世界を巡る大冒険!HUNTER×HUNTERのストーリーを徹底紹介!

冒険家、用心棒、賞金稼ぎ、それら全てを兼ねる「ハンター」と呼ばれる職業が存在する世界で、主人公たちの世界を巡る旅と戦いを描いた漫画『HUNTER×HUNTER』。アニメ、ゲーム、映画と様々なメディアミックスを続ける人気作品である。
ここでは、そんな『HUNTER×HUNTER』の第1話から会長選挙までのストーリーを紹介する。

10-(1)

数週間後。モラウやゴンなど7人のハンターは東ゴルトー共和国に向かっていた。東ゴルトー共和国ではキメラアントの傀儡と化していたマサドルデイーゴが、全国民に10日後に行われる建国記念大会への参加を強く呼びかけていた。コルトの予想ではこの大会で国民の"選別"が行われるという。ゴン達は大会前夜に2人ずつ3組に別れて三戦士を王から引き離し、すでに東ゴルトーに潜伏しているネテロが王と対決することに。

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10-(2)

散らばったキメラアントはヨルビアン大陸の各地で人間を襲っていた。幻影旅団の生まれ故郷である流星街でも、師団長だったザザンが女王を名乗り、「クィーンショット」という新たな能力で人々を異形な姿の僕と変えてキメラアントの国家を作ろうとしていた。フィンクス、シャルナーク、シズク、ボノレノフ、フェイタン、カルトら6名の幻影旅団はザザンの討伐に向かった。

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10-(3)

6人の団員は正面から堂々と女王の城に入った。そして誰が女王を倒すか競争ということで、散らばってザザンの討伐に向かう。ボノレノフには以前ポンズを殺した兵、シズクにはパイクと、それぞれの団員に兵隊長クラスと思われるキメラアントが襲いかかった。ボノレノフは包帯を取り、「バト=レ・カンタービレ」の「序曲」で攻撃。しかし相手にほとんどダメージはない。フェイタンは自らも侵入者の排除に向かっていたザザンと遭遇。

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10-(4)

カルトは扇子で紙吹雪を操り、「蛇咬の舞」でキメラアントの左腕を切り落とす。シャルナークは多少のダメージを負いながらも、キメラアント「ペル」にアンテナを突き刺した。しかし操作能力が発動せず、ペルに捕まってしまう。ペルは既に別の能力者によって操作されていたのだ。通常攻撃が通用しない敵と戦うフィンクス。フィンクスは腕を回す程パンチ力が増大する能力「リッパー・サイクロトロン」で圧勝。

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10-(5)

ボノレノフは敵の攻撃を避けながら体で演奏を続けた。キメラアントは逃走するが、「木星」と化したボノレノフに押しつぶされる。カルトも難なく敵を切り刻んでいた。ペルに捕まっていたシャルナークは、自分にアンテナを刺し「自動操作モード」に。圧倒的なオーラ量で一瞬のうちに2匹のキメラアントを倒した。シズクはパイクに苦戦。糸に捕まってしまうが、衣服を脱ぎ捨てなんとか脱出。シズクは勝利を宣言する。

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10-(6)

シズクは「デメちゃん」でパイクの傷口から血液を吸い尽くして勝利。フィンクス達はフェイタンとザザンが戦っている場所で合流し、余裕で2人の戦いを観戦した。ただ一人カルトだけは自分とのレベルの違いに驚いていた。徐々に調子を上げてきたフェイタンはザザンに初めて傷を付けるが、その場所が顔だったためにザザンは激昂。刃物も通じぬ肉体の怪物へと変身し、フェイタンに強力な一撃を与えた。

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10-(7)

ザザンに左腕を折られたフェイタンの怒りは頂点に達し、奇妙な言語を口走り始めた。これはフェイタンの能力「ペインパッカー」が発動する前兆だった。巻き添えを食らうと観戦していた団員達は待避。ザザンは「ペインパッカー」の「ライジングサン」で焼死した。その後、団員らはザザンによって化け物に変えられてしまった流星街の住民を始末。流星街の危機は去った。東ゴルトー建国記念大会まであと9日。

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9-(1)

東ゴルトー共和国に侵入したゴンとキルアは小さな村を見つける。その村は蛻の殻だったが、キルアは不自然な状況から既に選別は始まっていると推測した。500万人の国民を首都に集めて一斉に選別を行うより、町村単位で少しずつ処理していった方がいい。選別を行っているのはネフェルピトーに操られた普通の人間。キルアは選別に乱入し、騒ぎを広げて他の地域の選別も中断させようと考えた。

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9-(2)

キルアは煽動作戦のため、ゴンと別れた。その頃、モラウとノヴは政治家のマルコスに亡命させることを条件に、軍部などの情報を聞き出していた。ナックル、シュートも別ルートから侵入済。存在が知られるのはまずいと、2人は選別には手を出さず身を潜めていた。1人になったゴンに蛇のキメラアントが襲いかかってきた。ゴンは難なく撃破するが、さらにフクロウとコウモリ2体のキメラアントがゴンを狙う。

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9-(3)

無音で飛べるフクロウがまず羽でゴンを攻撃し、さらにコウモリが体当たり。ゴンは音で位置でわかるコウモリに攻撃しようとするが、コウモリは超音波でゴンの攻撃を回避する。ゴンは今度は攻撃をギリギリまで引きつけてから大声で聴力を封じ、「パー」を放った。しかし仕留め損なってしまう。決定打を欠く2匹のキメラアントはコウモリの超音波でゴンの動きを封じ、「ゴリラモード」のフクロウがゴンを攻撃するという戦法に切り替える。

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9-(4)

ゴンは「凝」でフクロウの位置を捉え、コウモリの超音波には耳栓で対抗。対局に位置をとるという2匹の統制されたコンビネーションを逆手にとり、ゴンは正面にいるフクロウに攻撃すると見せかけて背後のコウモリを攻撃して撃破。フクロウを「グー」で空の彼方に吹き飛ばした。一方、選別中の村に乱入して煽動作戦を開始したキルアだったが、ネフェルピトーがその存在に気づき始めていた。

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9-(5)

ネフェルピトーはレオル達3人に選別を邪魔する刺客の排除を命じた。レオルはハンターに追われ、命からがら王を頼って東ゴルトーまで逃げてきていたのだ。またヂートゥもハンターから逃れ東ゴルトーに向かってきていた。これを察知したナックルはシュートと共に討伐に向かう。選別が妨害されたことを受けて東ゴルトーは戒厳令を発令。軍隊が直接町村へ行き選別を行うという事態に。

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