白線流し（ドラマ）のネタバレ解説・考察まとめ

長谷部優介（はせべゆうすけ／演：柏原崇）

松本北高校3年生で、園子と同じクラスである。京都大学を目標にしており成績優秀だが、運動音痴。以前から園子に好意を持っており、彼女が卒業アルバム委員になったことから、自身も同じ委員に立候補した。写真部なため、常にカメラを持ち歩いており、クラスメイトの写真を撮って卒業アルバムを作った。園子と委員会で親しくなり、彼女にキスをして手紙で思いを伝えたがフラれてしまう。その後、園子が渉と交際していることを知り彼女には応援に回ると伝えるも内心納得しておらず、渉に思いを寄せる茅乃を焚きつけてしまう。これにより茅乃が暴走してしまい、園子を危険な目に遭わせたことを激しく後悔していた。その後、信州銀行の松本支店長である父が不正融資疑惑で逮捕されてしまい受験にも影響しかけたが、仲間たちの支えもあって無事京都大学に合格して進学することとなった。

橘冬美（たちばなふゆみ／演：馬渕英里何）

松本北高校3年生で、園子やまどかと同じクラスの友人である。実家が旅館を営んでいる。演劇部に所属しているが、2年生から統率が取れないという理由で強制的に引退させられた。大学には進学せず、女優を目指すために芸能プロダクションに応募するが、その事務所が偽物だったことが判明しお金を持ち逃げされてしまう。それでもめげず、卒業後は上京して役者の道を目指す。

富山慎司（とみやましんじ／演：中村竜）

松本北高校3年生で園子やまどかと同じクラスの同級生である。実家は神社。明るいお調子者で、まどかと付き合っており、通学にはバイクを使用している。バスケ部で運動神経は良いが、勉強はできず、クラスで下から5番目の成績である。雪山で遭難して救助されたが、記憶喪失になってしまう。それでもまどかたちの協力により、記憶を取り戻した。将来やりたいことがなく悩んでいたが、自分を助けてくれた山岳救助隊に憧れるようになり、卒業後は警察官となった。

汐田茅乃（しおたかやの／演：遊井亮子）

渉と同じ工場で事務として働く女性である。実家は売れない洋品店で、父親が酒飲みですぐに暴力を振るうため、家を出たがっている。複数の生徒に性的な行為をしていた教師をボコボコにして警察に通報され、高校を中退し、保護観察期間中だった。不良で男勝りな性格だが、渉に好意を抱いている。そのため園子に嫉妬し、嫌がらせを繰り返す。渉がリストラされそうになった時は彼を庇って自ら工場を辞め、夜の街で働き始める。そのことを知って責任を感じた渉が自分の家で彼女と暮らすようになる。しかし渉の重荷になっていると感じ、これまでの生活費を置いて家を出て、上京してホテトルとして働き始める。その様子を偶然優介たちに目撃され、彼らの説得で地元に戻ることになった。その後は改心し、優介たちの輪に加わるようになる。

七倉家

七倉彩子（ななくらあやこ／演：松本留美）

園子の母親である。園子には医学部に進学して父の後を継いでほしいと思っているが、彼女の成績が悪いのであきらめている。そのため園子に国立大学に進学して花嫁修業し、結婚して家庭に入ってほしいと望んでいる。あまり自分の意思を言わない園子のことを心配しており、男友達の付き合いや交際についても快く思っておらず、過保護気味である。そのため園子とぶつかることもあったが、最終的には渉との交際を許し、彼女を見守っていた。

七倉克彦（ななくらかつひこ／演：山本圭）

園子の父親で、開業医をしている。園子の進路については彼女の意思に任せている。妻からは嫌われたくないから良い親ぶっていると文句を言われていた。しかし園子が不良の渉と付き合っていると知らされた際は、園子を厳しく叱責していた。それでも園子が渉の学費を出してほしいと説得してきた際は、彼女の試験合格を条件に許可したが、後に渉から支援を断られた。

その他

小澤雅子（おざわまさこ／演：余貴美子）

松本北高校の教師で、園子たちのクラスである3年A組の担任をしている。サバサバしており、園子たちの相談に乗ったり、優しく見守っている。

相馬一郎（そうまいちろう／演：平泉成）