ズール(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ズールとは板垣恵介の漫画「刃牙シリーズ」の第1作『グラップラー刃牙』に登場するブラジル人戦士である。ブラジルの奴隷として過酷な環境を生き抜いた人々の末裔であり、その高い身体能力を活かしてジャングルで素手による狩猟によって生活している。格闘技未経験ながら地下闘技場最大トーナメントに出場し、1回戦は一流ムエタイ選手を失神させる衝撃の戦いで圧勝。2回戦では主人公の範馬刃牙に不意打ちながらダウンを奪った。この試合は審議によって2度の仕切り直しとなったが、激闘の末刃牙の勝利となっている。

ズールの野性的なファイティングスタイルの中には噛みつき攻撃もある。格闘技の技とは言えないが、ジャングルの凶暴な動物を退治しているズールにとっては合理的な攻撃である。刃牙との一戦は頸動脈に噛みつく攻撃を放った。

ズールの来歴・活躍

ブラジルの戦士ズール

その昔、彼のブラジルの地にアフリカ大陸から多くの黒色人種達が奴隷として輸送された。大きな船に服も着せられずに多くの奴隷が運ばれ、ブラジルにたどり着くまでの環境は非常に劣悪で、飢えと伝染病による死者が後を絶たない状況であった。僅か数パーセントしか生き残れないという過酷な労働に耐えた者は、生命力、繁殖力、体力、闘争力といったあらゆる面で優れていたと語られている。ズールはこの奴隷達の末裔といわれており、彼もその優れた肉体を受け継いでいる。現在、ズールは8人の妻を持ち、さらにその子供も含めると家族は数十人の大所帯である。ズールはその大家族を狩りで養っており、なんとその手法は道具を一切使用しない素手での狩猟である。ブラジルのジャングルに生息する凶暴な動物達と日々戦っているズールは、格闘技経験は無いものの高い戦闘力を手に入れていた。

地下闘技場最大トーナメント出場

日本の東京ドームの地下には、真の強者が集まる格闘家の聖地といわれる地下闘技場がある。徳川財閥第13代目当主の大富豪、徳川光成(とくがわ みつなり)は、この闘技場の支配人を務めている。強者達の戦いを観戦する事と、より強い格闘家を見つける事を何よりの喜びとしている光成は、その欲望を満たすべく世界最強の戦士を決める大会、地下闘技場最大トーナメントを開催した。光成は独自の情報網でズールの存在を知り、野性的なファイティングスタイルが一流の格闘家とどのような戦いを見せるのか興味を持ち、参戦をオファーした。

ズールの出場が決まり開会式に出席すると、解説者から「バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!!ブラジルのピュア・ファイターズールだ!!!」と声高らかに紹介された。世界各国のあらゆるジャンルの格闘家はもちろん、ズールと同様に格闘技経験は無い喧嘩自慢まで出場しており、幅広い戦士が32名集結して頂点が争われる事となった。

ズールVSデントラニー・シットパイカー

最大トーナメントのズールの初戦は1回戦の第2試合、一流ムエタイ選手のデントラニー・シットパイカーとの対決になった。デントラニーは実況者からの紹介では認知度の高い選手として紹介されており、期待の高さが表れている。両者が闘技場に入場すると、デントラニーは観客席から流れるムエタイで伝統の音楽に合わせて舞うように打撃の練習をしてウォーミングアップをしている。一方、ズールはにぎやかな歓声を浴びて笑顔を浮かべている。

試合開始の合図がなったが、ズールはルールを理解しておらず不気味な笑みを浮かべ、隙だらけである。さらにズールは突如口の中に空気を溜めてふくらます謎の動きをし始める。デントラニーはズールの不思議な行動が理解不能であったが、ズールが観客席の方を向いている今が好機と捉えて先手必勝で打撃の連打を浴びせる。ズールは格闘技経験が無く、デントラニーの打撃は次々とクリーンヒットする。この映像を控室で見ていた他の出場選手は、予想通りデントラニーの圧勝で終わるであろうと呆れて観戦している。

トップクラスのムエタイ選手の打撃は、何発もまともに受けると耐えられないはずだが、ズールはダメージを受けていない様子だ。ズールは怯む事無く、打撃の隙をついてデントラニーの頭と脚を持って投げ、後頭部から突き落とす。そのままグラウンドポジションを取ったズールは、間髪入れずに握り拳をデントラニーの顔面に何度も叩き落とし、デントラニーは失神。すでに勝負は着いているが、ズールは獲物を仕留めるかのような狂気の顔でグラウンドパンチを続け、審判に止められて強制的に試合は終了された。敗れたデントラニーは意識不明で救急搬送されていった。

ズールVS範馬刃牙

最大トーナメント2回戦の第1試合のズールの対戦相手は、現役高校生にして地下闘技場のチャンピオンに君臨する範馬刃牙(はんま ばき)である。刃牙は地上最強の生物の異名を持つ格闘家、範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)を父に持ち、父を超えるべく戦い続ける人物である。この大会でも刃牙は優勝候補の筆頭として光成だけでなく、多くの観客が期待を寄せている。

両者が入場すると、チャンピオンの刃牙に対して大歓声が鳴り響き、ファイティングポーズなどでそれに応えるパフォーマンスをする刃牙。ズールはデントラニー戦と同じように口をふくらませる謎のパフォーマンスを見せた。ルールを理解していないズールは、試合開始の合図がなっていないにも関わらず本能的に刃牙に飛び掛かり攻撃を始める。刃牙はそれに気付いて臨戦態勢に入るが、ズールは素早い動きと絶妙なフェイントで刃牙の背後を取り、そのままバックドロップを何度も繰り返し、刃牙は失神する。さらに頭突きや踏みつけなどの攻撃を続けるズールを審判が制止し、ズールの勝利が発表される。観客はまだ試合開始の合図が鳴っていないと抗議で大騒ぎになる。光成が観客の抗議を制止し、過去に空手の公式試合で同様の判定となった事を引き合いに出し、判定は覆らずズールの勝利が決定した。

一瞬意識を失ったもののすぐに起き上がった刃牙は、状況を理解して早くも敗退してしまった悔しさをあらわにして退場する。自力で歩いて退場する刃牙を見たズールは、まだ仕留め切れていないと判断して本能的に追撃を始める。再び不意打ちを受けた刃牙は防戦一方であったが、今回はしっかりと対応して強烈な金的を放つ。これがクリーンヒットとなりズールは陰部から出血して失神した。光成はこの攻防について、ズールの勝利を認めた状況と同様である事から、刃牙の勝利も認めざる負えず、刃牙の勝利に判定が覆った。現在は刃牙の勝利となっているが2人対決は1勝1敗であり、刃牙はまだ勝利した実感を得られず、完全決着としての1戦をズールに提案する。言葉が通じていないものの、ズールは意味を理解し、臨戦態勢となって最後の一戦が始まった。

先手を取ったのはズール。強烈な打撃連打から投げ技も絡めてグラウンドポジションを狙い、得意のグラウンドパンチの連打で刃牙を一気に仕留めにかかる。この様子を見てた光成は、格闘技経験が無いはずのズールが総合格闘技の基本戦術であるグラインドポジションまでスムーズにもっていっており、最適な動きが自然に身に付いている事に改めて感心した。ズールはグラウンドパンチ連打では終わらず、猛獣を仕留める勢いの攻撃で刃牙の首に噛みついた。これまでは戦いを楽しんでいた刃牙であったが、格闘技とは違う殺意を感じて目の色を変えて本気を出し、馬乗りになっているズールを軽々と持ち上げた。刃牙は「殺し合いじゃあるまいしよ…」とつぶやき、突如今までに発していない異様な威圧感を発した。ズールは刃牙の様子の変化に怯み、さらに刃牙からの「めッ!!」という声による威嚇によってさらに弱気になる。刃牙は続けて目潰しのフェイントで目の攻撃に意識を向けさせ、金的の寸止めを放った。先程金的でダメージを受けていたズールはたまらず跪いて、組んだ両手を挙げる降参のポーズをする。これにより最終対決は刃牙の勝利となった。勝負ありの判定後もズールは降参のポーズを止めず、普段のフレンドリーな様子に戻った刃牙が優しくズールの健闘を称えた。

激闘が完全決着して、刃牙の強さはもちろん、チャンピオンの刃牙をここまで追い詰めたズールにも大きな歓声が鳴り響いた。この後、刃牙は見事に勝ち上がり、最大トーナメントで優勝している。

ズールの関連人物・キャラクター

範馬刃牙(はんま ばき)

CV:菊池正美(アニメ版第1作)、山口勝平(1994年OVA版)、KENN(BeeTV版)、島﨑信長(アニメ版第2・3作)

「刃牙シリーズ」の主人公で、高校生にして地下闘技場のチャンピオンに君臨する人物。地上最強の生物と恐れられる格闘家の範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)を父に持ち、勇次郎よりも強い格闘家になる事を目指して日々修行に励んでいる。地下闘技場最大トーナメントでは2回戦でズールと対決した。ズールが不意打ちで一時は勝利するが、自力で退場する刃牙に追撃を加えた事で試合再開とされて2度目の対決では金的により敗北する。1勝1敗となったところで完全決着として3度目の戦いを交え、刃牙が勝利した。その後、刃牙はこの大会で優勝した。

renote.net

徳川光成(とくがわ みつなり)

CV:楠見尚己(アニメ版第1作)、龍田直樹(1994年OVA版)、納谷六朗(BeeTV版)、中務貴幸(2016年OAD版)、麦人(アニメ版第2・3作)

徳川財閥第13代目当主の大富豪で、格闘家の聖地と呼ばれる地下闘技場の支配人を務める。格闘技未経験のズールだが、光成は経歴を独自の情報網から得ており、最大トーナメントでの活躍を期待して出場をオファーした。トーナメントでのズールの戦いぶりは光成の予想を上回り、野生動物との戦いの中で身に付いたファイティングスタイルが総合格闘技に酷似している事に驚いた。

renote.net

デントラニー・シットパイカー

地下闘技場最大トーナメントに出場したムエタイ選手で、1回戦でズールと対決した。実況者からの紹介から、ムエタイ選手として認知度や実力はおなじみの格闘家である。序盤はデントラニーの猛ラッシュで圧勝するかと思われたが、ズールの野性的な投げ技と強烈なパウンドで一気に逆転されて失神負けを喫した。

ズールの名言・名セリフ/名シーン・名場面

1回戦の衝撃的な勝利

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@hiroko0222d3

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稲城文之信(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

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稲城文之信(いなぎぶんのしん)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』に登場する日本拳法の使い手。地下闘技場最大トーナメントでは喧嘩ヤクザの花山薫(はなやまかおる)と戦った。総合格闘技を完成させたと言われるほどの才能の持ち主で、卓越した運動神経と試合前のパフォーマンスで観客をわかせた立役者である。主人公の範馬刃牙(はんまばき)は一度稲城の道場に訪れ稲城の組み手を見た時、直突きの速さと威力に驚かされた。

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ユリー・チャコフスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ユリー・チャコフスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ユリー・チャコフスキーとは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』に登場するモンゴル系ロシア人のプロボクサーである。Jr.ウェルター級の世界王者でありながら、世界ヘヴィ級王者獲得までの6階級制覇を狙うパウンド・フォーパウンド(全階級を通じて最も安定した王者)と認められている。全米ヘヴィ級王者トミー・カービンがスパーリングパートナーとして起用されるほどの実力者で、喧嘩師の花山薫(はなやまかおる)や主人公の範馬刃牙(はんまばき)と対決した。

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金竜山(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

金竜山(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

金竜山(きんりゅうざん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する力士である。『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントに現役横綱として参戦し、1回戦で柔術家の本部以蔵(もとべ いぞう)に勝利。2回戦はプロレスラーの猪狩完至(いがり かんじ)と対決して激闘の末敗れた。大会に乱入してきた地上最強の生物、範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)を止めるために立ち向かったが、脊髄損傷の重傷を負わされる。『バキ道』では親方として再登場し、地下闘技場戦士VS力士の対決に関わった。

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朱沢江珠(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

朱沢江珠(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

朱沢江珠(あけざわ えみ)とは、板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』の登場人物で、主人公「範馬刃牙」の実母。19歳の時に大財閥「朱沢グループ」の朱沢鋭一と結婚し「地上最強の生物」と恐れられる範馬勇次郎に鋭一を殺害された事で巨額の財を相続した。勇次郎の強さに魅了され、望まれるがままに勇次郎との子「刃牙」を産み、勇次郎から愛されるためだけに刃牙を強い格闘家に育てる。勇次郎と刃牙の対決で刃牙に死が迫った時、母としての感情を思い出し、刃牙を守るために命がけで勇次郎に立ち向かって殺害された。

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アイアン・マイケル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

アイアン・マイケル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

アイアン・マイケルとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロボクシング世界ヘビー級チャンピオン。第1作『グラップラー刃牙』では、プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンこそは「世界最強の男」だと証明するため、仲間の反対を押し切って地下最大トーナメントに出場。テコンドー選手の李猛虎に勝利し、暴走族の柴千春にはセコンドの違反行為で敗れたが終始圧倒した。第3作『範馬刃牙』では刑務所で服役しており、犯罪者がプロボクシング界に復帰することを疎んだ者に派遣された三つ子の戦士「マウス」と対決した。

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加納秀明(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

加納秀明(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

加納秀明(かのうしゅうめい)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』で登場する徳川家のボディガード。徳川家とは水戸黄門、すなわち徳川光圀(とくがわみつくに)を先祖とする家系である。光圀の11代目の子孫、徳川光成(とくがわみつなり)は日本有数の資産家でボディガードとして加納を雇っていた。光成が主催した地下闘技場の選手でもあり、主人公の範馬刃牙(はんまばき)が光成に「闘技場の選手にしてほしい」と直談判するため徳川家を訪れた際に加納と戦っている。

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ゲリー・ストライダム(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ゲリー・ストライダム(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ゲリー・ストライダムとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するアメリカ陸軍の大佐である。地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎に側近として仕え、同時に危険人物として監視する任務も遂行している。側近として勇次郎の移動手段の手配や情報伝達の役割を担う一方、彼の息子である範馬刃牙の動向も気にかけており、2人が対決する時は会場の用意や互いの状況を頻繁に伝えるなど忙しく立ち回った。米軍で戦場格闘技の指導をするほどストライダム自身の戦闘力は高いが、完全武装をしても勇次郎には敵わない。

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栗谷川等(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

栗谷川等(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

栗谷川等(くりやがわ ひとし)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』の登場人物で、主人公「範馬刃牙」の中学生時代の世話役。大財閥朱沢グループの総帥で刃牙の母「朱沢江珠」の部下で、刃牙に強者との対戦経験を積ませる役割を担い、高い交渉力と朱沢グループの財力を利用して対戦相手と交渉した。格闘家や喧嘩自慢との交渉には危険を伴うが、見た目からは想像もつかない身体能力と護身術で身を守り、多少の脅しでは動じない度胸を持つ。刃牙と江珠の歪んだ親子関係には懐疑的で、息子を省みない江珠に怒りをぶつける事もある。

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劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。

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