日本代表アギーレ監督 八百長疑惑の経緯

ワールドカップブラジル大会の後、男子サッカー日本代表チームはハビエル・アギレを新たな監督として迎え入れた。メキシコ代表チームを率いた経験値や実績から期待がかかっていたが、「八百長疑惑」という気がかりもあった。ここではハビエル・アギレにかけられた疑惑の経緯をまとめた。

アジア杯1次リーグD組 日本2―0ヨルダン (1月20日 メルボルン)

MF香川真司(25=ドルトムント)に待望のゴールが出て日本代表は2―0で快勝・ハビエル・アギーレ監督は「彼が点を獲ることができてうれしい」と喜んだ。

ここまでアジア杯の2試合ゴールを演出しながら得点を挙げることはなかった香川が、1―0で迎えた後半37分、FW武藤嘉紀(22=FC東京)のクロスに合わせ貴重な追加点。「真司はビッグプレーヤーでいつもアシストのことを考えていますが、ペナルティエリアの中でシュートを打って欲しいと言いました」と積極的に攻めるよう助言したことが得点につながったと指摘した。

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中2日で23日にUAEと準々決勝で対戦する。厳しい日程となるが、「できるだけしっかりその中で休ませたいと思います」と次戦を見据えた。

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■日本3連勝 首位で決勝T進出 本田3戦連続、香川9戦ぶりゴール!

アジア杯連覇を目指すサッカー日本代表(FIFAランク54位)は20日、1次リーグ最終戦でヨルダン(同93位)と対戦し、FW本田圭祐828=ACミラン)の3試合連続、MF香川真司(25=ドルトムント)の9試合ぶりのゴールで、2―0で快勝。1次リーグを3連勝、勝ち点を「9」としD組首位で決勝トーナメント進出を決めた。

過去2戦と同じ先発メンバーで臨んだ日本代表は立ち上がりから主導権を握り、終始ボールを支配。前半11分、敵陣右サイドの深い位置から香川が折り返し、FW乾貴士(26=フランクフルト)が右足で合わせてゴール。ネットを揺らしたが、香川のクロスはすでにゴールラインを割っているとの判定で得点はならず。

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それでも、その13分後だった。ペナルティーエリア手前でMF長谷部誠(31=フランクフルト)、乾とつないだパスを受けたFW岡崎慎司(28=マインツ)が左足でシュート。これをGKが弾くと、ゴール前に詰めていた本田が右足で押し込み先制。3試合連続となるゴールで試合の均衡を破った。

後半に入り、押し込まれる場面もあったが、しのぎ切って再び流れを呼び込む。そして迎えた同37分、後半途中出場のFW武藤嘉紀(22=FC東京)のクロスを香川が右足で合わせて、9試合ぶりのゴールを決め、試合を決定づけた。

D組1位通過の日本は23日、決勝トーナメント初戦となる準々決勝でC組2位のUAE(同80位)と対戦する。

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■最短クビ切りご免!アギーレ監督 狙うは全勝突破のみ

アジア杯1次リーグD組 日本―ヨルダン (1月20日 メルボルン)

短い言葉でチームを鼓舞した。公式練習前の円陣。アギーレ監督は「気候もピッチ状態も良い。条件は言い訳にできないぞ」と伝え、トレーニングを開始した。

18日の練習前には約8分間の訓示で雰囲気を引き締めたが、決戦前日は10秒足らず。戦う気持ちのみなぎる選手に多くを語る必要はなかった。引き分け以上、負けても同時刻のイラク―パレスチナ戦の結果次第で1次リーグ突破が決まるが「引き分け狙いはしない。勝ちにいきます。足し算や引き算、余計な計算はいらない」と全勝突破だけを目指す。

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八百長問題で今大会後の解任が決定的となっており、1次リーグ敗退なら日本代表を率いるラストマッチとなる。Jリーグが発足した93年以降で、日本代表の最も短命な監督は94年5月22日のオーストラリア戦から同10月11日の韓国戦まで率いたファルカン氏で期間は142日(試合数は9)。アギーレ監督がヨルダン戦を最後に退任すれば、初采配した昨年9月5日のウルグアイ戦から137日(試合数は9)となり、不名誉な記録を更新してしまう。準決勝進出が最短命政権を回避する条件だ。

練習場への出発時にはホテル周辺で選手を出待ちするファンが多く混乱。バスのスタジアム入りが約3分遅れるアクシデントに見舞われたが、アギーレ監督は「就任から短い時間ですが、チームは目標に向かい良い道を進んでいる。良いコンディションなのでスペクタクルな試合を見せたい」と力を込めた。2度のW杯で母国メキシコを率い、スペインリーグでの監督キャリアは10年以上。日本協会は今大会の結果に関係なく解任の決断を下す方針だが、指揮官にとっては意地とプライドを懸けた戦いが続く。

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■代表イレブンにアギーレ信者急増

八百長疑惑の告発を受理され、厳しい状況に追い込まれている日本代表ハビエル・アギーレ監督(56)に対し、選手からは「支持」を訴える声が続出している。就任当初は不満や懐疑的な意見をぶつけられることが多かった指揮官だが、合宿を続けてきたことで指導法やサッカーへの情熱がチームに浸透。ここへきて“アギーレ信者”が急増しているという。

八百長疑惑の告発が受理され、日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)がアジアカップ後の続投を明言しなかったことで、アギーレ監督の解任は現実味を帯びてきた。指揮官は「推定無罪」を強調し、身の潔白を主張しているものの、スポンサーやサポーターに対してイメージダウンの懸念はぬぐえず、簡単に流れは変わりそうにない。

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MF遠藤保仁(34=G大阪)に言わせると「メリハリをつくっている監督」。アギーレ監督は練習中、意図的に怒り口調で指示を出し、モノを投げつけたりするが、その直後には笑顔で選手のプレーを褒める。また、全体練習の中で一人の選手がミスをして下を向いていると「○○! 顔を上げろ!」と絶叫し、その選手が顔を上げるまで次の指示を出さない。「ああいう怒鳴っている声って、怒られているというよりも鼓舞されているようにしか聞こえない。ドイツの(クラブの)監督はあんな感じなので。だから僕からすれば普通だし、監督はモチベーションを上げるのが上手」とDF酒井高徳(23=シュツットガルト)は納得している。

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アギーレ監督は昨年9月の就任後、なかなか結果が出ないことに加え、日本人選手になじみのない4―3―3システムの導入などで評論家やサポーターから批判を受けることが多かった。そこに八百長疑惑が持ち上がったことで“負のスパイラル”が完成。だがピッチ上に関しては「自由を与えられているし、それに対して注意する監督じゃない」と遠藤は冷静にみている。

今大会も開幕から危なげない内容で2連勝。チームは日ごとに自信を深めている。「辞めさせないでほしい」という直接的な声こそないが、意外にも選手たちのアギーレ監督に対する信頼は大きい。

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疑惑を抱えたまま大会を迎えたチームは、日本だけではなく海外のメディアからも好奇の目で見られ、試合への影響を問われた選手も少なくない。当然、選手たちにとってはストレスがたまる状況…かと思いきや、実際は「あまり関係ないですね」(MF長谷部)という選手のほうが多い。

自分たちがプレーした試合での八百長疑惑ならそうはいかないが、今回のアギーレ監督の疑惑は3年半以上も前のスペインリーグでのもの。アジアの頂点に再び立つために、目の前の試合に集中している選手からすれば、今回の騒動は“雑音”にもなっていない。

むしろ、選手たちは最近、アギーレ監督の指導法に心酔しつつある。「面白い監督だと思う。一緒に練習をしてきて、こんなにサッカーへの情熱がある監督は今までに出会ったことがなかった。この監督についていきたいと思わせてくれる」とある若手選手はアギーレ監督の魅力にとりつかれている。

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■アギーレ監督「きのうは良い試合」も円陣でチーム引き締める

アジア杯1次リーグD組 日本―ヨルダン (1月20日 オースオラリア・メルボルン)

練習前の円陣で、アギーレ監督がチームを引き締めた。

冒頭で「きのうは良い試合だった。これを続けていこう」と前夜のイラク戦の内容を評価。その上で「きょうは暑いから練習は短いけど、集中してやっていこう」と熱く語り、控え組の練習に目を光らせた。

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■八百長解任迫る…アギーレ監督 采配さえ連勝も“モヤモヤ”

決勝弾が決まるとアギーレ監督は手を叩き、両拳を小さく握りしめた。テクニカルエリアの最前線で腕を組み、鋭い視線で戦況を見つめる姿は普段通り。試合後の公式会見でも「非常に難しい試合だった。勝ち点3を取れ、ケガ人が出なかったことは良かった」と平静を装ったが、胸の内は穏やかではなかった。

スペインリーグの八百長に関与した疑いで、14日にバレンシア裁判所がアギーレ監督に対するスペイン検察当局の告発を受理。翌15日には日本協会の大仁会長が「アジア杯が終わりましたら協会の考え、対応を説明します。告発が受理されたことは重く受け止めないといけない」とアジア杯後の解任を示唆した。後ろ盾を失った指揮官は今大会限りでチームを去ることが決定的。日本協会が水面下で後任人事に着手する異例の事態の中での采配だった。

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この日も地元各紙には八百長関連の記事が掲載され「アギーレ監督」の名前が躍った。常に好奇の目にさらされ、試合に集中するのは困難な状況に陥っている。イラクは現役時代にメキシコ代表として出場した86年W杯メキシコ大会で1―0で勝利した相手。29年前と違い、純粋にサッカーと向き合える環境ではなかったが、自身の存在価値を証明するためベストを尽くした。リズムを失いかけた後半19分に遠藤、乾に代えて今野、清武を同時投入。その1分後に清武が決定機を演出して勢いを取り戻すなど采配はさえていた。

2連勝で7大会連続の1次リーグ突破に大きく前進。アギーレ監督は「選手は非常に落ち着いていた。経験のある選手がしっかりチームを引っ張ってくれている」と騒動に動じずに結果を出したイレブンを称え「どの試合でもそうだが勝ちを狙っていきたい。勝ち点9を狙いたい」と20日のヨルダン戦を見据えた。指揮官を支えるのは、もはやプライドのみ。未来のない孤独な戦いは続く。

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■八百長疑惑の中…アギーレ監督、連勝に笑顔「勝ち点9にしたい」

アジア杯1次リーグD組 日本1―0イラク (1月16日 ブリスベン)

1次リーグ連勝で勝ち点を6に伸ばした日本代表。結果的に1―0の辛勝だったが、アギーレ監督は「より早い時間帯に2点目を取れれば落ち着いてできたが簡単ではない」と冷静に振り返った。

自身の八百長疑惑で揺れる中、負ければ1次リーグ突破さえも厳しくなる大事な戦いだった。得点はPKにより1点に終わったが、課題として取り組んだサイドからのクロスで再三、好機をつくるなど、チームが見せた“進化”には満足げに笑顔を浮かべた。

1次リーグ突破を大きく引き寄せ、最終戦は20日にヨルダンと対戦する。「どの試合もそうだが、勝ちを狙う。勝ち点を9にしたいと思う」。指揮官は次の戦いに集中していた。

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■本田PK弾守り切りアギーレジャパン連勝 1―0でイラク下す

アジア杯1次リーグD組 日本1―0イラク (1月16日 ブリスベン)

アジア杯連覇を目指すサッカー日本代表(FIFAランク54位)は16日、1次リーグ第2戦でイラク(同114位)と対戦。FW本田圭佑(28=ACミラン)がPKで挙げた先制点を守り切り1―0でイラクを下し、連勝を決めた。

前半22分、MF香川真司(25=ドルトムント)が放ったシュートのこぼれ球を拾ったFW本田が、ペナルティエリア内で倒されPKを獲得。自らキッカーを務めゴール右へ冷静に先制弾を決めた。

後半は立ち上がり攻め込まれる場面が目立ったがしのぎ、攻撃では前半に先制弾を放った本田が積極的にシュートを放ったがバーやポストに阻まれ2点目はならず。1―0のまま逃げ切った。

日本は20日にヨルダン(FIFAランク93位)と対戦する。

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■協会ついに見切った!アジア杯後アギーレ監督解任決断

八百長疑惑の渦中にいる日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)がアジア杯をもって解任されることが決定的となった。スペイン検察当局からの告発がバレンシア裁判所に受理されたことを受け、15日に都内で会見した日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)が示唆したもの。

ようやく日本協会が断を下した。スペインリーグの八百長に関与したとして同国検察当局に告発されてから1カ月、バレンシア裁判所に告発が受理されたとの報道を受けて、大仁会長が会見。その内容は事実上の解任を意味するものだった。

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