ニャルラトホテプ(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

ニャルラトホテプとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。2枚ディスクで構成されている『ペルソナ2』において、両ディスクにおけるラスボスキャラクターとなっている。本作の導き手役であるフィレモンの半身でもある。フィレモンと共に行っていた「人は完全な存在となり得るか」という議題に対する己の考えが正しい事を証明する為、人類の破滅を目論むようになる。

「生に意味などないと知るがいい!答えなど、どこにもないと泣くがいい!ゆえに闇があり影がある!私は、お前たち人間そのものだ!」

『ペルソナ2 罰』にて、舞耶達との戦闘の直前に述べたニャルラトホテプの台詞。
物語終盤。ついに舞耶達の前に姿を現したニャルラトホテプは、彼女達と一緒にいる達哉を絶望させる為にか、彼が思い出したくなかった、むこう側での出来事を彼に思い出させたり、自分と戦う意思を見せる舞耶達を煽ったりと、様々な言葉を投げつける。だが、舞耶と仲間達はそれを跳ね返すかのように、決して屈しない強い意思を持ってニャルラトホテプと対峙する。そんな彼女達の姿に逆上したニャルラトホテプは、彼女達に恐怖を植え付ける為か、戦闘時の第一形態「月に吠えるもの」に姿を変貌させ、「生に意味などないと知るがいい!答えなど、どこにもないと泣くがいい!ゆえに闇があり影がある!私は、お前たち人間そのものだ!」と叫ぶ。
「人類のネガティブマインド」を具現化した存在として生まれたニャルラトホテプ。そんな彼が叫んだこの台詞達は、正しく、人類全員が持つ暗黒面を形にした台詞だ。人はなぜ生きているのか、なぜ生きようとしているのか。それは永遠に答えの出ない命題であり、本当に答えなどあるのかわからない、問題として長い年月の間、人類間で問われ続けてきたものである。「生に意味などないと知るがいい!答えなど、どこにもないと泣くがいい!」というニャルラトホテプの台詞は、この命題に対する「本当は答えなどないのではないか」という人類の不安を顕にしたものだと推測される。人類が持つ暗黒面をもとに生まれたニャルラトホテプだからこそ、口にする事ができた台詞である。

「だが…憶えておけ…!宇宙の中心で蠢く白痴の塊とは、貴様ら自身だということを…!!貴様らある限り…私は消せんっ…!!」

『ペルソナ2 罰』にて、ニャルラトホテプが普遍的無意識の深淵に沈んでいく直前に、主人公達にむかって吐いた台詞。
主人公達との戦闘、そしてその戦闘終了直後に現れたフィレモンの言葉によって、人類を否定し、破滅させる筈だった自分の行動こそが、人類を成長させ、その可能性を伸ばす為の糧となってしまったという矛盾に気がついたニャルラトホテプ。自分が生んでしまった矛盾を嘲笑う彼が、最後の最後に主人公達に向かって吐いた台詞、それが「だが…憶えておけ…!宇宙の中心で蠢く白痴の塊とは、貴様ら自身だということを…!!貴様らある限り…私は消せんっ…!!」である。
一見するとただの負け惜しみのようにも思えなくない台詞であるが、実際のところ、この台詞はただひたすらに真実を述べているだけに過ぎない。ニャルラトホテプは「人の心」より生まれた存在であり、それ故に人類が存在する限り、その存在を完全に消し去る事は不可能だといえる。そして彼やフィレモンが人類の「完全」という「可能性」について議論し続けるという事はつまり、人類そのものを、「可能性」に振り回されている生き物=ニャルラトホテプが言う「白痴の塊」であるという事になる。
『ペルソナ2 罪』の最後に、ニャルラトホテプは主人公達に、どんなに頑張っても「どうにもできない事がある」という「世の理」が存在する事を告げている。『ペルソナ2 罰』におけるニャルラトホテプの最後の言葉である本台詞の内容も、そんな「どうにもできない事」の1つに通ずるものがある。人類がいる限り、心の闇や弱さという暗黒面はどうしたって生まれる。本作のニャルラトホテプの存在は、人類には「どうにもできない事」なのだと改めて認識させられる捨て台詞だ。

ニャルラトホテプの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『ペルソナ2』のニャルラトホテプはあくまでも「クトゥルフ神話」とは別物

アメリカの怪奇小説家・ハワード・フィリップス・ラヴクラフトによる、ニャルラトホテプに関する作品を原作にしたコミック『這い寄るクトゥルフの狂気 ニャルラトホテプ』の表紙。

クトゥルフ神話に登場する邪神・ニャルラトホテプをもとに制作された、『ペルソナ2』のニャルラトホテプ。だが、公式曰く、あくまでもモデルとなっているだけであり、クトゥルフ神話に登場するニャルラトホテプと、本作に登場するニャルラトホテプは別物である事が明かされている。
そもそも『ペルソナ2』のニャルラトホテプは、「人類のネガティブマインド」の化身である。元々は、「人の心の海」より誕生した存在である為、地球外の神性存在であるクトゥルフ神話のニャルラトホテプとは、その生まれ方は全く異なるものとなっている。そんな彼が自らを「ニャルラトホテプ」と名乗っている理由に関して公式は、「人類のネガティブマインド」の化身として生まれた彼が、かつて「とある作家」と邂逅した際に、その発想の中にあった「ニャルラトホテプ」が、己と非常に似ており感心した為、と明かしている。
ニャルラトホテプを用いたオマージュ・パロディキャラクターが出てくる作品は、多く存在するが、そのほとんどが「クトゥルフ神話のニャルラトホテプ」として登場させている事が多い。そのなかにおいては、「クトゥルフ神話とは異なる存在」として作られた本作のニャルラトホテプは異色の存在だといえるキャラクターである。

前作『女神異聞録ペルソナ』のボスキャラクターとしても登場していたニャルラトホテプ

『女神異聞録ペルソナ』の「セベク編」にて登場した、ニャルラトホテプの声。画面上に姿は写っていないが、画面上部にて吊られている男・神取鷹久(かんどり たかひさ)の心の弱さにつけこみ、その体を変形させようとしている。

『ペルソナ2』のラスボス・黒幕として登場するニャルラトホテプ。だが、実は本作の前作にあたる作品『女神異聞録ペルソナ』にも登場している事が判明している。
『女神異聞録ペルソナ』は、「セベク編」と「雪の女王編」と呼ばれる2つのシナリオが用意されたゲームとなっており、ニャルラトホテプは「セベク編」にのみ登場するキャラクターとなっている。
ニャルラトホテプ単体で登場した『ペルソナ2』とは異なり、『女神異聞録ペルソナ』では、ボスキャラクターである神取鷹久(かんどり たかひさ)のペルソナとして登場する。最初は神取のペルソナとして、従順に彼に従っていたが、彼がP1主人公達に負けそうになった時に心の「弱さ」、「闇」を見せた事で、そこに付け入り、彼の体を乗っ取り姿形を変貌させる事となる。この乗っ取り時に、初めてニャルラトホテプが己の意思で喋るさまを見せるが、それ以降のシーンでニャルラトホテプが喋る事はない。神取との戦いが終わった後も、ニャルラトホテプがP1主人公達の前に姿を現す事はない為、戦闘後の詳細は不明となっている。

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