事をしたが、契約の途中で辞めることは一度もなかった。私はプロフェッショナルで、契約を守る人間だ」

会見では、報道陣からの追及に苛立つ場面もあった。質疑応答の前に「答えられない質問もある。その理解をお願いしたい。スペインにいる弁護士からの勧めで、裁判でのみ発言するようにということもある」と言及。実際、スペインの報道で自身の銀行口座に多額の入金があったとされている件で質問を受けると、「こちらは裁判で司法当局に対して答えたい。そのご理解をお願いしたい」と回答したが、その後も同様の質問を繰り返し受けた。

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「繰り返すが、それに関しては司法当局に答えたい。3か月前からしか私のことを知らないから、そうやって繰り返して質問されると思うが、30年間私のことを知っていれば、そういう質問はしないと思う」

本格的な捜査が始まったわけでもない段階で、疑惑が浮上した試合に関わったすべての関係者が告発の対象となる中、そのうちの一人に過ぎない自分が記者会見を開くことになった状況自体に関しても、驚きと不満を隠さなかった。

「これが大騒動だというふうに私は思っていなかった。スペインでもメキシコでもアメリカでもスキャンダルになっていないのに、日本でこうやってスキャンダルになっている」と指摘。過熱する日本の報道に不快感を示し、「日本では私のことがあまり知られていないということで、このような会見を設け、質問を受けることになったが、私自身は落ち着いている」と強調した。

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報道陣から「真実が明らかになるまでかなりの時間がかかりそうだが、それまで身を引くような考えはあるか?」という質問が飛ぶと、苦笑いを浮かべながら口調はヒートアップした。

「この試合に関わった選手たちは今でも試合に出ているし、このような質問で責められてはいない。毎週末、通常どおり彼らは戦っている。サラゴサの幹部も今までどおり、幹部としての仕事を続けている。その試合のレフェリーも今でも笛を吹いている」

そう指摘すると、「なぜ彼らと同じように私も仕事を続けることができないのか。有罪を証明されるまでは、何人たりとも無罪だと思う。それまで仕事をする権利はあると思う。推定無罪というのは法によって定められている。有罪が証明されるまでは無罪だ」と語気を強め、最後は例え話で記者会見を締めくくった。

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「例えば、私の財布が今ここでなくなったとすれば、“財布が現れるまでだれも部屋から出るな”ということにはならないと思う。みなさんもそれぞれ仕事を続けないといけない。財布がなくなったら調査しないといけないが、仕事は続けないといけない。この試合に出場していた選手でチャンピオンズリーグを戦っている選手もいる。それでいいと思う。家に引きこもっている必要はないと思う。私も後悔するようなことは何もしていないので、仕事を続けたいと思っている」

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■アギーレ監督 潔白主張「汚点はまったくありません」

サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が27日、自身にかかっている八百長疑惑について記者会見を開いた。

15日に検察当局に告発された後で、監督が公の場で問題について話すのは初めて。

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アギーレ監督は「本日まで発言することがなかったのは正式なものがなかったからです。このたび、訴状が提出されたということで私の意見を申し上げたい」「そして私はスペインサッカーの正直さとクリーンさを信じていると申し上げたい。12年間、スペインのサッカーにおりましたが、倫理やプロフェッショナリズムに反することは認知しておりません。試合に勝つための唯一の方法は努力です。私は誰にも何もプレゼントされていないですし、それを望んでもいません」などと発言し、潔白を主張した。

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クリーンだと信じて良いという質問には「もちろんです。プロサッカーに関わって39年です。スペイン、メキシコ、アメリカ、日本で仕事をしています。汚点はまったくありません。それは信じてください」と答えた。

アジア杯中に捜査が入る可能性については「弁護士からの話によると、仕事には影響しないところで呼んでいただけるということです。本日の会見が終わった後、100%アジア杯へ向けた状態になります」と影響がないことを強調した。

ただ、疑惑についての具体的な事実、例えばアギーレ氏に現金が振り込まれたかどうかといった疑惑の詳細については「申し訳ありません。弁護士のアドバイスによってお話できません」と調査、捜査に影響が出るとして明言を避けた。

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謹慎する考えについても問われた。アギーレ監督は、「選手たちは試合で戦い続けます。この試合に関わった選手はゲームに出ていますし、このような質問で責められてはいない。サラゴサの幹部も今まで通り、幹部の仕事を続けています。その試合のレフェリーも笛を吹いてます。なぜ彼らと同じように仕事を続けることができないのか。有罪を証明されるまでは何人たりとも無罪と思う。推定無罪は法によって定められています」と身振りを交えながら、理路整然と反論した。

疑惑がかかっているのは、2011年5月に行われたスペイン1部のリーグ戦、アギーレ氏が監督を務めていたサラゴサとレバンテの試合。2部降格の危機にあったサラゴサが2-1で勝利したが、当時のサラゴサ会長・アガピト・イグレシアス氏が一度、アギーレ監督やサラゴサの選手に金銭を振り込み、それを回収した後に、サラゴサ側がレバンテ側に渡したという疑惑がある。この中でアギーレ監督が関与したのではないか、と捜査の対象に入っている。

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■アギーレ監督に今度は損害賠償請求? 問題の八百長影響で2部降格のチームから

himeyura0924
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@himeyura0924

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