J・ゲバル/純・ゲバル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
J・ゲバル/純・ゲバル(じゅん・ゲバル)とは、『刃牙シリーズ』の第3部作目、『範馬刃牙』に登場する個性溢れる強者の1人で、アメリカ合衆国のアリゾナ刑務所に収容された囚人。ミスター2(セカン)と呼ばれる。2というのは実力ナンバー2という意味ではなく、2代目という意味である。初代はビスケット・オリバで、世代交代のための対決が行われる。オリバとの対決の前にも、総合格闘家やマウスとの対決でその強さが描かれており、強さだけでなく端正なルックスとユーモアのある口調からファンも多い。
J・ゲバル/純・ゲバルの概要
J・ゲバル/純・ゲバル(じゅん・ゲバル)とは単行本『範馬刃牙』の第3巻~第8巻の計6冊にのみ登場する人物。南米の小さな島で海賊行為をしており、島の独立を目指してゲバル軍団を作る。21歳の若さで小さな島のリーダーとなるが、アメリカで最も強い男とケンカがしたいという動機からビスケット・オリバのいるアリゾナ刑務所に入る。オリバはミスターアンチェイン(繋ぎ止められない男)と呼ばれているが、その2代目としてゲバルはミスター2(セカン)と呼ばれている。刑務所内のゲバルはオリバ程ではないにせよ、自由な行動を許されており、食事は他の受刑者と異なり、タバコも自由に吸える。そのゲバルにケンカで勝つことによって、2代目の座を狙う者と戦ったり、アイアン・マイケル(『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』で登場したボクシング世界ヘビー級王者)を再起不能にしようとした3人組を倒してマイケルを助けるなどの活躍を見せた。最後のオリバとの一戦は、敗れはしたものの、オリバから認められる存在であった。
J・ゲバル/純・ゲバルのプロフィール・人物像
端正なルックスと鍛えこまれた肉体、笑顔が素敵な21歳の好青年である。
髪の毛は肩近くまで伸びており、バンダナを巻き、無精髭が生えている。
弱者救済を信条に、アメリカからの独立を目指す強いリーダーシップを持ちながら、いい年をしてケンカに負けたくないという欠点を同時に持つ。
自由を害する人間には容赦が無く、アメリカ人にも強い敵対心を持つ。
戦士(ウォリアー)としての自覚があり、死ぬとき以外は床に臥すのを嫌う。
「戦うために何か/誰かが必要と考えるのはむしろ弱みである」という持論を持つ。
口癖は「死ぬにはいい日だ」。
J・ゲバル/純・ゲバルの能力
地面の支えを利用した防御
元大相撲で総合格闘家との対決で見せた技である。総合格闘家がゲバルの腰を掴み持ち上げようとするが持ち上げれなかったのは、この地面の支えがあったからだと予想される。
風を感じることで本領を発揮
元海賊のゲバルは、風のある環境に慣れ親しんでいたせいか、風を感じることで本来の力を発揮できる。マウスとの対戦では、風を感じ、泥のメイクをした後、まるで二重人格であるかのように変貌し、スピードや攻撃力が圧倒的に増した。オリバ戦でも、オリバから強烈な張り手を食らったあとに立ち上がり、風を感じ泥のメイクをした後、本領発揮した。
J・ゲバル/純・ゲバルの必殺技
髪の毛を利用した三半規管への攻撃
鼓膜を破った後に自身の髪の毛をちぎって、耳の中に入れ、相手の三半規管を破壊する技。三半規管を破壊された相手は平行感覚を失い、立っていられなくなる。
地面を支えにした攻撃
オリバ戦のフィナーレを飾る攻撃。オリバの打ち下ろしの右に敗れたものの、もし当たっていれば強烈なダメージがあったと予想される。
J・ゲバル/純・ゲバルの来歴・活躍
本名は純(ジュン)・ゲバル。日系3世21歳。英語ではJ・ゲバル。南米の一離島にすぎない人口2万人にも満たない小さな国の元海賊で、島の独立を目指す。
島の独立を目指すゲバル軍団の結成
武器を持たないゲバル軍団
幼少期から祖父に武術の英才教育を受けていたために、手下にそれを伝授し始め、武器を使用しないゲバル軍団を結成する。その後独立を扇動したが、若いゲバルの言動に島の人々は半信半疑。
アメリカ合衆国との対立
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目次 - Contents
- J・ゲバル/純・ゲバルの概要
- J・ゲバル/純・ゲバルのプロフィール・人物像
- J・ゲバル/純・ゲバルの能力
- 地面の支えを利用した防御
- 風を感じることで本領を発揮
- J・ゲバル/純・ゲバルの必殺技
- 髪の毛を利用した三半規管への攻撃
- 地面を支えにした攻撃
- J・ゲバル/純・ゲバルの来歴・活躍
- 島の独立を目指すゲバル軍団の結成
- 武器を持たないゲバル軍団
- アメリカ合衆国との対立
- オリバとのケンカ
- ゲバルVS元大相撲の総合格闘家
- 第1戦目 食事中
- 第2戦目 体育館(大相撲アリゾナ場所)
- ゲバルVSマウス
- ゲバルVSオリバ
- ルーザールーズ
- 男同士のシンプルな倒し合い
- J・ゲバル/純・ゲバルの関連人物・キャラクター
- 範馬刃牙
- アイアン・マイケル
- G(ジョージ)・ブッシュ
- ビスケット・オリバ
- 元大相撲の総合格闘家
- マウス
- マリア
- 範馬勇次郎
- J・ゲバル/純・ゲバルの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「戦士(ウォーリアー)だからね。横になりたきゃ死んでから存分に楽しんだらいい」
- 「死ぬにはいい日だ」
- 「風立ちぬ。いざ生きめやも」
- J・ゲバル/純・ゲバルの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- モデルはチェ・ゲバラ
- ミスター2(セカン)の由来
- ゲバル紙幣