シャルナーク=リュウセイ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

シャルナーク=リュウセイとは『HUNTER×HUNTER』に登場する悪名高い盗賊集団・幻影旅団(通称クモ)の一員である。旅団結成時からの初期メンバーで、明るく仲間想いな性格である反面、殺人への躊躇がない冷酷な一面を持つ。また論理的な思考の持ち主で、旅団のアジトに連れ去られた主人公・ゴンが標的とは無関係だと結論づけた後は、すぐ逃がそうとした。プロのハンターでもあり、旅団内では主に情報処理を担当している。団長クロロが不在の際には、その優れた知識と分析力で状況を判断し、メンバーに対して指揮をとる。

シャルナーク=リュウセイの概要

シャルナーク=リュウセイは『HUNTER×HUNTER』に登場する、悪名高い危険度Aクラスの盗賊集団・幻影旅団(通称クモ)のNo.6であり、初期メンバーである。愛称は「シャル」。流星街出身。年齢・経歴も明かされていない。明るく仲間想いの性格だが、見ず知らずの人間の命を奪う事に対して一切の躊躇がない。優れた分析力とプロハンター資格を活かし、主に情報処理・分析を担当している。旅団結成時からの初期メンバーであり、団長クロロの命令とクモの掟に絶大な信頼を寄せる。また彼の持つ携帯電話はメンバー同士の連絡手段として用いられている。

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シャルナーク=リュウセイのプロフィール・人物像

生年月日:不明
体重:72kg
血液型:O型

シャルナークは旅団メンバーの中でも中性的で「かわいい」「かっこいい」と評される容姿をしている。さらに明るく仲間想いな性格であるが、見ず知らずの人間の命は容赦なく奪う冷酷さも持ち合わせている。戦闘時においても冷静沈着で、無人の廃棄物処理場である流星街で、第1級隔離指定生物のキメラアント・ザザンが率いる兵隊蟻に捕らえられた際も取り乱す様子を見せなかった。その時に「好きでもない奴の言いなりになるなら死んだ方がマシ」と語っており、団長クロロに信頼を寄せている事が伺える。豊富な知識と優れた分析力を持ち、旅団内では情報処理の役割を担っている。団長クロロの不在時にはメンバーに現状の把握について周知を行い、ハンターサイトから得た情報を基に今後の方針を決めることが多い。幻影旅団が、クルタ族の生き残りであるクラピカの討伐へ動き出した際には、ハンターサイトから得た資料をメンバーに渡し「引き続き2人組(ペア)で行動しリストの人物探しに全力挙げてくれ」と指揮をとった。旅団メンバーもシャルナークの立てた方針に従っていることから、その分析力は旅団内でも信頼されている事が伺える。
「自分はいくらでも代わりがきくが、能力がレアである団員を失うのは痛手である」という考えを持ち、幻影旅団の存続のために個人の人格より能力を重視している。

ゲームでは「いちごの乗ったケーキ」が好物であるとのこと。そのことは「恥ずかしいから」という理由でメンバーには内緒にしている。ドラマCDでは月餅を食べた際に「甘すぎる」と評しているが、団員の前だから素直においしいと言えなかった可能性もある。

年齢・誕生日:不詳

シャルナークの年齢や誕生日は不明となっている。旅団の中には自分の生年月日を知らない者がいるが、生年月日が必要な「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」という能力で占ってもらったことがあるため、シャルナーク自身は自分の年齢・誕生日を把握していると推測できる。

身長:180cm

シャルナークの身長は180cm。ファンからは「意外と大きい」との声が聞かれる。

声優:高戸靖広(1999年フジテレビ版)/日高のり子(2011年日本テレビ版)

シャルナークの声優は第1作目の日本アニメーション制作版と、第2作目のマッドハウス制作とでは異なる。第1作目では高戸靖広が担当。陰のある役や個性の強い悪役までこなす、実力のある声優だ。第2作目では日髙のり子が担当している。女性に変更されたことで、中性的な声になった。

シャルナーク=リュウセイの能力

人間の生命エネルギーを自らのオーラとして自在に操る「念能力者」であり、オーラを使って物質や生物を操る「操作系」の使い手。シャルナークは念能力による必殺技を発動する条件として、対象物にアンテナを刺さなければならない。その為、戦闘時には如何にして相手にアンテナを刺すかを瞬時に見極める必要がある。シャルナークは硬い甲冑を持つ兵隊蟻・ペルとの戦闘中に攻撃を回避するなかで相手の特徴を捉え、アンテナを甲冑の隙間に刺すという案を思いつく。無傷での成功確率を持ち前の分析力で20%と仮定し、攻撃を受けつつもペルの後頭部にアンテナを刺す事に成功する。しかし同じく操作系の兵隊蟻・ボキに既に操られていたペルにアンテナは効かず、シャルナークは捕獲される。普段から不測の事態に備えて、予めアンテナを2本持って戦闘に臨んでいたシャルナークは手に持っていたもう一本のアンテナを自分に突き刺し、能力を発動。ペルとボキを瞬殺した。シャルナークは、パワーが全てではない念能力での戦闘において必要となる、あらゆる可能性の想定と分析力を有しているといえる。

シャルナーク=リュウセイの必殺技

携帯する他人の運命(ブラックボイス)

銃を持ったマフィアを操るシャルナーク(左)

「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」はシャルナークが愛用する独自の携帯電話で、人間を自由に操作できる念能力である。発動条件は専用のアンテナを対象者に刺すこと。刺された瞬間相手は無力化する。その際、携帯電話の画面には操作されている人間の視界が映る。携帯電話のボタンをクリックして自由に操ることができる。ケータイにセリフを入力することで、意のままに喋らせることもできる。オート操作も可能。しかし、アンテナが刺さった人間が死ねば操作は出来なくなり、携帯電話の画面も消える。アンテナが抜けることでも解除される。

携帯する他人の運命(ブラックボイス)・自動操作モード

「携帯する他人の運命(ブラックボイス)・自動操作モード」はアンテナを自身に刺すことで発動する能力である。シャルナークの携帯電話には「自動操作 ON」との文字が表示され、自らを纏うオーラの量が跳ね上がる。携帯電話の「敵 視認しまシタ」「始末シまス」の音声を合図に、目の前の敵を瞬く間に始末する。アンテナが抜けるかケータイが認識した標的を始末するまで解除されない。能力の発動時のシャルナークは、髪が逆立ち目の色が変化する。また自動操作モード発動時の記憶は本人には無く、2〜3日筋肉痛でまともに動けなくなるという反動がある。強力な能力だが、反動がきつい上に、達成感も残らないという理由でシャルナークはよほどの危機に陥らない限りこの能力を使いたがらない。

シャルナーク=リュウセイの来歴・活躍

ウボォーギンの救済

ウボォーギンの為にクラピカの居場所を調べるシャルナーク(左)

団長クロロの命令でマフィア主催の地下競売を襲撃した幻影旅団。その事実を知った各マフィアの長で構成された組織・十老頭は、報復の為に自分たちが選抜した最強の能力者・陰獣を幻影旅団に差し向ける。シャルナークはヨークシンで他の旅団メンバーと共に、マフィアと陰獣を相手に戦うウボォーギンをトランプをしながら見物していた。ウボォーギンは戦闘中に陰獣のメンバー・蛭によって膀胱に卵を植え付けるタイプのヒルを注入される。排泄時に卵が孵り、その激痛で死ぬと蛭に説明されたウボォーギンは陰獣を始末した後、幻影旅団のNo.8・シズクの掃除機型の念能力「デメちゃん」で体内の毒とヒルを吸い取るよう頼む。しかし「デメちゃん」は生き物を吸えない能力であることをシズクに教えられたウボォーギンは困惑する。その時シャルナークはウボォーギンに駆け寄り、注入されたヒルは「マダライトヒル」だと察知する。続けてシャルナークは「マダライトヒル」の卵は尿のアンモニア濃度が薄いと羽化せず無痛で排出されることをウボォーギンに伝え、ビールをよく飲んで大量の尿をするように助言した。

シャルナークが「誰か 車でビール沢山盗ってきてよ」と発言した瞬間、ウボォーギンはクラピカによる鎖で誘拐されてしまう。その際に、幻影旅団のNo.3・マチは追跡能力である念糸を使い、旅団メンバーはウボォーギンを乗せた車をシャルナークの運転で追うことになる。その追跡の最中に陰獣のメンバー・梟の攻撃を受け、ノブナガを除く旅団メンバーは車の外に脱出する。車の外では全ての陰獣たちが待ち構えていた。ノブナガを捕らえた梟の能力を見たシャルナークは、幻影旅団の襲撃に備えて地下競売の品物を事前に盗んだ人物が、陰獣であると推察する。旅団メンバーは、ウボォーギンを誘拐した人物が陰獣ではないかを探るべく戦闘を開始する。

全ての陰獣を始末し競売品を奪い盗った幻影旅団。その後、幻影旅団のNo.1・ノブナガ、マチ、No.5・フィンクス、シズクとシャルナークはマフィアンコミュニティーに扮して、とあるビルの一室で拘束された状態のウボォーギンを救出した。拘束具を外されたウボォーギンは大声で叫びクラピカへの報復に乗り出す。しかしその大声で同ビルに滞在していたクラピカを含むノストラード組のルーキー達は、ベーチタクルホテルへ避難していた。そのため、ウボォーギンはシャルナークと共に、とあるアパートの一室でクラピカの捜索にあたる。シャルナークはハンター証(ライセンス)を使用し、ハンターサイトから、ウボォーギンが拘束されていたビルの所有者はノストラード組の幽霊(ダミー)会社だと突きとめる。そしてその幽霊(ダミー)会社がヨークシンに保有している物件と、現在ノストラード組の構成員が宿泊中のホテルを同時に調べ上げ、クラピカが滞在している可能性のある場所をシャルナークはメモに記し、ウボォーギンに手渡した。

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ノブナガ=ハザマ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

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ノブナガ=ハザマとは、冨樫義博の作品である『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターである。クモと呼ばれる盗賊集団・幻影旅団の初期メンバーで、旅団内では特攻の役割を担っている。戦闘に長けており殺人に一切の躊躇がない冷酷さを持つ。その反面、自らが気に入った人物に対しては情に厚く、尋問中の主人公・ゴンがノブナガを腕相撲で打ち負かした際には、旅団への入団を誘った。また常に刀を持ち歩き、素早い抜刀で標的を殺害できる。一族を滅ぼされたクラピカと旅団で激しい争いを繰り返している。

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シルバ=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

シルバ=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

シルバ=ゾルディックとは漫画『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターであり、暗殺一家ゾルディック家の当主。ゴンの友達キルアの父親。長身、長髪で筋肉質な見た目は周りのものを委縮させるほどの威圧感がある。過去には幻影旅団の団員と戦って暗殺したことがあり、暗殺者としては一流の腕を持つ。キメラアント編ではヂートゥを一撃で叩き潰している。

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ウボォーギン(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

ウボォーギン(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

ウボォーギンとは、冨樫義博の漫画作品『HUNTER×HUNTER』に登場する盗賊集団「幻影旅団」の一員である。ライオンの鬣を思わせる髪型と、筋骨隆々の大柄な体格が特徴。頑丈な肉体と、拷問を受けても動じない精神力を持つ。念系統は「強化系」で、自身の肉体を武器とする。念を使わずとも十分強く、たった1人で武器を持つ複数の敵を屠った。幻影旅団に恨みを抱くクラピカに拉致され倒されるが、自身の死に際しても決して仲間を売ることはなかった。

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