チャーリーとチョコレート工場(Charlie and the Chocolate Factory)のネタバレ解説・考察まとめ

2005年、ティム・バートン監督とジョニー・デップのコンビで公開された、アメリカの映画です。ファンタジー・コメディーに分類されます。しかし蓋を開ければ内部非公開の工場を見物できるというワクワク感とは裏腹のブラック・ジョーク、皮肉全開のミュージカル調のシーン、美しくも怪しい映像のセンスなどが監督ティム・バートンの世界観をよく表現しています。第78回アカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート作。

独身で子供もおらず、自分の死後工場を任せられる人物(子供)を探すため、ゴールデンチケットのアイディアを思いついたのでした。チャーリーに「家族を捨てたら、君に工場をあげる」と言いますが、逆に断られます。そのショックからか一時売り上げが急落。変装をしてまでチャーリーに会いに行き、何故売り上げが落ちたのか尋ねると、返ってきた答えは「落ち込んでいるから、チョコの味も落ちている。落ち込んだ時慰めてくれるのは家族」。父との確執から「家族なんていらない、色々うるさいし、クリエイティブな発想の邪魔になる」と返しますが、うるさい程口出しするのは、息子を愛しているからだと聞き、頑なな考えを捨てチャーリーに同行してもらいながらも父と再会。和解に至ります。工場に移り住んだバケット一家とはうまくいっているようです。

【ウィルバー・ウォンカ】今作オリジナルキャラで、ウォンカの父。評判の歯科医で、お菓子を毒と称し、特にチョコはアレルギーの原因にもなるとして、もらった物さえ暖炉で燃やす人物。当然息子がチョコレート屋になることには反対し、「お前が戻って来たとき、この家はないと思え」と喧嘩別れ状態でした。終盤で登場した際、医院に息子に関する新聞記事の切り抜きを額に入れて飾っていた(誇りに思っていた)ことが判明。

ウンパ・ルンパ

ウォンカが雇ったチョコレート工場の従業員であり、小人のような部族。働き者である一方ウォンカ曰く「いたずら好き」とのこと。歌も披露してくれます。しかし歌の披露は、招待された子供たちが何かしらのひどい目にあってから行われるのでした。ウォンカは「即興」と言いましたが、練習したんじゃないかと疑念を持たれてもいます。通常はむっつりした顔で一言もしゃべらず(ウォンカに耳打ちをするシーンあり)、胸の前で腕をクロスすることで合意や了解と言った意思の疎通を図ります。ラストシーンで、実はナレーターであることが判明。

同じ役者さんがウンパ・ルンパ役を全員こなしています。

【工場で働くようになったわけ】ウォンカ曰く「エキゾチックなフレーバーを求めて」あるジャングルの奥地へ向かった際見つけた模様。危険な生物を避けて樹上で暮らしていた彼らの主食は「ものすごくまずい緑色のイモムシ」(ウォンカ談。粘液をすすっただけで、こみ上げる吐き気と戦わなくてはなりません)。少しでも味をよくするため別の物とマッシュしていましたが、最も欲していたのがチョコレートの原料であるカカオ豆でした。カカオ豆が食べ放題、給料もカカオ豆という契約をウォンカと交わし、工場に住み込みで働いているわけです。

チャーリー・バケット

主人公にして、最後の一枚を引き当てた少年。ナレーション曰く「特別な子ではない」とのこと。やたら傾いた家に両親、両祖父母と共に、貧しい暮らしを送っていました。誕生日にのみ買ってもらえるチョコや祖父のへそくりで買ったチョコでは当たりませんでしたが、たまたま拾ったお金で買ったチョコにゴールデンチケットが入っており、「このチケットにお金を出す人がいるから、売ろう」とまで言うのですが、後述の祖父の言葉に後押しされて、かつてチョコレート工場で働いていたという別の祖父と共に工場行きを決意。他の子から負け犬呼ばわりされたリ、チョコを分けてもらえなかったりの意地悪もありましたが、最終的に工場の経営権譲渡をウォンカから打診されるも、条件である家族を捨てる事を飲めずに辞退。その後町中で再会したウォンカと父の和解に一役買ったことで、家族全員工場に住むことを条件にウォンカと共同で工場を切り盛りすることが許されました。

出典: blog.goo.ne.jp

チャーリーの家族(バケット一家)

【バケット氏】歯磨き会社に勤めており、部品の不良品を土産として持ち帰るなど、優しい父親です。チャーリーはその部品でチョコレート工場やウィリー・ウォンカの人形を作っていました。しかしゴールデンチケット騒動でチョコレートの売り上げと同時に虫歯になる子も増えたため、勤務先では効率化のため機械を導入。職を失いますが、最終的にはその機械の修理技師として復職。結果として収入が以前よりも増えました。

【バケット夫人】チャーリーの母。貧乏であることに愚痴をこぼすこともなく、「キャベツのスープに合うのはキャベツ」と笑顔で言ってくれる前向きな良妻賢母。一家団らんを大事に思っているようで、「食事の時に仕事の話をしないこと」というルールをもうけています。復職した夫や工場経営者となったチャーリーに対しても、変わらず接していました。

【ジョーおじいちゃん】チャーリーの祖父の一人(原作では父方)。チョコレート工場での勤務経験がありますが、先述のスパイ関係の事件で解雇されたそうです。ファンからはよく「かわいい」と称されます。普段は寝たきり状態ですが、チャーリーがゴールデンチケットを当てた時は「わしはこんなに元気だぞ!」と踊ってみせるほど、工場行きを熱望していた模様。戻ってからも家じゅうを掃除するなど、工場見学が元で活気が戻ったようです。

【ジョージおじいちゃん】もう一人の祖父(原作では母方)。ゴールデンチケットを売ってお金に変えようとしたチャーリーに、「金なんか毎日印刷されてそこら中にある。でもそのチケットは一枚だけだ。そこらにある金の為にたった一枚のチケットを手放すのは愚か者のすることだ」と諭し、工場行きを自分の意思で決めさせました。含蓄のあることを言う半面口の悪い所もあり、チャーリーに聞かせられないような暴言(見ている側にも聞こえないという演出なので何を言ったかは不明)を吐いたこともあります。

【ジョゼフィーンおばあちゃん】原作では父方の祖母。オーガスタスを見て曰く「気持ちの悪い子」。

【ジョージーナおばあちゃん】原作では母方の祖母。耳が遠いのか、ウォンカたちが屋根を突き破っても「誰か戸をノックした?」と聞く描写があります。一方、ゴールデンチケットに関しチャーリーに「同じようにチャンスがある」と励ましもしました。

オーガスタス・グループ

1枚目のチケットを当てた少年。ジョージおじいちゃんが「最初に引き当てるのは、豚みたいに太った小僧」と言った通り、口の周りにチョコがべたつき、ゴールデンチケットに関する取材の際も新しい包みを破って食べるほど。かなりの食いしん坊で、初めはゴールデンチケットに気づかず端の方を少し食いちぎってしまい、「何か違う味がしたんで口から出したら、ゴールデンチケットだった」とのたまいました。チャーリーに板チョコを食べるか聞きつつ、「持ってくればよかったのに」とイヤミったらしく言ってのける意地の悪い一面も。

「チョコ大好き!」とウォンカにアピールしますが、「僕も好きだよ。君と共通点があるとは思わなかったよ」と皮肉っぽく言われました。工場内にある、あらゆるものが菓子類で出来ていて、チョコの滝が流れている部屋では持ち前の食欲が災いしてチョコの川に落ち、そのままパイプに吸い込まれます。このパイプはチョコレートを商品として加工するための物ですが、ウォンカがオーガスタスの救出を命じた理由は「オーガスタス入りのチョコなんてキモくて売れない」ため。最終的にチョコまみれで工場から出てきますが、手についたチョコをずっと舐め取っていました。家はドイツ、デュッセルドルフの肉屋。

出典: twisoku.ldblog.jp

【グループ夫人】オーガスタスの母。息子が最初にゴールデンチケットを当てた時、「この子はやると思っていました」と発言。お菓子の部屋ではこっそり室内のお菓子をバッグに詰め込むなど、息子に劣らず図々しい面も。しかし最後はチョコまみれになっても懲りない息子に「舐めるのはよしなさい!」と叱りました。

ベルーカ・ソルト

2枚目のチケットを当てた少女。イギリスはバッキンガムシャーにあるナッツ会社の社長令嬢で、かなりのワガママ娘。「買って」「欲しい」が口癖で、何でも金銭で解決しようとします。しかし無理と分かれば自分で強引な手段に出ることも。クルミの中身を取り出す訓練をされたリスを欲しがり、売ってくれないならと自らリスたちの仕事場へ降りて行きますが、リスの大群に抑えつけられます。その上額を叩かれて「頭の中身が駄目」と判断され焼却炉に通じるゴミ捨て場へ。ゴミを燃やす日でしたが焼却炉の故障により、三週間分の生ごみがクッションとなって一命を取り留めました。

ちなみにチケットを当てたといっても、父がウォンカバーを買い占めて従業員に包み紙をはがさせるという数打ちゃ当たる戦法の果てであり、彼女自身は労せずチケットをゲットというのが真相です。生ごみまみれで工場から出た時に、空飛ぶエレベーターを見て「あれ欲しい、買って」とまったく懲りていませんでした。

出典: www.youtube.com

ゴミ捨て場に落ちた後です。

【ソルト氏】ベルーカの父。ナッツの選別には機械を導入しているそうです。ウォンカに名刺を渡しましたが、速攻で捨てられました。娘を甘やかしてきたことをウンパ・ルンパたちの歌やダンス、生ごみへの落下で思い知らされて成長。空飛ぶエレベーターを欲しがる娘に「今日お前がもらえるのは風呂だけだ!」と初めて厳しい面を見せました。

バイオレット・ボーレガード

ninja
ninja
@ninja

Related Articles関連記事

アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。

Read Article

ティム・バートンのコープスブライド(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ティム・バートンのコープスブライド(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ティム・バートンのコープスブライド』とは、ティム・バートン監督によるストップモーション・アニメーション映画。同監督の『チャーリーとチョコレート工場』と同時進行で制作され、主演も同じジョニー・デップだ。ジョニー・デップにとっては声優初挑戦作品となった。 結婚を目前に控えた内気な青年が、死体の花嫁と結婚してしまうというストーリー。 第78回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされ、2005年ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の長編アニメ賞を受賞するなど、高い評価を得た。

Read Article

シザーハンズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

シザーハンズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『シザーハンズ』とは1990年に公開されたティム・バートン監督のファンタジー映画。とある発明家により造られた、両手がハサミの男「エドワード」が主人公。エドワードの元に化粧品のセールスに訪れた「ペグ」がきっかけで、エドワードの街での生活が始まる。ペグの娘「キム」との恋愛やエドワードのサクセスストーリーを中心に物語は展開される。街の人たちやペグ一家との触れ合いを通し、人間の勝手さや醜さ、正義とは何かを考えさせる映画である。

Read Article

ビッグ・フィッシュ(Big Fish)のネタバレ解説・考察まとめ

ビッグ・フィッシュ(Big Fish)のネタバレ解説・考察まとめ

『ビッグ・フィッシュ』とは2003年に公開されたアメリカ合衆国のファンタジー映画である。原作は『ビッグフィッシュ - 父と息子のものがたり』で、ティム・バートン監督による作品。病が悪化した父エドワードの看病をするために実家に妻とともに戻ったウィル。父はウィルが小さいころから自分の人生をおとぎ話のように語っており、ウィルは年を取るにつれその話を信じなくなり二人の間の関係は悪くなる。しかし、看病を通して時間を過ごすうちに二人の父子の関係は少しずつ変化していく。

Read Article

ギルバート・グレイプ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ギルバート・グレイプ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ギルバート・グレイプ』とは、原題は『What’s Eating Gilbert Grape』で、同名小説の映画化。ジョニー・デップと、レオナルド・ディカプリオが共演している、1993年のアメリカ映画である。 知的障害を抱えた弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)と、夫を亡くした事で過食症となり、病的な肥満になってしまった母親。 退屈な田舎町で家族を支えるギルバート(ジョニー・デップ)が、ある日ベッキーという女性と出会うことで自分自身を見つめ直し、心の揺れ動きと成長を描いた物語。

Read Article

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』とは2016年公開のアメリカの3D映画。2010年公開の『アリス・イン・ワンダーランド』の続編。ティム・バートン製作・製作総指揮。監督は ジェームズ・ボビン。3年の船旅から戻ったアリスが青い蝶のアブソレムに導かれ、鏡の中に入り再びアンダーランドを訪れる。そこで病んでいる親友のマッド・ハッターを救うために過去に遡り、過去を変える時間の旅に出る。ヒットした前作と比べアメリカ、日本ともに興行成績は振るわず、厳しい評価になった。

Read Article

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』とは2018年に公開された『ファンタスティック・ビースト』シリーズ2作目の映画。『ハリー・ポッター』シリーズと同じ"魔法界"を舞台とした作品で、『ハリー・ポッター』シリーズの公式スピンオフ前日譚の第2弾。 闇の魔法使いグリンデルバルドが移送中に逃亡するシーンから物語が始まる。巨大な力を求め仲間を集めるグリンデルバルドとの攻防が繰り広げられる。 黒い魔法使いグリンデルバルドを追う魔法動物学者ニュートの新たな冒険が描かれる。

Read Article

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンドは、2007年5月25日に公開されたアメリカの冒険映画。 世界中の海賊は次々に処刑され、海賊の時代が終焉を迎えようとしていた。海賊たちは決起し、『伝説の海賊』と呼ばれる9名を招集する。クラーケンに飲み込まれた伝説の海賊の一人ジャック・スパロウを救うべく、ウィルとエリザベスらブラック・パール号は、蘇ったバルボッサを船長として世界の果てを目指す。

Read Article

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉(On Stranger Tides)とは、2011年5月20日に公開されたアメリカの冒険映画。大海賊ジャック・スパロウは、『見つけた者は永遠の生命を得ることができる』といわれる生命の泉を探していた。永遠の生命を求めて英国海軍とスペイン海軍に加え史上最凶の海賊・黒ひげ、そしてジャックたちが激しい争奪戦を繰り広げる。

Read Article

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』とは2016年に公開された『ファンタスティック・ビースト』シリーズ1作目の映画。『ハリー・ポッター』シリーズと同じ"魔法界"を舞台とした作品で、『ハリー・ポッター』シリーズの公式スピンオフ前日譚。原作者J.K.ローリングが脚本を手がけた。 イギリスの魔法使いニュートが魔法動物達と共にニューヨークに降り立つところから物語が始まる。手違いで逃げ出してしまった魔法動物達とニューヨークで起こった不思議な事件。魔法動物と魔法使いによる新たな魔法界の物語。

Read Article

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(The Curse of the Black Pearl)は、2003年7月9日に公開されたアメリカの冒険映画。 カリブの港町ポート・ロイヤルは、ある日バルボッサ率いる海賊たちから襲撃を受ける。思い人をさらわれたウィル・ターナーは、収監されていた海賊ジャック・スパロウと手を組み、彼女を救うための航海に出る。

Read Article

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』は、2006年7月7日に公開されたアメリカの冒険映画。 かつての恨みを果たそうとする幽霊船『フライング・ダッチマン号』に追われるジャックたち。幽霊船の船長ディヴィ・ジョーンズの弱点である心臓を収めた宝箱(デッドマンズ・チェスト)を探すため、彼らは追っ手から逃げつつ大海を冒険する。

Read Article

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』とは、ティム・バートン原案・原作によるストップモーション・ミュージカル映画。伝統的なストップモーション技法に加え、当時の最新のデジタル映像技術が取り入れられている。ファンタジーとホラーが融合したティム・バートンらしいキャラクターと世界観が多くの人に愛され、アニメーション映画としては初めてアカデミー視覚効果賞にノミネートされた。 ディズニー作品としても独自の地位を確立しており、ハロウィンシーズンには東京ディズニーランドで限定イベントが開催される。

Read Article

妹の恋人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

妹の恋人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『妹の恋人』(原題『Benny & Joon』)とは、1993年にアメリカで公開された、ある兄妹と1人の青年との交流を描いた青春ドラマである。両親を早くに亡くし、精神を病んでしまった妹を支える兄。そんな2人の元にサムという青年が現れる。無口で風変わりなサムはジューンの固く閉ざした心を開いて行き、2人は恋に落ちる。しかし妹離れ出来ずにいる兄は2人の交際に反対し、ある事件が起きてしまうのだった。監督は『ナショナル・ランプーン クリスマス・バケーション』のジェレマイア・S・チェチックが担当している。

Read Article

パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』とは、ウォルト・ディズニー・モーション・ピクチャーズ制作の実写映画作品で、全5作あるシリーズの最終章。主演のジョニー・デップは、シリーズ全作品通じて海賊ジャック・スパロウを演じ、作品の代名詞的存在となっている。ジャックの策略で、「魔の三角海域」に幽閉されていたアルマンド・サラザールが解き放たれた。復讐を誓うサラザールから逃れるため、ジャックたちはどんな呪いも解くことができる「ポセイドンの槍」を手に入れようと奮闘する。

Read Article

「鬼才」と呼ばれた海外映画監督たちの名作まとめ!ティム・バートン監督の『エド・ウッド』など

「鬼才」と呼ばれた海外映画監督たちの名作まとめ!ティム・バートン監督の『エド・ウッド』など

本記事では「鬼才」と呼ばれた海外の映画監督たちの名作50タイトルをまとめて紹介している。「万人受け」はせずともコアな層には深く突き刺さる名作を生み出し続けている海外の「鬼才」達。記事中ではティム・バートンやスタンリー・キューブリック、ラース・フォン・トリアーなど様々な監督たちの「名作」映画を掲載した。

Read Article

【ショコラ】チョコレートにまつわる映画11選!バレンタインデーにピッタリ!【チャーリーとチョコレート工場】

【ショコラ】チョコレートにまつわる映画11選!バレンタインデーにピッタリ!【チャーリーとチョコレート工場】

タイトルや劇中にチョコレートが出てくる映画を11作品紹介する。見終わった後に思わずチョコレートを食べたくなる大人の童話「ショコラ」や、独特の世界観とほっこりする物語が人気の「チャーリーとチョコレート工場」など。バレンタインの時期にピッタリな物語ばかりとなっている。

Read Article

ティム・バートン作品「チャーリーとチョコレート工場」の撮影裏画像まとめ【ジョニー・デップ】

ティム・バートン作品「チャーリーとチョコレート工場」の撮影裏画像まとめ【ジョニー・デップ】

ティム・バートン作品「チャーリーとチョコレート工場」の撮影裏画像を集めました。キャストと監督の真剣なやり取りを収めた画像やメインキャストのジョニー・デップやフレディ・ハイモアとの3ショットなど、ファン必見のメイキング画像を紹介していきます。

Read Article

なぜセイウチなのか。人間がセイウチになる映画「Mr.タスク」が珍妙すぎる!

なぜセイウチなのか。人間がセイウチになる映画「Mr.タスク」が珍妙すぎる!

数ある動物の中からどうしてセイウチを選んだのでしょうか。人間がセイウチになるというワンアイデアのみで膨らませたような映画「Mr.タスク」ですが、好き嫌いが極端に分かれるようで、傑作と称賛する人もいれば、時間のもだと貶す人もいます。さて、あなたはどちらでしょうか。映画「Mr.タスク」をご紹介致します。

Read Article

元不良&元ヤンの国内外芸能人・ミュージシャン・俳優まとめ

元不良&元ヤンの国内外芸能人・ミュージシャン・俳優まとめ

昔グレていた国内外の【元不良&元ヤン】を、主に本人の自伝をソースにまとめている。画像・自伝等から引用したセリフや発言、有名なエピソードなども記載。 哀川翔や綾小路翔、神鳥忍など元不良&元ヤンとして有名な人物から、渥美清や佐々木希など一見元不良&元ヤンとはわからない人物まで網羅。それぞれの詳細なエピソードとともに記載している。

Read Article

ジョニー・デップの歴代出演作品まとめ!変貌っぷりがすごい【パイレーツ・オブ・カリビアン】

ジョニー・デップの歴代出演作品まとめ!変貌っぷりがすごい【パイレーツ・オブ・カリビアン】

そのルックスから、日本でもファンが多いジョニー・デップ。彼の名前を聞いて真っ先に思い浮かぶ作品といえば、やはり『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでしょう。しかしながら、実はそれ以外にも様々な有名作品に出演しています。この記事では、そんな彼の歴代作を時系列でまとめました。さきほど挙げた海賊映画のジャック・スパロウもそうですが、ブッ飛んだキャラクターを演じさせるならジョニー・デップに勝る人はいませんよね。

Read Article

【ウィル・スミス】惚れてまうやろ!「世界のイケメン」ベスト100【ジョニー・デップ】

【ウィル・スミス】惚れてまうやろ!「世界のイケメン」ベスト100【ジョニー・デップ】

2012年、ファッション雑誌『グラマー』が「最もセクシーな男性100人」を発表しました。その中にはウィル・スミスやジョニー・デップなど、日本でも名を知られているイケメンたちが数多くランクインしています。なかなか日本人男性には見られないような彫りの深い顔、バツグンのスタイル、ステキすぎるスマイル…もうこんなん見たら、惚れてまうやろ!

Read Article

魅惑の世界!おすすめのストップモーション&クレイアニメ映画を紹介!『ジャイアント・ピーチ』など

魅惑の世界!おすすめのストップモーション&クレイアニメ映画を紹介!『ジャイアント・ピーチ』など

いつまでも見ていたいおすすめのストップモーション・クレイアニメ映画のまとめです。少年と虫たちの冒険を描いた『ジャイアント・ピーチ』やティム・バートンの世界を堪能できる『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『ティム・バートンのコープスブライド』など6作品、あらすじや作品の魅力を紹介していきます。

Read Article

CGじゃない!『ティム・バートンのコープスブライド』撮影裏画像を紹介【ストップモーション・アニメ】

CGじゃない!『ティム・バートンのコープスブライド』撮影裏画像を紹介【ストップモーション・アニメ】

『ティム・バートンのコープスブライド』の撮影裏が分かる画像を集めました。ジョニー・デップやヘレナ・ボナム=カーターといったティム・バートン監督作おなじみのキャストが集結。キャラクターに命を吹き込む繊細な作業に驚かされる、貴重なメイキングシーンを紹介していきます。

Read Article

大人のための童話原作の実写映画特集!1度は見るべき名作ばかり!

大人のための童話原作の実写映画特集!1度は見るべき名作ばかり!

『不思議の国のアリス』や『赤ずきん』、『眠れる森の美女』など、おなじみの童話を新解釈し実写化した映画をまとめました。美しく勇敢なヒロインや、ちょっとホラーな展開など、過去のイメージに囚われない設定ばかりです。上記以外にも『人魚姫』、『美女と野獣』、『ピノキオ』など、どれもこれも「1度は見るべき」といえる名作なので、視聴して損はありません。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズのスピンオフ!「ファンタスティック・ビースト」と「呪いの子」の情報まとめ

ハリー・ポッターシリーズのスピンオフ!「ファンタスティック・ビースト」と「呪いの子」の情報まとめ

2016年に『ハリー・ポッターシリーズ』のスピンオフ映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開された。これはハリーの時代よりも前の出来事を描いた作品である。また同年には『ハリー・ポッターと呪いの子』の舞台も始まった。こちらは『ハリー・ポッターと死の秘宝』の出来事から19年後の話となっている。

Read Article

【パーフェクトブルー】夢と現実の境界がわからなくなる映画まとめ!脳がとろける不思議な感覚を味わえる!【ビッグ・フィッシュ】

【パーフェクトブルー】夢と現実の境界がわからなくなる映画まとめ!脳がとろける不思議な感覚を味わえる!【ビッグ・フィッシュ】

数ある映画作品の中には、夢なのか現実なのか区別がつかなくなるような世界観を持つものがたくさんあります。たとえば、『パーフェクトブルー』や『ビッグ・フィッシュ』などでしょうか。他にもいろいろあるので、この記事でまとめました。こういう映画には相性があり、ハマる人はハマるのですが、ダメな人はトラウマになってしまうこともあるようです。紹介した映画を実際に観るかどうかは、あなた次第ですよ。

Read Article

あなたはどこまで見た?TSUTAYAのDVDレンタルランキング【お願い!ランキング】

あなたはどこまで見た?TSUTAYAのDVDレンタルランキング【お願い!ランキング】

バラエティ番組「お願い!ランキング」で紹介された、TSUTAYAのDVDレンタルランキングをまとめました。最新作のランキングではなく、「ハンニバル」や「タイタニック」をはじめ、様々な年代・ジャンルの名作のランキングです。100位から順に、作品のあらすじを交えながら紹介していきます!

Read Article

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス挿入歌の日本語歌詞まとめ【ジャックの嘆き】

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス挿入歌の日本語歌詞まとめ【ジャックの嘆き】

ミュージカルアニメーション映画の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』には多くの主題歌・挿入歌が存在する。世界的に見れば英語版が一般的だが、ジャック役の市村正親などが歌う日本語版も負けず劣らず素敵である。 ここでは『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の主題歌・挿入歌の日本語歌詞をまとめた。

Read Article

ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのキャラクター紹介まとめ!【ジャック・サリー】

ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのキャラクター紹介まとめ!【ジャック・サリー】

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』には個性豊かな登場人物・キャラクターがたくさん存在する。主人公のジャック・スケリントンは丸顔の骸骨のような男性で、人を怖がらせることに長けている。ヒロインのサリーは死体から作られた人形だが、人の心を持っている。

Read Article

ハロウィンとクリスマスの定番!『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を徹底解説!

ハロウィンとクリスマスの定番!『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を徹底解説!

ハロウィンからクリスマスまで楽しめる名作アニメーション映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』。今も人気のこの作品、ディズニーランドやゲームで名前を知ってる人は多いけど、意外と本作を観たことがない人もいるのではないかと思い、設定やあらすじについてまとめました。

Read Article

目次 - Contents