世界を巡る大冒険!HUNTER×HUNTERのストーリーを徹底紹介!

冒険家、用心棒、賞金稼ぎ、それら全てを兼ねる「ハンター」と呼ばれる職業が存在する世界で、主人公たちの世界を巡る旅と戦いを描いた漫画『HUNTER×HUNTER』。アニメ、ゲーム、映画と様々なメディアミックスを続ける人気作品である。
ここでは、そんな『HUNTER×HUNTER』の第1話から会長選挙までのストーリーを紹介する。

決心

装甲車はブロヴーダの攻撃を受けながらも、エレベーターの出入り口に激突した。これでブロヴーダにとっての唯一の出口「エレベーターの天井」はふさがれた。イカルゴは数センチの隙間からエレベーター内に逃げ込み、息を止めてブロヴーダがガスで眠るのを待った。イカルゴは眠っているブロヴーダを殺そうとしたが、結局引き金を引くことはできなかった。一方モラウはキセルを構えても全く反応がないことを確かめ、プフの殻を粉砕した。

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15分

監獄ロックを解除し、再びプフと対面したモラウ。既に脱出していたにも関わらず、閉じ込められて困っていたと言うプフに困惑しながらも、モラウは機兵を創り出しプフに攻撃を仕掛けた。しかし微少な粒子と化したプフに攻撃は通じず、プフはモラウのキセルを奪い飛び去っていった。丸腰となったモラウの元にユピーが現れた。そしてユピーの背後にはナックルがいた。モラウは機兵をナックルに変身させ、ユピーを包囲。ナックルのサポートに回った。

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分身

討伐軍と護衛軍の戦いが続く中、ヒナとシドレは宮殿から脱出しようとしていた。ヒナは瓦礫に挟まれたビゼフに助けを求められる。最初は乗り気ではなかったが、地下の財宝をやろうと言われると態度を変えビゼフを救出。ナックルの分身に囲まれたユピー。ユピーはわざと隙を作り、攻撃してきた本物に反撃しようと考えた。狙い通りナックルは隙を突いて攻撃してきたが、それも分身だった。苛立ちが頂点に達したユピーは再び爆発したのだった。

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本体

キセルを川に捨てたプフは宮殿へ戻り、体を細かい粒子に分割する能力「蠅の王」を再び発動。分身を使って宮殿内の状況を把握した。地下に向かうヒナ達とそれを尾行するウェルフィン。モラウ、ナックルとの戦いで爆発するユピー。コムギを治療するピトーと、それを見張るゴン…。プフはゴン達のいる左塔に向かった。そして背後からゴンを仕留めようとしたが、ピトーに静止される。理由を問い質そうとするプフにゴンは「黙ってろ」と一喝した。

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現状

プフは素直に引き下がり塔から去ろうとしたが、ゴンはそれも許さず、プフに動くなと命令。プフは動かない代わりに、ここで何が起きたか教えて欲しいとピトーに頼んだ。一方ユピーは能力を完全に操作するため、もう一度爆発しようとしていた。しかしユピーは気付いていなかった。あと約4分で、念能力の使用が不可能となる瀬戸際まで来ていることに。地上に降り立った王とネテロ。今矛を収めれば許すと王は言ったが、ネテロは譲らなかった。

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賞賛

ピトーはプフに塔で起こった出来事を説明した。そしてさりげなく塔の外を指差し、王と敵が向かった場所を指し示した。プフは「蠅の王」により、外殻を残したまま、自身は蠅となり王の元に向かった。その王はネテロと対話しようとしていた。しかし人類に対話の意思はなく、ネテロは「百式観音」で先手を打った。一方、機兵を全て失ったモラウには限界が来ていた。ユピーは自身を苦戦させたモラウ達を賞賛した後、刃を振り下ろした。

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条件

メレオロンは斬られる寸前にモラウを救出しようとしたが、わずかに間に合わずモラウは重傷を負った。血で居場所も筒抜け。ナックルは姿を現し、ユピーに自分が相手になるからモラウを見逃して欲しいと懇願した。ユピーはポットクリンの解除という条件を提示。モラウの制止も聞かず、ナックルはポットクリンを解除した。ナックル達を殺す気になれないユピーはそのまま王の下へ走り去っていった。残されたナックルには敗北感だけが残っていた。

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名前

ナックル達の下に、恐怖で髪の毛が抜け落ちたノヴが現れた。ノヴはナックルに悪態を吐き続けるモラウを連れ、宮殿から去っていった。ユピーは庭園でプフと再会。変化しつつある自分達に戸惑いを覚えながら、二匹は王目指して飛び立った。王は攻撃されながらも、あくまでもネテロと話し合おうとした。そこでネテロは、自分に負けを認めさせればお主の名を教えるという話を持ちかけた。それを聞いた王は初めて闘う姿勢を見せたのだった。

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自問

王が闘いに応じると同時にネテロは跳び、王の頭上から「百式観音」九十九の掌を繰り出した。王は観音の怒濤の攻撃を避けることなく全て直撃した。ネテロの圧倒的優勢に見えるが、ネテロ自身は敗色濃厚だと感じていた。しかし難敵にこそ全霊を以て臨むことが、ネテロが求めてきた武の極みだったのである。いつしか武道家として敵に勝つことが当たり前になっていたネテロは、王と出会えたこれまでの全てに感謝した。

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思惑

「百式観音」に手も足も出ない王。その理由は能力の発動条件である掌を合わせる行為が、王の可動速度をはるかに上回っていたからである。永きに渡る修練の末、限界を越える技を体得したネテロを王は賞賛した。圧倒的な速度の能力を持つネテロに対し、王は角度を変えながら攻め続けた。そうして百式観音では受け切れない角度からの攻撃を導き出そうとしたのだ。ネテロはその王の狙いを読み、「百式の零」で対抗しようとしていた。

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変貌

ゴンの下へ向かおうとしたキルアは突如何者かの視線を感じ取った。その視線は異形と化したパームからのものだった。パームが姿は変わっていても記憶までは失っていないことを知り、キルアは安堵した。しかしやがてパームが一度自分を見た後すぐに遠ざかっていたことに気づく。遠ざかるのは敵以外あり得ない。そう判断したキルアは戦闘態勢に入った。するとパームは伸ばした髪の毛を身に纏い、殺意剥き出しで襲いかかってきた。

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決壊

キルアは時間稼ぎの為、パームに敵と言ったことを謝り、ゴンの現状を伝えた。そして今のゴンを少しでも楽にできるのはパームだけで、自分にはできないことも。時間稼ぎのつもりが、思いを口にしたことで抑えていた感情が溢れ出し、キルアは泣き崩れた。その時、小さなプフがパームにキルアの殺害を命じた。感情と記憶を切り離されたパームには命令に抗う術はないはずだったが、キルアの言葉によってパームは心を取り戻したのだった。

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