世界を巡る大冒険!HUNTER×HUNTERのストーリーを徹底紹介!

冒険家、用心棒、賞金稼ぎ、それら全てを兼ねる「ハンター」と呼ばれる職業が存在する世界で、主人公たちの世界を巡る旅と戦いを描いた漫画『HUNTER×HUNTER』。アニメ、ゲーム、映画と様々なメディアミックスを続ける人気作品である。
ここでは、そんな『HUNTER×HUNTER』の第1話から会長選挙までのストーリーを紹介する。

光と影

ゴンを担いでNGLを脱出したキルア。そこに蟻の討伐隊が到着。3人のうちの1人はネテロ会長だった。キルアはネテロ達でもネフェルピトーに勝てる気がしないと述べたが、二人の男は聞く耳を持たず、キルアに厳しい言葉を浴びせる。ネテロは最寄りの街に放った2人の刺客を倒してから追ってこいとチャンスを与えた。一方ネフェルピトーはカイトの首を大事そうに抱え、人間を貯蔵できる冷蔵庫を用意するよう部下に命じていた。

出典: huntermix.web.fc2.com

条件

ゴン達の前に突然パームという名の女性が現れる。パームは討伐隊の1人ノヴの弟子で、ゴン達同様NGLへ行くための条件が課せられていた。その条件とはモラウの弟子である「ナックルとシュートを一ヶ月以内に倒すこと」。ただし戦うのはネテロから割符を貰ったゴンとキルアだけ。ナックルとシュートにもNGLへ行くための条件が与えられていた。「一ヶ月間割符を手放すな」。2組はNGL行きを巡って戦うことになった。

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再会

ナックルは討伐隊候補に決闘を申し込むと絶叫しながら町中を歩いていた。名前も顔も知らない自分達をあぶり出すための行動だとキルアは考えたが、ナックル自身は純粋に決闘を申し込んでいるつもりだった。ゴンとキルアの元に突然ビスケが現れる。2人は再びビスケの修行を受けることに。最初の試練は「練」を3時間続けること。一方、遠くからネフェルピトーを見たネテロは、敵が自分より強いと感じ焦りを覚えていた。

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決闘

ネテロの自分より強いという言葉を聞いてもノヴとモラウは顔色一つ変えず、静かに行動を開始した。ノヴが異次元空間から取り出されたキセルを使い、モラウは大量の念のうさぎを作りだし斥候として放った。ネフェルピトーは対処に迷っていたが、目覚めたもう一人の護衛軍シャウアプフがそのままでいいだろうと助言。ゴンとキルアは早くも「練」を3時間達成。ビスケはヘトヘトの2人を無理矢理ナックルの元に向かわせた。

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ジャイロ

ナックルはヘトヘトのゴンとキルアを見てナメられたと思い、動かないオレを殴って一歩も動かすことができなければ割り符を置いていけという条件を提示した。しかしゴンのグーでナックルはあっさりと倒されてしまう。ホテルで目が覚めたナックルは、割り符を奪わなかったゴン、キルアと意気投合する。そのゴン達がいる街に、かつてはNGLの影の首領で、キメラアントとして生まれ変わったジャイロがやって来ていた。

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ジャイロは

ジャイロはとある飯場で育った。父親から必要とされていると信じていたジャイロだったが、12才の時にそれが全く違っていたことを理解する。神に等しかった父親に否定されたジャイロは自分が人間ではなかったのだと確信。ジャイロは父親を殺し、その後NGLを設立。完全に人間でなくなったジャイロは再び全世界に悪意をばらまくため、街を去りどこかへ消えていった。

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残り時間

ナックルと戦いボロボロのゴンとキルアを影から狙うシュート。しかし結局シュートは何もできなかった。帰って練の修行をするゴン達。今では2時間くらい集中しなくとも「練」を続けられるようになっていた。しかしナックルに全力を出させるまでにはあと10日ほど必要。残された時間は1日あるかないか。とても間に合いそうになかった。キメラアントを削るネテロ達。40隊前後あった部隊は残り14隊にまで減っていた。

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勝負

ビスケの読み通り、残りあと1日というところで2人は「練」を集中せず3時間続けられるようになっていた。ビスケはまだ勝てないと踏んでいたが、全力で戦えば自分に足りないものに気付けるだろうと、2人を万全の状態でナックルとの勝負に向かわせる。一方、キメラアントは籠城していた。これではネテロ達の従来の作戦は通用しない。ネテロ達は援軍―ゴン達かナックル達―が来てから行動することにした。

弱点(1)

キメラアント討伐隊への参加を賭けて戦うゴンとナックル。その実力の差は依然として大きかった。オーラ量が増えても、それに伴う技術が今のゴンにはないからだ。それでもゴンがナックルの攻撃に持ち堪えているのは、ナックルが攻撃の際にゴンに声をかけるため。本気を出すと言いながら、甘い攻撃を続けるナックル。そんなナックルに対しゴンは「殺す気で来い」と挑発した。

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弱点(2)

挑発で動揺を誘ったフェイント作戦は成功し、ナックルに初めてダメージを与えることができたゴン。しかしその後は大したダメージも与えられず、戦いを始めてから20分が経過。余力を十分に残したナックルに対し、ゴンのオーラは尽きかけていた。ジャジャン拳は使えてあと1回。その最後の1回に望みを託したのか、ゴンはナックルから離れたところでジャジャン拳の発動準備に掛かる。

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ゴンは「パー」を放ったが、技のレベルが低くナックルはあっさりはじき返してしまった。その隙にゴンはナックルの背後に回り込み、「グー」を喰らわせようとする。しかし直前でオーラを使い果たし、ナックルに攻撃が届くことなくゴンは倒れてしまう。決戦は明日に持ち越されることになった。この一ヶ月全力で敵と戦うチャンスのなかったキルア。ビスケは自身の弱点に気付かせるため、キルアに勝負を仕掛けた。

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弱点(3)

元の姿に戻ってキルアと戦ったビスケは、キルアの弱点が「見切りの早さ」であることを教えた。強い敵と対した時、逃げ切ることを前提に戦う悪しき習性。キルアに戦闘を教え込んだイルミの呪縛がそうさせていたのだ。ビスケはキルアにこのままではいつかゴンを見殺しにすると言い、シュートを倒せなければゴンの元から消えなさいと宣告した。翌日、ゴンとナックル、キルアとシュート2組の決闘が開始された。

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