龍書文(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

龍書文(ろん しょぶん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する拳法家で、ポケットに手を入れた構えから素早く高威力の攻撃を放つ「抜拳」で戦う特徴を持つ。10代から台湾の黒社会の賭け試合で戦っており、プロ格闘家も出場する中で45歳まで無敗を継続する強者。その強さから「凶人(きょうじん)」「Mr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)」などと呼ばれている。中国大擂台賽編に登場し、中国連合軍VS日米勝ち残り組としてアメリカの囚人で怪力戦士のビスケット・オリバと激闘を繰り広げた。

龍書文の概要

龍書文(ろん しょぶん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』の中国大擂台賽編に登場する拳法家である。9歳から拳法の修行を始めて10代から全台湾擂台賽(ぜんたいわんらいたいさい)で連続優勝をし、黒社会の賭け試合に高額の報酬でスカウトされた。黒社会の賭け試合では報酬の高額化がエスカレートしてプロの格闘家も参戦していたが、龍が敗けることはなく、45歳になった時点で生涯無敗のままである。ポケットに手を入れて構えて素早く高威力の攻撃を放つ「抜拳(ばっけん)」で戦うのが特徴である。中国拳法最強の意味を持つ海王達が中国大擂台賽で不甲斐なく敗れてしまい、海王ではない龍の出場が急遽決まった。その実力は並みの海王より遥かに上で、怪力戦士でアメリカの囚人であるビスケット・オリバと激闘を繰り広げた。

龍書文のプロフィール・人物像

年齢:45歳
出身:台湾
身長:170cm以上(推定)
体重:60kg以上(推定)
異名:凶人(きょうじん)、Mr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)

龍書文は9歳で中国拳法家の文四海(ぶん しかい)のもとで修行を積み、15歳から19歳まで全台湾擂台賽にて連続優勝。その腕を買われた龍は台湾黒社会より破格の厚遇で迎えられ、黒社会の組織間のルール無しで片方の重傷か死を以って決着となる危険な賭け試合に身を投じる。賭けの対象が金銭から不動産などにエスカレートするに伴いプロの格闘家が起用された強者揃いの舞台で龍は25年間無敗の成績を残しており、15歳からの台湾擂台賽も含めると30年無敗であり、生涯無敗という事になる。普段からポケットに手を入れており、戦闘時も構えは変わらない。口数は少なく表情を変えることも少ない為、不気味な雰囲気の人物である。

龍書文の能力

ハンドポケット

龍書文の構え

龍書文の基本的な構えであるポケットに手を入れている状態の「ハンドポケット」は一見戦闘態勢には見えないが、ハンドポケットからの攻撃は刀で斬る「居合」の原理と同様で、体を捻りながら手を加速させることで高威力の攻撃を放つことができる。対戦したビスケット・オリバが対抗して真似をしたが、全く同様の効果を発揮することはできておらず、熟練が必要である。

ディフェンス

ビスケット・オリバ(中央)の足を踏みつけて動きを封じる龍書文(左下)

龍書文の戦法として、敵の攻撃を躱すなど防いでから強力なカウンター攻撃が得意である。龍のディフェンスは鉄壁であり、ビスケット・オリバの強力な一撃を片手で受け止める場面があった。

スピード

龍書文(左)の素早い連撃

龍書文は素早い攻撃も武器であり、あまりの速さで何をされたか敵が把握できないスピードである。ビスケット・オリバ戦ではスピードは終始龍が圧倒していた。

龍書文の必殺技

抜拳(ばっけん)

ポケットから手を出して攻撃する「抜拳」を放つ龍書文

ハンドポケットの構えから体を捻りながら拳の動きを加速させ、素早くて高威力な攻撃を放つ龍書文の得意技が「抜拳」である。刀での斬撃である「抜刀」と同様の技術である。

貫き手

試合で刃物を使ったと疑われ、「貫き手」と回答する龍書文

龍書文の貫き手は刃物で斬りつけるのと変わらない程の切断力と貫通力を持っている。弾丸でも貫けないというビスケット・オリバの腹部に傷をつけた。

キック

強烈なキックを放つ龍書文(左下)

龍書文の身軽で柔軟な動きから放たれるキックは強力で、急所を的確に狙うことができる。巨漢のビスケット・オリバを宙に浮かせる程の威力がある。

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劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。

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刃牙シリーズの武術・流派まとめ

刃牙シリーズの武術・流派まとめ

『刃牙』シリーズは、強さを求めて飽くなき戦いを繰り広げる格闘家たちの熱く壮絶な生き様を描いた板垣恵介の描く漫画作品。『グラップラー刃牙』、『バキ』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』と名前を変えながら30年以上の長期連載を果たしている。 格闘技を扱った作品であるだけに、現実に存在するものを中心に様々な武術や流派が登場する。空手や柔道といったお馴染みのものから柔術、合気道、ボクシングまで多種多様。ここでは、『刃牙』シリーズに登場する武術と流派を紹介する。

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