異世界スーサイド・スクワッド(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『異世界スーサイド・スクワッド』とは、2024年7月より放送開始された、ワーナーブラザーズジャパンによる完全新作アニメ作品。アメリカ大手出版社DCコミックス作品のヴィラン組織「スーサイド・スクワッド」の面々が、異世界へ飛ばされ大暴れする様を描く。制作会社は『SPY×FAMILY』で知られるWIT STUDIO、脚本は『Re:ゼロから始める異世界生活』の長月達平と『Vivy Fluorite Eye’s Song』の梅原英司を迎える。同年8月にはウェブトゥーンの配信も開始されている。

元は王国の民だったが、後に帝国に寝返り帝国軍として行動している。強靭な肉体と、鋭い牙や爪で攻撃する。ラットキャッチャーの杖によって洗脳され、命令されるままに動く戦闘部隊となっていた。洗脳解除後は王国に全面降伏している。

エルフ

CV伊勢結陸・田邊幸輔
元は王国の民だったが、後に帝国に寝返り帝国軍として行動している。細身な体で、主に魔法を行使して戦う。シンカーのシンキングキャップによって思考を一つにまとめられ、完璧に統率された部隊としてスーサイド・スクワッドの前に立ちはだかった。シンカーとの要塞戦の際、一人のエルフがピースメイカーによって拉致・拷問される。その痛みが共有された思考から全てのエルフに伝わり、エルフ軍は再起不能となった。

リッチ(アンデッドキング)

CV田村ゆかり
本作オリジナルキャラクター。死をつかさどる魔物で、昔の政権によって力をそがれていたが、ひそかに復活していた。女王アルドラを殺して成り代わり、王国と帝国の戦争を引き起こしていた元凶である。非常に残忍な性格で、世界中を死で満たすことを目的としている。死者を蘇らせる能力を持っており、彼女の能力で地中からアンデッドとなった死者が現れ王国を混乱に陥れる。彼女を倒すことができるのは、王国に伝わる聖剣のみである。
カタナ以外の先遣隊メンバーに命じ、ジューン・ムーンの肉体を強奪、監禁し人質とした。これにより、エンチャントレスを強制的に目覚めさせて利用している。
物語の黒幕かと思われたが、実は彼女もジョーカーに操られる手駒に過ぎなかった。

『異世界スーサイド・スクワッド』の用語

ゴッサムシティ

DCコミックス『バットマン』に登場する、アメリカ・ニュージャージー州の架空都市。バットマンのホームグラウンドであると同時に、様々なヴィランが暗躍する犯罪都市でもある。「ゴッサム」は衆愚の町という意味で、ニューヨークの異名として古くから知られていた。DCコミックスで犯罪都市としてゴッサムシティが登場してからは、「治安が終わっている都市」の代名詞として扱われている。
『ザ・バットマン』公開のプロモーションの一環として、2022年2月21日に広島県福山市と友好都市提携を結んでいる。

メタヒューマン

元はマーベル・ユニバースで使われていた用語で、遺伝子変異によって超能力を持つようになった人間を指す。DCユニバースではその解釈を広げ、超能力を持っていたり、超人間的な容姿を持っていたりする人間の総称となっている。超能力の先天性・後天性は問わない。本作ではクレイフェイス、キングシャークはメタヒューマンに分類される。

A.R.G.U.S.(アーガス)

DC作品『ジャスティス・リーグ』にて初登場した、アメリカ政府組織。国土安全保障省の管轄下にあり、スーサイド・スクワッドの親組織とされる。多くの作品で、犯罪者やヒーローで構成された部隊を指揮し、人類の危機となりうる存在の調査や撃破を任務とする。

アーカム・アサイラム

DC作品『バットマン』シリーズに登場する精神病院。主に罪を犯し正気を失った精神病患者を収容している。ハーレイは過去、ハーリーン・クインゼルの名で精神科医としてここで勤務していた。ジョーカーはここに収容されていた患者の一人であり、ハーリーンが主治医となったことで出会いを果たした場所でもある。

『異世界スーサイド・スクワッド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ハーレイ「ねぇ、こことは違うどこか、新しい世界に行きたいと思ったことはない?……連れってってあげる!新しい世界に!!」

人質に語り掛けるハーレイ

1話冒頭にて、ジョーカーと共に銀行強盗に繰り出したハーレイが、人質として縛り上げた銀行員に語り掛けるセリフ。
縛られ恐怖に震える銀行員が助けを乞うた際、ハーレイは笑いながら「ねぇ。こことは違うどこか、新しい世界に行きたいと思ったことはない?……連れてってあげる!新しい世界に!」と宣言する。この時の彼女の言う「新しい世界」の正体は定かでないが、この後銀行を人質ごと爆破しあの世送りにしている。
見方によっては、ハーレイから視聴者へ物語の始まりを宣言するセリフであるとも受け取れ、本作品のテーマ「異世界」への冒険を彷彿とさせる。「新しい世界」への渇望は、本作全体を通して重要なエッセンスとなっている。

ハーレイとカタナの戦闘シーン

アニメ公式が公開している、殺陣シーンの比較動画

銀行強盗を終えたハーレイを捕まえるため、刺客として送り込まれてきたカタナとの戦闘シーン。愛刀を用い淡々と戦うカタナに対し、手に取る物を手当たり次第に武器にして、笑いながら戦うハーレイとの対比が描かれている。ここでハーレイとカタナとの間に因縁が結ばれる。殺陣のシーンはスタントマンによる実演を元に作成されており、リアルで臨場感あふれる描写となっている。

wajima0128
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@wajima0128

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