人修羅(ひとしゅら)とは、ゲーム『真・女神転生III』の主人公が悪魔化した姿である。無口・無自発型の主人公で、プレイヤーの選択により運命が決定される。武器や防具は装備できないが、マガタマの着脱で耐性変化やスキル習得を行い、機械を使わず悪魔と交渉・召喚する能力を持つ。
創世の鍵を握る存在として各勢力の理念「コトワリ」の争いに巻き込まれ、新たな世界の創世、元の世界への復興、あるいは完全な悪魔として混沌を残す道を選ぶなど、その決断は世界の命運を大きく左右する。
物理属性。大地を激しく引き裂く地割れを発生させ、敵全体へ壊滅的な被害をもたらす。発動にかかるコストは膨大であるが、それに見合う極めて強力な威力を誇る。
至高の魔弾
万能属性。上半身を大きく後方へ反らしてエネルギーを充填し、標的に向けて万能属性の強力な光線を照射する。各種補助スキルで強化することにより、ボス戦等で驚異的な単体火力を発揮する。その演出から、目からビームを放っているようにも見える。
ジャベリンレイン
物理属性。鮮やかなローリングソバットの軌道から、敵の陣営に向けて無数の光の槍を容赦なく蹴り込む。ダメージを与えるだけでなく、確率で相手に魔封状態を付着させる追加効果がある。
ゼロス・ビート
物理属性。低く身を屈めた状態から全身を眩しく明滅させ、無数に放たれる光弾で敵全体を襲撃する。攻撃時に相手を確率で麻痺状態に陥れる特性を持つ。
破邪の光弾
物理属性。左腕を前方へ突き出し右腕で支える構えから、掌に収束させた光の弾丸を敵単体へ向けて撃ち出す。消費するコストが少なく、戦闘において非常に扱いやすい小回りの利く技である。
人修羅(真・女神転生III主人公)の来歴・活躍
東京受胎と人修羅の誕生
200X年、都内の高校に通う主人公の少年は、クラスメイトの新田勇(にった いさむ)や橘千晶(たちばな ちあき)ともに、入院中の担任教師・高尾祐子(たかお ゆうこ)を見舞うため「新宿衛生病院」を訪れる。しかし、病院内は異様な静寂に包まれており、人の気配が全くなかった。主人公は病院の地下室で、世界を終末へと導き新生させる儀式「東京受胎」を執り行おうとする男・氷川(ひかわ)と遭遇し、危うく殺害されかけるが、祐子の介入によって救われる。その直後、氷川が引き起こした東京受胎により世界は崩壊し、東京都民を含めた人類はほぼ全滅する。
凄まじいエネルギーの中で意識を失った主人公は、謎の金髪の子供と老婆の手によって、悪魔の力が結晶化した寄生虫「マガタマ」を体内に埋め込まれる。目を覚ました主人公は、全身に緑色の光を放つタトゥーを宿し、うなじから角が生えた半人半魔の存在「人修羅」へと変貌を遂げていた。病院の外には、破壊と創造の過渡期にあり、悪魔たちが跋扈する卵状の異界「ボルテクス界」と化したトウキョウが広がっていた。人修羅となった少年は、崩壊した世界の真実を求め、そして自らの過酷な運命に立ち向かうため、混沌のトウキョウをめぐる闘いの旅へと身を投じることになる。
コトワリの出現と葛藤
ボルテクス界を旅する中で、人修羅はかつての友人たちや担任の祐子と再会を果たす。しかし、過酷な弱肉強食の世界を生き抜く過程で、生存者たちはそれぞれの理想とする新世界の理念「コトワリ」を抱き、狂信的な変革へと突き進んでいく。
千晶は弱者を排除し力ある者のみが支配する世界を目指す「ヨスガ」を、勇は他者との関わりを一切断絶した完全な個人主義の世界を目指す「ムスビ」を、そして氷川は個人の欲望や感情を排した静寂なる秩序の世界を目指す「シジマ」をそれぞれ掲げる。創世を巡る争いが激化する中、ついに各コトワリを主導する者たちは強大な守護神を降臨させ、神と融合を果たす。やがて、人修羅自身もその強大な力ゆえに各勢力から勧誘を受け、どのコトワリに肩入れするか、あるいは抗うかという重大な選択を迫られることとなる。
創世への挑戦
各勢力が最終目的である新世界創世の主導権を握るべく動き出す中、シジマの神アーリマンの降臨によって、創世の巫女であった高尾祐子が命を落とす。消えゆく祐子は、天に浮かぶ創世のエネルギー体「カグツチ」へと至る「カグツチ塔」を開くための鍵を人修羅に託した。人修羅によってカグツチ塔への道が開かれると、各コトワリを掲げる軍勢もカグツチを制するために塔へと結集し、創世を賭けた最後の決戦が幕を開ける。
この局面において、人修羅がどのような決断を下すかにより、世界の命運は大きく分岐することとなる。
人修羅(真・女神転生III主人公)の関連人物・キャラクター
高尾 祐子(たかお ゆうこ)
主人公、勇、千晶が通うクラスの担任教師。氷川からは「創世の巫女」の素質を見出されている。東京受胎が起きる前は、生徒一人ひとりの「人としての重み」を尊ぶ教育方針から多くの信頼と人気を集めていた。荒廃していく現在の世界を憂い、当初は氷川の計画に協力をしていたものの、その極端な思想に同調できずに離反する。その後、自らの内に自由を象徴する神「アラディア」を降臨させるが、自身もアラディアもボルテクス界において無力であったため、かつての教え子である主人公に依存せざるを得なくなる。なお、アラディアの形が定まらないためか、彼女自身は明確な「コトワリ」を提唱できていない。
新田 勇(にった いさむ)
主人公の同級生で、情報の収集や察知能力に長けている。担任である高尾祐子に好意を寄せており、彼女のためなら普段以上の行動力を発揮する。基本的にはお調子者で格好つけたがりな性格だが、本質は臆病かつ流されやすく、困難から安易に逃避したり、見返りを与えずに他人の力を利用しようとしたりする身勝手な傾向がある。
東京受胎後の過酷なボルテクス界において、己のあまりの無力さに絶望し、誰も自分を救ってくれないという孤独感から、アマラ経絡の思念体を体に寄生させて力を蓄える。やがて、他者との関わりを一切排し、個人の精神世界のみで完結する孤高のコトワリ「ムスビ(結)」の樹立を目指すようになる。最終的には、主人公を利用してアマラ神殿を奪取し、ライターのヒジリを人質にして集めた膨大なマガツヒを用いて、ムスビの守護神である邪神「ノア」を降臨させ、それと合一した。
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目次 - Contents
- 人修羅(真・女神転生III主人公)の概要
- 人修羅(真・女神転生III主人公)のプロフィール・人物像
- 人修羅(真・女神転生III主人公)の能力
- 悪魔としての肉体と耐性
- マガタマによる能力・スキルの獲得
- 悪魔との交渉
- 人修羅(真・女神転生III主人公)の専用スキル・必殺技
- マグマ・アクシス
- 死亡遊戯
- 螺旋の蛇
- 地母の晩餐
- 至高の魔弾
- ジャベリンレイン
- ゼロス・ビート
- 破邪の光弾
- 人修羅(真・女神転生III主人公)の来歴・活躍
- 東京受胎と人修羅の誕生
- コトワリの出現と葛藤
- 創世への挑戦
- 人修羅(真・女神転生III主人公)の関連人物・キャラクター
- 高尾 祐子(たかお ゆうこ)
- 新田 勇(にった いさむ)
- 橘 千晶(たちばな ちあき)
- 聖 丈二(ひじり じょうじ)
- 氷川(ひかわ)
- 金髪の子供と老婆
- 人修羅(真・女神転生III主人公)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『真・女神転生IV FINAL』ダウンロードコンテンツに人修羅が出現
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