マーズ・アタック!(Mars Attacks!)のネタバレ解説・考察まとめ

『マーズ・アタック!』は、1996年に公開されたアメリカの映画。『チャーリーとチョコレート工場』などで知られるティム・バートン監督作品で、要所にB級映画へのオマージュがちりばめられたSFコメディ作品となっている。火星人の襲来で大パニックに陥った地球人たちをコミカルに描く。大統領と詐欺師の二役を演じたジャック・ニコルソンをはじめ、出演者たちが豪華な顔ぶれであることも話題となった。

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ジェイソン・ストーン(演:マイケル・J・フォックス)

出典: prismmm.com

日本語吹き替え:水島裕(ソフト版)/森川智之(テレビ東京版)
報道部のキャスターで、ナタリーが同棲している恋人。番組内で、彼女とケスラー教授が急接近していく様子を見てやきもきしていた。

ドナルド・ケスラー教授(演:ピアース・ブロスナン)

出典: prismmm.com

「高度な文明を持った彼らは野蛮じゃありません」と自信満々。

日本語吹き替え:森功至(ソフト版)/小杉十郎太(テレビ東京版)
全米宇宙航行学会長。楽観的で穏やかな人物だが、どこかスカした科学者。「高度な技術を持っているのなら野蛮でなく友好的なはず」という論理のもと、火星人との友好を推し進めたが、歓迎会で発砲したことを釈明したいという火星人大使が平和の使者を装って攻撃した際「論理的じゃない!」と抗議し、護衛兵に殴られて円盤内部に拉致されてしまう。一足先に拉致されたナタリー同様に首を切られ、バラバラの状態で生かされていた。ナタリーとは首を切られたもの同士で愛を語り合い、終盤では生首同士でキスをするという、映画史上屈指の悪趣味な末路を遂げた。

トム・ジョーンズ(演:トム・ジョーンズ)

日本語吹き替え:石原慎一(ソフト版)/池田勝(テレビ東京版)
歌謡界の大スター。カジノでの歌謡ショーの際に火星人からの襲撃を受けるが、セスナの操縦を買って出て、無事生存することができた。
ラストシーンで動物たちに囲まれながら自身の名曲「よくあることさ」を熱唱した。

局プロデューサー(演:ウィリー・ガーソン)

アメリカ政府関係者

ジェリー・ロス広報官(演:マーティン・ショート)

左が火星ガールに騙されるジェリー・ロス広報官

日本語吹き替え:宮本充(ソフト版)/堀内賢雄(テレビ東京版)
ホワイトハウスの広報担当。いつも張り付けたような爽やかな笑顔を浮かべているが、実は大変な女好き。火星人の変装した美女に篭絡され、あっさりホワイトハウスに入れてしまった。これがきっかけで、火星人の本格的な地球侵略が始まった。

デッカー将軍(演:ロッド・スタイガー)

日本語吹き替え:二瓶秀雄(ソフト版)/小山武宏(テレビ東京版)
タカ派の将軍。火星人の艦隊が押し寄せていると聞けば「国民には知らせるべきではない!」と声高に叫び、議会で発砲した火星人を迎撃するためにノリノリで銃を撃ちまくったりの軍人気質。大統領から「私が間違っていた、武力で解決する!」と聞けば核攻撃の命令書まで出す始末だった。
火星人の怪光線で小さくされてなお、威勢よく銃を撃ち続けていたが、踏みつぶされて命を落とした。

ケイシー将軍(演:ポール・ウィンフィールド)

日本語吹き替え:樋浦勉(ソフト版)/富田耕生(テレビ東京版)
ハト派の将軍で、思慮深く堅実な性格だが、意外と計算高い。火星人とのファーストコンタクトを取り仕切るという大役を担うことになるが、セレモニーの際に鳩に次いで殺害され、人類としての犠牲者第一号となってしまう。

大統領護衛官ミッチ(演:ブライアン・ヘイリー)

日本語吹き替え:小山力也

ノリス一家

リッチー・ノリス(演:ルーカス・ハース)

日本語吹き替え:石田彰(ソフト版)/川島得愛(テレビ東京版)
トレーラーハウスで暮らすノリス家の次男で、家族からはのけ者気味の扱いを受けている。おばあちゃん想いの心優しい少年であることから、火星人の本格的な侵略が始まった際は老人ホームまで助けに駆け付けていた。さらに火星人相手に反撃の狼煙を上げるきっかけを作った、物語のキーパーソンのひとり。

フローレンス・ノリス(演:シルヴィア・シドニー)

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