ウルトラマンG(グレート)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンG』とは、円谷プロダクションによる特撮作品。平成に入って初めて作られた『ウルトラシリーズ』で、撮影はオーストラリアで行われた。往年の特撮作品で活躍した俳優を日本語版声優にする一方、映像作品として新しい演出を積極的に取り入れるなど、昭和と平成の『ウルトラシリーズ』をつなぐ作品だとされている。「グレート」と略されることが多い。
邪悪生命体ゴーデスが地球に降り注ぎ、これを討つためにやってきたウルトラマングレートは地球人のジャック・シンドーと融合。2人は力を合わせてゴーデスに立ち向かう。

CV:津田英三

ジャックの友人で、彼と共に火星探査任務に赴いた科学者。ウルトラマンとゴーデスの戦いを目撃した際、ジャックに「先に行け」と勧められて1人脱出を図るが、わずかに間に合わずゴーデスに宇宙船ごと叩き潰される。
この時ゴーデスの細胞に感染し、後に登場した時にはゴーデスの下僕と化していた。

『ウルトラマンG』の宇宙人・怪獣

ウルトラマングレート

ゴーデスを追って太陽系へとやってきた銀色の巨人。空手の演武のような拳を主体とする重厚な格闘攻撃と、様々な光線技を武器として戦う。大気汚染の激しい地球では3分間しか活動できない。
仲間を助けるために自ら犠牲になろうとしたジャックの勇気と慈悲深さに感じ入り、彼と融合。1人分の肉体を2人で共有する形となり、普段はジャックの内側で精神体となって過ごすようになる。

邪悪生命体ゴーデス

意志と知性を持つ細菌状の生命体。全宇宙の生命体を自らに取り込むことを目的としており、細胞の一片でも残っていればそこから増殖していずれ復活するという、非常に厄介な性質を持つ。作中では火星に現れた第1形態と、地上での決戦時に見せた第2形態が存在する。
ウルトラマンによって火星で追い詰められるが、無数の細胞に分裂して地球へと脱出。そこで様々な生物や精霊と融合して現在のウルトラマンの力を図りつつ、彼を倒す策略を進めていった。

伝説深海怪獣コダラー

地球意志によって呼び出された、「文明をリセットする」ために存在する強大な怪獣。水中ではスマートな体形だが、地上に上がるとぷくぷくした姿になる。
ウルトラマンを上回る格闘能力と、自分に向かって撃ち込まれた光線を増幅して打ち返す能力を持つ。これらの合わせ技で、ウルトラマンすら1度は敗北に追い込んだ。

名前の由来は、かつて朝鮮半島に存在していた古代国家「百済」(くだら)である。

伝説宇宙怪獣シラリー

コダラーと対を成す、「文明をリセットする」ために存在する強大な怪獣。地球意志によって呼び出され、迎撃のために撃ち込まれた核ミサイルのエネルギーと放射線を全て吸収するなどデタラメな能力を見せつけた。
コダラーとの連携でウルトラマンを苦しめる。しかしそのコダラーがプレートの力で倒されると、反撃に転じたウルトラマンによって倒され、放射線を大量に吸い込んだその遺体は宇宙へと運ばれていった。

名前の由来は、かつて朝鮮半島に存在していた古代国家「新羅」(しらぎ)である。

『ウルトラマンG』の用語

UMA(ユーマ)/Universal Multipurpose Agency

Universal Multipurpose Agencyの略。未知の異常気象・超常現象・気象異変などの調査と対応のために結成された、国際的軍事組織。作中で登場するのはその南太平洋(=オーストラリア一帯)の支部で、本部はアメリカに存在する。

ゴーデス細胞(ゴーデスさいぼう)

ゴーデスを構成する細胞のこと。個々が意志を持ち、生物や精霊に憑依して精神や人格を支配し、最終的には怪獣に変異させる恐るべき力を持つ。

プレート

滅亡した古代文明が現代人に残した謎のプレート。行き過ぎた文明を滅ぼすために現れた、コダラーとシラリーについて記されている。
そらにこのプレートそのものが「撃ち込まれた光線を受け止めて増幅して跳ね返す」力を持ち、作中ではこの力を利用してコダラーを撃破している。「コダラーに滅ぼされた文明が、コダラーの力を解析して作り出したのでは」とする推測も存在する。

『ウルトラマンG』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ウルトラマングレート「自分の命に誇りを持て」

ジーンがゴーデス細胞に侵され、UMAは最悪彼女ごとその身に感染したゴーデス細胞を焼却することを検討する。どうすれば彼女を救えるのか分からずに苦悩するジャックに、ウルトラマンは「自分の命に誇りを持て」との言葉を伝える。
知性の面でも身体能力の面でも人類を遥かに超越した存在ならではの極端に視野の広いものではあるが、ウルトラマンなりのジャックへの激励の言葉である。「その細胞の一片残らず、ゴーデスは倒さなければならない。だがジーンを救いたいというお前の気持ちも、決して間違ったものではない」とした上で、「だからこそ共にゴーデスと戦おう、ヤツを倒してジーンを救おう。お前にその覚悟はあるか」という問いことがこの短い言葉であり、ジャックへの期待と強い信頼が溢れたメッセージである。

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