ピノキオ(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ピノキオ』とは、1940年に公開されたディズニーアニメーション作品。ウォルト・ディズニー・プロダクションによって制作され、長編アニメーション映画としては『白雪姫』(1937)に次ぐ2作目となる。原作はカルロ・コッローディの児童文学『ピノッキオの冒険』。人形だったピノキオが女神に命を与えられ、無邪気ながらも社会の誘惑にさらされながら成長していく冒険劇となっている。主題歌である「星に願いを」はアカデミー賞を受賞した名曲。2022年には監督ロバート・ゼメキスによる実写版『ピノキオ』が公開された。
『ピノキオ』の概要
『ピノキオ』とは、1940年2月7日に公開された長編アニメーション作品。制作はウォルト・ディズニー・プロダクション。本作はディズニー長編アニメーション2作目となる。『白雪姫』(1937)のようなプリンセスストーリーを求められていたが、ウォルトは全く異なるストーリーを制作したい気持ちがあり『ピノキオ』(1940)を選んだ。元々『バンビ』(1942)の公開を予定していたが、動物のリアリティある描写を追求しすぎて制作が難航し、先に『ピノキオ』(1940)が公開される。『白雪姫』(1937)を制作中にアニメーターのノーム・ファーガソンが手にしていた『ピノッキオの冒険』を見つけたウォルトが興味を持ち、本作の制作を決めたという。原作はイタリアの作家カルロ・コッローディの代表作『ピノッキオの冒険』。原作『ピノッキオの冒険』は社会風刺する物語でかつ、長編小説だったため、ストーリー制作は難航する。ウォルトがストーリー制作に数カ月かけ、ピノキオは無邪気でかわいらしい性格になり、原作では「ものをいうコオロギ」とされていたキャラクターは、ジミニー・クリケットというピノキオの良心となるキャラクターに変更された。制作期間およそ2年の歳月を経て、ディズニー作品らしい夢と希望に満ちた冒険ファンタジー『ピノキオ』が完成する。
第二次世界大戦中の公開だったため、収入は大赤字。さらに、過酷な労働環境からストライキが起きるなど、ウォルトは経営危機に立たされる。収入的には赤字であったが、莫大な制作費と大幅な技術向上が功を奏し、観客や評論家からは大絶賛されアニメ史上最高傑作とまで言われる。
監督はベン・シャープスティーンとハミルトン・ラスクが共同で務めた。後にベン・シャープスティーンは総監督として、ハミルトン・ラスクは監督として、『ファンタジア』(1940)、『シンデレラ』(1950)、『ふしぎの国のアリス』(1951)の制作を務めることになる。2人はディズニーには欠かせない名監督。また、主題歌「星に願いを」は、アカデミー賞の作曲賞、歌曲賞を受賞した。作詞はネッド・ワシントン、作曲はリー・ハーラインである。今日までディズニーの代表曲として、世界中で愛され続ける名曲。
2022年にはウォルト・ディズニー・ピクチャーズ制作の実写版『ピノキオ』が公開された。監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で知られるロバート・ゼメキスが選ばれた。
舞台はとあるおもちゃ職人ゼペットの家から始まる。ぼろぼろの服装のコオロギ、ジミニー・クリケットは泊まれる場所を探してゼペットの家に入り込んだ。そこにはゼペットと飼い猫のフィガロ、金魚のクレオが住んでいた。家には様々なおもちゃやからくり時計、ゼペットのお気に入りの操り人形ピノキオも置かれている。その日の夜にゼペットは「ピノキオが本当の子どもになれるように」と願い、眠りにつく。すると、女神ブルー・フェアリーが現れ、ピノキオに命を授け、ジミニークリケットをピノキオの良心に任命し、ボロボロの服から一張羅を与えられる。起きたゼペットは動くピノキオに大喜びし、翌日には学校に通わせるが、社会の悪い誘惑に惑わされ、人の欲望にまみれたどん底の世界を目の当たりにしていく。詐欺師のキツネとその相棒猫、強欲で冷酷な団長、悪徳業者などに騙されながらも、ジミニーやブルー・フェアリーから善悪を学び成長し、本当の人間を目指していく物語。
『ピノキオ』のあらすじ・ストーリー
ゼペットの願い
その日は素晴らしくきれいな星が輝く夜だった。ボロボロの服の用心深いコオロギ、ジミニー・クリケットは小さな田舎町に迷い込み、とあるおもちゃ屋で一晩過ごすことにする。おもちゃ屋には、おもちゃ職人のゼペット、飼い猫のフィガロ、金魚のクレオが住んでおり、辺りにはおもちゃやオルゴール、風変わりなからくり時計に、木でよくできた操り人形も置いてある。そこでゼペットが操り人形に最後のひと手間を加え完成させ、名前を「ピノキオ」と名付けた。ゼペットがオルゴールをつけて歌いながらピノキオの動作確認をし、ジミニーもそれを見ながら楽しく過ごす。フィガロはゼペットがピノキオと楽しそうにしているのを見て、やきもちをやいていた。やがて夜が更けるとゼペットたちは寝床につき、ジミニーも寝床につく。そして、夜空に一番輝く願い星をみつけたゼペットは「ピノキオが本当の子供になれますように」とお願いをして眠りについたのだった。
ピノキオの誕生
眠りについたゼペットたちであったが、ジミニーは窓の外から大きな光が近づいてくるのに気づいて陰に隠れる。すると、光はたちまちゼペットの寝室を覆いつくし、部屋に女の神様ブルー・フェアリーが現れたのだ。ブルー・フェアリーは、ゼペットが日ごろ人々に喜びを与えている褒美として願いを叶えた。ゼペットの願い通り、ブルー・フェアリーはピノキオに命を吹き込み、まるで生きているかのように手足は動き言葉も話せるようになった。ピノキオが本物の子供になりたいと願うが、そのためには善悪を区別し良心に従う必要があることをブルー・フェアリーは教える。まだ幼いピノキオには、善悪や良心の意味が分からない。そこへジミニーが現れて良心について教えると、ブルー・フェアリーはピノキオの良心になるようジミニーに提案。ジミニーは快く受け入れると、ブルー・フェアリーの魔法でボロボロの服を、ピカピカの一張羅に仕立て上げる。ブルー・フェアリーが姿を消したあと、ジミニーはピノキオに良心について話し、困ったことがあればすぐ口笛を吹いて助けを呼ぶことを教え込んだ。外での誘惑に負けないよう教えながら歌い踊っていると、ピノキオが棚から落ちてしまい、騒音でゼペットたちが目を覚ます。飛び起きたゼペットは、物音が誰の仕業かを探るため恐る恐る部屋を探る。ピノキオが棚から落ちているのを見つけ棚に戻そうとするゼペット。すると、ピノキオが勝手にしゃべり、動き出したことにゼペットは驚く。ピノキオがこれまでの経緯を説明すると、願いが叶ったことに喜び歌い踊ってパーティ騒ぎになる。ゼペットはピノキオを楽しませるために、他のおもちゃを持ってこようとしている。その間、ピノキオとフィガロがろうそくで遊んでいると、ピノキオの指に火がついてしまいゼペットも大騒ぎ。急いで火を消し、騒ぎを収めたゼペットはピノキオと共に今夜はおとなしく寝ることにするのだった。
誘惑と良心
翌日、町には学校へ行く子供が大勢歩いていた。本物の子供たちを見てうれしそうなピノキオ。ピノキオは玄関先でゼペットに見送られ、学校へ行くことになる。ピノキオは登校中、見知らぬ2人組と出会う。詐欺師のキツネJ・ワシントン・ファウルフェローと、その相棒猫のギデオンであった。ファウルフェローはお金に目がなく、珍しいものがあれば手段は問わない。ギデオンは少々大雑把な性格で、ファウルフェローの言いなりになっている。ファウルフェローは木の動く人形ピノキオの珍しさに目をつけ、金もうけを企む。尾行してわざとらしく鉢合わせる、ファウルフェローとギデオン。学校よりも成功できる近道があると、ファウルフェローは言う。世間知らずのピノキオは善悪の区別がつかないため、うまく口車に乗せられて、ついていってしまう。学校とは違う方向へ行くピノキオを見つけたジミニーは、誘惑についていってはダメだと言い聞かすが教えを忘れ、ファウルフェロー達についていってしまった。ジミニーは良心として後を追うことなる。
スターになるピノキオ
ピノキオがストロンボリ劇団に売り飛ばされてしまい、そこで世にも珍しい動く人形としてパフォーマンスをする。見事舞台を成功させたピノキオはスターになる。帰りの馬車でストロンボリは稼いだお金を数えていた。一仕事終えたピノキオが帰ろうとするとストロンボリは激怒しピノキオを鳥かごに押し込み、カギをかけて外へ出て行ってしまう。そこへジミニーが現れ、ピノキオを助けようと開錠を試みるが、鍵が開くことはなかった。ピノキオは良心を忘れ誘惑に負けたことを反省し、ジミニーは良心にもかかわらず、ピノキオを放っておいたことを反省する。その時、女神の光が再び現れ、馬車にブルー・フェアリーが現れた。ブルー・フェアリーが学校のことを聞くと、ピノキオは嘘の言い訳ばかりする。すると鼻がどんどん伸びて、しまいには鼻先から花や鳥の巣ができてしまう。ブルー・フェアリーは、嘘をつくと鼻が伸びてしまうことをピノキオに警告する。ピノキオは反省し、ジミニーからも1度だけの許しを請うと、1度だけチャンスを与え、魔法で鼻は元通りに、鳥かごも開錠した。ピノキオたちは無事脱出することができ、ようやく帰路につく。その頃、ファウルフェローとギデオンはとある1室で、馬車屋のコーチマンと密会をしており、金儲けの話をしていた。
遊びの島「プレジャーアイランド」
ピノキオとジミニーが急いで家に帰っていると、再びファウルフェロー達に捕まってしまう。ピノキオはもう関わらないつもりでいるが、ファウルフェローは強引にピノキオの様子がおかしいと言い、インチキな診察を始める。ピノキオが病気にかかっているとウソの診断をし、楽しいことをすれば治ると遊びの島「プレジャーアイランド」に誘う。それでもピノキオは誘いを断るが、拉致同然に連れ去られてしまった。ジミニーは拉致されるピノキオに気付き後を追う。その日の夜、馬車に乗ったピノキオは不良のランプウィックと仲良くなる。プレジャーアイランドにつくと、早速子供たちは大騒ぎをする。アトラクションや娯楽、喫煙、飲酒、暴力、破壊、など何しても怒られない無法地帯。そこでピノキオは「悪いことは楽しいこと」だと、ランプウィックに間違った認識を吹き込まれてしまう。ピノキオとランプウィックがビリヤードで遊んでいると、ジミニーが探しに来て良心を忘れてしまったピノキオを𠮟りつける。ランプウィックはジミニーに喧嘩を売り、さらにピノキオもランプウィックを親友呼びをしてしまい、あきれたジミニーは怒って帰ってしまう。ジミニーは帰る途中で、コーチマンがロバを檻に入れてる現場を目撃する。プレジャーアイランドでハメを外しすぎた子供たちは、ロバにされて町に売られてしまうという事実を知る。ジミニーは急いでピノキオを連れ戻しに戻った。遊び続けていたランプウィックが、徐々にロバになっていく。ピノキオも同時に耳としっぽがロバのようになり、恐ろしくなったピノキオはジミニーに助けを求め、ジミニーがピノキオを連れ帰る。完全なロバにはならず、間一髪プレジャーアイランドから脱出できたのだった。
ゼペットを探す旅
プレジャーアイランドを後にしたピノキオとジミニーは急いで家に帰るが、家には誰もいない。2人が途方に暮れていると、空から白い小鳥が1通の手紙を落としていった。その手紙は「ゼペットたちがピノキオを探しに出かけクジラの怪物モンストロに飲み込まれた。」との知らせであった。急いでゼペットを助けに行くピノキオ。ジミニーは止めるが、ピノキオは聞く耳を持たない。仕方なくついていくジミニー。ピノキオは海の中で魚たちに怪物のことを聞くが、誰も教えてくれず逃げていってしまう。怪物モンストロを探して先へ進んでいくとモンストロがエサを食べに大きな口を開けて吸い込む。その流れにピノキオも飲まれてしまう。ゼペットはモンストロが飲み込んだ魚を食料にするため釣りをしていると、ピノキオの存在に気付き、ついに再会を果たす。ゼペットは脱出を諦めていたが、ピノキオは火で煙を焚けばくしゃみで出れるかもしれないことを思いつく。ピノキオが火を焚くとモンストロはくしゃみをして、いかだに乗ったピノキオたちを口から吐き出した。モンストロは激怒しピノキオとゼペットを追いかける。必死で逃げるピノキオ達。荒波に飲まれながらも何とか岩礁をくぐり、モンストロは激突して逃げ切ることができた。しかし、モンストロの衝撃でピノキオとゼペットは波にのまれ、浜辺に打ち上げられてしまう。ゼペットは何とか意識をとりとめたが、ピノキオはゼペットを庇い命を落としてしまうのだった。
本物の子供へ
ピノキオがベッドに寝かされていた。ゼペットとジミニー、フィガロとクレオも横で泣いている。そこで、ブルー・フェアリーがピノキオの勇気ある行動を評価し、意識を戻した上で本物の子供になる願いを叶えた。すると、ピノキオは意識を取り戻し、ゼペット、ジミニー、フィガロ、クレオも大喜び。ピノキオが本物の子供になった記念のパーティーをする。ジミニーがこっそり抜け出し、外で空を見上げブルー・フェアリーにお礼をしていた。すると、ジミニーの胸に公式良心の金のバッジが現れ感激するジミニー。その日の夜は星がダイヤのように輝く夜だった。
『ピノキオ』の登場人物・キャラクター
主要人物
ピノキオ
CV:ディッキー・ジョーンズ/日本語吹き替え:佐々木清和、宮下匡司(歌)(1959年公開版)、初沢亜利、辻治樹(歌)(1983年公開版)、後藤真寿美(ポニー・バンダイ版)
本作の主人公。元は木でできた操り人形だったが、ブルー・フェアリーの魔法で命を授かる。無邪気で子供っぽく、本物の子供になることを夢見る。命を授かって間もないため、まだ世の中の善悪をしらない子供同然の未熟な存在。世間知らずであるため、ジミニー・クリケットを良心として、社会にはびこる誘惑や欲望、善悪と向き合いながら成長していく。ある日学校の登校中、正直ジョンと名乗る詐欺師ファウルフェローとその相棒のギデオンと出会う。この出会いをきっかけに、強欲な劇団長ストロンボリや悪徳業者コーチマンなどと出会い、良心を2度にわたって忘れてしまう。その結果、嘘をつき鼻が伸びてしまったり、身体がロバになったりと罰を受けることになる。これまでの行動を反省し、怪物モンストロの一件において、勇気ある行動に出るがそこで命を落としてしまう。しかし、正直で勇気ある行動をブルー・フェアリーに評価され、ついに本物の人間の子供として命を与えられ夢を叶える。ゼペットを「お父さん」と呼び親しんでいる。
ジミニー・クリケット
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『レミーのおいしいレストラン』とは、2007年に公開されたディズニー/ピクサー制作のハートウォーミング・コメディな長編アニメーション映画である。監督はブラッド・バード。物語の舞台はフランス・パリ。料理を愛し、フランス料理のシェフになることを密かに夢見るネズミのレミーと、料理が苦手な青年リングイニが出会い、かつて5つ星だったが星を2つ失ってしまったレストラン「グストー」に新風を巻き起こしていく。自分に自信がもてないネズミと人間の成長と友情が描かれた、子どもから大人まで楽しめる作品。
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トイ・ストーリー4(Toy Story 4)のネタバレ解説・考察まとめ
『トイ・ストーリー4』とは、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作、ディズニーの大人気シリーズ『トイ・ストーリー』の第4作目である。ある少女のおもちゃ・ウッディとその仲間たちが新しく加わった、プラスチック製フォークで作られたおもちゃ・フォーキーと一緒に冒険するという物語。キャッチコピーは「あなたはまだ─本当の『トイ・ストーリー』を知らない。」。『トイ・ストーリー2』を最後に登場が無かったボー・ピープとウッディたちの再会なども描かれている。
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プリンセスと魔法のキス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『プリンセスと魔法のキス』とはウォルト・ディズニー・スタジオが制作した2Dアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。原題は『The Princess and the Frog』。日本では2010年に公開され、ディズニー初のアフリカ系アメリカ人のプリンセス映画として知られる。アメリカ合衆国ニューオーリンズを舞台に、主人公ティアナと王子ナヴィーンを蛙に変えた魔法と、それを解く「プリンセスのキス」をめぐる冒険を描く。
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美女と野獣(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
フランスの民話を元に1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品。魔女の呪いによって醜い野獣に姿を変えられた古城の王子と美しく聡明な街の娘ベルとの奇跡の愛の物語。ロマンティックな音楽と美しい映像が全編を彩り、信じ合うことで起こる不思議な奇跡が深い感動を呼び起こすファンタジー・ラブストーリー。アニメ作品として初のアカデミー作品賞にノミネートされ、さらに作曲賞と歌曲賞を受賞した。
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アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。
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インサイド・ヘッド(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『インサイド・ヘッド』とは、公開される前からピクサー史上最高傑作と言われた、人間の頭の中が舞台となったアニメ映画である。人間の感情「喜び」「怒り」「悲しみ」「嫌悪」「恐れ」がキャラクターとなり様々なピンチを乗り越えるという内容。それぞれの感情がなぜ必要なのか、子供から大人まで楽しんで見ることの出来る作品である。ピクサー長編アニメーション第1作は『トイ・ストーリー』であり、20年後の2015年に本作が公開されたので「20周年記念作品」とされている。
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目次 - Contents
- 『ピノキオ』の概要
- 『ピノキオ』のあらすじ・ストーリー
- ゼペットの願い
- ピノキオの誕生
- 誘惑と良心
- スターになるピノキオ
- 遊びの島「プレジャーアイランド」
- ゼペットを探す旅
- 本物の子供へ
- 『ピノキオ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ピノキオ
- ジミニー・クリケット
- ゼペット
- ブルー・フェアリー
- ヴィランズ
- J・ワシントン・ファウルフェロー
- ギデオン
- ストロンボリ
- コーチマン
- モンストロ
- その他の登場人物
- フィガロ
- クレオ
- オランダ娘の人形
- フランス娘の人形
- ロシア娘の人形
- ロシア男性の人形
- ランプウィック
- アレキサンダー
- 『ピノキオ』の用語
- 良心
- ストロンボリ劇団
- 遊びの島「プレジャーアイランド」
- 良心のバッジ
- 『ピノキオ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ブルー・フェアリー「良心の教えを守りなさい」
- ブルー・フェアリー「ウソはどんどん大きくなるのです。ちょうどあなたの鼻と同じように」
- ゼペットの願い事
- 嘘をつくピノキオ
- 『ピノキオ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 3作目の公開予定から2作目に繰り上がった『ピノキオ』
- ミニーの飼い猫として他作品に登場するフィガロ
- 「星に願いを」はディズニー初のアカデミー賞受賞作品
- 『ピノキオ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Cliff Edwards(クリフ・エドワーズ)「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」
- 挿入歌:Christian Rub(クリスチャン・ラブ)「リトル・ウッドゥン・ヘッド(Little Wooden Head)」
- 挿入歌:Cliff Edwards(クリフ・エドワーズ)「困った時には口笛を(Give a Little Whistle)」
- 挿入歌:Walter Catlett(ウォルター・キャトレット)「ハイ・ディドゥル・ディー・ディー(Hi-Diddle-Dee-Dee)」
- 挿入歌:Dickie Jones(ディッキー・ジョーンズ)「もう糸はいらない(I've Got No Strings )」