冴島大河(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
冴島大河(さえじまたいが)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会直系「冴島組」組長である。かつて起こした事件から「極道18人殺し」の異名で恐れられる人物だが、本人の性格は温厚で面倒見が良い。東城会の大幹部で真島組組長の真島吾朗とは兄弟分の間柄である。『龍が如く4 伝説を継ぐもの』でかつて起こした事件が冤罪だと判明し死刑を免れた後は、真島と共に東城会六代目会長の堂島大吾を支えている。
東城会直系嶋野組若頭、嶋野組内真島組組長。その暴れっぷりから、「嶋野の狂犬」、「隻眼の魔王」と呼ばれる。冴島とは代紋違いの兄弟分であり、上野誠和会襲撃の際は組織の意向に逆らってまで冴島に加勢するつもりだった。しかし上野誠和会の葛城勲と繋がっていた東城会の柴田組によって監禁され、その際に片目をつぶされる。冴島が東城会に復帰した後は2人で東城会六代目会長の堂島大吾を支えていく。
桐生一馬(きりゅうかずま)
「堂島の龍」、「伝説の龍」、「伝説の極道」と呼ばれるヤクザ。脱獄した冴島が浜辺に流れ着いて遥に助けられたところで、桐生と出会う。桐生よりも前から東城会に所属しているが、服役していたせいで東城会に在籍した期間がほとんど重なっていないこともあり、年長者として少なからず敬意を払いつつも「冴島」と呼び、同格として接している。一方で真島に対しては兄貴分として接している。
堂島大吾(どうじまだいご)
東城会六代目会長。『龍が如く4 伝説を継ぐもの』では事件後にかつての東城会を知る冴島を東城会直系として迎え入れることで新たな再生を目指して歩み出す。『龍が如く7 光と闇の行方』では真島や冴島と共に身を隠していたことが語られており、東城会解散後も蒼天堀にて警備会社を立ち上げ、ともに行動していることが示唆されている。
冴島大河の名言・名セリフ/名シーン・名場面
笹井との再会
冴島は笹井組長の出世のために上野誠和会襲撃事件を起こしたが、その後笹井はその責任を取って引退。ホームレスへと落ちぶれてしまった。脱獄した冴島は神室町で笹井と再会を果たす。笹井はすでに自律した意識がなく、呻くだけであった。冴島は酷いショックを受け、涙交じりに呼びかける。すると笹井が「さ……え……じ……ま……」と言葉を発した。2人の絆の強さがうかがえる名シーンである。
「ここであの子を見殺しにするような男やったら――どの道ワシの方から殺しにいっとったわ」
『5』では、一連の事件の黒幕である黒澤のせいで、冴島は兄弟分の真島と殺しあわなければならなくなる。真島は桐生の大切な人、澤村遥を人質に取られており、冴島と戦うしかなかったのだ。「勘弁せぇや、兄弟」と言う真島に対して、冴島は「ここであの子を見殺しにするような男やったら――どの道ワシの方から殺しにいっとったわ」と告げた。ちょっとした軽口でありながらも、冴島が真島を買っていることが分かるセリフとなっている。
真島とのタッグ
『7』にて、荒川真澄に近江連合に寝返ったことの真相を聞き出すべく、一番たちは近江連合本部に乗り込む。そこに立ちはだかったのは真島と冴島だった。『7』では主人公が桐生から一番に変わった他、メインキャラクターも大きく変更されたため、突然の真島と冴島の登場にシリーズファンは歓喜した。しかもそこで東城会のレジェンドに相応しい実力を見せつけてくれる。
冴島大河の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
元々は教師志望
元々冴島は教師になることを夢見ていた。そのせいもあって、相手に対して面倒見良く接することが多い人物として描かれている。
カラオケで美声を披露
硬派な人柄であるため、キャバクラやカラオケなどにはあまり興味がなかった冴島。しかし『5』以降の作品ではキャバクラに行くことができる他、カラオケではその美声をいかんなく発揮する。真島からも「カラオケがうまい」と評されている。
木彫りが趣味
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目次 - Contents
- 冴島大河の概要
- 冴島大河のプロフィール・人物像
- 冴島大河の戦闘スタイル
- 冴島大河の来歴・活躍
- 冴島靖子の病の治療
- 極道18人殺し
- 襲撃事件の真相
- 真島死亡記事の真偽を確かめるべく再び脱獄
- 神室町3K作戦
- 『龍が如く8』
- 冴島大河の関連人物・キャラクター
- 笹井英樹(ささいひでき)
- 真島吾朗(まじまごろう)
- 桐生一馬(きりゅうかずま)
- 堂島大吾(どうじまだいご)
- 冴島大河の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 笹井との再会
- 「ここであの子を見殺しにするような男やったら――どの道ワシの方から殺しにいっとったわ」
- 真島とのタッグ
- 冴島大河の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 元々は教師志望
- カラオケで美声を披露
- 木彫りが趣味