トレイニー（転スラ）の徹底解説・考察まとめ

ベレッタ

トレイニーとともにラミリスに仕える魔将人形（アークドール）。
普段のトレイニーに対してはしっかり者だという印象を抱いているが、ラミリスをとことん甘やかすトレイニー対しては呆れている様子。

トレイニーの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「ドライアドはこの森で起きたことならば、大抵把握しておりますの」

テンペストで行われたオークロード討伐の会議の際に、トレイニーがリムルやリムルの配下達に向けて言ったセリフ。
オークロードの出現がリムルたちの中ではまだ仮説だったにもかかわらず、トレイニーは確信をもってリムル達にオークロードの討伐を依頼する。当然リムルは「オークロードがいるってこと自体、俺たちの中では仮説だったんだけど…」と言うが、それに対し、トレイニーは「ドライアドはこの森で起きたことならば、大抵把握しておりますの」と返す。
トレイニーはドライアドの種族特性を活かし、植物を介して情報を収集をすることが可能なため、異変があればすぐに気づき、森の変化は常に把握している。そのため、トレイニーは確信を持ってオークロードの存在をリムル達に伝えたのだった。
トレイニーのセリフはリムルに「食えないおねえちゃんだ」と思わせるきっかけとなり、同時にオークロードの存在を確信するきっかけになったのである。

「さあ、断罪の時です。貴方の罪を悔いて、祈りなさい。大気圧縮断裂！！」

オークロード出現の際、ジュラの森で順調な戦況に喜んでいたゲルミュッドとラプラスに向けて放ったセリフ。
上位精霊を召喚し、同一化したトレイニーは「さあ、断罪の時です。貴方の罪を悔いて、祈りなさい。大気圧縮断裂！！」と、2人にめがけて攻撃を放つ。その後2人は逃走し、結果として森を守ることに貢献した。
管理者として森の秩序を守るトレイニーの、頼もしくかっこいいシーンであった。

「いいんですよ。ドライアドは元々ジャガイモから生まれるのです」

『転スラ日記』では、秋に収穫祭が行われ、トレイニーもテンペストの住民たちと作物の収穫を行う。
トレイニーがジャガイモの収穫をしていると、そこへリムル配下の”リグルド”がトレイニーに「ドライアド様に芋ほりさせるなんて！」と慌てた様子で駆けつけるが、トレイニーは「いいんですよ。ドライアドは元々ジャガイモから生まれるのです」と返すのだった。
ドライアドの本体は”ドリュアス”だと本編で語られているので、ジャガイモから生まれるというのはトレイニーの冗談だったのだが、一緒に収穫をしていたゴブリンは心の中で「共食い？」と驚いていた。

トレイニーの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

ポテチが大好き

トレイニーの大好物はポテチで、オークロード討伐についての会議に参加した際には、リムル配下のドワーフ”カイジン”から「すげぇ食ったなこの人…」と思われるほど、ポテチをパクパクと食べていた。
トレイニーだけではなく妹たちもポテチを好んでおり、漫画10巻末の4コマ漫画にはトライアとともにポテチを食べる姿が描かれている。そんなドライアド達を見ていたリムルは、トレイニーに対して”うすしおさん”とあだ名をつけていた。ある時リムルはうっかり口を滑らし、トレイニーに対して「うすし…トレイニーさん」と言ったことがあり、トレイニーは「普段は私たちのことポテチの味でお呼びなのですか？」とツッコミを入れていた。

スナックのママ

『転スラ日記』では、スナック＆バー”樹羅”で、ママとしてリムルにお酒を注いだりグラスを磨いたりする姿が描かれた。テンペストの住人にとって樹羅は憩いの場になっているようで、リムルだけではなく、さまざまな人物が訪れている。
樹羅はもともとトレイニーの店ではなく、店名も”ゴブリナ”の予定だったのだが、何かの圧力があったようでトレイニーがママとして働いている。
リムルから「トレイニーさんはここで何を！？森の管理は！？」とツッコミを入れられると「はい、ブドウジュースおかわりね。ポテチもありますよ」と華麗にスルーしたのだった。

実はかまってちゃん

本編ではしっかり者のお姉さんといった感じのトレイニーだが、実はかなりのかまってちゃんである。
リムルが配下達と畑作業を行った際には、待機していたにも関わらず呼んでもらえなかったことに拗ねる姿が描かれた。海へ遊びに行った際にもトレイニーは呼んでもらえず「また私をのけ者にしようとしても、そうはいきませんよ」と水着を着てリムル達の前に現れたこともある。
このように『転スラ日記』では、本編とは違ったトレイニーのお茶目でかまってちゃんな一面が多く描かれている。