異世界スーサイド・スクワッド（アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

ノル

CV森なな子
少年の弟。兄が死ぬきっかけとなったフィオネを恨んでいる。

先遣隊

カタナ

ソウルテイカーと呼ばれる妖刀を持った日本人の女剣士。元の世界でハーレイを襲撃し、アメリカ政府に引き渡した張本人。そのためハーレイから目の敵にされている。異世界に先遣隊として送られた後、帝国側についてハーレイ達の行く手に立ちふさがる。異世界ではソウルテイカーを使用しておらず、薙刀のような別の武器を使用している。また瞳の色が茶色から青に変わっている。
冷酷なまでに任務に忠実で、仲間だとしても助けるのは一度のみ。二度しくじったラットキャッチャーを助けに現れることはなかった。また、ハーレイに打ち負かされたシンカーに自らとどめを刺し、彼のシンキングキャップを強奪している。
敵かと思いきや、閉じ込められたジューン・ムーンの元へクレイフェイスとリックを案内するなど、不可解な行動が多い。
第10話で、異世界にいるカタナはジョーカーが化けた姿であり、本物のカタナは元の世界に残っていることが判明する。

DC作品に初登場したのは1983年。その後2013年のコミックにも登場している。バットマンと出会った後はヒーロー活動に参加していたが、後にアマンダ・ウォラーと出会いスーサイド・スクワッドに参加する。基本的にヴィランではない。

ラットキャッチャー

CV上田燿司
元ネズミ駆除業者で、ネズミと意思疎通できる能力を持つ。臆病な性格で、刑務所では他の囚人にいびられることが多い。本作ではデッドショットと同じ刑務所に入っていた。デッドショットからの様々な誹謗中傷やいじめを受け、彼を非常に憎んでいる。しかしデッドショットはそれらの行いを、他の囚人から守るための善意で行っていたというすれ違いが発生している。
異世界で動物を洗脳できる杖を手に入れ、獣人族を操って王国の砦を占拠していたが、ハーレイ達によって返り討ちにされる。その後報復のため獣人軍を率いて王国まで攻めてきたものの、デッドショットの一撃によって杖が破壊される。結果として、洗脳の解けた獣人族に倒されてしまった。

DC作品『バットマン』でヴィランとして登場し、『ザ・スーサイド・スクワッド “極” 悪党、集結』にもメインキャラクターとして出演している。また、ラットキャッチャー2として役割を引き継いだ娘も別作品で登場している。

シンカー

CV大塚芳忠
天才マッドサイエンティスト。科学を発展させることを至上の命題としており、進歩のために倫理観は不要であると考えている。頭には彼が開発したシンキングキャップを被っている。シンキングキャップは、使うことで思考能力を増幅させることができる装置である。この装置を使い、エルフの脳を支配して一つの思考にまとめ上げ、完全に統率された軍隊を作り上げた。また、対象の脳に干渉することもでき、記憶を覗いたり、悪夢を見せて精神ダメージを与えたりすることもできる。
初対面時にはエンチャントレスと共にオーガたちのいる要塞を破壊し、殺戮を行った。その際、装置の力でハーレイとリック以外のメンバーを戦闘不能にする。ハーレイ達の首に爆弾が埋め込まれていることを知っており、電波の受信を阻むためゲートに要塞を築くなど、策略家な側面が強い。ハーレイとの戦いでは、思考を読むことで攻撃を避けるなど身軽な様子も見せる。しかし精神攻撃を逆手に取られ、逆にハーレイの狂気に呑まれてしまう。ハーレイとの戦いに負けたため、カタナによって首を切られ、シンキングキャップを強奪される。シンキングキャップはその後、王国の右大臣に受け渡された。

DC作品『フラッシュ』シーズン4でヴィランとして登場している。シンカーを名乗るキャラクターはこれまでに4人登場しているが、本作では初代の設定を踏襲している。二代目以降はシンキングキャップではなく、直接脳に電極を埋め込んだ姿で現れている。

エンチャントレス

CV伊藤静
膨大な魔力を持つ古代の魔女で、ジューン・ムーンという女性にとりついている。その膨大な魔力に目を付けられ、アマンダ・ウォラーによって捕らえられていた。空を飛びながら緑色の光を纏った魔力を用い、バリアや攻撃など何でもこなす。初めてハーレイ達の前に姿を現した時には、シンカーと共にオーガたちを殺戮していた。そのためハーレイ達の怒りを勝っている。しかしシンカーが殺すつもりで放った弾丸を、バレないように止めるなど不可解な行動をしており、アンデッドキング＝リッチに対しても反抗的な態度をとっている。
本来エンチャントレスは先遣隊のメンバーではなく、リッチが本体であるジューン・ムーンの肉体を人質に、強制的に従わせているに過ぎなかった。また体の端にいくほど透けているのは、彼女が本体から引きはがされていることの現れである。

元は魔法使いのヒロインとして登場したが、『ザ・スーパーマン・ファミリー』にてヴィランとして再登場を果たす。以降実写版『スーサイド・スクワッド』にも登場している。

キラークロック

CV木内太郎
ワニのような見た目の怪力男。実際にワニの遺伝子を持っており、水中戦で圧倒的な強さを誇る。異世界で出会った相棒リヴァイアサンと共闘し、ナナウエを徹底的に追い詰める。ナナウエ同様人食いの特性があり、フィオネを食べようと襲い掛かる。リヴァイアサンがピースメイカーに負けた際、「弱い奴はいらない」と発言。リヴァイアサンの怒りを買い、食い殺されてしまう。

DCコミックで初登場し、以降実写版『スーサイド・スクワッド』にも参加している。

リヴァイアサン

異世界の水生魔物。キラークロックと共闘してナナウエを追い詰める。巨大な体躯と大きな口を持ち、水中ではほぼ無敵。キラークロックのことを信頼していたが、ピースメイカーに負けた際に「弱い奴はいらない」と言われてしまい、ショックを受ける。その後裏切られた怒りから、キラークロックを食い殺す。

帝国軍

獣人族（じゅうじんぞく）