異世界スーサイド・スクワッド(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『異世界スーサイド・スクワッド』とは、2024年7月より放送開始された、ワーナーブラザーズジャパンによる完全新作アニメ作品。アメリカ大手出版社DCコミックス作品のヴィラン組織「スーサイド・スクワッド」の面々が、異世界へ飛ばされ大暴れする様を描く。制作会社は『SPY×FAMILY』で知られるWIT STUDIO、脚本は『Re:ゼロから始める異世界生活』の長月達平と『Vivy Fluorite Eye’s Song』の梅原英司を迎える。同年8月にはウェブトゥーンの配信も開始されている。

『異世界スーサイド・スクワッド』の概要

『異世界スーサイド・スクワッド』とは、2024年7月より放送開始された、ワーナーブラザーズジャパンによる完全新作アニメ作品である。『スーパーマン』などで知られるアメリカの大手出版社・DCコミックス作品に登場するヴィラン組織「スーサイド・スクワッド」を原作としている。
放送開始前の2024年3月には、Anime Japan 2024においてステージイベント「悪党ISEKAI大“暴”険パーティー」が開催された。また北米最大のアニメイベントであるAnime Expo 2024では、パネルイベントやオフィシャルコスプレイベントも開催。世界でも注目を集めた作品である。
プロデュースを手掛けるワーナーブラザーズジャパンのアニメプロダクション部門は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめとする世界的に人気の高いアニメ作品を輩出している。そんなワーナーブラザーズジャパンが完全新作として発表した『異世界スーサイド・スクワッド』は、制作・脚本等にもアニメ界の重鎮を起用。制作会社は『SPY×FAMILY』などのヒット作を生み出したWIT STUDIOが担当する。シリーズ構成・脚本は、『Re:ゼロから始める異世界生活(以下リゼロ)』原作者である長月達平が、『リゼロ』アニメ化、『Vivy Fluorite Eye’s Song』でも共に制作に携わった梅原英司と再びタッグを組む。キャラクターデザイン原案は、『家庭教師ヒットマンREBORN!』でおなじみの漫画家・天野明。アニメ『異世界スーサイド・スクワッド』の制作発表と同時期に、原作キービジュアルを公開し話題となった。

アメリカ政府の機関によって招集され、死んでも問題のない捨て駒として異世界へ転送されてしまったヴィラン達は、異世界で王国と帝国の戦争に巻き込まれてしまう。生き延びるために能力も思想もかみ合わないヴィラン達が、成り行きでスーサイド・スクワッド(決死の部隊)を結成して大暴れしていく様子が描かれたストーリーである。異世界ならではの魔法や超能力の存在、異世界の犯罪者たちとの交流、本国から与えられた任務、逃げた先遣隊など多くの要素が盛り込まれ、徐々にその全貌が明らかになっていく構成となっている。
DCコミックスならではの戦闘シーンだけでなく、ハーレイ・クインを中心とした各キャラクターの葛藤や思想、個性が表現されたヒューマンドラマにもなっている。

DCコミックスのヴィランを主役にした作品は、2016年には映画『スーサイド・スクワッド』が、2021年には『ザ・スーサイド・スクワッド “極” 悪党、集結』が制作、公開されている。しかしどの作品も、世界観は踏襲しているものの独立した作品で、今作『異世界スーサイド・スクワッド』も同様に過去作と物語上の関連はない。

『異世界スーサイド・スクワッド』のあらすじ・ストーリー

王国編

アメリカ合衆国有数の犯罪都市ゴッサム・シティで、恋人のジョーカーと共に犯罪に明け暮れるハーレイ・クインは、刀を振るう謎の女・カタナによって警察に引き渡されてしまう。同じ頃、A.R.G.U.S.長官のアマンダ・ウォラーは、祖国に新しい資源を獲得するべく異世界へのゲートを開くことに成功していた。
その半年後、アマンダは異世界へ資源獲得拠点を設置するために、拘置所に収容されていた犯罪者たちを招集してゲートの先へ送り込む。輸送ヘリに乗せられていたのは、ハーレイ・クイン、デッドショット、ピースメイカー、クレイフェイス、キング・シャーク(本名ナナウエ)の5人だった。彼らの首には逃走防止用の時限式爆弾が埋め込まれており、72時間ごとにゲート付近で電波を受信しなければ爆発する仕様となっていた。
異世界に到着後、墜落した輸送ヘリから脱出した一行であったが、駆けつけた王国騎士団長セシルによって異世界の監獄へ入れられてしまう。

監獄に入れられた5人は、独房で元の世界の軍人リック・フラッグと出会う。リックによれば、ハーレイ達に先駆けて異世界へ送られてきた先遣隊がいたのだが、彼らは反旗を翻し行方不明だという。任務を完了するためにはハーレイ達が行動するしかないが、爆弾のタイムリミットが迫っていた。そこで彼らは囚人のオーク達と協力して監獄で騒ぎを起こし、王国の女王アルドラへ謁見する機会を得ることに成功する。アルドラの魔法によって異世界人と意思疎通ができるようになったハーレイ達は、王国と友好関係を結び自由を得るため、帝国との戦争に力を貸すこととなった。
戦場で対面した帝国軍を率いていたのは、先遣隊として送られていた犯罪者の一人、ラット・キャッチャーだった。この出会いにより、ハーレイ達は行方不明の先遣隊が帝国に与していることを知る。

戦闘の末ラット・キャッチャーを逃がしてしまったハーレイ達であったが、王女フィオネに頼まれる形で彼らは再び戦場へ向かうこととなった。ジョーカーとの思い出をヒントに作戦を立て、ラット・キャッチャー率いる獣人軍を撃破したハーレイ達は、無事爆弾のタイマーをリセットすることに成功する。勝利に喜ぶフィオネだったが、喜びを分かち合おうと振り返った先にあったのは、なぜか憎々しい表情をした女王アルドラの姿だった。
その後も物資補給のためドラゴンと戦うなど忙しく動き回るハーレイ達であったが、新たな敵・悪の科学者シンカーと魔女エンチャントレスによって、オーク達が管理する監獄を破壊されてしまう。責任を追及されたハーレイ達は、女王の一存で処刑を言い渡されが、これに反抗したフィオネとセシルの助けを借り、彼らは脱獄に成功する。
ハーレイ達が異世界に来た本来の目的を達成するためには、王国と友好関係を結ぶ必要がある。彼らは、再び自分たちの価値を王国にアピールすべく、シンカー率いるエルフ軍団を打ち倒すため動き出した。

ハーレイ達はシンカーが創り上げた要塞を破壊し、帝国部隊を壊滅させることに成功した。その知らせを聞いた女王は激しく怒りをあらわにし、彼らを王城へ呼び戻すように命令する。
呼び出しを受けて登城したハーレイ達は功績が認められたことを期待するが、状況は予測とは正反対だった。まったく歓迎されていないどころか、女王に命令された貴族がハーレイ達を厳しく糾弾。怒りをこらえる一行だったが、ハーレイを殴られたことで怒ったナナウエが、聖剣を飲み込んだ上貴族を食い殺してしまう。これによりナナウエは王国に殺人の罪で捕らえられ、処刑が決まってしまった。他の面々も処刑は免れたものの、王国を追放されてしまう。王城を去る際、追いかけてきたフィオネに対しハーレイは静かに怒りをぶつける。
ハーレイの怒りに触れたフィオネは、女王アルドラを説得するため彼女の私室を訪れる。そこにはぼろぼろに破壊された部屋と、ぶつぶつと何か呟きながら歩き回るアルドラの姿があった。アルドラが鏡の前に立った時、映し出されたのは母とは似ても似つかない異形の姿であった。

王国と友好関係が破綻した以上、任務の遂行が難しいと判断したリックは、報告のため全員でゲートに向かうことに決める。通信により状況を把握したアマンダは、リックに即時帰還を命令。それと同時に、遠隔操作によってクレイフェイスの爆弾が起動し、彼の頭が吹き飛ばしてしまう。アマンダは任務に失敗した犯罪者たちを全員処分すると言う。焦ったリックは必死にアマンダを説得し、爆弾爆発までの猶予を獲得することに成功する。泥の体を持つクレイフェイスは無事だったものの、他のメンバーの爆弾が爆発するまで24時間。それまでに王国とのつながりを結び直し、任務を達成しなければならない。もう後がないスーサイド・スクワッドの面々は、再び戦乱渦巻く王国へと戻っていく。

アンデッドキング編

フィオネは、女王アルドラは実はすでに殺されており、今の女王はアンデッドキング=リッチが化けた姿であるという真実を知る。リッチは死のエネルギーを吸収し力を増幅させるため、王国と帝国の戦争を裏で操っていたのだった。一方セシルも、シンカーのシンキングキャップを使って兵士を操った右大臣に襲撃されるが、一瞬の隙をついてフィオネと共に逃亡することに成功する。
母の死を知り絶望していたフィオネだったが、セシルに鼓舞され、ハーレイをまねた化粧を施し立ち上がる。追ってきた右大臣をハーレイのバットでボコボコにしたフィオネは、これまでの気弱な姿勢とは正反対の毅然とした態度で、アンデッドキングへの反撃を宣言。対してリッチはアンデッドキングの能力でアンデッドを使役し、王国を混乱に陥れる。帝国に与する先遣隊も戦いに参戦し、それぞれが因縁のある相手との戦闘に突入することとなった。
ハーレイは成長したアーサーと共にエンチャントレスと戦うことに。しかしエンチャントレスは、本体であるムーン・ジューンの体を人質に取られ、リッチに従っているに過ぎなかった。

カタナの誘導によりジューン・ムーンを発見したクレイフェイスとリックは、彼女の奪還に成功する。これによりエンチャントレスはリッチから離反し、アンデッド討伐に加わることとなった。一方、デッドショットは怪我を負ったセシルから伝説の武具を借り受ける。魔法の武具を身につけたスーサイド・スクワッドは、強力なパワーを手に入れリッチとの戦いに突入。しかしリッチとの戦いは苦戦を強いられることとなる。フィオネによれば、リッチを倒すことができるのは王国に伝わる聖剣のみ。しかしその聖剣は、現在ナナウエの腹の中に収められており、魔法でなければ取り出せない状況だった。
そこでハーレイは、確実にリッチを仕留めるため、魔法を使えるフィオネと入れ替わる作戦を提案する。ハーレイの姿となったフィオネはアーサーに乗ってリッチへ接近し、魔法で聖剣を呼び寄せてリッチの首を切ることに成功。その首をフィオネの姿をしたハーレイがバットで世界の彼方へと吹き飛ばし、勝利を収める。

王国の危機を救ったことで、スーサイド・スクワッドは本来の任務を遂行できるようになり、爆弾によって吹き飛ばされる事態を免れる。リックは任務の継続をアマンダに報告するが、アマンダの傍には異世界にいるはずのカタナの姿があった。異世界でハーレイ達の前に度々立ちふさがっていたカタナは、実はジョーカーが魔法で化けた姿だったのだ。ジョーカーは単独で異世界へと渡り、帝国の皇帝(エンペラー)の地位を簒奪。先遣隊やリッチすらも利用して狂乱を生み出していたのである。生死を問わずジョーカーを捕縛せよと命じるアマンダを尻目に、ジョーカーは玉座に座り不敵に微笑むのだった。

『異世界スーサイド・スクワッド』の登場人物・キャラクター

主要人物

ハーレイ・クイン

CV永瀬アンナ
ジョーカーの恋人兼共犯者として、犯罪都市ゴッサム・シティで活動している “悪カワクイーン”。非常に身体能力が高く、バット一本で近接戦をこなす。異世界ではさらに身体能力を強化されている。また頭脳明晰で犯罪経験が豊富なため、対帝国戦の際には作戦原案を提案する役割を担う。赤ん坊を可愛がる傾向にあり、知能が幼稚園児並みのナナウエを「ナナちゃん」と呼んで共にいることが多い。ピースメイカーがドラゴンの卵を調理しようとした際には、「ひどすぎる!」と怒りを露にした。その後生まれた子ドラゴンをアーサーと命名して、一時行動を共にするようになる。
本名はハーリーン・フランシス・クインゼル。元々は精神科医として精神病院に勤めており、ジョーカーとは担当医と患者の関係だった。ジョーカーの問診をしていく中で彼に恋をし、ジョーカーと共に病院を脱走する。ハーレイ・クインという名前はジョーカーによって与えられてものである。ハーリーンの頃は金髪青眼で内気な女性だった。病院脱走後、 “愛の証明”と称してジョーカーによって廃液タンクに落とされたことで肌が白くなり、正気を失って現在の姿になる。
内気で母親に逆らえないフィオネに対し、ハーリーンであった頃の自分を重ねて毎度イラつきを覚えている。

DC作品では『バットマン』で初めて登場。その後絶大な人気を誇り、彼女が主役の作品も多数制作されている。

デッドショット

CV 山口令悟
凄腕のスナイパー。雇われの殺し屋で、両腕のガントレットや銃を使って戦う遠距離戦闘型のヴィランである。特殊な能力は持っていないが、彼の放つ弾丸は百発百中でターゲットに当たる。その腕は酒に酔いながら離れたところにある的を打ち抜く正確さを持つ。スーサイド・スクワッドではチームのまとめ役を務めることが多い。生来非常に口が悪く、発言が規制音だらけになることもしばしば。お調子者のクレイフェイスとは馬が合わず、口論ばかりしている。
元々収容されていた刑務所では、同じく収容されていたラットキャッチャーに対し苛めから守るつもりで構っていた。しかし実態はデッドショットがラットキャッチャーを苛めているという構図になっていたため、ラットキャッチャーからは非常に憎まれている。彼の所業はハーレイやピースメイカーをドン引きさせるレベルで酷く、無自覚なのがさらに拍車をかけている。
別れた妻との間に娘がおり、アマンダに娘を人質に取られた際には激しい怒りを露にした。

DC作品では『バットマン』で登場しており、実写版『スーサイド・スクワッド』ではほぼ全作で登場している。

クレイフェイス

売れない映画俳優。泥でできた体を持ち、変幻自在に姿を変えるメタヒューマンである。今作では優男の姿をしている。本来は自分の体の形を変えることしかできないが、異世界では能力が強化され、水さえあれば土を意のままに動かせるようになった。他の人間の姿に化けるほか、剣などの無機物にも変身可能。しかしあくまで泥なので、水の中では形を保てず無力化されてしまう。手足から心臓の位置まで自分で動かすことが可能で、アマンダに仕掛けられた爆弾は彼にとっては全く意味がなかった。しかし「主役が舞台から降りるわけにはいかない」という理由でスーサイド・スクワッドに参加する酔狂さを持ち合わせている。
普段からハリウッド俳優のような振る舞いをしており、言葉回しがいちいち気障で大仰である。また直情的なデッドショットとは言い合いになることが多い。仲違いした際には、デッドショットが妻子に出て行かれたことを揶揄するなど、嫌味を口にすることもある。デッドショット曰く「気に食わない台詞を無理やり返させて、周りからウザがられていた」のが俳優として売れない理由とされる。その映画愛は本物で、映画の名シーンをパロディした一発芸を披露することもある。
お調子者だが頭脳は明晰で、敵の要塞を一目見て泥で再現できるほどの空間把握能力を持つ。

DC作品ではクレイフェイスと名乗るキャラクターが複数いるが、本作のクレイフェイスはDetective Comics #40で初登場した初代クレイフェイス=ベイジル・カルロや、二代目のマッド・ヘーゲンの設定を踏襲している。

ピースメイカー

CV子安武人
筋骨隆々な鍛え上げられた肉体を持つ、平和至上主義の自称スーパーヒーロー。平和を実現するためなら手段は選ばないという信念を持ち、平和のためなら暴力をふるうこともいとわない。ドラゴン討伐のために卵を人質にしたり、帝国軍を倒すためエルフを拷問したりする非情な側面がある。武器は基本現地調達だが、銃を使うこともできる。体内時計が非常に正確で、首に仕掛けられた爆弾のタイムリミットまでの時間を秒単位で把握している。任務に支障が出るという理由で素顔をさらさないようにしており、装備品である鉄仮面がない間はズタ袋を被っていた。作中、エルフに擬態するために一度だけ素顔を見せる。なお、彼の変装は実際のエルフと比べあまりにガタイが良すぎたため、デッドショットに却下されている。酒に酔うとズボンを脱いで下半身を露出する癖があるが、本人にその自覚はない。

原作キャラクターは、作家のジョー・ギルとアーティストであるパット・ボイエットの作品『Fightin‘5』で初登場。その後DCコミックスに買収され、映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極“悪党、集結』でスクリーンデビューしている。

キング・シャーク(ナナウエ)

wajima0128
wajima0128
@wajima0128

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