ピクセル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ピクセル』とは、2015年のアメリカのSF映画。2011年アヌシー国際アニメーション映画祭短編部門を受賞した短編映画『ピクセル』を原作としている。本作は、1980年代に一世を風靡した『パックマン』『ギャラガ』『ドンキーコング』などのクラシックアーケードゲームのキャラクターが多く出演する。これらのゲームのキャラクターが宇宙人の戦略兵器として使用され、地球はパニックに陥ってしまう。本作は、第36回ゴールデンラズベリー賞の最低作品賞や最低主演男優賞などにノミネートされた。

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日本語吹替:かぬか光明

サムとウィルの少年時代からの親友でゲーマー。自称「ワンダーキッド」。一番早く異星人からの攻撃だと気づき、サム達を動かした。アーケーダーズの一員として抜擢される。

エディ・プラント(演:ピーター・ディンクレイジ)

日本語吹替:神谷明

アーケードゲーム世界大会でサムを負かした『ドンキーコング』の世界チャンピオン。自称「ファイヤーブラスター」。
刑務所に収監されていたが、アーケーダーズのエースとして戦うことを条件に釈放された。

事件に関わった人々

マティ(演:マット・リンツ)

日本語吹替:沢城みゆき

ヴァイオレットの一人息子。サムと同じくゲーム好き。子供とは思えないほど冷静で、『ラスト・オブ・アス』などの流血や暴力表現のあるゲームも平気で遊べる。
サムとは違い「キャラクターになりきってプレイヤー側のキャラクターが死なないように戦う」という考えを持っている。

ジェーン・クーパー(演:ジェーン・クラコウスキー)

日本語吹替:加藤有生子

アメリカのファーストレディで、ウィルの新妻。サムやウィルに対しても、夫の友人ということで偏見を持たず親しく接してくれる。

ポーター(演:ブライアン・コックス)

日本語吹替:浦山迅

ヴァイオレットの上司であるアメリカ海軍提督。保守的な軍人で、ゲームキャラクターからの攻撃を他国からものだと決めつけていた。オタクへの理解もない。

岩谷教授(演:デニス・アキヤマ)

日本語吹替:原康義

『パックマン』の企画・デザインを行った岩谷徹がモデルの大学教授。パックマン戦にて、4人目のゴースト役にサムたちの助っ人として日本から派遣されてきた。しかしパックマンを説得しようとしたところ、右手を噛まれてピクセル化されてしまった。

ディラン・コーハン(演:アフィオン・クロケット)

日本語吹替:山本兼平

アンダーセン空軍基地に勤務しているマザコンの軍曹。基地が襲撃された際に異星人によってトロフィーとして攫われてしまった。

ヴォルーラ星人

マックス・ヘッドルーム(演:マット・フリューワー)

日本語吹替:山寺宏一

イギリスのテレビ番組『マックス・ヘッドルーム』の主人公。顔を借りているたけで、本当はヴォルーラ星人のボスの使いである。アーケーダーズをラストゲームへと招く。

『ピクセル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

子供も大人も楽しめる夢を凝縮したような作品

1980年代に一世を風靡したクラシックゲームのキャラクター達。ゲーム文化の礎を作ったキャラクターたちが一堂に会し、世界を破壊し始める。たとえ敵に回ったのだとしても、その光景に感動したという視聴者も多い。
街中でマリオが跳ね、道路をパックマンが爆走し、その他多くのキャラクターが視界に溢れる映画なのだ。
さらに、この作品には高い映像技術が詰まっている。技術の発達があってこそ、この映画が生まれたのだろう。ドット絵で描かれた2Dのキャラたちが3Dになって縦横無尽に動き回る姿は感涙に堪えない。

軽やかなテンポとコメディ調の掛け合いに秀逸なオチ

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