スカサハ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
スカサハは『Fateシリーズ』に登場する槍兵(ランサー)のサーヴァントの1人。『Fate/hollow ataraxia』にてランサー(クー・フーリン)の回想で登場したのち、『Fate/Grand Order』で本格的に参戦。『Fate/EXTELLA LINK』ではプレイアブルキャラクターとして使用できる。
スカサハはアルスター物語群のひとつ『エメルへの求婚』に登場する人物であり、影の国を統べる女王として語られている。またクー・フーリンの師匠としても知られる。
スカサハの概要
スカサハは『Fateシリーズ』に登場するランサーのサーヴァントの1人。サーヴァントとは願いを叶える大釜・聖杯の助けを得たマスターによって召喚・使役される「英霊」であり、ランサーは槍兵のクラスを指す。『Fate/Grand Order』や『Fate/EXTELLA LINK』では主人公に召喚される。
彼女はケルト・アルスター伝説の戦士にして呪術師であると同時に「影の国」の女王である。槍術とルーン魔術に精通しており、クー・フーリンや無二の親友にしてライバルであるフェルディア、クー・フーリンとアイフェの息子コンラといった弟子に技術や魔槍を継承している。弟子に対する教育方針はかなりのスパルタで、殺し合いさながらの最終試験を行っている。
人の身で人と神と亡霊を斬り過ぎた事で、神の領域に近づいてしまい、領地ごと現世でも幽世でもない世界の外側の方へ弾き出されている。そこで生き続けているため英霊の座にはおらず、本来はサーヴァントとして召喚することはできない。しかし『Fate/Grand Order』では人理焼却によって影の国も消滅しているため、召喚が可能。『Fate/EXTELLA LINK』で召喚可能なのは、舞台が地上のものとは似て非なる召喚式を持つ月の聖杯戦争だからだと考えられる。
スカサハのプロフィール・人物像
身長:168cm
体重:55kg
属性:中立・善
パラメータ: 筋力B / 耐久A / 敏捷A / 魔力C / 幸運D / 宝具A+
スキル:対魔力A / 魔境の智慧A+ / 原初のルーン - / 神殺しB
CV:能登麻美子
スカサハはランサー(クー・フーリン)と似たような「全身タイツ」にも見える黒い戦装束に、真紅の魔槍を携えた赤い瞳の女性である。誇りが高く、何者にも靡かない者の気質を有する。他者の素質と気質を見抜く鑑識眼を持っており、有望な者を弟子にとることも。弟子に対する教育方針はかなりのスパルタで、クー・フーリンからは「見込みの無い戦士をふるい落とすつもりだろうが、遊びがないにも程がある」と評されている。死ぬことができないために魂は死んでおり、自らの死を願っている。
能力的には圧倒的な武勇を誇り、槍術以外にルーン魔術にも長ける。原初のルーン文字を用いたそれは神代の領域に達しているほど。
スカサハの宝具・必殺技
貫き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:5~40
最大捕捉:50人
魔槍ゲイ・ボルグ。クー・フーリンが使用しているものとは別物であり、彼女が使うものは一段階古い。1本だけでなく複数本存在しており、射出したり二槍流で戦ったり、臨機応変に立ち回る。真名開放時にはクー・フーリンの宝具「刺し穿つ死棘の槍」と「突き穿つ死翔の槍」を合わせたような技になり、1本目の魔槍で敵を「空間に縫い付けて」自由を奪い、2本目の魔槍を全力投擲して止めを刺す。
死溢るる魔境への門(ゲート・オブ・スカイ)
ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:2~50
最大捕捉:200人
世界とは断絶された魔境世界の外側に在る「影の国」へと通じる巨大な「門」を召喚する。効果範囲内に存在するあらゆる生物を吸い込み、「影の国」へと送ることができる。ただ送るわけではなく、魔力と幸運の判定に失敗すると「門」に吸い込まれて即死する。またスカサハが認めないものは「影の国」へと命を有したまま立ち入ることはできない。
スカサハの来歴・活躍
クー・フーリンとの関係
影の国の女王であるスカサハは長き年月の果てに半神霊と化した。そのために人のように死を迎えることができず、領地ごと現世でも幽世でもない世界の外側の方へ弾き出され、世界とその外側が消えゆくその時まで、在り続けなければならなくなった。
彼女は数々の難所を突破し到着したクー・フーリンを喜んで弟子にとる。クー・フーリンはスカサハのもとで魔術、武術の修練を積んだ。やがてクー・フーリンはスカサハの娘ウアハタをこの国での妻にした。その際、クー・フーリンは戦術の教授、結婚持参金の入手、自分の未来の姿の予言を願った。
影の国もう一人の最強の魔法戦士「アイフェ」との間で戦争が勃発した際には、スカサハはクー・フーリンやフェルディアと肩を並べて暴れまわった。アイフェを生け捕りにし休戦すると、クー・フーリンはスカサハとの恒久平和、人質を渡すこと、自分の子供を産むことという3つの条件を押し付けた。
クー・フーリンが修業を終え影の国を去る時には、魔槍ゲイ・ボルグを授けた。
『Fate/Grand Order』
『Fate/Grand Order』では人理焼却によって影の国も消滅したため、西暦1783年のアメリカで東部のケルト軍の一員として召喚された。そこで狂王と化して蹂躙するクー・フーリンを目にして離反、主人公たちのつくことになる。クー・フーリンをおさえようとしたスカサハだったが、力及ばず瀕死となり戦線を離脱する。
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、ランサーのサーヴァント・李書文と共に兵装舎ハルファスに猛攻を仕掛ける。
『Fate/EXTELLA LINK』
『Fate/EXTELLA LINK』では地上の聖杯戦争と召喚式が異なるせいか、月の聖杯戦争に召喚される。
スカサハの関連人物・キャラクター
ランサー(クー・フーリン)
スカサハの弟子。彼がアイフェを抱いたと知った際は石をゲイ・ボルク風味に投げつけたという話もある。
ランサー/クー・フーリン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
ランサー(クー・フーリン)は『Fateシリーズ』に登場する槍兵のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』では魔術協会からの派遣魔術師バゼット・フラガ・マクレミッツによって召喚される。しかしそのバゼットが聖杯戦争の監督役である言峰綺礼にだまし討ちを受けて令呪を奪われたため、マスターが言峰になる。
真名はクー・フーリン。ケルト神話における大英雄で、アイルランドの光の皇子である。
マシュ・キリエライト
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