バイオハザード RE:4（Biohazard RE:4）のネタバレ解説・考察まとめ

ロス・イルミナドス教団

ビトレス・メンデス

CV：Jon Bryant（オリジナル版）/ 大羽武士（日本語吹替版）
村長兼、ロス・イルミナドス教団の神父。レオンを片手で投げ飛ばしたり、鉄のドアノブを素手で捻じ曲げるほどの怪力を持つ。
高身長、スキンヘッド、トレンチコートを着て帽子を被っている等、見た目や動作が“バイオハザード RE:2”のタイラントと酷似している。（頭部を撃たれると帽子が飛ばされるのも同じ）
本来の人格は、村の発展に貢献し、村人たちとの交流も欠かさず、子ども達に勉学を教える等、心優しい村長であった。
しかし、“プラーガ”に寄生されてからはサドラーに心酔し、たとえ村に損害が出ようとも忠実に命令を実行する冷酷な性格へ変貌してしまう。

ラモン・サラザール

CV：Marcio Moreno（オリジナル版）/ チョー（日本語吹替版）
サラザール家の8代目当主で、レオンたちが訪れる城の主。
子供のような体形に老人のような顔というアンバランスな容姿をしている。
オリジナル版と同じく、日本語吹替版でもレオンを「ミスター・ケネディ」と呼ぶ。
サラザール家は代々、孤島に追放した教団の監視と城の地下に封印した“プラーガ”の管理を役目としてきたが、ラモンは親を早々に亡くした喪失感をサドラーにつけ込まれ、“プラーガ”を解き放ってしまう。
やがてラモン自身にも“プラーガ”を寄生させ、サドラーの熱狂的な信者となった。
幼少期にある奇病に罹っており、それを治療する為に母親がサドラーを招き入れてしまった事が全ての発端である。
かつて自身の陰口を言った従者に塩酸を浴びせ、苦しむ様を見て喜ぶといった出来事があり、亡き父はその歪んだ性格を懸念していた。
また、歴代サラザール家の記録を残した執筆者からも「ラモンの代でサラザール家は断絶が決定した」「ラモンは病で死ぬべきだった」と酷評されている。

ジャック・クラウザー

Mike Kovac（オリジナル版）/ 辻井健吾（日本語吹替版）
サドラーの部下で軍人。ナイフ格闘と白兵戦の達人で、非常に高い戦闘力を持つ。
かつてはアメリカ特殊作戦軍の隊長で、本作の2年前にレオンと南米での麻薬カルテル壊滅作戦“オペレーション・ハヴィエ”に従事した。作戦中、隊が窮地に陥っても祖国から救援が何もなかった事や、結果として自身以外の隊員が全滅した事から祖国を恨み、また圧倒的な力を求めて姿をくらませていた。
“バイオハザード4”と違い、かつてレオンに白兵戦や対人格闘を教えた師としての立場が追加された。
レオンからは「クラウザー少佐」と呼ばれ、クラウザーはレオンを終始「新兵ルーキー」と呼んでいる。
また、今作ではサドラーの部下として孤島の防衛設備の建設にも関わっている。
圧倒的な強さを求めて実験台になることを了承し、実験で“アンバー”に適合、変異を操れる強力な力を得た。
体内に“アンバー”を宿していることから、レオンに敗れて死亡後は、“アンバー”を狙うウェスカーによって遺体を回収された。

オズムンド・サドラー

CV：Christopher Jane（オリジナル版）/ 大塚芳忠（日本語吹替版）
ロス・イルミナドス教団の教祖。世界中の人間にプラーガを寄生させ、自らが世界の頂点に立とうと企む。
人間の姿をした他の“プラーガ”宿主と違い、後頭部がエラ状の音波発生器官に変化している。そこから発する音波で他の“プラーガ”達を操る。レオンとアシュリーの体内にある“プラーガ”を活性化させることにより、アシュリーの意識を操ったり、レオンの動きを封じたりしている。
“バイオハザード4”ではプラーガによる世界征服が目的であったが、今作では「全人類にプラーガを寄生させ、争いも憎しみもない世界を作る」を目的にしている等、より邪教としての面が強調されている。

その他

イングリット・ハニガン

CV：Raylene Harewood（オリジナル版）/ 杉本ゆう（日本語吹替版）
アメリカ政府のエージェントで、アメリカから無線通信でレオンのサポートを行う。ハンドルネームは「HQ」。

武器商人

CV：Michael Adamthwaite（オリジナル版）/ 千葉繁（日本語吹替版）
レオンに武器の販売や改造を提供してくれる特殊なガナード。レオンを「ストレンジャー」と呼び、レオンが話しかけた時は「ウェルカム！」と言うのがお約束。作中における“青の依頼書”の依頼主は彼で、その依頼内容から教団に対して極めて否定的であると推察される。
DLC“SEPARATE WAYS”にも登場し、エイダに武器販売や改造を提供してくれる。

アルバート・ウェスカー

CV：Craig Burnatowski（オリジナル版）/ 中田譲治（日本語吹替版）
ラクーン市警の特殊部隊“S.T.A.R.S.（スターズ）”の元隊長で、本シリーズの黒幕的存在。
今作ではエイダを村に派遣し、指令室から無線で彼女に指示を出す。
DLC『SEPARATE WAYS』にて、今作の現場、スペイン付近の海洋上に停泊しており、船内の指令室からエイダに指示していたことが判明。村、孤島で直接エイダの元を訪れて指示を出す等、“バイオハザード4”よりも登場頻度が増えた。
エピローグではエイダに離反されて“アンバー”を逃してしまうが、それも想定内だった模様。クラウザーの遺体を回収することで、彼の体内にある“アンバー”を入手している。

『バイオハザード RE:4』のアイテム