澤村遥(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

澤村遥(さわむらはるか)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、メインヒロインの1人である。1作目である『龍が如く1』から登場しており、シリーズを追うごとに年齢や身長も変わり、成長していく。作中では主人公の桐生一馬と共に行動する場面も多く、遥が関わるゲーム内イベントやストーリーも多い。

「私は”遥”…お前じゃない」

『龍が如く1』で、桐生に出会ったばかりの頃の遥が発言したセリフ。
母を探すために孤児院を抜け出した遥は、神室町のバー「バッカス」で殺人現場を目撃してしまう。その後バーを訪れた桐生に連れ出してもらうが、その時点では恐怖や不安が勝って自分の名を答えることができずにいた。2人で街を歩いていると、不良が子犬をいじめているのを目撃する。
不良たちを倒して子犬を助けた桐生を見て、彼を信用しても良いと思った遥は、孤児院を黙って抜け出してしまったことを話す。そして「お前…孤児院にいたのか」と屈んで目線を合わせてくれる桐生に、「私は”遥”…お前じゃない」と初めて自分の名を明かした。

桐生と遥が出会い、信頼関係が芽生えた印象的なシーンであり、互いの名前を知ることができた会話である。また、複数人の不良を1人で倒してしまうほどの力を持った桐生に対し、怯えることもなく「お前じゃない」とハッキリ自分の意思を示せることから、遥の気の強い性格が分かる名言となっている。

澤村遥の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作品のファンからは嫌われがち

自分の子供を抱きかかえる遥

『龍が如く1』で登場した遥は、愛らしい見た目で、幼いながらも芯の強い性格であることから人気のヒロインであった。しかし、『龍が如く6 命の詩。』以降はファンの間ではあまり好まれていない。その理由は、広瀬一家の若衆である宇佐美勇太と関係を持ち、妊娠してしまったためである。妊娠自体が悪いというわけではないが、数々の窮地から救ってくれた桐生が刑務所にいる間の出来事だったことや、散々ヤクザに振り回されながらも結局チンピラ相手に子供を授かったことが、1作目からプレイしているファンにとっては受け入れがたい事実であり、残念な結末だったと言われることが多い。

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