寂海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

寂海王(じゃく かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する格闘家。日本人で唯一、中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ実力者。純日本式拳法「空拳道」の戦士として日本で2万4千人の弟子を育成しており、強者を見つける度に空拳道の指導者としてスカウトしている。中国大擂台賽に出場し、持ち前の打たれ強さと心理戦に加え、関節技を主軸とした空拳道の技術でトーナメント初戦は陳海王に圧勝。擂台賽後半は中国連合軍VS日米勝ち残り連合軍に日米チームで参戦し、海王の中でも屈指の猛者である烈海王と対決した。

寂海王の来歴・活躍

『バキ』

中国大擂台賽出場

4000年の歴史を持つといわれる中国拳法。その格闘家の中でも最高峰の実力を持つ人物には「海王(かいおう)」と呼ばれる称号が与えられている。さらに、海王の中でも最強と認められた者は「海皇(かいおう)」という名誉ある称号が手に入る。中国ではこの海皇を決める大会が100年に1度だけ開催されており、その名を「中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)」と呼ぶ。海王の実力を証明する目的もあり、海王以外の強者も参戦が許可されており、今回は「地上最強の生物」と呼ばれる格闘家の範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)や、その息子で日本にある世界最強の格闘家を決める「地下闘技場」覇者の範馬刃牙(はんま ばき)などが出場しており、まさに世界最強を決める大会になろうとしていた。寂海王(じゃく かいおう)は海王の中で唯一の日本人として出場した。

寂海王VS陳海王

中国大擂台賽1回戦の対戦相手は、三合拳の陳海王(ちん かいおう)。三合拳とは「気」と「拳」の融合によって完成する中国武術に「地」を融合した流派だと陳は語る。大きく前後に開脚した構えから、地面からの反発を利用して強い打撃を打つのが特徴である。試合が始まると、寂は陳の強い直突きを数発食らい突き飛ばされる。立ち上がった寂は、その威力を身体で体感して感激し、陳に対して「日本に来て自身の門下生に指導をしてほしい」とヘッドハンティングを始める。試合中の不可解な発言に戸惑う陳に寂は接近していき、腕をとって投げ飛ばす。寂はさらに陳を跪かせて頭が地面に付いた状態にし、肩関節を極める。寂は「大会終了まで待っていてくれたまえ。優勝を手土産に君らを迎えたい」と陳に声をかけ、止めに肩をはずしつつ地面に頭部を叩きつける事で失神させて勝利した。

中国連合軍VS日米勝ち残り組

中国大擂台賽の前回覇者で、100歳を超えた今でも他の海王を寄せ付けない実力者「郭海皇(かく かいおう)」。郭はこれまでのトーナメント1回戦で大半の中国人選手が敗退した事に不満を抱き、大会のルールを大きく変更し、中国連合軍vs日米生き残り組のチーム戦に変更した。中国連合軍には郭が用意した大会に参加していなかった中国の闇社会で活躍する選手が追加された。寂は海王ではあるが、中国人では無いという理由で日米勝ち残り組に編成された。

寂海王VS烈海王

中国連合軍VS日米勝ち残り組で中堅として戦う事になった寂。対戦相手は本大会優勝候補の1人、烈海王(れつ かいおう)。試合前、寂は日米勝ち残り組のチームメイトになった範馬刃牙に送り出されていた。寂は試合前にも関わらず刃牙を空拳道の指導者としてスカウトしている。寂は刃牙に対し「強くなるだけではつまらん」と話し、その強さを他人のために使ってみないかと誘う。刃牙は「あの男と拳を交えようというこんなときにも日本をー若者をー導くことを考えている。だから強い」と、その姿勢を評価する。刃牙自身も同様に、人のために戦う事で強くなれたと語る。寂は「時代が私の勝利を必要としているから」と言って勝利を誓い闘技場に入場していった。

一方、これまでの勝敗が中国連合軍の2敗で、後がなくなった中国連合軍の命運を託された烈。郭は烈にこの現状を改めて伝え、絶対に勝利するように気合を入れる。烈はこの状況を幸運に感じていると微笑み、勝利を確信している様子であった。

試合が始まると寂は「なにはともあれ、まずは握手を」と烈に握手を求める。烈は構えを解いて握手に応じる。寂は握手をしながら烈の実績や実力を称賛する言葉をかけつつ、突然攻撃を仕掛けた。しかし、寂の不意打ちに烈はすぐに反応し、逆に寂の腕の関節を取りながら投げ飛ばす。観客は不意打ちを仕掛けた寂に怒って罵声を浴びせるが、寂は全く意に介せず空拳道の師範としてスカウトしながら再び烈に握手を求める。「拒否しろ」と観客の声が聞こえる中、烈は再び握手に応じた。案の定、寂は握った腕を捻って投げ技を仕掛けたが、この不意打ちにも烈は反応してカウンターで投げ返す。2度の不意打ちに失敗した寂だが、再び手を出し「握る勇気はあるかね」と挑発する。烈は微笑みながら握手に応じ、今度は烈が先手を打ち打撃を放つ。寂は大きなダメージを受けて体を丸めるが、手は放しておらず「し……信じていた………必ず握ってくれると」と言って烈の腕を取って投げ、顔面から叩き落とし、さらにそのまま肘に関節技をかけて烈の肘関節を脱臼させた。

倒れている烈に向かって寂は「起きて闘いたまえ」と言う。すると、観客は激怒して闘技場に乱入してくる。烈は立ち上がり「カァッ」と叫び「出てゆかぬ者は遠慮なく私が叩きふせるぞッッ」と乱入した観客を制止する。烈は「右手が使えぬ ちょうどいいハンデだ」と余裕を見せ、心配が無い事を観客に伝えて席に戻らせた。寂も「君とわたしでは片腕のハンデぐらいでやっとフェア」と、この状態にする事が目的であった事を告白する。実は、烈も大体見当がついていた様子。烈は靴を脱いで足の指を使った戦闘ができる体勢になり、寂はその威圧感を感じて一層「日本へ連れ帰る」と決心し、試合が再開された。

烈の猛攻で防戦一方の寂だが、三陰交圧痛で烈の動きを封じてハイキックを決めるなど寂の攻撃もヒットする展開。しかし、烈の足の指も使った攻撃で寂が突き飛ばされ、一度離れた両者。立ち止まった寂は「烈が万全な状態で戦わなければ意味がない」という事に気付いたと語り、烈の外れた肘関節を「普及の目的がわたしの悲願―完全なる自己防衛なら、たかが一拳法家の技ごとき防ぎきれずなんの技術か」といって整復する。肘が治った烈だが、お礼は言わない事と、寂の「たかが一拳法家」という発言が許せないと発し「全身―全霊にて!叩き潰す!!!」と、凄まじい迫力で襲い掛かる。

さらに防戦一方になる寂は手も足も出ない中「かなわぬならッッ 護る!!!」と、背を向けてしゃがみ、身体を丸めてガードの体勢に入る。烈は寂が戦意喪失したと勘違いし、攻撃を止め呆然と見つめる。すると、寂はすかさず「オヤ…?攻撃がこねェな。試合放棄かな?やったアアアアア。勝ったぞォッ」と勝手に勝利宣言をする。この行為に対し烈は怒りをあらわにして飛び込んでいく。寂はこれに合わせて後ろに飛んで後頭部を烈の顔面にぶつける。「烈さん、強いだけではくだらん。つまらんぞ」と反撃を成功させて喜ぶ寂だが、烈の攻撃はさらに激しくなり、すぐに再び背中を丸める。寂はこの体勢によって烈の攻撃に耐えれている事に気付き「護身開眼」と、新たなガードポジションを会得した。しかし、烈は一度攻撃の手を止め、寂の背中の急所を強くついて反射的に立ち上がらせる。寂は突然立ち上がらされた事に驚いていたが、次の瞬間、烈の強烈な突きが放たれ寂は失神。崩れ落ちながらも寂は烈の腕を両手で掴んで放さず、ぶら下がった状態での決着となった。

卑怯な戦いぶりもあった寂だが、烈は「全力で突き…全力で蹴った…靴を脱ぎ足指を使い。あまつさえ格下に使用すべきでない急所までも…中国武術史4000年ー天才と言われる者の全力を受けきった。それでもなお両の手に執念を宿したまま。」と寂の事は認めている様子。さらに烈は「なにが勝利なものか!烈士、寂海王ッッ。君は護り抜いた。君こそが勝利者だ」と敬意を示し「この英雄に早急に手当てを」と刃牙に寂の治療を任せた。しかし、寂は意識が戻った瞬間、烈に抱き着いて「なァ烈くんッ 頼む ワシと日本に渡ってくれ」とまたしてもスカウトを始める。調子が狂ってしまった烈は恥ずかしくなり「なんて奴ッッ」と呆れ果て、寂を突き飛ばして、顔を赤らめながら控室に帰っていった。

寂は日米勝ち残り組の控室に帰ると、チームメイトに敗北してしまった事を謝罪する。他の戦士達はもっとあっさり寂が敗れると予想していたようで、善戦した事を称えた。この団体戦は最終的に日米勝ち残り組が4勝1敗で勝利した。

『範馬刃牙』

ピクルに興味を持つ寂海王

ジュラ紀に生息した人間が奇跡的に生きたままで冷凍保存された状態で見つかった。その名は偶然にも塩漬けの状態で見つかった事から「ピクルス」になぞらえて「ピクル」と名付けられた。ピクルがかつて戦っていた相手は恐竜であり「その戦闘力と現代の格闘家にどのような反応を示すのか」について多くの格闘家が興味を持つようになっていた。ピクルの思考としては食料であった恐竜は強敵であり、空腹による飢えだけではなく、狩猟本能に飢えている状況であった。その本能に応える事ができるのは日本の地下闘技場で戦っている世界最強レベルの戦士達であるという理由から、ピクルは日本に連れてこられた。

日本の米軍基地の檻にピクルが入っている情報を手にした日本にいる格闘家達は各々の方法で基地に潜入し、ピクルの捕らえられている檻に集まった。次々と格闘家が集まる中、寂は天井から姿を現す。そこに居合わせた空手家「愚地独歩(おろち どっぽ)」には「寂さんアナタまで」と呆れられたが、寂はピクルを若者として「前途ある青少年の育成は教育者のつとめ」とすましている。「誰がピクルと戦うのか」という状況の中、範馬勇次郎が現れ、躊躇なくピクルと戦いを始めてしまう。勇次郎に敵う格闘家はおらず誰も文句は言えない。勇次郎がピクルと戦っていると警備員達が集まってきた為、寂達は逃走した。

『刃牙道』

ピクルVS宮本武蔵を観戦

地下闘技場の支配人で徳川第11代目当主の大富豪「徳川光成(とくがわ みつなり)」は巨額の財によって、宮本武蔵のクローン人間を生み出した。宮本武蔵とは、歴史上最強の人物といわれる人物で、霊媒師である徳川の姉によって本人の魂が吹き込まれた当時のままの本物の宮本武蔵が完成した。地下闘技場戦士との戦いで圧倒的な強さを見せた武蔵はピクルとも試合を組まれた。この試合は寂も観戦。殺傷能力の高い武蔵の攻撃はピクルが死を予感する程のものであり、ピクルは逃走する。それを見て、呆然とする観客であったが、寂は冷静にその状況を楽しんでいる様子であった。

寂海王の関連人物・キャラクター

烈海王(れつ かいおう)

CV:安井邦彦(2001年アニメ版)、小山力也(2018年アニメ版)

中国拳法の最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家。中国拳法が最強である事を証明するために、日本の地下闘技場で行われた世界最強を決めるトーナメント「最大トーナメント」に出場。その大会の覇者である範馬刃牙に敗れている。来日当初は他の格闘家を見下している人物であったが、この敗北以降は他の格闘技にも敬意を示すようになっている。中国大擂台賽では優勝候補の1人として出場。大会後半の中国連合軍VS日米勝ち残り組で寂海王と対決した。

陳海王(ちん かいおう)

CV:遠藤大智

福健省出身の海王で、中国大擂台賽の出場者。「拳」「気」を操る事が重要とされている中国拳法に、地面からの反発に意識を向けた「地」を利用する事を極意とする事で、より強い威力の攻撃を放てる「三合拳」の使い手である。中国大擂台賽の1回戦で寂海王と対決。寂を突き飛ばす威力を見せたものの、寂の投げ技と関節技の連続攻撃であっさり敗れた。

範馬刃牙(はんま ばき)

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鎬紅葉(しのぎ くれは)とは『刃牙シリーズ』に登場する医師兼格闘家である。医師としては世界的な名声を手にしており、格闘家としては鍛え上げた完全な肉体と解剖学を究めた的確な攻撃を武器に戦う。東京ドームの地下で最強の戦士を決める場所「地下闘技場」のイベント「2大決戦」のメインで範馬刃牙(地下闘技場チャンピオン)と戦う。「最大トーナメント編」では鎬昂昇(地下闘技場戦士の空手家)との兄弟対決も描かれる。医師としても活躍し重傷を負った戦士の治療にあたる事も多い。

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範馬刃牙(はんまばき)とは、『刃牙』シリーズの主人公。父は「地上最強の生物」と呼ばれる範馬勇次郎。母は朱沢財閥グループの朱沢江珠(あけざわえみ)。父勇次郎を倒すべく、日々トレーニングに明け暮れる。その中で数々の強敵と闘いながら強くなり、17歳にして猛者が集まる地下闘技場のチャンピオンに君臨。父勇次郎とは2度対決している。恋人は松本梢江(こずえ)で、学生時代から付き合っている。

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ドリアン/怒李庵海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

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ドリアン/怒李庵海王(どりあんかいおう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する、世界各地から同時に脱獄し日本に集結した最凶死刑囚の1人で、中国拳法の達人である。中国拳法最高の称号「海王」の名を持つ実力がありながら、勝利のために凶器や催眠術など卑怯な戦法を使っている。最凶死刑囚編では愚地独歩(地下闘技場戦士の空手家)などの空手団体神心会戦士達と対決し、神心会総動員で戦う程の激戦となった。烈海王(中国拳法家)に敗れ、ドリアンが敗北を認めた時に自我が崩壊した。

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柳龍光(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柳龍光(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柳龍光(やなぎ りゅうこう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する最凶死刑囚の1人で猛毒の柳と恐れられる日本人。空道や毒手などの暗殺拳と武器を使用した戦いを得意としており、刑務所内では素手で十数名の受刑者を殺害している。敗北を求めて脱獄し、地下闘技場を訪れた柳は世界から集結した最凶死刑囚と地下闘技場戦士の戦いに参戦する。地下闘技場チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)との戦いでは空道の技で1度は勝利し、毒手の効果により刃牙を死の淵に追い込むなどの脅威となった。

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ピクル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ピクル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ピクルとは『刃牙シリーズ』の第3部作目『範馬刃牙』に登場する、恐竜と闘い勝ってきた白亜紀最強の原人である。岩塩の中に閉じ込められた状態を掘削作業員達の手によって発掘され現代に蘇った。闘い方は野性的で、武器を使わずに己の肉体のみで勝負し、数々の猛者を圧倒したために多くのファンを魅了した。白亜紀時代に恐竜と闘い、勝った後は食していた。自己顕示欲で闘っていたわけではなく、他の野生動物と同様に生存のために闘っていただけである。強い相手と出会った時は喜び、笑顔を見せるチャーミングな一面もある。

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ヘクター・ドイル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ヘクター・ドイル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ヘクター・ドイルとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人で、体中に仕込んだ武器の使用や爆撃など格闘家の意表を突く攻撃を得意とする戦士である。電気椅子の死刑に耐え抜き、脱獄して来日すると、地下闘技場戦士やビスケット・オリバ(最凶死刑囚の捕獲に協力する囚人)と死闘を繰り広げた。愚地克巳(地下闘技場戦士の空手家)との戦いで敗北を認めたが、海外に逃亡する船で最凶死刑囚の柳龍光に襲撃されて失明し、海に落下する。なんとか生き延びていたドイルだがオリバに捕獲された。

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シコルスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

シコルスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

シコルスキーとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人で、高い身体能力と驚異的な指の力を特徴とするロシア人である。元ソ連のミサイル発射口を使用した刑務所を自慢の指の力で登って脱獄すると、早速日本に上陸。猪狩完至(地下闘技場戦士のプロレスラー)と仲間のプロレスラーを襲撃し、同席した徳川光成(地下闘技場支配人)と出会う。地下闘技場戦士チャンピオンの範馬刃牙やジャック・ハンマー(地下闘技場最大トーナメント準優勝)など、シリーズを代表する戦士と激闘を繰り広げた。

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マホメド・アライJr.(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライJr.(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライJr.とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』第2作『バキ』の登場人物。偉大なるボクサー、マホメド・アライの息子で、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎とは幼少期に出会っている。アライJr.は父が追い求めたマホメド・アライ流拳法を完成させて来日し、勇次郎と再会。中国大擂台賽編では海王に勝利する。神の子激突編ではアライJr.が範馬刃牙(地下闘技場王者)の恋人松本梢江に突如プロポーズし、刃牙を倒して梢江を手に入れようとする。地下闘技場戦士との戦いを経て、刃牙への挑戦権を獲得した。

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柴千春(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柴千春(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柴千春(しば ちはる)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する暴走族の特攻隊長である。体を鍛える事を女々しいと考えており、素手喧嘩最強と称されるヤクザの花山薫を心の師としている。格闘技経験は無いものの、喧嘩で鍛えられた体と持ち前の根性で一流の格闘家とも互角以上の戦いをする。第1作『グラップラー刃牙』では東京ドーム下の地下闘技場で開催された最強の戦士を決める最大トーナメントに出場し、柔道家の畑中公平やボクサーのアイアン・マイケルと戦って勝利する大健闘を見せた。

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猪狩完至(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

猪狩完至(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

猪狩完至(いがり かんじ)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。プロレス仕込みの必殺技と打たれ強さに加えて観客を味方につけるパフォーマンスが武器。地下闘技場に参戦経験があり、地下闘技場支配人の徳川光成(とくがわ みつなり)とは旧知の仲。最大トーナメントではベスト8まで勝ち上がり、高校生チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)と善戦する活躍を見せた。最大トーナメント後はプロレスラーのマウント斗羽(まうんと とば)と対決し、最凶死刑囚編ではロシアの死刑囚シコルスキーと戦った。

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鎬昂昇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

鎬昂昇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

鎬昂昇(しのぎ こうしょう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。斬撃拳と称される鎬流空手を使い、指で神経を切断する紐切りを得意技としている。第1作『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙に挑戦し、死闘の末敗れる。進化した紐切りを習得して最大トーナメントにも出場。兄で外科医の鎬紅葉と対決し、幼少期から抱いていた兄への恐怖心を乗り越えて勝利。2回戦は合気道の達人渋川剛気と対決して惜しくも敗れる。第2作『バキ』では死刑囚ヘクター・ドイルと対決し、反則技で敗れた。

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龍書文(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

龍書文(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

龍書文(ろん しょぶん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する拳法家で、ポケットに手を入れた構えから素早く高威力の攻撃を放つ「抜拳」で戦う特徴を持つ。10代から台湾の黒社会の賭け試合で戦っており、プロ格闘家も出場する中で45歳まで無敗を継続する強者。その強さから「凶人(きょうじん)」「Mr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)」などと呼ばれている。中国大擂台賽編に登場し、中国連合軍VS日米勝ち残り組としてアメリカの囚人で怪力戦士のビスケット・オリバと激闘を繰り広げた。

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安藤玲一(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

安藤玲一(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

安藤玲一(あんどう れいいち)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の登場する飛騨の山奥で山岳監視員をしている大男である。地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)とは旧知の仲で、勇次郎の息子である主人公の範馬刃牙(はんま ばき)の事も刃牙が幼少期の頃から知っている。刃牙が修行の場として安藤の住む山奥にある夜叉岩(やしゃいわ)を選んだ事により、刃牙の修行をサポートした。刃牙が夜叉岩に住む大猿の夜叉猿(やしゃざる)に遭遇した時、安藤は刃牙を救うために自ら夜叉猿と戦い、重傷を負った。

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アレクサンダー・ガーレン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

アレクサンダー・ガーレン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

アレクサンダー・ガーレンとは、『刃牙シリーズ』に登場するロシア人レスラー。ロシアの明日のために戦う熱烈な愛国主義者で、作中でも実力を高く評価される強豪の1人だが、それゆえに強さの指標としてたびたび噛ませ犬にされる。第1作目『グラップラー刃牙』で開催された地下闘技場最大トーナメントの補欠選手として出場し、控室では暴走族の柴千春や喧嘩師の花山薫と揉めた後、アナコンダやカナダのピットファイター(喧嘩屋)であるジャック・ハンマーと戦った。第2作目『バキ』ではロシアの死刑囚シコルスキーとも戦っている。

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