ムナンチョ・鈴木(すずき)とは、『龍が如く』に登場する宗教「ムナンチョヘペトナス教」の教祖。
本編には絡まないサブストーリーのキャラクターだが、初登場となる『龍が如く0 誓いの場所』登場以来からコアな人気を誇っているキャラクターでもある。
ムナンチョ・鈴木の概要
カルト教団「ムナンチョヘペトナス教」の教祖。
教団に属する信者達からは崇め尊ばれているが、その正体は信者となった者を洗脳しては金を搾取して私腹を肥やす詐欺師。
信者をコントロールしたり洗脳に長けているなど詐欺師としての能力は高い一方で、目論みを台無しにされると直ぐにボロを出すなど、短気な面が目立つ。
『0』では、『4』の登場キャラである南大作と同じ戦法で戦う。
本来はストーリーの本筋には一切絡んでこないキャラだが、後述の活躍とその存在感から、メインキャラクターに匹敵する人気と知名度を誇る。
ムナンチョ・鈴木のプロフィール・人物像
CV:田窪一世(『6』、『8』)、後藤純一(『ONLINE』)
白装束に金色の鉢巻とストールを身に着けた、教祖らしいスタイル。『6』のみ、灰色のジャージ姿である。
肩まで伸びた髪と、顔の右側には大きなホクロがある。
ムナンチョヘペトナス教について
ムナンチョ・鈴木がつくった「ムナンチョヘペトナス」と呼ばれる神を崇拝する事を目的としたカルト教団。
しかし、その実態は典型的な詐欺集団であり、弱みを抱えている人間の心の隙間につけ込んで洗脳して信者に変え、お布施と称して信者から大金をせしめるといった手口を使っている。
信者は洗脳されているため、教団の実態や教祖の本性には一切気づいておらず、反抗的な者には、監禁や集団リンチなどといった暴力行為も厭わないため、タチの悪さも目立つ。
だが、制裁といえど実行役の殆どが一般人かつ数頼みの戦法しかできない為、暴力の通用しない相手には完全に無力といった弱点を抱えている。
教団内で使われる単語
ムナンチョヘペトナス教では、珍妙な響きの単語が飛び交う。これらの単語は、プレイヤーの印象に深いインパクトを残し、プレイヤー間でも教団の単語が使用される面もしばしば。
●ヘペトナス
「ありがとう」を意味する。
●シュレピッピ
「修練」を意味する。跪いた状態で合掌し、体を左右に揺らしながら伸ばすといった奇妙な動きをとる。
●ク・リパース
シュレピッピを行うことで獲得出来る「徳」の様なもの。
●ムナンチョ
教団内での挨拶。左腕で円を描くように大きく回し、屈伸しながら合掌するといった独特なポーズを行う。また、別れの挨拶は「ムナンチョッチョ」と言う。
●フセンリチョ
「お布施」を意味する。リンチョと言う単位が使われ、1リンチョは10万円程。
●チョモゴメス
「再教育」を意味するが、その実態は洗脳。
●ドルチェウッホ
「俺の母乳を飲め」を意味する単語だが、教組以外の者が口にしてはならない単語となっている。
ムナンチョ・鈴木の来歴・活躍
教団の突然の崩壊
信者達のフセンリチョの額を聞き、ご満悦するムナンチョ・鈴木。
胡散臭い雰囲気を隠さない振る舞いを真島から「人って胡散臭くなれるんやな。逆に感動してきたわ」と揶揄られた。
1988年、大阪・蒼天堀にてムナンチョヘペトナス教の教祖に君臨していたムナンチョ・鈴木は、いおりという女学生を洗脳して信者に変える。金の捻出ができない彼女に「特殊なシュレピッピ」などと称して強姦しようとしたが、教団に潜入した真島吾朗によって暴かれてしまう。
最後は信者を洗脳した事が仇となり、自滅の道を辿る。
信者に救急車の手配を頼むも、信者達は「回復の儀式」と称した全く意味のない行動による事実上の放置行為により、苦しみ悶えるムナンチョ・鈴木。自らの欲の為に他者を洗脳するも、それが仇となって自滅するという結末は、自業自得と呼ぶにふさわしいものだった。
その後の時系列である『極』では、ムナンチョ・鈴木の一番弟子を称するチョリトス・矢澤の口から、前述の一件が暴かれて警察に逮捕された事や、教団を滅ぼした真島を「災厄・ウロゴマ」呼ばわりしている事が明かされる。
広島・尾道仁涯町にて蘇った教団と、心変わりした詐欺師
ムナンチョ・鈴木とミエとの口論を目撃した桐生。実はこの時点で既に正体がネタバレしている。
2016年、刑務所を釈放されたムナンチョ・鈴木は、今の自分に頼れるものが無い事に気づき、教団に戻って開祖として返り咲く事を目論む。
風の噂で、教団が元金庫番のムナンチョ・赤松によって広島の尾道仁涯町で再結成された事を耳にすると早速移り住み、周りに素性を隠して生活する様になる。
しかし、余所者である自分に親切にしてくれたミエという老婆の優しさに心が揺らぎ、彼女の夫が亡くなったところを教団につけ込まれてしまった事で良心の呵責に苛まれる。
ムナンチョヘペトナス教がインチキ宗教であると訴えかけるも、全く耳を傾けようともしなかっため、無理矢理にでも連れ戻そうとしたところを桐生一馬に止められる。
巻き込んでしまった責任から、彼女だけでも騙される前に助けたいと桐生に協力を申し出て、懇願を受け入れた桐生と共に入信希望者を装って教団に潜入。
入信希望者のフリをして、教団に忍び込んだムナンチョ・鈴木。自身が設定した教団の言葉を駆使する事で、全く怪しまれずにやり過ごせた。詐欺師時代で散々人を騙してきた技術が皮肉にも役に立った様である。
ミエが1000万円もの大金を支払おうとしようとしていたため、赤松の元に急ぐ。
赤松の元に辿り着くと、ミエが金を渡す直前だった為「ミエさん、ここはインチキ宗教なんだ!お布施なんてやめてくれ!!」と叫ぶも、赤松は「我々を疑うのは勝手ですが、無垢なるフレンドの信仰の邪魔をすると必ず神罰が下りますよ?」と悪びれる事なく言い放つ。
そこで赤松の正体と、自身がかつて世間を騒がせた教団の開祖であるムナンチョ・鈴木だと暴露し、正体を明かした上で「死んだ旦那さんが今のあんたを見たらかえって成仏出来ないよ。それでもまだ、1000万円という大金をフセリンチョしますか?」とミエを再度説得し、彼女の布施を阻止した。
ムナンチョ・鈴木が桐生達に自分の正体を明かすシーン。
ミエを助ける事は出来たものの、彼女から二度と口を聞いてくれなくなったと話すムナンチョ・鈴木。しかし、こんな仕打ちにも、かつてミエの様な人々を多く騙してきた前科から、「当然です」と受け入れた。
桐生によって赤松は倒され、ミエも他の信者達も教団の実態を知って抜け出し、これでムナンチョヘペトナス教は完全に崩壊することとなった。これからは今まで犯してきた罪を全て背負って生きていくと決意。そして、桐生のおかげで罪を償うための第一歩を踏み出す事が出来たと感謝し、町中へと去っていった。
去って行くムナンチョ・鈴木を見送る際に桐生は、「もし神様ってのが本当にいるとしたら、犯した罪と真っすぐ向き合う人間を悪いようにはしねえはずだ」と呟いた。
町中へ去って行くムナンチョ・鈴木。
ムナンチョ・鈴木としての贖罪
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目次 - Contents
- ムナンチョ・鈴木の概要
- ムナンチョ・鈴木のプロフィール・人物像
- ムナンチョヘペトナス教について
- 教団内で使われる単語
- ムナンチョ・鈴木の来歴・活躍
- 教団の突然の崩壊
- 広島・尾道仁涯町にて蘇った教団と、心変わりした詐欺師
- ムナンチョ・鈴木としての贖罪
- 『0』以前での時系列
- ムナンチョ・鈴木の関連人物・キャラクター
- 真島吾朗
- いおり
- 桐生一馬
- チョリトス・矢澤
- ムナンチョ・赤松
- ミエ
- チンピラ
- 石塚弘毅
- ムナンチョ・鈴木の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「はい、祝福〜! っと」
- 「だぁぁぁまぁぁぁれぇぇぇ!!!!」
- 「ば、馬鹿野郎がぁぁぁ!そんなもんで治るわきゃねーだろぉぉぉ!!」
- 「昔、こんな光景を見たことがあります。私もね、今の彼とまったく同じだったんですよ」
- 「こういう輩に絡まれるのはよくあることなんです。私の動画撮影は、すぐ人目につきますから。かつての私の悪行を知ってるんでしょう。彼らにとってこれは正義の制裁なんです。」
- 「フフ、やっぱり桐生さんじゃないですか。それが以前、別れ際にあなたがくれた言葉ですよ」
- 「くっそぉ〜……!この世には神も仏もないのかぁああ!!」
- ムナンチョ・鈴木の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 再登場時に評価が変わったキャラクター
- 桐生も鈴木と名乗っていた時期がある
- 実は意外と強い?
- 『龍が如く 維新!極』では隊士カードとして登場
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