『子供はわかってあげない』とは、『モーニング』(講談社)にて、2014年14号から連載された田島列島による漫画、およびそれを原作とした実写映画作品。高校2年生の水泳部員朔田美波が書道部員の門司昭平と出会い、彼の家で見つけたお札をきっかけに一緒に実の父親をさがす。父親探しの中で、探偵、超能力、新興宗教、家族愛などの要素も加わり、ひと夏の甘酸っぱくも怒涛の青春が展開される。映画版は監督・沖田修一、主演・上白石萌歌で2021年に公開される。
藤田 琴子(ふじた ことこ)/魔法少女KOTEKO
CV:富田 美憂聖
徳太子様に見守られながら、魔法の佐官技術で人々を助ける魔法少女。
父と生き別れになった、使い魔モルタルとコンクリ太郎を育てる。
セメント伯爵
CV:浪川 大輔
伯爵とは名ばかりで自分一人では何もできないただの粉だと悲観し、二人の息子を置き去りにして自堕落に生きている。
使い魔モルタル
CV:櫻井 孝宏
セメント伯爵の子供でコンクリ太郎の兄。魔法少女KOTEKOに育てられる。
コンクリ太郎
CV:鈴木 達央
セメント伯爵の子供で、使い魔モルタルの弟。兄と一緒に魔法少女KOTEKOに育てられる。
聖徳太子様
CV:速水 奨
魔法少女KOTEKOの活躍を見守る偉大な存在。
『子供はわかってあげない』の用語
朔田美波に関すること
遊星爆弾(ゆうせいばくだん)
SFアニメ『宇宙戦艦ヤマト』及び『宇宙戦艦ヤマト2199』に登場する架空の兵器。小惑星や隕石を標的となる惑星に落着させ、生命体や生態系に多大な被害をおよぼす。
人の心を読む能力を使わずに娘と対峙するサクタさんの実の父親が、娘が自分のことをどう思っているか知りたくて色々と訪ねていたら、あまりのしつこさに遊星爆弾を落とすとサクタさんに言われてしまう。
リーサルウエポン酒
リーサル・ウェポン(Lethal Weapon)は直訳すると、致命的な武器や殺傷兵器を意味する。映画『リーサル・ウェポン』で凶器や人間兵器として使われたことで有名になり、比喩的に究極の切り札、奥の手、最終兵器といったニュアンスで使われる。肝心な場面での奥の手として登場する酒ということで、リーサル・ウェポン酒と表現している。
作中では、サクタさんが実の父親から光の匣のことを聞き出したくて用意した地酒と、サクタさんがもじくんを連れて友充の元に帰ってきた時に友充がもじくんに呑ませた時の地酒がリーサル・ウェポン酒。どちらも江虫浜の地酒しおさいである。
フロンティア
国境とか境界地域という意味合いで、主にアメリカ開拓時代の開拓地と未開拓地の境界線を指す言葉。
サクタさんは、もじくんを友達以上の存在に感じ始めている自分自身に戸惑い、心の中の荒馬と語り始める。荒馬はサクタさんに、もじくんに感じ始めた恋心の行く先は未踏の地であるフロンティアで、誰もが時が来たら経験することだと諭す。
門司明大に関すること
細木数子(ほそきかずこ)
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目次 - Contents
- 『子供はわかってあげない』の概要
- 『子供はわかってあげない』のあらすじ・ストーリー
- 実の父親探し
- サクタさんともじくんのボーイミーツガールズ
- 水泳部の合宿が終わって
- 『子供はわかってあげない』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- サクタさん/朔田 美波(さくた みなみ)(演:上白石 萌歌)
- もじくん/門司 昭平(もじ しょうへい)(演:細田 佳央太)
- 朔田家
- 朔田 清(さくた きよし/演:古舘 寛治)
- 朔田 由起(さくた ゆき/演:斉藤 由貴)
- 朔田 ハルオ(さくた ハルオ)
- 門司家
- 門司 明大(もじ あきひろ/演:千葉 雄大)
- もじくんの祖父(演:品川 徹)
- 光の匣(ひかりのはこ)
- 藁谷 友充(わらがい ともみつ/演:豊川 悦司)
- 千本木(せんぼんぎ)
- 三枝 ミツル(さえぐさ ミツル)
- 水泳部
- 宮島(みやじま/演:湯川 ひな)
- 水泳部顧問(演:坂口 辰平)
- 阿堀指圧治療院(あぼりしあつちりょういん)
- 阿堀先生(あぼりせんせい/演:きたろう)
- 阿堀 仁子(あぼり じんこ/演:中島 琴音)
- 阿堀 ハナエ(あぼり ハナエ/演:兵藤 公美)
- その他
- 善さん/張本 善次(はりもと ぜんじ)(演:高橋 源一郎)
- 千田(ちだ)
- 村松(むらまつ)
- 劇中アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」
- 藤田 琴子(ふじた ことこ)/魔法少女KOTEKO
- セメント伯爵
- 使い魔モルタル
- コンクリ太郎
- 聖徳太子様
- 『子供はわかってあげない』の用語
- 朔田美波に関すること
- 遊星爆弾(ゆうせいばくだん)
- リーサルウエポン酒
- フロンティア
- 門司明大に関すること
- 細木数子(ほそきかずこ)
- 大殺界(だいさっかい)
- その他
- 蒼氓(そうぼう)
- 『子供はわかってあげない』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 門司昭平「どのみち他人の好きなもの否定してくる奴なんてろくでもねーよ」/村松「確かにな 昔ばーちゃんに教わったぜ「お前がそれを信じてなくても 他人の神様の悪口は言っちゃいけない」って」
- 朔田美波「でも もじせんせーのこと忘れても もじせんせーから教わったことを 忘れない子はいるんじゃないの したら そのこの書く字に もじくんが残るじゃん」
- 藁谷友充「世界に必要なのは「自分にしかない力」じゃない 「誰かに渡されたバトンを次の誰かに渡すこと」だけだ 僕は君たちに教えられることは教えてきたつもりです もし僕の力が本当に世界に必要だったとすれば 僕がいなくなっても教団は続けられるはずだと思います」
- 門司明大「美波ちゃんが 大人になった時 私と同じように 自分より若い人に そのお金の分 何かしてあげて」
- 朔田美波「なんか… 発狂しそう」/門司昭平「うん… 俺も」
- 『子供はわかってあげない』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 漫画制作の気分転換は漫画
- やたらクオリティが高い劇中内アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」
- コロナで公開が延期された映画『子供はわかってあげない』
- 『子供はわかってあげない』の主題歌・挿入歌
- 実写映画劇中アニメ『魔法左官少女バッファローKOTEKO』ED(エンディング):藤田琴子(CV:富田美憂)「佐官のこころで」
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