【進撃の巨人】ベルトルト「あっち~こりゃ頭おかしくなるわ~」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。あまりの暑さにおかしくなってしまったベルトルトがメインのSSです。シュールで破天荒なギャグ展開をお楽しみください。※キャラ崩壊注意です。
127 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 16:05:56 ID: T9Xbbt5M
ユミル(…ハッ!クリスタは、クリスタはどうなった!?)
アルミン(ユミル!)
ユミル(あ、ああ…なんだ…もう縛られたのか…)
アルミン(ベルトルトがぶちぎれたんだよ)
マルコ(おこってからクリスタを縛るまでに二十もかからなかったかな)
ユミル(まじかよ…)
ベルトルト(花はもう元に戻らない…次だ、次は誰を狙おうか)
アルミン(ベルトルト…そうだね、次に行こう)
131 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 19:53:35 ID: T9Xbbt5M
マルコ(あっ、僕ジャンの居場所なら予想できるよ)
アルミン(本当かい?)
ベルトルト(ジャンはマルコと別行動してると予想がつきにくいからね)
ユミル(マルコとジャンはベルトルさんとライナーぐらいじゃねーけど基本一緒にいるよな)
マルコ(うん……できればジャンを軽蔑しないでやってくれ)
ベルトルト(えっ)
アルミン(何を言って…)
マルコ(………女子寮だ)
アルミン()
ユミル()
ベルトルト()
132 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 20:05:18 ID: T9Xbbt5M
マルコ(ジャンはミカサが好きすぎたんだ…)
マルコ(なのに誰から見てもミカサはエレンしか見てない)
マルコ(それにジャンも気づいた。そして考えた)
マルコ(報われなくてもいい。この人の近くにいたい、と…)
アルミン(だから女子寮に…)
ベルトルト(いい話っぽいけどただの変態ジャン)
ユミル(…そういえば一昨日ぐらいだったか?ミカサが私の下着が一枚ないって言ってたな)
マルコ(!?…それは初耳だ)
アルミン(重症ジャン…)
ベルトルト(軽蔑せずにはいられないジャン)
マルコ(軽蔑は!っ…やめてやってくれ…ジャンのためにも…)
133 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 20:16:17 ID: T9Xbbt5M
ベルトルト(マルコ…)
アルミン(分かった…できるだけ普段通り接するよ…)
ユミル(私も…)
ベルトルト(…あれっ!?まって、よく考えたら僕今から女子寮行かないといけないの!?やだよ!!)
ユミル(あっ確かに!)
アルミン(本当は嬉しいんだろう?)
マルコ(素直になりなよ)
ベルトルト(やだよ!絶対行きたくない!バレたらぼくハンバーグになるよ!)
アルミン(ハンバーグ…つまり挽き肉…。挽き肉はミンチ。なるほど、ベルトルトはリンチでミンチか)
マルコ(おっ、アルミン今のうまいね!)
ベルトルト(アルミンチにしてやろうか)
アルミン(oh…)
マルコ(ベルトルトもいいセンスしてるwwww)
ユミル(腹いてぇwwwww)
137 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 22:05:49 ID: T9Xbbt5M
ベルトルト(でもマジでミンチになりそうだよ…)
アルミン(ふぅ…やれやれ。ベルトルト、ヒントだ。僕は十位内の実力者全員にうちわを配った)
ユミル(そんで私はここにいるし、ベルトルさんがばれたらばれたで皆の誤解を解ける自信がある)
アルミン(そうだ、つまり君が今女子寮に行っても何も問題ないんだ)
ベルトルト(でも……あ!さっきミカサ捕まえたじゃん!!うっしゃ!女子寮行く!!)ダッ
マルコ(ミカサとアニとユミルがいない女子なんてほぼ無力だしね)
ベルトルト(ははっ確かに)ダダッ
アルミン(それまじ分かる)
ユミル(ミカサとアニは分かるけどなんで私なんだ)
マルコ(なんか強そう…)
アルミン(うん、強そう)
ユミル(なんか複雑な心境だ…)
138 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 22:10:38 ID: T9Xbbt5M
ベルトルト(女子寮ってこの角曲がった所だよね?)ダダッ
マルコ(多分…)
アルミン(あー、多分そうだよ)
ユミル(そうだぞ、でもそこ曲がったあともう一度左に曲がる)
ベルトルト(ここを曲がって…)キュッ
ベルトルト(あ、あそこの角か!)ダダッ
ユミル(そうそう)
ベルトルト(ここかー。なるほどね…)キュッ
ベルトルト「うわっ!!?」ドン
139 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 22:20:41 ID: T9Xbbt5M
ベルトルト「だ、だれっ!?」パッ
教官「………こっちは女子寮のはずだが?」
ベルトルト「きょっ」
アルミン(やばいやばいやばいやばい)
マルコ(あああああやばい!!)
ユミル(うあああああなんで教官いんだよ)
ベルトルト(どうしよ…やばい……)
教官「…なんとか言ったらどうなんだ」
ユミル(くそっ!どうすんだっ!!まさか教官が女子寮の方から出てくるなんて!!)
アルミン(教官が女子寮から……ハッ!そうだ!そこをつくんだベルトルト!)
ベルトルト(SOREDA!)
ベルトルト「あの、逆になぜ教官は女子寮から!?」ドヤ
教官「いや、なぜって食料庫にサシャブラウスが倒れてきたから連れてきてやっただけだが」
ベルトルト(あ、もうこれ無理だ)
140 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 22:29:49 ID: T9Xbbt5M
アルミン(なにいってんだよベルトルト!お前はここにいる誰よりもでかいんだ!)
マルコ(そうさ!戦わなきゃ負ける!戦え!戦え!!)
ユミル(戦え!戦え!!)
ベルトルト(そうか、僕は………僕はっ、………でかい!!)カッ
教官「理由がないなら………分かってるな?」
ベルトルト「」
ベルトルト(無理だよ無理無理無理無理)
ユミル(こいつは手強いな…)
マルコ(ねえアルミン、戦っても負けるときは負けるよね)
アルミン(そうだねマルコ、弱者は強者に負けるのがこの世界だ)
ベルトルト「そんな…ひどいよマルコとアルミン…」ボソッ
教官「ん……?マルコだと?まさかまだマルコに追いかけられてるのか?」
マルコ(えっ!??)
141 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 22:46:24 ID: T9Xbbt5M
ベルトルト「は…はい!そうです!!またマルコに襲われそうです!!だから女子寮なら安全かなと思いここに来ました!」
マルコ(なっ…)
教官「そうか…なら仕方ないな…今回だけだからな。行け!」
ベルトルト「教官…!ありがとうございます!ではっ!」テクテク
教官「……走れ、走るのだベルトルトよ」
ベルトルト「っ…教官……!!」
ユミル(なにこのくそ茶番)
マルコ(なんだ…?俺が何したって言うんだ…?)
アルミン(違うよ!マルコじゃない!ムキマルがしたことだからっ!)
マルコ(それでも…ああ、もうおしまいだ……もう……)
ベルトルト(ごめんマルコ…今度何かおごってあげるよ…)
143 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 22:51:59 ID: T9Xbbt5M
マルコ(はーげんだっつ)
ベルトルト(そんな!?高すぎるよ!!ぱるむにしてよ!!)
マルコ(うるさい!!はーげんだっつグリーンティーだ!!)
アルミン(これは仕方ないよベルトルト。買うべきだ)
ユミル(だな、買ってやれよ)
ベルトルト(分かったよ…分かったよ…)
144 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 23:01:23 ID: T9Xbbt5M
アルミン(それにしても教官が出るなんてね…。ずっとベルトルトが走り始めたときに出てきてたから油断してたよ)
マルコ(強敵は思わぬところに居るんだなぁ…)
ユミル(…あのさ、今思ったけどさ)
アルミン(ん?)
ユミル(今からベルトルさんが女子寮入るじゃん?)
アルミン(うん、だね)
ユミル(確かにミカサやアニがいないからリンチされないし、後で私が誤解解くから物理的にも社会的にも死なないかもしれないけどよ…)
マルコ(うん)
ユミル(一時的に他の女子に軽蔑されまくるんだよな…ベルトルさんそれ耐えれるのか…?)
ベルトルト(やめてよちょっとそれ凄く怖い)ガタガタガタガタ
145 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 23:10:59 ID: T9Xbbt5M
マルコ(女子からの冷ややかな目とか精神にチョーくるやつじゃん…)
ベルトルト(やだぁ…やだよぉ……女子寮怖いよぉ)グス
ユミル(な、泣くなよ…くそっ!)
アルミン「な、ちょっユミル何して」
ユミル「アルミン、このバッジかせよ」ヒョイ
アルミン「テレバ!?まさかユミル、君は…」
ユミル「ああそうさ。女子寮なら女子が行くべきだろ?」ギュッ
アルミン「っ……どうなっても知らないからな…」ポチッ
マルコ「今のアルミンの言葉、どっかのエロ小説みたいだったよ」
アルミン「えっまじ?…どうなっても知らないからな…あっ本当だ!これ女に誘われた男が言うやつだ!よく気づいたねマルコ!」
147 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 23:26:23 ID: T9Xbbt5M
ベルトルト(なんで皆黙り混んでるのさ!)
マルコ(いや、その…そっちにユミルが)
ユミル「ほっ…と」シュンッ
ベルトルト「えっユミル!?」
ユミル「ほらよ」ポイッ
ベルトルト「えっこれテレバじゃ…」パシッ
ユミル「疲れただろ?トイレ休憩だ。行けよ」
ベルトルト「ユミル様!!ユミル様!!!」ギュッ
アルミン(すげぇ!!もろイケメンだよユミル様!!!)ポチッ
ベルトルト「ユミル様!」シュンッ
ユミル「行ったか…よし、目的はジャンだったよな」タッ
アルミン(すごい…ベルトルトより背中がたくましく見えるよユミル様…)
ベルトルト(それはないっしょww)シュンッ
ユミル(ベルトルさんぶっとばすぞ)
マルコ(ベルトルトお疲れ様ー)
148 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 23:34:22 ID: T9Xbbt5M
ベルトルト(ごめんユミル。ありがとマルコ)
アルミン(ちょっと疑問に思ったけどベルトルトはもうマルコに照れないの?)
ベルトルト(よく考えたら今のマルコはただのマルコだからね)
マルコ(ただのマルコて)
ベルトルト(違う違う。いつも通りのマルコは友達として好きだからさ…。やっぱ変な感情じゃ見れないや)
マルコ(ベルトルト…!俺もベルトルトのこと好きだよ)ウルッ
アルミン(僕も二人とも大切な友人だよ!)
ベルトルト(アルミン…!)
ユミル(こっちの状況そっちのけで友情ごっこしてんじゃねーぞホモトリオ)
149 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月08日 (木) 23:46:38 ID: T9Xbbt5M
アルミン(ああ、ごめんごめん)
マルコ(あっもしかしてそこは…)
ユミル(そうだ。女子寮の中だ)
ベルトルト(夢も期待もぶち壊された…普通すぎるだろ…)
アルミン(もっと女子同士で『キャアーあんたのパイオツもろ大型ー!』とか言いながら胸揉み合ったりしてるのかと思ってたよ)
ユミル(新しく友人ができはじめたのが訓練兵になってから二週間後ぐらいだったろ?そん時から三日間ぐらいは流行ったぞそれ)
アルミン(やだー!!三ヶ月前じゃないですかー!!)
ユミル(現実と理想はちげーんだよ……ってかジャンいねーんだけど)
マルコ(えっ?そんなはずないんだけど…)
152 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月09日 (金) 13:40:15 ID: NhotuuaE
ユミル(いねーもんはいねーよ)
マルコ(でもっ…)
ベルトルト(部屋は全部見て回ったのかい?)
ユミル(おう。とりあえず全部見たぞ)
ベルトルト(そうかぁ…)
アルミン(凄い気持ち悪いこと考えちゃったんだけどさ)
ユミル(ん?おう)
153 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月09日 (金) 13:51:18 ID: NhotuuaE
アルミン(その…)
ユミル(?)
アルミン(ベッドの下…とか見てみたら?)
ユミル(はぁ?そんなとこにいるはず…)
マルコ(ジャ、ジャンはそんなこと……)
ベルトルト(非常に我身が震えるってばよ)ゾクッ
ユミル(……あー、なるほど。そういうことか)ゾクッ
アルミン(居ないことを祈りたいけど…とりあえず見といた方がいいかなって)
ユミル(実はミカサのベッドは二段ベッドの下の方だから潜ろうと思えば潜れるんだよな)
マルコ(そんなっ……ベッドの下に潜ったって何も得しないじゃないか!)
154 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月09日 (金) 13:58:24 ID: NhotuuaE
アルミン(ジャンのことだ…『今俺はミカサのベッドの下のほこり吸ってる』とか思ってやってるんだろう)
マルコ(そ、そんなの異常性癖どころの話じゃないじゃないか!!)
ユミル(おーい、ミカサのベッドがある部屋に入るぞー)
ベルトルト(まって。リハしといたほうがいいよ)
ユミル(あ、そうなの?)
ユミル「扉を開ける、ベッドの下見る、ジャンいる、引っ張り出す、で、こう!縛るっと…よし、行くか」
アルミン(えっ待って。引っ張り出すの?危なくね?)
ユミル(大丈夫大丈夫。ジャンの性欲はミカサにしかはたらかねーよ)ガチャッ
マルコト(ジャンがいませんように、いませんように…)
ユミル「ベッドの下っと…」スッ
ジャン「………あ?」
ユミル(いたわ)
マルコ(…)バタッ
ベルトルト(ああああマルコォオオオ!!!)
155 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月09日 (金) 14:03:41 ID: NhotuuaE
ジャン「あ、あ?ああ、あ?」グッグッ
ユミル(こいつ筋肉のせいで挟まってるんですけど)
ベルトルト(ダサすぎるだろ)
アルミン(きっと筋肉が発達しすぎたのにも関わらず無理矢理ベッドの下に入ったんだろうね)
ユミル(でもどうしようか…これじゃ縛れないぞ)
ジャン「うっ、うあっ…ううっ……」グッグッ
ユミル(しかもなんか可哀想に見えてきた)
アルミン(人間性が?)
ユミル(それもある)
156 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月09日 (金) 14:10:26 ID: NhotuuaE
ベルトルト(接吻しちゃえば?)
ユミル(えっやだ…死んでもやだ…)
アルミン(でもこのまま放っておくのも可哀想なんだろ?)
ユミル(まぁな)
アルミン(キスしたらはーげんだっつおごってあげるけど?ベルトルトが)
ユミル(マジで?ラムレーズン?)
ベルトルト(えっ、えっ?)
ユミル(でもそれでもなー…引っ張り出してみるわ)
ベルトルト(是非そうしてくれ)ホッ
ユミル「うんとこしょ…」グイッグイッ
ジャン「あうっ、あうっ、あうっ」グッグッ
160 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月09日 (金) 23:13:26 ID: NhotuuaE
ユミル「よし、まず足出したから足縛るか…」
ジャン「ああ!ああ!」ガスガスッ
ユミル「うおっ!?あっぶね!何しやがる!!」
アルミン(それぐらいムキってるんだ!足の蹴りも恐ろしい力に決まってるだろう!?本当にあなた死にますよ!?)
ユミル(くそっ…馬並みの蹴りだわ……気を付けなきゃな)
ベルトルト(ユミル、それ狙って言ってんの?wwww)
アルミン(馬面の馬キックwwww)
ユミル(笑い事じゃねーぞ。多分まともにくらったらアニよりヤバイ……くっそ…こえーなコレ…)
ベルトルト(ふえぇ…ジャン怖いよぉ…)←裏声
ユミル(ベルトルト、あとからお前の顔面にキック入れるから)
ベルトルト(ふえぇ…怖いよぉ…)←地声
ユミル(五発)
ベルトルト(すいません)
161 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月09日 (金) 23:26:58 ID: NhotuuaE
ジャン「あ…あおぅっ…」ガスッガスッ
ユミル(どーすんだよ…このままじゃ手も足も出ねーよ…)
アルミン(うーん…あっ、筋肉ほいほい作っちゃう?)
ユミル(筋肉ほいほい?)
ベルトルト(簡単に言えば相手の個性に会わせた罠だよ)
ユミル(そんなのあるんだったらさっさと全員分作ればよくね?)
アルミン(いや、罠ひとつをつくるトイペ消費量が凄くてね。そう簡単にポンポンつくれないんだ)
ユミル(えっトイペでつくんの?)
ベルトルト(アルミンの手にかかったトイペは鉄より固いのさ。僕の意思のようにね)
ユミル(ヘドが出るぜ!!)
アルミン(……!そうだ、いい手があった……)カラカラガチャガチャ
ベルトルト(わっ!すごい!こうやってつくってるんだ!!うおおお、本当にトイペで作ってる!すごい!!)
ユミル(うあぁ…すげぇ気になる……)
163 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月09日 (金) 23:42:36 ID: NhotuuaE
ベルトルト(あ、まって!速すぎて見えない!!ゆっくりお願い!!)
アルミン(………自分の取り柄は速さだけで)カラカラカラカラガチャガチャ
ユミル(すげー謙虚な職人!!すげー謙虚な職人だ!!)
アルミン(………できた)カラカラガチャンッ
ベルトルト(こ、これはっ…)
アルミン(転送しまーす)ポチッ
ユミル(あ、おう。うわっ!もうきた)シュンッ
ユミル(何これ)
164 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月09日 (金) 23:49:09 ID: NhotuuaE
ベルトルト(アルミン…あのさ)
アルミン(ん?)
ベルトルト(あれ食い物じゃね…?)
アルミン(うん。コロッケだよ)
ユミル(おいまて、めっちゃ旨そうなんだが)
ベルトルト(なんでトイペから食い物できんだよ…)
ユミル(えっ!?これトイペ!?)
アルミン(そうだよ。中はカレー味を再現したポテトを再現したものが入ってる。包んでるその衣は小麦粉を再現したものだ。つまりカレーコロッケを再現したものさ)
ベルトルト(カレーとトイレ…危ない臭いがぷんぷんするね)
ユミル(……)ポイッ
アルミン(す、すてないでよ!)
165 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 00:00:58 ID: PonT/vzU
ジャン「あっ……」キラキラ
ユミル(こいつすげー物欲しそうな目で見てくるんだが…)
アルミン(それは当然さ。だってジャンの好物だからね)
ユミル(なるほど!じゃあこれをうまく使えばいいんだな!よしっ、分かった!)
ジャン「あっ、ぐっ」キラキラ
ユミル「おーい、ジャン君。これが欲しいのかなー?」
ジャン「……うぐぅ」コク
ユミル「そうかー!」
ジャン「うっ!」キラキラ
ユミル「……ならここから出たら大人しくしてろ。そしたらやる」
ジャン「うっぐ?……」
ユミル「うんとこしょっ…さっさ出ろやこの馬野郎が!どっこいしょっ…」グイッ
ジャン「ヒヒーン!」スルスル
アルミン(なんのプレイだよ)
ベルトルト(それ僕も思ったけどあえて言わなかった)
166 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 00:08:43 ID: PonT/vzU
ユミル「よいっ……しょっ!」ズルッ
ジャン「うぐっ!」ズルッ
アルミン(おお!出てきた!!)
ベルトルト(……すっげぇムキムキで引くわ)
ユミル「ジャン君でてきたねぇ。よしよし!……縛る」グイッギチギチ
ジャン「ぐるるる……」ギチギチギチ
ユミル「大人しいねぇジャン君。……はい、できた!」キュッ
ユミル「ご褒美のコロッケだぞー」ポイッ
ジャン「ん!」パクパク
ユミル(よし、終わった)
アルミン(お疲れ様ですユミル様…)
ベルトルト(ユミル様…)
ユミル(なんだよ…とりま女子寮から出るわ)
167 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 00:22:07 ID: PonT/vzU
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ユミル(…はぁ!終わった終わった!)
ベルトルト(お疲れー)
マルコ(う、うぅん……うん!?)ガバッ
アルミン(あっマルコが復活した!)
マルコ(ジャンは、ジャンはどうなったの?)
ユミル(私がもう縛った)
マルコ(そうか…これで元のジャンに戻るんだよね、よかった…ありがとうユミル)
ユミル(なんだよ…ははっ照れるな)
マルコ(いや、ユミルは僕の友人を救ってくれたんだ。本当にありがとう)
ユミル(ふふっ、どういたしまして。…なんつってな!ははっ)
169 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 13:18:56 ID: PonT/vzU
マルコ(じゃあ次はベルトルトだね)
ベルトルト(えっ)
アルミン(ユミルーテレバ送るねー)
ユミル(おう。お、きたきた)シュンッ ギュッ
アルミン(ぽちりんこー)ポチッ
シュンッ
ユミル「ただいまー」
アルミン「おかえりなさーい」
マルコ「お疲れ様」
ユミル「ほらよ、ベルトルさん」ポイッ
ベルトルト「えっちょっ」パシッ ギュッ
171 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 13:24:05 ID: PonT/vzU
アルミン「とりあえず男子寮に送るよ」ポチッ
ベルトルト「まっ…」
シュンッ
ベルトルト(……)
ユミル(トイレ休憩は十分したろ?)
マルコ(頑張って、ベルトルト!)
ベルトルト(…)
173 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 13:35:22 ID: PonT/vzU
アルミン(早速だけど男子寮は誰かいないのかい?)
ベルトルト(いや…あ、そうだ!ライナーだ!さっきまで一緒にだらけてたからいるはずだ!)
ベルトルト「ライナー!いるかい?ライナー!」
ライナー「ん?ベルトルトか?」
ベルトルト「ライナァ!いたんだね!」パアア
アルミン(普通に受け答えができてる?おかしいな、ライナーにもうちわは渡したはず…)
ユミル(そんなことより絶対これホモるよね)
ベルトルト「さっきはライナーの話つまんねーっていう理由でどっか行ってごめんね」
ライナー「いや、気にしてないからいいぞ。言ったじゃないか。お前のそういうところ性的に好きだと」
ベルトルト「ライナー…///」
174 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 13:42:33 ID: PonT/vzU
ユミル(ヒュー!ホモきましたっ!!)
アルミン(ひぃ…ユミル、顔色悪すぎるよ。緑通り越してなんかすごいことなってるよ)
マルコ(…ライナーもガチホモだったんだね)
アルミン(でもなんでムキッてないんだろう。ライナーはうちわを使ってないのかな?ベルトルト、ちょっとそこのところ尋ねてくれ)
ベルトルト(うん、わかった)
ベルトルト「ねえねえ」
ライナー「ん?なんだ?」
ベルトルト「ライナーはUCHIWA使うのやめたの?」
ライナー「さっき痙攣したろ?それで腹立ってへし折ったんだ」
ベルトルト「かっこいい、かっこいいよライナー!」ドキッ
ユミル(何がドキッじゃクソが)
175 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 13:48:27 ID: PonT/vzU
アルミン(なるほど…だから発達も進まなかったと…。よし、それならライナーも仲間に加えようか)
ベルトルト(ほんとっ!?じゃあ、じゃあさっ、一緒に行動していい!?)
ユミル(黙れ)
マルコ(僕は賛成だな。次の相手はベルトルト一人じゃちょっと危険だろうし)
アルミン(そうだね、そっちの方がいいかもしれない。わかった、いいよ)
176 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 13:54:48 ID: PonT/vzU
アルミン(その前にライナーにあらすーじ君MKMKを読んでもらわないとね。送るよ)
ベルトルト(うん、よろしく)
ライナー「うおっ!?なんだこれ、なんか本が降ってきたぞ!?」
ベルトルト「それを読んでくれ」
ライナー「おう…?」ペラペラ
ーーーーーーーー
ーーーー
177 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 14:02:06 ID: PonT/vzU
ライナー「うぅっ…ベルトルト、よく一人で頑張ったなぁ…」グスグス
ベルトルト「そんなことないさ。それに書いてただろう?アルミンとユミルとマルコもいるよ」
ライナー「この…えっと、通信?ってやつだろ」グスグス
アルミン(そうだよ)
ライナー「うおっ!?なんだ、アルミンか!?」
アルミン(頭の中で会話するんだよ)
ユミル(まあ最初は驚くのが当然だろ)
ライナー(むむ…こうだな?)
ベルトルト(そうだよライナー!上手だよライナー!)
178 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 14:08:28 ID: PonT/vzU
ユミル(ベルトルさんちょっと五分間黙れ)
ベルトルト(…)
アルミン(ライナー、それ読んだね?)
ライナー(おう!)
アルミン(お願いだ、ベルトルトに着いていってもらえないか?)
ライナー(む?何を言ってるんだアルミン。……着いていかない理由がないな!)
ベルトルト(ライナー…!!!)
マルコ(三十秒も黙れなかったね)
アルミン(ライナー…本当に君は頼れる兄貴だよ。よろしく)
ライナー(ああ。アルミンもこっちのサポートよろしくな。信用してるぞ)
179 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 14:13:52 ID: PonT/vzU
アルミン(さて、じゃあこれが最後の戦いだ)
ユミル(……アニ、か)
マルコ(本当に僕たちだけで勝てるのかな)
ベルトルト「ライナー、アニだよ」
ライナー「…そうだな」
アルミン(正直に言おう。僕が最初にうちわを渡したのはアニだ。ていうか盗られた)
マルコ(つまり下手したら筋肉の発達が一番進行してるってこと?)
アルミン(その通りだ)
180 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 14:17:24 ID: PonT/vzU
ユミル(アニは確か座学がいい成績だったよな…)
アルミン(いえす。だからムキムキなのに知能がある可能性も十分ありえる)
マルコ(そんなの知能ありの巨人みたいなもんじゃないか!)
ベルトルト(…)
ライナー(…)
マルコ(えっ今のはネタで言った訳じゃ…)
181 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 14:21:11 ID: PonT/vzU
アルミン(しかも居場所も特定できない)
ユミル(確かに…)
ベルトルト(僕も分かんない…)
ライナー(俺もガチで分からん)
マルコ(アニは誰ともつるまないからな…)
ユミル(…いや、まてよ。最近ミーナと仲良くないか?)
アルミン(!)
182 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 14:35:05 ID: PonT/vzU
マルコ(確かにご飯も一緒に食べてる!)
ユミル(ミーナの場所なら分かる。あいつの今のマイブームは多分鉄棒だった)
アルミン(なら鉄棒のところに行ってみようか)
ベルトルト(分かった。ライナー、鉄棒のところだ。行こうっ)ダッ
ライナー(あぁ!)ダッ
教官「ベルトルト!マルコの次はライナーか!!私が食い止める、早く逃げろ!!」
ベルトルト「あ、これはちがっ…」
ライナー「えっ?あのっ…」
183 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 14:39:44 ID: PonT/vzU
ベルトルト「あの、マルコは…もう寮のベッドで寝てて…そのっ…ライナーは…えっと…一緒に走る練習してくれるって…その…」
教官「そうなのか?」
ライナー「え?あ…はい、まぁ…はい。そうです」
教官「そうか……なら駆けて行くのだ」
ベルトルト「えっ…走っていいんですか?廊下をダッシュしていいんですか!?」
教官「…………」コクッ
ベルトルト「教官っ…!!」ダッ
ライナー「ありがたき幸せ…!」ダッ
184 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 14:44:06 ID: PonT/vzU
アルミン(二人とも危なかったね)
マルコ(教官どこからでも出てくるな)
ベルトルト(でも僕の中で教官の株激上がりだよ)ダッ
ライナー(えーっと…?ここ曲がるんだっけ?鉄棒)ダッ
ユミル(いや、真っ直ぐ行って次で曲がるんだよ)
ベルトルト(あー、ここか)キュッ
ライナー(お、黒髪が見えるぞ)キュッ
185 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 14:48:52 ID: PonT/vzU
アルミン(あの髪型…ミーナだ!)ダッ
ベルトルト「おーい、ミー…」
ボキィ バキッ
ライナー「な、なんの音だ?」
ミーナ「アニ!もうやめて!アニ!」
アニ「ミーナ…、ふふ…。鉄棒はこう遊ぶのが最高…」ボキッバキッ
ミーナ「もうやめて!!鉄棒を蹴りで折るのやめてよ!!!」
ベルトルト「」
ライナー「」
187 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 15:08:25 ID: PonT/vzU
ミーナ「うぅ……これじゃもう大車輪の練習ができないよ…」グスッ
ライナー(大車輪…?てなんだ?)
ベルトルト(ムシキングの技だよ)
ユミル(鉄棒の技だよバカ。腕を伸ばしてグルグル回るやつだ)
ライナー(ミーナそんなことできんのか!?)
ミーナ「もうアニなんて知らない!!」ダッ
アニ「あっつい…ミーナもバカだね。こっちの方が何倍も楽しいのに」パタパタ
ベルトルト(あ、あれはUCHIWA!)
アニ「涼しいー」ミチッビキビキッ
アルミン(やばい!この音、リアルタイムで筋肉が発達してる!!)
ベルトルト(でも見た目は普通だよ?普通に喋れてるし…)
アルミン(僕もこれは理解できない!でもこれは多分秘めたるパワーとかそんなヤツだ!)
ライナー(秘めたるパワー…?)
アニ「この鉄棒、教官にバレたら怒られるかも。粉々にしとこ」ドドバキパラパラ
ベルトルト(これ勝てんわ)
188 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 15:14:19 ID: PonT/vzU
アルミン(…なるほど、記憶はハッキリしてるけど、人としての常識を忘れて本能で動いてるみたいだね)
マルコ(あんなに理性で行動してた人だったのに…)
ユミル(おいおい、どうすんだよ…)
ベルトルト「ライナッ…」グスッ
ライナー「大丈夫だ。俺がお前を守ってやるから…」ギュッ
ベルトルト「うん、うん…ライナーありがと…」グスグス
ユミル(いい話だけどやめろ!!やめろ!!!)
アルミン(くそっ…さっきのコロッケでトイペを使いきってしまったんだよな…)
マルコ(コロッケ?トイペ?え??)
190 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 15:21:42 ID: PonT/vzU
アルミン(新しい材料を考える。できるだけ交戦を控えて時間をとってくれ)
ライナー(了解だ)
アニ「ねぇ」
ベルトルト「ひっ!?」ビクッ
アニ「あんたらずっといるけど…何?一緒に遊びたいのかい?」
ライナー「くっ…ベルトルト!!逃げるぞ!!」ダッ
ベルトルト「う、うん」ダッ
アニ「まってよ…」ビュンッ
ユミル(うわっ!?速すぎるだろ!!)
アニ「逃げないでよ、ライナー…」ゲシッ
ライナー「うああああああっ」ヒューン
ベルトルト「ライナーが50Mぐらい上空に!!」
マルコ(それ受けて死なないライナーもなかなかじゃね?)
191 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 15:30:47 ID: PonT/vzU
ライナー「うわああああ落ちる!!!」ヒュー
ベルトルト「ライナー!!」ダンッ
ベルトルト「だめだ!!1.5Mぐらいしかとべない!!」
ユミル(おいおいどうすんだ!このままじゃライナー死んじまうぞ!?)
アニ「ベルトルト、けまりしようよ」
ベルトルト「なんでこの状況で貴族の遊びをしなきゃいけないんだ!!」
アニ「ライナーがボールよ」
ライナー「うわああああ落ちる、死ぬうう」ヒュー
アニ「おらぁっ!!」ゲシッ
ライナー「うわぁああああ」ヒューン
ベルトルト「ひ……ひどすぎるよアニ!!」
192 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 15:38:12 ID: PonT/vzU
アルミン(………)ブツブツブツ
マルコ(…ベルトルト!そのまま遊んでおくんだ!!)
ベルトルト(えっ!?でもライナーが!!)
ライナー(俺が死なない程度に蹴られてる間、アルミンの考える時間が確保できるってことか?)
ユミル(お前空飛んでるのによく普通に通信できるな)
マルコ(うん、そういうことさ。頑張って、ライナー!)
ベルトルト(でもそんなのライナーが…)
193 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 15:41:11 ID: PonT/vzU
ユミル(ならもっと安全な遊び提案すれば?)
ベルトルト(なるほど…やってみるよ)
ベルトルト「ねぇアニ、けまりはつまらないよ。缶蹴りをしよう。缶はライナーだ」
ライナー(えっ!?これも俺なの!?)
アニ「ふーん…いいね、それ。わかった。やろうか」
196 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 16:38:24 ID: PonT/vzU
ライナー「ああああああ落ちる」
アニ「ほら」キャッチ
ライナー「助かった…。で、なんだ?俺は缶になるのか?」
アニ「そうよ。そこに丸まってて」
ベルトルト「じゃあ僕が蹴る方をするよ」
アニ「何を言ってるの?」
ベルトルト「えっ」
197 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 16:43:00 ID: PonT/vzU
アニ「普通は言い出しっぺが鬼でしょ…?」
ベルトルト「そっ、そんな…でもっ…」
マルコ(わかった。缶を蹴る側になることでライナーも傷付けずに時間を稼ぐ作戦だったんだね…)
ライナー(なるほど…。ベルトルト。俺は気にしなくていいんだ。時間を稼ぐことだけ考えろ)
ベルトルト(ライナー……うん…)
アニ「じゃあ私隠れるから」ビュンッ
ベルトルト「……十、数えるよ…」
198 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 16:47:18 ID: PonT/vzU
ベルトルト「じゅう」
マルコ(僕たちもアニがどこに隠れたか探すよ)
ベルトルト「きゅう」
ユミル(探すのはこっちにまかせろ)
ベルトルト「はち」
マルコ(ベルトルトはライナーが蹴られないようにつとめるんだ)
ベルトルト「なな」
ライナー(お前ら…)
ベルトルト「ろく」
199 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 16:52:38 ID: PonT/vzU
マルコ(くっ…アニは何処だ!)
ベルトルト「ご」
ユミル(くっそ、全くみつかんねえ…!)
ベルトルト「よん」
マルコ(くっ…アニに知能がなければ…)
ベルトルト「さん」
ベルトルト「に」
ベルトルト「いち」
200 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 16:59:23 ID: PonT/vzU
バキッドゴオオオオオ
アニ「缶、蹴ったよ」
ライナー「うっ…………」
ベルトルト「なっ…!?」
マルコ(嘘だろ!?)
ユミル(さっきまで居なかったのに!)
アニ「ねぇ、缶蹴りつまんないんだけど」
ベルトルト「…まだだ」
アニ「ていうか缶蹴り二人でしても楽しくないでしょ」
ベルトルト「確かに…」
アニ「じゃあ次なにするの?」
ベルトルト「……だるまさんが転んだ」
アニ「それも楽しくない」
201 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 17:08:39 ID: PonT/vzU
ベルトルト「絶対だるまさんがころんだをする…」
アニ「二人じゃ楽しくないって言ってるじゃん」
ベルトルト「ライナーがいる」
ライナー「……ああそう、だ。俺が、いる……」
ベルトルト(ライナー、無理しないで)
ライナー(してねぇよ…体がちょっと痛いだけだ……ぐっ…)
ユミル(これ以上はベルトルさんも危険だ…)
マルコ(アルミンはまだ考え付かないのか!?これ以上無駄な怪我を負ったら大変なことになるぞ!)
アルミン(…どうしようマルコ)
マルコ(え?なに?)
アルミン(向こうの個室にトイペあんじゃん……)
マルコ(………)
ベルトルト(………)
ライナー(………)
ユミル(わお)
202 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 17:15:40 ID: PonT/vzU
マルコ(とってくる……)
アルミン(本当にごめんなさい…)
ベルトルト(いや……いいよ……)
ライナー(失敗は誰でもあるさ…)
ユミル(そうだぞアルミン…)
マルコ(とってきた)
アルミン(急いでつくる。出来しだい転送するよ…!)カラカラカラカラカラカラガチャガチャ
ユミル(はええ……)
マルコ(なんて速いんだ……)
アニ「二人とも何を黙っているの?ねぇ?」
ベルトルト「いやっ何もないよ…遊びの続きをしようか」
アニ「……なんか嘘ついてる。なんか腹立つ。だからなんか壊す」ビュンッ
ベルトルト「アニ!」
203 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 17:22:38 ID: PonT/vzU
ベルトルト(やばい、アニが!)
ライナー「あいつめ……ぐっ」ズキッ
ベルトルト「ライナー!……そうだ、耳貸して」
ライナー「んっ?」
ベルトルト「アルミンとマルコとユミルの視線は僕が引き付ける。その間に木陰で怪我を修復してて」ボソボソ
ライナー「…」コクッ
マルコ(ベルトルト、今何か言った?)
ベルトルト(いや?なにも?僕、アニ追いかけるね)ダッ
マルコ(わかった)
204 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 17:26:08 ID: PonT/vzU
ベルトルト(あ、アニだ)ダッ
アニ「ふんっ!!」バキィッ
ユミル(ベルトルさん!木が倒れてくれぞ!)
ベルトルト「うわっ…!」ヒョイッ
アニ「はぁっ!!」ボゴォ
マルコ(ベルトルト!地割れだ!左に避けて!)
ベルトルト「ひいぃ!」ピョンッ
205 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 17:31:31 ID: PonT/vzU
ーーーー
ライナー「…」ゴキッゴキゴキ
ライナー「…治ったな。行くか」ダッ
ーーーー
アニ「はぁ!!」ブンッ
ユミル(ベルトルさん!上からダズ!!避けて!)
ベルトルト「うわぁっ!!」ヒュッ
ダズ「」
アルミン(……はぁっ……よしっ!できた!)ガチャーン
マルコ(やった!これで勝てる…!)
ユミル(筋肉ほいほいがあればもう勝ったも同然だ!アルミン!早く転送だ!)
206 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 17:34:55 ID: PonT/vzU
ライナー「ベルトルト!来たぞ!」ダッ
ベルトルト「ライナー!もう大丈夫なのかい?」
ライナー「ああ。ちょっとした打撲とヒビだけだったからな」
ベルトルト「そっか…よかった…」ホッ
アルミン(じゃ、転送するよ!)カチッ
ベルトルト(うん!)
シュンッ
207 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 17:41:17 ID: PonT/vzU
ベルトルト(……ボタン?)
ライナー(押せばいいのか?)
アルミン(できれば連打して)
ベルトルト(なんかあんの?)
アルミン(うん。まぁ押して)
ライナー(そいそいそいそいそいそい)ドドドドドドドドド
208 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 17:46:11 ID: PonT/vzU
ミカサ「よんだ?」ミカサ「よんだ?」ミカサ「よんだ?」ミカサ「よんだ?」ミカサ「よんだ?」ミカサ「よんだ?」ミカサ「よんだ?」
ライナー(なにこれ…)
アルミン(押せば押すほどミカサが出てくるボタン)
ベルトルト(恐ろしいもん作りおってからに…)
ユミル(これウォールマリア余裕で取り返せね?)
209 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 20:12:44 ID: PonT/vzU
アニ「なに?…猛獣がたくさんいるじゃない…」
ミカサ(いっぱい)「色々なものを壊してるあなたも相当な怪物だと思う」
アニ「はっ…随分言ってくれるじゃないか」
ゴゴゴゴゴ…
マルコ(ヒエー!女って怖いなぁ!)
アルミン(一方的に見えるかもしれないが今のアニの力は未知数だ…勝てるか分からない)
ライナー(でもミカサは立体機動装置をつけているからな…うーん、分からん)ポチ
ミカサ「よんだ?」
アルミン(まぁ何はともあれベルトルト、アニを縛る縄の準備だけはしててくれ)
ベルトルト(了解)
210 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 20:21:33 ID: PonT/vzU
アニ「……ふん!!」ギチギチ
ベルトルト(なっ…チョークスリーパー!?まさかアニは一人ずつ相手する気なのか!?)
アルミン(ちがう!気を付けろベルトルト、ライナー!)
ライナー(えっ)
アニ「おらぁ!!」ブンッ
ミカサ(多)「ぐっ…!」ドーン
ベルトルト(き、気絶したミカサを投げて…!ひいいミカサがたくさん死んじゃったよ…)
アルミン(死んだ訳じゃないよ…あのミカサは限界を越えるとボロボロのトイペに戻るんだ)
ユミル(だけどあの画は精神的にくるものがあるな…)
ライナー(く…くそったれがぁ!!!)ポチポチポチ
211 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 20:30:13 ID: PonT/vzU
アニ「はぁっ!」ドゴォ
ベルトルト(ひいっ!ラリアットで首がとんでいった!?)
ミカサ(多)「…あなたの戦い方は、本当に怪物のようだ」
アニ「その戦い方でどんどんくたばってるのはアナタでしょ?」
マルコ(………シュール過ぎるだろ)
ユミル(マルコ、それを言ったらおしまいだ…)
マルコ(いや、でも……なんだこれ……)
アニ「ふんっ…」ドッ
ミカサ「ぐぅ…!」
ミカサ「後ろもちゃんと見た方がいい」
アニ「気づいてる、分かってる」クルッゲシッ
ミカサ「上も」
アニ「分かってるって」ドンッ
212 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 20:35:19 ID: PonT/vzU
ミカサ「下もね」ボゴッ
アニ「なっ…くっ!」
ミカサ(多)「前にも上にも後ろにもいるから余所見はダメ」
アルミン(よし!!強い相手には量でいこーぜ作戦成功だ!!そのまま全員でアニを取り押さえろ!)
アニ「ぐっ、ぐっ…おらぁっ!!」ゲシツ
ミカサ「っ…!」グラッ
213 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 20:37:27 ID: PonT/vzU
アニ「ちょっ」
チュッ
ベルトルト「あ」
ライナー「わお」
アルミン(ナ、ナンダッテー!?)
214 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 20:43:00 ID: PonT/vzU
アニ「……っは」
アニ「」バタンキュー
ベルトルト「……え?勝ったの?」
アルミン(………うん)
マルコ(なんだこれ)
ユミル(なんだこれ)
ライナー「そうか、ついに勝ったか!やったなベルトルト!」
ベルトルト「ライナー…!うん、よかった!ふふっ」
アルミン「……僕たちもここにいる意味ないし向こうにいこうか」
ユミル「あー、うん…」
マルコ「うん…」
シュンッ
215 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 21:03:52 ID: PonT/vzU
こうして僕達は無事UCHIWAで筋肉発達しすぎた奴全員をもとに戻すことができた。
いっぱいできたトイペミカサは全部トイレに流しておいた。
あの押せば押すほどミカサができるスイッチは調査兵団の戦力向上のため、アルミンがエルヴィン団長にあげたみたいだ。
僕らが縛ったりキスしたりで元に戻したエレン、ミカサ、サシャ、クリスタ、ジャン、アニ。
今頃皆は正気に戻ってなぜ自分は縄で縛られてるのか、また、今までなにをしていたのか疑問に思うにちがいないだろう。
だがそれでいいのだ。
黒歴史は記憶にないのが一番なのだ。
そして僕、アルミン、ユミル、マルコ、ライナー。この五人の絆はとても固いものとなった。
こんなに素敵な絆を築けた今回の事件はある意味あってよかった。
本当にいい一日を過ごせたと思う。
ありがとう皆。
ありがとうUCHIWA。
ありがとう
トイレットぺーパー。
216 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 21:09:44 ID: PonT/vzU
ーーーーーーーー
ーーーー
ジャン「でさ、俺なんかしんねーけど女子寮で縛られてたんだって!」
エレン「俺もなんか寮裏でギッチギチに縛られてたわ…」
ミカサ「私も縛られていた」
サシャ「私すごいんですよ!食料庫にいたはずなのに寮のベッドに寝てたんです!」
クリスタ「私も縛られていたんだけど…気付いたときには花壇のお花がちぎられててっ…ぐすん」
アニ「ミーナ、なんで怒ってるの…?」
ミーナ「アニが鉄棒壊したからだよっ!!」
アニ「えっ…?」
217 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 21:16:11 ID: PonT/vzU
アルミン「いやー…皆いいかんじに記憶にないみたいだ」
ベルトルト「ふふっ、このことは秘密にしようね」
マルコ「ああ、勿論。…ていうかこんなこと言えないよ」
ユミル「だよなー。言えるかっての」
ライナー「むっ…」グー
ユミル「おいおいライナー。腹すいてんのか?」
マルコ「そろそろ夕食か…食堂行かなきゃ」
ユミル「今日は一緒に飯食うか!」
アルミン「おっ、いいね!」
マルコ「よし、じゃあ行こう!」
ゾロゾロ メシメシ ゾロゾロ
218 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 21:21:28 ID: PonT/vzU
ベルトルト「…」
ライナー「…ん?どうした、もう皆行ったぞ?」
ベルトルト「ライナー、あのね…」
ライナー「ん?」
ベルトルト「僕、ライナーと、その」
ライナー「?」
ベルトルト「せっ、せっ…ん」
ライナー「せっ?」
ベルトルト「せっ……が、したい…」
ライナー「せっ…?あっ!お前まさか…///」
ベルトルト「うん…その、しても…いいかな?///」
ライナー「も、勿論だ///」
ライナー「風呂入ったあとな///」
ベルトルト「え?」
220 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 21:25:09 ID: PonT/vzU
ーーーーーーーー
ーーーー
ー食堂ー
サシャ「こ、これは……?」
ユミル「おいおい、嘘だろ…」
マルコ「てっきり忘れていたよ……」
コニー「あっ、ぐっ、あげっ…うっ」ムキムキ
アルミン「…誰か」
アルミン「誰かこの中でコニーとキスできる人はいませんか?」
おしまい
221 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年08月10日 (土) 21:27:51 ID: PonT/vzU
すいません終わりです。
どうしようもない文に付き合ってもらい本当にありがとうございました!
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進撃の巨人の厳選面白SSまとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『進撃の巨人』に関する名作SSを厳選してまとめています。シリアスな本編に辛くなったら、たまにはクスっと笑える面白いSSをお楽しみください。中にはキャラ崩壊・ネタバレしているものもあるかもしれないのでご注意ください。
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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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