【進撃の巨人】エレン「ライナー」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。頼れる兄貴分・ライナーは誰からも慕われる皆の人気者。そんなライナーのありふれたかけがえのない日常を描いたちょっと切ないSSです。
エレン「ライナー」
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 01:57:11 ID:eawM/NOU
※ライナーが人気
2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 01:59:05 ID:eawM/NOU
……
エレン「ライナー」
ライナー「おはようエレン、早いな」
エレン「おはよう。お前こそ」
ライナー「いや、俺は起きたばかりだ。お前は朝から自主訓練か、大した奴だ。」
エレン「いや、まあ自主訓練っつっても大したことやってねえけど。軽いウォームアップ程度だ」
ライナー「十分だろう。今日だって普通に訓練あるんだ。あんま朝から飛ばし過ぎると倒れるぞ」
エレン「おう、ほどほどにはしてる。でもやっぱりなるべく鍛えておきたいからなあ、バランスが難しいんだよな…」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 01:59:42 ID:eawM/NOU
ライナー「まあ訓練に支障が出ない程度に、適度に基礎部分を補ったり、または細かい技術を練習したり、っていうのが良いんだろうけどな」
エレン「ん、一応そんな感じでやってるつもりだ」
ライナー「実際お前は努力で凄い成績伸ばしてるからな、尊敬するぜ」
エレン「やめろなんか照れる。…あまりはっきりした特技ねえからよ、やっぱ頑張らねえと…。そうだ、ライナー今度自主訓練付き合ってくれよ。そんで、アドバイスとかくれると助かる」
ライナー「おお、もちろんいいぜ」
エレン「よっしゃ、ありがとな。頼りにしてるぜ」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:02:35 ID:eawM/NOU
……
クリスタ「ライナー」
ライナー「く、クリスタ!どうした?何か用か?」
クリスタ「うん、お礼を言おうと思って」
ライナー「?」
クリスタ「この間は、資料運ぶの手伝ってくれてどうもありがとう。終わった後ライナーすぐに他の子に呼ばれて行っちゃって、ちゃんとお礼言えてなかったから、改めて」
ライナー「あぁ、あの時か。そんな、わざわざ礼なんか言いに来なくてもいいんだぞ」
クリスタ「ううん。だって、すごい助かったもの」
ライナー「気にしなくていい。…困っている仲間がいたら助けるのは当然だからな」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:03:38 ID:eawM/NOU
クリスタ「…ライナーは、自然に『いいこと』ができる人なんだね」
ライナー「『いいこと』?」
クリスタ「あっ、ううん、なんでもない。ええと、ライナーって凄い人なんだなって」
ライナー「そんなことはないと思うが…。まあ、でも何か困った事があったらいつでも声を掛けてくれ。大抵のことなら任されるぞ」
クリスタ「ありがとう。ふふっ、やっぱりライナーって頼りになるよね。憧れるなあ」
ライナー「そっ、そうか!?はは、照れるな…!」
ライナー(…かわいい)
6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:07:11 ID:eawM/NOU
……
ユミル「ライナー」
ライナー「おお、ユミルか」
ユミル「お前何クリスタに色目つかってんだよ」
ライナー「は!?身に覚えがないんだが…。なんなんだいきなり」
ユミル「とぼけんなよな、この前は器具整備手伝って今度は資料運び手伝ったらしいじゃねえか」
ライナー「あ、ああ、まあな…。だがアレは別に下心があったわけでは…。というか何で知ってるんだ」
ユミル「んなことどうでもいんだよ。私が近くにいない時に見計らったように手ぇ貸しやがって」
ライナー「なんだかよく分からんが…、いちゃもんつけに来たのかお前」
ユミル「…いや、違う。まあ、アイツにあんま『いい人』見せつけんのは確かにやめてもらいたいが…。」
ライナー「?」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:11:20 ID:eawM/NOU
ユミル「あー、アレだ、とりあえず…クリスタ手伝ってくれてありがとよ」
ライナー「……」
ユミル「オイなにゴリラが豆鉄砲喰らったような顔してんだ」
ライナー「ゴリラじゃない!人を何だと思ってんだ!…いや、お前が礼を言うとはな、と驚いただけだ」
ユミル「お前こそ人を何だと思ってんだよ!…まあ、無理して怪我とかされても困るからな」
ライナー「…お前保護者か」
ユミル「はっ、別に保護なんかしてねぇっての。お前こそ、ガキどもの兄貴分として、それこそ頼られまくりの保護者やってるだろうが」
ライナー「いや、そんなつもりは…」
ユミル「そっちにその気がなくてもそう見える。…ま、頼られてることは誇ってもいいんじゃないか?どうでもいいけどな」
ライナー「なんだそれ」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:14:52 ID:eawM/NOU
……
アルミン「ライナー」
ライナー「よおアルミン」
アルミン「ちょっといいかな、聞きたいことがあるんだ」
ライナー「ああ、いいぜ。なんだ?」
アルミン「この前の山岳訓練でライナーたちの班のルートのとり方についてなんだけど、ちょっと気になる部分があって」
ライナー「そうなのか…?なんかお前に指摘されると凄い不安になるんだが」
アルミン「あ、ごめん。悪い意味じゃないんだ。むしろあの班であのルートは良かったと思うよ。だからこそ、想定されたいくつかの中からあのルートを選ぶ判断を下せた要因とかって何なのかなって思って」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:15:44 ID:eawM/NOU
ライナー「うーん、そうだな、あまりうまく説明できないが…。班のメンバーそれぞれの能力やそのときのコンディションとかは一応気にするようにしている。あのときは、ミリウスの調子があまり良さそうではなかった」
アルミン「うんうん」
ライナー「あとは、それぞれのルートを取った時に起こり得る事態を考えようとは思っているが…この辺りはどっちかっていうとお前とかマルコとかの得意分野じゃないのか」
アルミン「いや、僕の場合はちょっとまだ知識的な方面から考えてしまう部分が強くて…。実戦のことも考えられるようになりたいから、色々聞きたいんだ。マルコにも聞いてみるつもりだし」
ライナー「なるほどな。…まああとは、班のメンバーで起こり得る事態にどれだけ対応できるかとか、そういったことを考えたり、とかだろうか」
アルミン「なるほど。…うーん、やっぱりもうちょっと突き詰めて考えたいな。悪いんだけど、今度時間とってもらっていいかな?」
ライナー「ああ、もちろんだ。いまいち上手く言えなかったからな、俺も説明の仕方を考えておく」
アルミン「良かった、ありがとう。やっぱり頼りになるね」
10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:19:36 ID:eawM/NOU
……
マルコ「ライナー」
ライナー「どうしたマルコ」
マルコ「ごめん、本当に申し訳ないんだけど、今日水汲み当番ちょっと手伝ってもらえないかな。忙しいならいいんだけど…」
ライナー「ああ、構わないが…」
マルコ「本当かい?ありがとう、助かるよ。ライナーが手伝ってくれれば早く終わる。今度何かお礼するね」
ライナー「いや、いい。いらん。だいたい、…マルコお前だって、今日当番じゃないだろ」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:20:33 ID:eawM/NOU
マルコ「あれ、知ってたのか。はは、そうなんだ。今日の担当者が負傷と体調不良でさ、代わりにやってやろうかと」
ライナー「…お前、お人好しだよな」
マルコ「ん、そうかな?」
ライナー「ああ」
マルコ「うーん、自分ではそうは思わないんだけど…。まぁ、仮にそうでもライナーほどではないと思うな」
ライナー「はぁ?」
マルコ「ライナーは周りをよく見ているし、助けを必要としている人がいれば手を差し伸べるだろ?でも決して過剰にはしないし、恩着せがましくもない。仲間のことをよく考えてる。頼りになる奴だよね、全く」
ライナー「…そう言ってもらって凄く光栄なんだが、それはそっくりそのままお前に返すぞ」
マルコ「いやいや」
ライナー「いやいや」
12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:22:50 ID:eawM/NOU
……
ミカサ「ライナー」
ライナー「ミカサ、なんだ?…まさか」
ミカサ「そう。格闘訓練、ペアを組んでほしい」
ライナー「…またか」
ミカサ「ええ」
ライナー「…ええとな…」
ミカサ「嫌?」
ライナー「いや、普通にやる分には全然かまわないんだが…」
ミカサ「では何故渋るの?」
ライナー「…お前、アニとエレンが組むと何故か俺に一気に容赦ない攻撃してくるだろ。あれなんとかしろよ」
13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:24:01 ID:eawM/NOU
ミカサ「それは…すまないと思っている、けど、あれはそもそもエレンを痛めつけようとするアニがいけない。ライナーへの攻撃が強くなってしまうのはうっかりなので、悪気はないことは分かってほしい」
ライナー「悪気が無くても、毎度毎度痛めつけられる俺の身にもなれ!」
ミカサ「…ライナーは強いし、体が丈夫。あと心も広い。ので、私が感情をコントロールしきれなそうなときに組んでも安心できる。ありがたい」
ライナー「どういうことだそれは」
ミカサ「…信頼している、ということ」
ライナー「…褒めれば何してもいいってもんじゃないんだぞ」
14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:26:53 ID:eawM/NOU
……
ジャン「ライナー」
ライナー「なんだジャン、どうかしたか」
ジャン「どうかしたか、じゃねえよ。最近ミカサと格闘訓練のペア組みまくりやがって。羨ましい!」
ライナー「そんなことわざわざ言いに来たのか…。なんだったら代わるぞ?身の安全は全く保証できないがな」
ジャン「…いや、やっぱ遠慮しておく」
ライナー「おい」
ジャン「ていうか本題は違う。…さっきコニーが探してた。会ったか?」
ライナー「いや、会ってないな。何の用だって?」
ジャン「いや、知らねぇけど」
ライナー「そうか…。まあ、伝えてくれてどうもな」
ジャン「おう」
15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/09(月) 02:27:43 ID:eawM/NOU
ライナー「…にしても、なんだろうな」
ジャン「さぁな。どうせ、頼みごととかじゃね―の」
ライナー「あー…。当番とかの手伝いは、先客がいるから無理なんだが」
ジャン「もう先客いんのかよ。はっ、頼れる人気者も大変だな」
ライナー「なんだ褒めてくれてんのか」
ジャン「違えよ嫌味だ!…まあ、頼りになる奴だってことは認めてやるけどな」
ライナー「…明日は雨か」
ジャン「おいコラどういう意味だ」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 00:02:53 ID:rqd3bmM2
……
コニー「ライナー」
ライナー「お、コニーか。なんの用だ?俺のこと探していたらしいが」
コニー「ああ、ちょっと頼みがあって。お前、今日の夜って暇か?」
ライナー「ん?ああ、水汲みやるんだが、それ以外は今のところ特に予定はないな」
コニー「おお、良かった。あのさ、悪ぃんだけど、俺とサシャに勉強教えてくれねーかな?」
ライナー「は?いやいいけどよ…。突然どうしたんだ?テストはまだ先だというのに」
コニー「いや、それがよ、なんか俺とサシャ、座学の成績やばいらしくて、一週間後に小テストされて結果が悪かったら特別補習みたいなの組まされることになるらしいんだ」
ライナー「そうなのか?…訓練兵団意外と親切なんだな。開拓地送りとかじゃないのか」
コニー「縁起でもないこと言うなよ!」
ライナー「すまん、怒るなよ。…いいじゃねえか補習受ければ。ありがたい話だろ」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 00:08:02 ID:rqd3bmM2
コニー「嫌だよ!ただでさえ少ない自由時間が全然無くなるんだぞ!勉強で!無理だ!卒業前に脳みそ爆発するわ!」
ライナー「大げさな奴だな。まあ、別に構わんが…。しかし俺でいいのか?アルミンとかマルコとかのほうが頭いいし教えるの上手いだろ」
コニー「やー、なんかその小テスト座学成績下位組には軒並み課されるらしくてさ、気付いたらアルミンもマルコも予約いっぱいだったんだよな」
ライナー「あー…」
コニー「それに、お前だって頭いいし教えるの上手いだろ。前に勉強聞いた時もすげえ丁寧に教えてくれて助かったんだ」
ライナー「…そんなことあったか?」
コニー「あったろ。何だよ照れてんのか?…ま、頼りにしてるぜ!よろしくな!」
ライナー「お、おお」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 00:16:34 ID:rqd3bmM2
……
アニ「ライナー」
ライナー「どうしたアニ、珍しいな」
アニ「…今日の夜、サシャとコニーに勉強を教えると言っていたみたいだけど」
ライナー「ああ、頼まれてな。…ん?お前は座学成績いいだろ?」
アニ「一緒に教えて貰おうと思ってるわけじゃないよ、馬鹿にしないで。…そうじゃなくて、だいぶ前から、今日は話があると言っていたはずなのだけど」
ライナー「えっ、そうだったか!?す、すまん、忘れてた…!」
アニ「……」
ライナー「まいったな、アニとの約束のほうが先だったか。…どうするか。うーん、…あいつらには悪いが事情を説明してまた今度にしてもらうことにでも…」
アニ「いや、いい。別に、その後でいいよ」
ライナー「しかしそれじゃあ遅くなっちまうだろ」
アニ「構わないよ。もともとあんまり早い時間の予定ではなかったから」
ライナー「そうか、すまんな」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 00:29:28 ID:rqd3bmM2
ライナー「…しかしお前が俺に話あるって…。一体どういう風の吹き回しだ?」
アニ「蹴るよ?」
ライナー「すまんやめろ」
アニ「…私だって一応、あんたのこと頼りにしてるんだ」
ライナー「そうなのか?」
アニ「…そう、頼りにしてるんだよ」
ライナー「嬉しいこと言ってくれるじゃねえか」
アニ「だから…だから、ちゃんと戻ってきてよ、ライナー」
ライナー「…?おう、ちゃんと勉強会の後に行くって」
アニ「……うん。…待ってる、から」
26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 00:45:18 ID:rqd3bmM2
……
エレン「ライナー」
アルミン「どうしたの、ぼーっとして」
ライナー「ん、ああ、すまん。俺、ぼーっとしてたか?」
アルミン「うん。心ここにあらず、って感じだった」
エレン「調子悪いのか?大丈夫か?」
ライナー「ああ、大丈夫だ。なんだエレン、心配してくれてるのか?」
エレン「なんだそれ。仲間なんだから当たり前だろ」
ライナー「…そうか…」
アルミン「それにエレンはライナーのこと凄い尊敬してるからね」
27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 00:46:51 ID:rqd3bmM2
エレン「えっ、おいやめろアルミン、本人の前で言うなよ!」
アルミン「えー、でもこの間だって『ライナーって凄えよな、オレもあいつみたいになれたらな』とか言ってたじゃない」
エレン「あああもうやめろって恥ずかしい!ていうかそんなこと言ったらお前だって『ライナーって凄いよね。彼みたいなのが理想的な兵士なんだろうな』とか言ってただろうが!」
アルミン「わあああやめてよエレン!確かにこれ本人の前で言われるの恥ずかしかったごめん!謝るからやめて!」
ライナー「…というか俺が凄い恥ずかしいんだが…。ああもうお前らときたら…。」
ライナー「…ありがとな、凄く嬉しいぜ」
28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 00:56:51 ID:rqd3bmM2
……
ベルトルト「ライナー」
ライナー「ん?なんだベルトルト」
ベルトルト「あっ……。ごめん、やっぱり今はいいや」
ライナー「おい、気になるだろ」
ベルトルト「いや、なんでもないから」
ライナー「声掛けといてなんでもないはないだろ。なんかあったのか?」
ベルトルト「本当になんでもないんだ、ごめん、大丈夫」
ライナー「嘘つけ、顔色悪いぞ。…なんか悩みでもあるのか?」
ベルトルト「……」
29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 00:59:03 ID:rqd3bmM2
ライナー「黙るってことは図星なんだろ」
ベルトルト「…えーと…」
ライナー「長い付き合いなめんな。…俺でよければ、相談くらいいくらでも乗るぞ」
ベルトルト「…じゃあ、後で、話いいかな」
ライナー「今じゃなくていいのか?」
ベルトルト「うん。今はいい。後で、お願いするよ」
ライナー「そうか、分かった」
ベルトルト「…昔から、ずっと頼ってばっかりで、ごめんね」
ライナー「何言ってんだ、水臭い」
ベルトルト「…うん、ありがとう」
30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 01:01:00 ID:rqd3bmM2
モブA「ライナー」
モブB「ここにいたのか。コニーとサシャが探してたぞ」
モブA「さっきマルコと一緒に今日の水汲み当番代わってやってたのに、今度はあいつらに勉強教えてやるんだろ?忙しい奴だな」
モブB「やっぱ頼れる兄貴だねぇ」
モブA「まあ取りあえず早く行ってやれよー」
ライナー「おお、すまん、今行く」
ライナー「…後でちゃんと言えよ?」
ベルトルト「…うん」
バタン
ベルトルト「…後で、言うよ」
ベルトルト「……ごめんね、ライナー」
31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 01:09:59 ID:rqd3bmM2
……
コニー「ライナー」
サシャ「じゃあ、よろしくお願いします!」
ライナー「ああ。で、どこが分からないって?」
コニー「……だいたい全部だ」
サシャ「私もです」
ライナー「はぁ!?いやせめて範囲絞れよ」
33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 01:10:35 ID:rqd3bmM2
サシャ「絞りようがないくらいには広範囲で危ないので…」
コニー「同じく」
ライナー「あーもう…じゃあとりあえず問題出してみるから答えろ。それでやばそうなところから対策立てていくぞ」
サシャ「了解です!」
コニー「答えられっかな…」
ライナー「頑張れよ?いくぞ、まずは──」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 01:12:43 ID:rqd3bmM2
……
サシャ「ライナー」
ライナー「あー、そこはだな、これをこっちに当てはめて考えるんだ。さっきの応用だな」
サシャ「ああ、なるほど」
コニー「ライナー、こっちは…」
ライナー「ん?ああ、それはこのパターンとこっちの考え方を組み合わせて──」
コニー「ふむふむ」
ライナー「…と、もうこんな時間か。すまんがお前ら、続きはまた今度でいいか?」
コニー「ん?なんだ、なんか用事か?」
ライナー(アニの奴、名前出したら怒りそうだな…)
35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 01:13:30 ID:rqd3bmM2
ライナー「ああ、ちょっと他の奴に呼び出されててな」
サシャ「ライナー人気者ですねー」
ライナー「いや、そういうんじゃ…」
サシャ「またまたー。ライナーは頼りになりますからね!」
コニー「ま、そういうことなら仕方ねえな。また今度頼むぜ?」
ライナー「おお、悪いな」
36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 01:15:42 ID:rqd3bmM2
……
アニ「ライナー」
ベルトルト「……」
ライナー「すまん、またせたなアニ。…と、ベルトルトもいるのか。珍しいな、お前らの組み合わせ。」
アニ「……そう、かな」
ベルトルト「……」
ライナー「で、どうした?何があったん──」
ベルトルト「ライナー」
ライナー「ん?」
ベルトルト「…ライナー」
ライナー「なんだよ」
37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 01:17:14 ID:rqd3bmM2
ベルトルト「ライナー」
ベルトルト「……君は、兵士じゃない」
ベルトルト「君は、僕らは、……戦士なんだ」
38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 01:19:53 ID:rqd3bmM2
おしまい
オチちょっと弱かったかな
読んでくれた方コメントくれた方ありがとうございました
関連リンク
進撃の巨人の厳選面白SSまとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『進撃の巨人』に関する名作SSを厳選してまとめています。シリアスな本編に辛くなったら、たまにはクスっと笑える面白いSSをお楽しみください。中にはキャラ崩壊・ネタバレしているものもあるかもしれないのでご注意ください。
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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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